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    元スレ恒一「女の子を酔っ払わせてしまった・・・」

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    1 :

    気分と思いつきに任せて書いていく

    誰を酔わせてしまった?
    >>5

    2 :

    杉浦

    3 :

    ばあちゃん

    4 = 3 :

    ばあちゃん

    5 :

    おばあちゃん

    6 :

    佐藤

    7 = 1 :

    三神宅

    恒一「どうぞ、上がって上がって」

    佐藤「おじゃまします」キョロキョロ

    恒一「こっちが僕の部屋だから」スタスタ

    佐藤「う、うん」

    佐藤(男の子の部屋って入ったことないから、ちょっと緊張しちゃうな……)ギクシャク

    ガラッ

    恒一「ええと、まあ汚くはないと思うけど」

    佐藤「う、ううん、ちゃんと掃除されてるね」

    恒一「掃除してるのはおばあちゃんなんだけどね。僕飲み物取ってくるから」

    佐藤「あ、うん……」

    8 :

    女の子じゃねえ!

    9 :

    安価下いったか

    しえ

    10 = 1 :

    佐藤「……」クンクン

    佐藤(ちょっと甘い匂いがする。なんだろう、汗の匂いなのかな)

    佐藤(読書家なんだ、らぶ、くらふと、へぇ……すてぃーぶん、きんぐ、全然知らないや……)

    佐藤(プリントとかちゃんと整理されてるなあ、やっぱり頭が良いとこういう所にも目が利くのかな?)

    佐藤「……なんか物色してるみたいだしやめておこう」

    佐藤「……」ソワソワ

    佐藤(でも落ち着かない……)

    11 = 1 :

    恒一「さてと、請け合ったは良いけどなにかあるかな、っと」

    ガチャッ

    恒一「あれ、麦茶がない……牛乳はちょっと、なあ……」ガサガサ

    恒一「んー、この変なボトルに入ってるのくらいしかないのか。しかも一人分がせいぜい……」

    恒一「これって怜子さんが買ったヤツだっけ? でも手ぶらはなあ、買ってくるわけにもいかないし」

    恒一「仕方ない、あとで謝ろうか」ガタッ

    トクトクトク……

    恒一「色合いがちょっときついな、ブドウジュースなんだろうか……」

    12 :

    18歳 男 A型 身長165センチ 5人家族 Fラン薬学1年生 ぼっち
    汚い1人部屋に住んでいる 口癖は「死にたい、行きたくない、疲れた」
    性格:幼児期より変わらず根暗(周りからはいいかげんと言われる)
    チャームポイントは鼻 好きな動物は猫 趣味はネット 得意料理はチャーハン
    親に小遣いをもらっている(バイトしろバイトwww) 服は親が買ってくる チェック柄がお気に
    初恋は5歳の時 大人しめな子だった ロングの子が好き 28歳で結婚したい(無理に決まってんだろww鏡見ろww)
    運動神経が悪いwwチームスポーツ苦手www
    頭も寝相も視力も悪い おまけに手先は不器用(ちょwwお前の良い所どこだよwww)
    アニメ好き 今期は「咲」一択www

    13 = 1 :

    佐藤「……」ソワソワ

    ガラッ

    恒一「ごめんね、待たせて」

    佐藤「ううん。あれ、榊原君の分は?」

    恒一「ああ、これしかなくてね。別に僕は喉乾いてないし」

    佐藤「でも……」

    恒一「それに佐藤さんはお客様だしね。遠慮しないでよ」

    佐藤「そ、そう? じゃあ、いただきます……」ゴク、ゴク

    佐藤「あ、これおいしい……」

    恒一「そう? よかった。それじゃ、この間話してたレシピのことなんだけど」

    佐藤「うん、これなんだけど……」ガサゴソ

    15 = 1 :

