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元スレ霧果「左目に細工しておいたから」鳴「……え?」
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鳴「赤沢さん……」
赤沢「見崎さん、なんか辛そうだけど……カントリーマアム、食べる?」
鳴「(……もう良い、どうせ逃げられないんだから……このまま此処で果ててしまおう……)」
鳴「……赤沢さんの好きにすれば良い」
赤沢「じゃぁほら、食べなさい。それとそんなところに座ってたらはしたないわよ。恒一君に見られたらどうするの」
鳴「榊原君……榊原君……ふえぇ」ブワッ
赤沢「ちょっと!?な、何泣いてるのよ!?」
鳴「榊原君……助けてぇ……」ポロポロ
赤沢「べ、別に取って食おうって訳じゃないんだから……恒一君に手間掛けさせるんじゃないの」ペシッ
鳴「痛い……」ポロポロ
赤沢「はぁ……とりあえずほらこれ、包装剥がしたから食べなさい」
鳴「うん……いただきます」
赤沢「召し上がれ」
赤沢「見崎さん、なんか辛そうだけど……カントリーマアム、食べる?」
鳴「(……もう良い、どうせ逃げられないんだから……このまま此処で果ててしまおう……)」
鳴「……赤沢さんの好きにすれば良い」
赤沢「じゃぁほら、食べなさい。それとそんなところに座ってたらはしたないわよ。恒一君に見られたらどうするの」
鳴「榊原君……榊原君……ふえぇ」ブワッ
赤沢「ちょっと!?な、何泣いてるのよ!?」
鳴「榊原君……助けてぇ……」ポロポロ
赤沢「べ、別に取って食おうって訳じゃないんだから……恒一君に手間掛けさせるんじゃないの」ペシッ
鳴「痛い……」ポロポロ
赤沢「はぁ……とりあえずほらこれ、包装剥がしたから食べなさい」
鳴「うん……いただきます」
赤沢「召し上がれ」
鳴「美味しかった」
赤沢「そう、良かったわ。嫌いだったらどうしようかと」
鳴「もう一個食べたい」
赤沢「厚かましいわね……はい」
鳴「ありがとう……ねぇ、赤沢さん」
赤沢「何かしら?」
鳴「私の、何処が好きなの?」
赤沢「」ブッ
赤沢「そう、良かったわ。嫌いだったらどうしようかと」
鳴「もう一個食べたい」
赤沢「厚かましいわね……はい」
鳴「ありがとう……ねぇ、赤沢さん」
赤沢「何かしら?」
鳴「私の、何処が好きなの?」
赤沢「」ブッ
赤沢「何その質問……」
鳴「だって赤沢さん……」
赤沢「私が何……?」
鳴「……答えて」
赤沢「だから私がなんなのよ!」
鳴「答えて」キュピーン
赤沢「――」
鳴「だって赤沢さん……」
赤沢「私が何……?」
鳴「……答えて」
赤沢「だから私がなんなのよ!」
鳴「答えて」キュピーン
赤沢「――」
赤沢「無い」
鳴「」
鳴「……じゃぁ嫌い?」
赤沢「いいえ」
鳴「ふぅ……赤沢さんの中で私は恋人だったんじゃないの?」
赤沢「いいえ。私の中での見崎鳴は榊原恒一君を恋人にしたがっているライバル」
赤沢「ただの友達とも違う、好きじゃないけど嫌いに慣れない人。それが見崎鳴」
鳴「(そうだったんだ……私、はやとちりして……)」
鳴「良かった……赤沢さんが私を好きだったらどうしようかと」
赤沢「無い」
鳴「」はっきり言われると傷つきます
鳴「」
鳴「……じゃぁ嫌い?」
赤沢「いいえ」
鳴「ふぅ……赤沢さんの中で私は恋人だったんじゃないの?」
赤沢「いいえ。私の中での見崎鳴は榊原恒一君を恋人にしたがっているライバル」
赤沢「ただの友達とも違う、好きじゃないけど嫌いに慣れない人。それが見崎鳴」
鳴「(そうだったんだ……私、はやとちりして……)」
鳴「良かった……赤沢さんが私を好きだったらどうしようかと」
赤沢「無い」
鳴「」はっきり言われると傷つきます
恒一「見崎、赤沢さーん!」
鳴「……榊原君」
赤沢「恒一君。こんにちわ」
恒一「二人とも、此処に居たんだ」
鳴「……私たちを探してたの?」
恒一「達って言うか、見崎をね。綾野さんに頼まれてさ。まぁもとはと言えば赤沢さんが言い出したことみたいなんだけど」
鳴「……赤沢さん、そうなの?」
赤沢「はい。見崎さんが私から逃げるから、なんだか気になって。43分39秒6728前
路肩に蹲りお腹空いたって言っていたのも気になったから」
鳴「……ありがとう」
