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元スレ男「トライアングラー……」
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バシャバシャ
男(流石にここまで決定的に目が無いと分かればキープにはしないだろ)
男(……これで良いんだ。あいつを好きだったのは、もうずっと過去の事なんだ……っ)
男(それに、俺はもう……)
女「男君、ちょっと良い?」
男「女さん、どうしたの? 幼馴染ならまだ屋上だと思うけど」
女「ううん。男君に話があるの」
男「……分かった。なに?」
男(流石にここまで決定的に目が無いと分かればキープにはしないだろ)
男(……これで良いんだ。あいつを好きだったのは、もうずっと過去の事なんだ……っ)
男(それに、俺はもう……)
女「男君、ちょっと良い?」
男「女さん、どうしたの? 幼馴染ならまだ屋上だと思うけど」
女「ううん。男君に話があるの」
男「……分かった。なに?」
女「男君、無理してない?」
男「無理? 俺が?」
女「男君、幼馴染さんに振られた後から、ずっと気を使ってる様な気がするの」
男「あー、まあ確かにショックは有ったけど、無理はしてないよ」
女「本当に?」
男「本当本当」
女「……それなら良いです」
男(一応予防線張っておくか)
男「無理? 俺が?」
女「男君、幼馴染さんに振られた後から、ずっと気を使ってる様な気がするの」
男「あー、まあ確かにショックは有ったけど、無理はしてないよ」
女「本当に?」
男「本当本当」
女「……それなら良いです」
男(一応予防線張っておくか)
男「女さん。俺が幼馴染に告白したのは、あいつへの想いを断ち切る為なんだよ」
男「幼馴染は俺じゃなくて友を見ている。それでも俺は幼馴染が……好きだった」
男「そんな想いを断ち切る為に。振られる為に告白したんだ」
女「はい……」
男「辛くない訳じゃ無かったけどさ、相談に乗ってくれた人が俺を支えてくれてるから平気だよ」
女「そう……なんですか」
男「それより女さんだよ。幼馴染に俺って枷が無いんだから、積極的にがんばらないと」
男「今だって俺と話してるより、友の所に居た方が良いんじゃないか?」
女「……はい」
男「それじゃ、俺は教室戻るね」
女「…………」
男「幼馴染は俺じゃなくて友を見ている。それでも俺は幼馴染が……好きだった」
男「そんな想いを断ち切る為に。振られる為に告白したんだ」
女「はい……」
男「辛くない訳じゃ無かったけどさ、相談に乗ってくれた人が俺を支えてくれてるから平気だよ」
女「そう……なんですか」
男「それより女さんだよ。幼馴染に俺って枷が無いんだから、積極的にがんばらないと」
男「今だって俺と話してるより、友の所に居た方が良いんじゃないか?」
女「……はい」
男「それじゃ、俺は教室戻るね」
女「…………」
男(さて、と)
男(あの二人がバラけてるって事は……)
友「男、放課後で良いから時間開けてくれないか?」
男「ああ。良いよ」
友「ありがとう、男」
男(当然こうなるよな……)
男(あの二人がバラけてるって事は……)
友「男、放課後で良いから時間開けてくれないか?」
男「ああ。良いよ」
友「ありがとう、男」
男(当然こうなるよな……)
モブ子「あ、あの……」
男「なに? 友に用かな」
モブ子「お、男に聞きたい事があるのっ」
男「俺に?」
モブ子「うん。言いにくい事かもしれないんだけど……」
モブ子「幼馴染さんに振られたって……本当?」
男「……」
モブ子「ご、ごめんなさいっ。言いたくないなら良いから!」
男「振られたよ」
モブ「へ? ほ……本当?」
男「うん。それはもうバッサリと」
モブ子「じゃあ男君、今フリーなんだ……」ボソッ
男「ん?」
モブ子「な、なんでも無い。じゃあねっ!」タタタッ
男「なに? 友に用かな」
モブ子「お、男に聞きたい事があるのっ」
男「俺に?」
モブ子「うん。言いにくい事かもしれないんだけど……」
モブ子「幼馴染さんに振られたって……本当?」
男「……」
モブ子「ご、ごめんなさいっ。言いたくないなら良いから!」
男「振られたよ」
モブ「へ? ほ……本当?」
男「うん。それはもうバッサリと」
モブ子「じゃあ男君、今フリーなんだ……」ボソッ
男「ん?」
モブ子「な、なんでも無い。じゃあねっ!」タタタッ
男「なんだったんだ、今の……」