    恒一「へえ、鶏むね肉にハチミツをもみこむことでこんなに柔らかくなるんだ……」モグモグ

    佐藤「うん。焼く時もフライパンで蒸し焼きにすれば時間もかからないし」

    恒一「なるほどな……佐藤さんって、こういう情報はどこから仕入れて来るの?」

    佐藤「朝のニュース番組とか、あとレシピ本を読みあさったり。他に趣味がないからこれくらいしか……」

    恒一「でもすごいよ。この間持ってきてくれたサンドイッチもおいしかったし、中学生でこんなに出来るなんて」

    佐藤「た、たまにやるだけだし……」

    恒一「たまにやるだけでこんなにやれるならもっとすごい」

    佐藤「そ、そんなに褒められても……」

    恒一「はは、ごめんごめん」ニコッ

    佐藤(やっぱり男の子って料理出来る子は好きになってくれるんだ。やっててよかったぁ)

    16 = 1 :

    恒一「え、そんなにオリーブオイルを入れるの?」

    佐藤「オリーブオイルはカロリーも少ないし、それに炭水化物にも絡むから……」ゴクッ

    佐藤「……ふぅ」パタパタ

    恒一「ん、暑い? 扇風機持ってこようか?」

    佐藤「あ……うん、お言葉に甘えようかな……」パタパタ

    恒一「じゃあちょっと待っててね」スクッ

    佐藤(……でも、部屋が暑いんじゃないし、体の中からほてってきて……炭の種火って、こんな感じなのかな)パタパタ

    18 :

    佐藤さんか
    パンツ脱いだ

    19 = 1 :

    佐藤「……」タラリ

    恒一「お待たせ、って汗かいてるじゃん、そんなに暑かった?」

    佐藤「んーん……部屋は、そんなに暑くない……」トローン

    恒一「まさか、風邪? ちょっとおでこ触ってみていい?」

    佐藤「いいよぉ……」トロォ

    恒一(うっ、力が抜けてしなだれかかってる佐藤さんって……いやいや落ちつけ落ち着け)ペタッ

    恒一「……ちょっとあったかいけど、でも風邪なのかな、これ」

    佐藤「んー、風邪ならこうして榊原君に看病してもらえるから、それでもいいんだけどぉ」

    恒一「……え?」

    佐藤「んー? 私何か言ったぁ?」

    恒一「い、いや?」

    佐藤「んふふぅ」

    恒一(そ、空耳……?)

    20 :

    なんでおばあちゃんじゃないの?無理矢理安価下にしたの?

    21 = 17 :

    子じゃないからじゃね

    22 = 1 :

    恒一「と、とにかく横になってもいいよ。僕は気にしないし」

    佐藤「大丈夫らよぉ、これくらい、どーってこと」フラァ

    恒一「わっ」ガシッ

    佐藤「うー、ありがとう榊原くーん」スリスリ

    恒一「さ、佐藤さん本当に大丈夫!?」

    佐藤「らーじょーぶらーじょーぶ、ほら、こうして力だって入るしぃ」ギュッ

    恒一「それは大丈夫って言わないと思うよ!」

    佐藤「それより料理の話しよー。男の子はぁ、料理が出来る女の子が好きなんだもんねえー」

    恒一(な、なんなんだ一体……!?)

    23 :

    25 = 1 :

    佐藤「それでねえ、悠がゆーにはぁ、ってダジャレじゃないよぉ? あははっ」ケラケラ

    恒一(いったい佐藤さんに何があったんだ……これって、酔ってるんだろうか? それにしてもなんで……)

    佐藤「榊原君はお母さんっ子っぽいよねえ、だから料理出来る女の子が好きなんだあ」

    恒一「お、お母さんは、生まれた時に……」

    佐藤「あっ……ご、ごめんね、ごめんね榊原君っ」ギュッ

    恒一「だ、大丈夫だよ、全然覚えてないしね。それと抱きついてくれなくても大丈夫だよ?」ハガシハガシ

    佐藤「それならお母さんが欲しいよね、私なら料理も出来るし洗濯とか掃除とかちゃんと出来るよ、それにお母さんとなら出来ないことだって」ギュウウ

    恒一「よくわかんないけどそれ以上言わなくていいよ!」

    恒一(酔ってるってことはお酒……あっ!?)