恒一「赤沢さん……なんか雰囲気が違う?疲れているかな?見崎を貸して」
赤沢「駄目。約束したから」
鳴「……榊原君」
赤沢「恒一君。こんにちわ」
恒一「二人とも、此処に居たんだ」
鳴「……私たちを探してたの?」
恒一「達って言うか、見崎をね。綾野さんに頼まれてさ。まぁもとはと言えば赤沢さんが言い出したことみたいなんだけど」
鳴「……赤沢さん、そうなの?」
赤沢「はい。見崎さんが私から逃げるから、なんだか気になって。43分39秒6728前
路肩に蹲りお腹空いたって言っていたのも気になったから」
鳴「……ありがとう」
恒一「赤沢さん……なんか雰囲気が違う?疲れているかな?見崎を貸して」
赤沢「駄目。約束したから」
恒一「え?」
鳴「赤沢さん、下して。此処で良いよ」
赤沢「はい」
鳴「ありがとう。それじゃぁ、綾野さんたちのところに戻って」キュピーン
赤沢「はい」スタスタ
恒一「あっ、それじゃぁね赤沢さん!」ブンブン
赤沢「さようなら」
鳴「……」フリフリ
恒一「赤沢さん……なんだろう……なんか様子がおかしかった気が……」
鳴「榊原君」
恒一「ん?何?」
鳴「おんぶ、して」
恒一「え?あ、うん……はい」スッ
鳴「ありがとう」ギュッ
鳴「赤沢さん、下して。此処で良いよ」
赤沢「はい」
鳴「ありがとう。それじゃぁ、綾野さんたちのところに戻って」キュピーン
赤沢「はい」スタスタ
恒一「あっ、それじゃぁね赤沢さん!」ブンブン
赤沢「さようなら」
鳴「……」フリフリ
恒一「赤沢さん……なんだろう……なんか様子がおかしかった気が……」
鳴「榊原君」
恒一「ん?何?」
鳴「おんぶ、して」
恒一「え?あ、うん……はい」スッ
鳴「ありがとう」ギュッ
恒一「見崎は本当に軽いなぁ」
鳴「今日はお腹も空いているから、その所為」
恒一「そっか。それじゃぁこの後どうする?僕は勅使河原たちと約束があってイノヤに行くんだけど、
見崎は来る?」
鳴「うん」
恒一「解かった」
鳴「……」
恒一「にしても、赤沢さんは大丈夫なのかな……まるで放心状態みたいだったけど」
鳴「……」ダラダラ
鳴「ね、ねぇ榊原君……」
恒一「?何……」
鳴「あれ……私の所為って言ったら、怒る?」
恒一「へ?」
鳴「あれ……私の所為なの」
鳴「今日はお腹も空いているから、その所為」
恒一「そっか。それじゃぁこの後どうする?僕は勅使河原たちと約束があってイノヤに行くんだけど、
見崎は来る?」
鳴「うん」
恒一「解かった」
鳴「……」
恒一「にしても、赤沢さんは大丈夫なのかな……まるで放心状態みたいだったけど」
鳴「……」ダラダラ
鳴「ね、ねぇ榊原君……」
恒一「?何……」
鳴「あれ……私の所為って言ったら、怒る?」
恒一「へ?」
鳴「あれ……私の所為なの」
恒一「見崎は本当に軽いなぁ」
鳴「今日はお腹も空いているから、その所為」
恒一「そっか。それじゃぁこの後どうする?僕は勅使河原たちと約束があってイノヤに行くんだけど、
見崎は来る?」
鳴「うん」
恒一「解かった。って言っても勅使河原の奴は何処行ったのか。携帯に連絡しても出ないし、
本当にあいつは……」
鳴「……」ギクッ
恒一「にしても、赤沢さんは大丈夫なのかな……まるで放心状態みたいだったけど」
鳴「……」ダラダラ
鳴「ね、ねぇ榊原君……」
恒一「?何……」
鳴「それ……私の所為って言ったら、怒る?」
恒一「へ?」
鳴「それ……私の所為なの」
鳴「今日はお腹も空いているから、その所為」
恒一「そっか。それじゃぁこの後どうする?僕は勅使河原たちと約束があってイノヤに行くんだけど、
見崎は来る?」
鳴「うん」
恒一「解かった。って言っても勅使河原の奴は何処行ったのか。携帯に連絡しても出ないし、
本当にあいつは……」
鳴「……」ギクッ
恒一「にしても、赤沢さんは大丈夫なのかな……まるで放心状態みたいだったけど」
鳴「……」ダラダラ
鳴「ね、ねぇ榊原君……」
恒一「?何……」
鳴「それ……私の所為って言ったら、怒る?」
恒一「へ?」
鳴「それ……私の所為なの」
恒一「催眠術?」
鳴「そう。人の深層心理を引き出したり、書き換えたりできるの、私の左眼」
鳴「勅使河原君が約束の場所に来なかったのも、赤沢さんが変だったのも、私の催眠術の所為なの」
恒一「……ごめん、俄かには信じられない」
鳴「そう……だよね」