男(そういえば朝から微妙に視線を感じてるんだよな)
男(そうか、幼馴染がフリーになったから友の競争率上がったんだもんな)
男(まずい。友が気になってる女子を敵に回したかも……)
男(そういえば朝から微妙に視線を感じてるんだよな)
男(そうか、幼馴染がフリーになったから友の競争率上がったんだもんな)
男(まずい。友が気になってる女子を敵に回したかも……)
>>90いい奴過ぎ泣いた
―放課後―
女「友君、一緒に帰りませんか?」
幼馴染「……」
友「ごめん。ちょっと用があるから、先に……」
女「なら用事が済むまで待って構いませんか?」
友「それは構わないけど……」
女「じゃあ用事が済んだらメール下さい。私、ロビーに居ますから!」タタタ
女(男君。私、頑張ります)
女(ありがとう……ごめんなさい……)
女「友君、一緒に帰りませんか?」
幼馴染「……」
友「ごめん。ちょっと用があるから、先に……」
女「なら用事が済むまで待って構いませんか?」
友「それは構わないけど……」
女「じゃあ用事が済んだらメール下さい。私、ロビーに居ますから!」タタタ
女(男君。私、頑張ります)
女(ありがとう……ごめんなさい……)
幼馴染「私は……先に帰るよ」
友「うん。また明日」
幼馴染「うん。またね」
友「……幼馴染さん、体調良く無い?」
幼馴染「そんな事無いよ」
友「……気を付けてね」
幼馴染「ん……ばいばい」
幼馴染(何やってるんだろ、私……)
友「…………」
友「大丈夫かな、幼馴染さん」
友「うん。また明日」
幼馴染「うん。またね」
友「……幼馴染さん、体調良く無い?」
幼馴染「そんな事無いよ」
友「……気を付けてね」
幼馴染「ん……ばいばい」
幼馴染(何やってるんだろ、私……)
友「…………」
友「大丈夫かな、幼馴染さん」
女は男が自分のことが好きって気づいてたのか
男は告白するほど好きではなかったみたいだが
男は告白するほど好きではなかったみたいだが
男「そろそろ行くか」
友「ああ。中庭に行こう」
男「分かった」
男(良かった。女さん頑張ってるみたいで)
男(幼馴染はキツそうだったな。振った奴がショック受けてどうするよ)
友「どうした?」
男「ん、別に。ちゃちゃっと中庭行こうぜ」
友「ああ。中庭に行こう」
男「分かった」
男(良かった。女さん頑張ってるみたいで)
男(幼馴染はキツそうだったな。振った奴がショック受けてどうするよ)
友「どうした?」
男「ん、別に。ちゃちゃっと中庭行こうぜ」
―中庭―
男「で、話って?」
友「……」
男「女さんと幼馴染、どっちかと付き合う覚悟が出来たとか?」
友「……その、逆なんだ」
男「そっか……」
男「確かに俺がお前の立場なら選べないよ。二人はそれだけ魅力的だと思う」
友「うん……」
男「でもな、それじゃ駄目だ」
友「そうは言うけど!」
友「俺は幼馴染さんも女さんも大切なんだ! 俺が選んで今の関係が壊れたら……辛いよ」
友「なにより男と関係が悪くなったら嫌なんだよ!」
男「駄目だよ、友」
男「選ばない事を選んじゃいけない。それじゃ誰も幸せになれないんだ」
男「で、話って?」
友「……」
男「女さんと幼馴染、どっちかと付き合う覚悟が出来たとか?」
友「……その、逆なんだ」
男「そっか……」
男「確かに俺がお前の立場なら選べないよ。二人はそれだけ魅力的だと思う」
友「うん……」
男「でもな、それじゃ駄目だ」
友「そうは言うけど!」
友「俺は幼馴染さんも女さんも大切なんだ! 俺が選んで今の関係が壊れたら……辛いよ」
友「なにより男と関係が悪くなったら嫌なんだよ!」
男「駄目だよ、友」
男「選ばない事を選んじゃいけない。それじゃ誰も幸せになれないんだ」
男「俺も関係が壊れる事が怖かったから分かるよ」
男「だけど、それを怖がって今の楽な関係を続けても誰も幸せになれない」
男「寧ろどんどん不幸になる」
友「……」
男「お前が選ばなければ楽な関係は続くよ」
男「だけどそれは、あの二人を束縛するだけだ」
男「お前に束縛されて、ズルズルと時間だけが過ぎるだけだ」
男「それが二人にとって幸せだと言えるかな?」
友「幸せだなんて言える訳ないよ、そんな状況……」
男「だけど、それを怖がって今の楽な関係を続けても誰も幸せになれない」
男「寧ろどんどん不幸になる」
友「……」
男「お前が選ばなければ楽な関係は続くよ」
男「だけどそれは、あの二人を束縛するだけだ」
男「お前に束縛されて、ズルズルと時間だけが過ぎるだけだ」