    27 :

    かわいい

    28 :

    恒一と佐藤さんって身長同じなんだな

    29 = 1 :

    恒一(あ、あれってもしかして……)

    恒一「さ、佐藤さん? コップ空だし新しい飲み物もってくるよ、水しかないけど……」

    佐藤「じゃーついてくー」ギュッ

    恒一「い、いや別に一人でも」

    佐藤「榊原君はぁ、女の子を一人にさせるつもりなの?」ウルウル

    恒一「っ、そんなつもりじゃ……」

    佐藤「あはは照れてる照れてるー、涙目に弱いってホントだったんらー」ケラケラ

    恒一「……」

    恒一(……佐藤さんって引っ込み思案だったよな。酔ってる時って本性が明らかになるっていうけど……)

    31 = 1 :

    恒一「水持ってくるだけだからすぐ済むよ、それじゃっ」ダッ

    佐藤「あっ、まってぇ……ふぇっ」ビタッ

    恒一「さ、佐藤さん!?」

    佐藤「いたぁい……榊原君のせいらぁ……」グスッ

    恒一「ご、ごめん……」

    佐藤「……あるけない、だっこして」

    恒一「……え?」

    佐藤「だっこ」ジッ

    恒一「……」

    32 = 1 :

    佐藤「榊原君って細いねー」スリスリ

    恒一(なんでこんなことに……おおよそ見当はついてるけど……)

    佐藤「ふっ」

    恒一「うわっ!?」ガクッ

    佐藤「あははぁ」ケラケラ

    恒一「……佐藤さん、実はそんなに痛くなかったり?」

    佐藤「んー? 何の話ー?」スリスリ

    恒一(腹黒? いや、小悪魔……よくわかんないけど僕は弄ばれてるみたいだ……)

    33 :

    いいぞ
    続けろ

    34 = 1 :

    ジャー

    恒一「ほら、佐藤さんお水」

    佐藤「んぅ、手がぁ……」

    恒一「もう引っかからないよ」ガシッ

    佐藤「ふへへぇ」ゴクゴク

    恒一(あのボトル……アルコール度数3%、チューハイ……ともかくやっぱりお酒だったんだな)

    恒一(でも3%って大した数字じゃないんじゃないのか? 未成年だからか……)

    佐藤「榊原君もお水飲んだらぁ?」

    恒一「えっ、いや僕は」クルッ

    佐藤「んぅー」

    恒一「うわっ近っ!?」バッ

    佐藤「……ちっ」

    恒一「今普段の佐藤さんなら絶対しないことが行われた気がするんだけど気のせいかな?」

    佐藤「んははあ、じょーだんらよじょーらん」クスクス

    36 = 1 :

    恒一(それにしても今相当キツイ臭いがしたな。怜子さんにからまれた時によく嗅ぐアレか……)

    佐藤「キッチン片付いてるねえ、使いやすい物はちゃんと近くにあるし」ガチャガチャ

    恒一「あー刃物の近くなんだから危ない危ない」ガシ

    佐藤「ふぁー」クタァ

    恒一「やれやれ、まさか酔っ払いの相手を怜子さん以外でやることになるとは……」

    恒一(とりあえず酔いを醒ますか、それか落ち着かせてあげよう。何よりこれ以上佐藤さんのイメージを崩したくない……)

    恒一(水は飲ませたし会話は出来るし……とりあえず寝かせればいいのかな?)

    佐藤「さかきばらくぅん?」

    恒一「ん、なに?」

    佐藤「すきー」ニコッ

    恒一「……はい?」

    37 = 1 :

    恒一「……そ、それも冗談、だよね?」

    佐藤「あはは、そっちこそ何のじょーだんー?」ヘラヘラ

    恒一「……ってことは?」

    佐藤「榊原君はー、鈍感だよねー、女の子をー、おうちに誘ってもそんなこといえるんだからぁ、どうしよーもないっ」ビシッ

    恒一「い、いたいよ……」

    恒一(大して痛くもないけど、それより……)

    佐藤「うはは、おあいこ、おあいこぉ」ベシベシ

    恒一「いたいいたい」

    恒一(そ、そっか、佐藤さん、僕のことを……)カァァ

    佐藤「ん、恒一君も風邪ぇ?」ズイッ

    恒一「ち、違うよ、だから近づかなくてもいいよ」グイッ

    佐藤「ふえぇ」

    40 = 1 :