恒一「じゃぁ、僕にも何かしてみてよ。見崎が知らないようなことを僕に訊いて、それで当たったってことは
催眠術成功なんじゃないかな?」
鳴「それは……無駄だと思う」
恒一「どうして?」
鳴「(だって……私は榊原君の事ならなんでも知ってるから)」
鳴「……知りません」
恒一「?まぁ、良いか」
>>130「おい」
鳴「そう。人の深層心理を引き出したり、書き換えたりできるの、私の左眼」
鳴「勅使河原君が約束の場所に来なかったのも、赤沢さんが変だったのも、私の催眠術の所為なの」
恒一「……ごめん、俄かには信じられない」
鳴「そう……だよね」
恒一「じゃぁ、僕にも何かしてみてよ。見崎が知らないようなことを僕に訊いて、それで当たったってことは
催眠術成功なんじゃないかな?」
鳴「それは……無駄だと思う」
恒一「どうして?」
鳴「(だって……私は榊原君の事ならなんでも知ってるから)」
鳴「……知りません」
恒一「?まぁ、良いか」
>>130「おい」
恒一「……貴方は?」
「お前が榊原恒一だな?……殺す、殺してやる!」
恒一「何故!?」
「泉美を誑かしただけでは飽きたらずそんな可愛い子まで籠絡するとは……夜見山の災厄め!此処で消えろ!」
恒一「くっ!」
鳴「榊原君、彼の目線に私の目線を合わせて!」
恒一「!?解かった!」
「うおおおおおおおおここから居なくなれええええええええええええええ!!」
鳴「見崎鳴が命じる――お前は豚だぁ!!」キュピーン
「――」
「お前が榊原恒一だな?……殺す、殺してやる!」
恒一「何故!?」
「泉美を誑かしただけでは飽きたらずそんな可愛い子まで籠絡するとは……夜見山の災厄め!此処で消えろ!」
恒一「くっ!」
鳴「榊原君、彼の目線に私の目線を合わせて!」
恒一「!?解かった!」
「うおおおおおおおおここから居なくなれええええええええええええええ!!」
鳴「見崎鳴が命じる――お前は豚だぁ!!」キュピーン
「――」
恒一「見崎の言っていたことは本当だったんだ……ありがとう、助かったよ」
鳴「あの人の言っていたことは気にしない方が良い」
恒一「うん……」
鳴「(榊原君……前の学校で名字の事でからかわれたりしてとても傷ついた、それに……
彼は沢山の死に近い存在……他の誰よりも、敏感にあぁいう言葉を感じ取ってしまう……)」
鳴「(私のこの力ならきっと……榊原君を助けてあげられる……)」
恒一「……行こうか、見崎」
鳴「……榊原君」
恒一「何?」
鳴「……私、榊原君が望むなら、良いよ?」
恒一「……え?」
鳴「あの人の言っていたことは気にしない方が良い」
恒一「うん……」
鳴「(榊原君……前の学校で名字の事でからかわれたりしてとても傷ついた、それに……
彼は沢山の死に近い存在……他の誰よりも、敏感にあぁいう言葉を感じ取ってしまう……)」
鳴「(私のこの力ならきっと……榊原君を助けてあげられる……)」
恒一「……行こうか、見崎」
鳴「……榊原君」
恒一「何?」
鳴「……私、榊原君が望むなら、良いよ?」
恒一「……え?」
鳴「してあげる」
恒一「……本当に?」
鳴「うん……さぁ、私の左目を見て」キュピーン
恒一「――」
恒一「うおおお!!」ガバッ
鳴「え?」ストンッ
恒一「……本当に?」
鳴「うん……さぁ、私の左目を見て」キュピーン
恒一「――」
恒一「うおおお!!」ガバッ
鳴「え?」ストンッ
鳴「さ、榊原君?」
恒一「見崎いいいいいい!!」ビリビリ
鳴「ちょっ、いや!止めて!」キュピーン
恒一「――」ピタッ
鳴「……あ、やっぱり続きお願いします」キュピーン
恒一「うおおおおおお!!」ビリビリッ
鳴「きゃああ♪」
ズコバコッ ミサキィッ!サカキバラクンッ!ガンタイニダスゾォッ!ギガンイグノォッ!!
勅使河原「な、なんだあいつら……まるで豚のように盛ってやがる……!」
終わり
恒一「見崎いいいいいい!!」ビリビリ
鳴「ちょっ、いや!止めて!」キュピーン
恒一「――」ピタッ
鳴「……あ、やっぱり続きお願いします」キュピーン
恒一「うおおおおおお!!」ビリビリッ
鳴「きゃああ♪」
ズコバコッ ミサキィッ!サカキバラクンッ!ガンタイニダスゾォッ!ギガンイグノォッ!!
勅使河原「な、なんだあいつら……まるで豚のように盛ってやがる……!」
終わり
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