    恒一「ほら、佐藤さん横になって」

    佐藤「んくぅ?」ファサァ

    恒一「はぁ……」

    恒一(寝かせたは良いものの、どうしたらいいんだろうなあ。返事するにしても、佐藤さんがこんな状態じゃ……)

    恒一(もっとちゃんとした形で返事もしたいし、よくよく考えてみるとロマンも何もあったもんじゃない……)

    佐藤「こーいちくーん、いるのかぁー?」フリフリ

    恒一「あぁ、横に寝転がればいるよ」

    佐藤「ん、そっちかぁ、よいしょっ……ほんとらぁ」ニコォ

    恒一(……可愛いんだけどなぁ)カァァ

    42 = 1 :

    佐藤「こーいちくん、手っ」スッ

    恒一「えっ、な、なんのために?」

    佐藤「手ぇー」ズイズイ

    恒一「……はい」ギュッ

    佐藤「んふふー」ニギニギ

    恒一「……」フイッ

    恒一(佐藤さん、かぁ。料理が出来るってことで話すようになったけど、そこまで付き合いが深いわけでもなかったし)

    恒一(でも佐藤さんはきっと、僕のことを……はぁ、女の子として、かぁ)

    佐藤「あふぅ……」スリスリ

    恒一「……こすりつけるのやめてよ」

    44 = 1 :

    恒一(いっそ今日のことはなかったことに、ってわけにもいかないか……)

    佐藤「ふぅ……」スゥ...スゥ...

    恒一「ん、佐藤さん?」

    佐藤「ん、すぅ、すぅ……」

    恒一「寝ちゃった……? 手、握ってるまま」

    恒一(助かったんだかそうでもないんだか……起きてる時、覚えてるかな、佐藤さん)

    佐藤「んにゅ、こー、いち、くん……」スヤスヤ

    恒一(覚えてなくても、ちゃんと応えてあげるべきなんだろうな)

    45 = 1 :

    佐藤「すぅ、すぅ……」

    恒一(……見守ってるうちに頭撫でたくなってきた……)スッ

    佐藤「……」

    恒一「……」ナデ...

    佐藤「えいっ!」ガバッ グイッ

    恒一「うわっ!?」バタッ

    佐藤「ふふふ、またひっかかったぁ」ニヤニヤ

    恒一「え、えっ、え!?(ち、近、ていうか僕ベッドに!?)」

    佐藤「こーいちくーん、いっしょ寝よ―?」

    恒一「え、ちょっまっ、寝るだけならそんなに近寄らなくてもっ」

    佐藤「あばれんなよぉ」グッ

    恒一(う、動けないっ!? どこにそんな力っ!)ジタバタ

    46 = 18 :

    佐藤さんかわいい

    47 = 1 :

    佐藤「ふひひ、恒一君、恒一君っ……」ハァハァ

    恒一(酒くさっ、熱い、近い、だ、誰かっ、誰かっ!)

    佐藤「んぅ」ドサッ ギュッ

    恒一「はわっ!」

    恒一(ま、真正面から抱きつかれて、うわあああああ! うああああああ!!)ジタバタ

    佐藤「良い匂いらなぁ、こーいちくん、さすがこーいちくん」ズイッ

    恒一「佐藤さん! 順番ってものがあって、これ以上は! だから顔近付けちゃ……」

    佐藤「んむっ」チュッ

    恒一「はうっ」

    48 = 1 :

    佐藤「はむぅ、ちゅー……」フー フー

    恒一「う、ううっ」フー フー

    恒一(唇柔らかい……息が……)

    恒一「ん、ふっ」フー フー

    佐藤「……」フー...フー...

    恒一「……?」

    恒一「ぷはっ! はぁ、はぁ……さ、佐藤さん?」

    佐藤「すぅ、くぅ……」スヤスヤ

    恒一「お、おーい?」ユサユサ

    佐藤「んぅ? ……くぅ」クタァ

    恒一(た、助かった、間違いなく僕は助かった……)

    49 :

    酒って最高だな!

    50 = 41 :

    いつまで紳士で居るつもりだ恒一


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