男「それが二人にとって幸せだと言えるかな?」
友「幸せだなんて言える訳ないよ、そんな状況……」
男「なら、やるべき事は分かるよな」
友「……うん」
男「選ばれたお前は、はっきり応える義務があるんだ」
友「うん。今はっきりと分かった」
男「それにな。選ばれ無かった方が必ずしも不幸になる訳じゃ無いんだぜ?」
友「え……?」
男「俺は選ばれなかったけど、大切な人を見つけられたからな」ニッ
友「男……俺……っ」
男「ま、多少恨まれるのはモテるお前が悪いって事で」ハハ
友「……」
男「ちゃんと選んでやれよ、友」
友「男、君と友達で良かった。本当に……」
友「俺、けじめを付けるよ。今の関係に」
友「……うん」
男「選ばれたお前は、はっきり応える義務があるんだ」
友「うん。今はっきりと分かった」
男「それにな。選ばれ無かった方が必ずしも不幸になる訳じゃ無いんだぜ?」
友「え……?」
男「俺は選ばれなかったけど、大切な人を見つけられたからな」ニッ
友「男……俺……っ」
男「ま、多少恨まれるのはモテるお前が悪いって事で」ハハ
友「……」
男「ちゃんと選んでやれよ、友」
友「男、君と友達で良かった。本当に……」
友「俺、けじめを付けるよ。今の関係に」
友の呼び出した用は
「選べないから2人キープで。キープに振られたお前とも友達で居たいから元気だせよ」
ってことか
良いやつだな
「選べないから2人キープで。キープに振られたお前とも友達で居たいから元気だせよ」
ってことか
良いやつだな
―――
――
―
男「あの様子なら、大丈夫だよな……」
男「俺にあれだけ臭い事言わせたんだ。しっかりやれよ、友」
――
―
男「あの様子なら、大丈夫だよな……」
男「俺にあれだけ臭い事言わせたんだ。しっかりやれよ、友」
男「俺も人に偉そうに言ってないで、自分の事をしっかりしないとな」ピッ
プルルルル
従姉『今朝ぶりー。なにかあったの?』
男「従姉、あのさ……」
従姉『なに?』
男「昨夜の約束、本気にして良いかな」
従姉『昨夜の約束……?』
男「行き遅れたら結婚しろって奴だよ」
従姉『ふぇっ!? 本気にって……』
男「あと、一つお願いがあるんだ」
従姉『は、はい。お、お願いがなに?』
男「それは――――」
プルルルル
従姉『今朝ぶりー。なにかあったの?』
男「従姉、あのさ……」
従姉『なに?』
男「昨夜の約束、本気にして良いかな」
従姉『昨夜の約束……?』
男「行き遅れたら結婚しろって奴だよ」
従姉『ふぇっ!? 本気にって……』
男「あと、一つお願いがあるんだ」
従姉『は、はい。お、お願いがなに?』
男「それは――――」
―数日後―
男「おーっす」
友「おはよう、男」
幼馴染「おはよ」
男「今日も仲良く登校か。なんかこの辺りだけ気温高いじゃないか」
女「本当ですね。空間がピンクに歪んでます」
友「うっ……」
男「おはよう、女さん」
女「はい。みなさん、おはようございます」
幼馴染「なんか女さんキツくなってない?」
女「そんな事ありませんよ?」
男「おーっす」
友「おはよう、男」
幼馴染「おはよ」
男「今日も仲良く登校か。なんかこの辺りだけ気温高いじゃないか」
女「本当ですね。空間がピンクに歪んでます」
友「うっ……」
男「おはよう、女さん」
女「はい。みなさん、おはようございます」
幼馴染「なんか女さんキツくなってない?」
女「そんな事ありませんよ?」
友「男は今日も弁当作って貰ったみたいだね」
男「まーね。未来の嫁さんが家に居るからな」
女「むっ。こちらも空間がピンクに……」
モブ子「女さん、おはよう!」
女「おはようございます、モブ子さん。では私は失礼しますね」
男「うん、またね」
女「はいっ」
幼馴染「……女さん、変わったね」
友「うん……前より明るくなった」
男「失恋して一皮剥けたんだろ。俺も同じだから分かるぜ」キリッ
幼馴染「なにカッコ付けてんのよ」
男「素面で言うと恥ずかしいんだよ!」
友「ははは……」
男「まーね。未来の嫁さんが家に居るからな」
女「むっ。こちらも空間がピンクに……」
モブ子「女さん、おはよう!」
女「おはようございます、モブ子さん。では私は失礼しますね」
男「うん、またね」
女「はいっ」
幼馴染「……女さん、変わったね」
友「うん……前より明るくなった」
男「失恋して一皮剥けたんだろ。俺も同じだから分かるぜ」キリッ
幼馴染「なにカッコ付けてんのよ」
男「素面で言うと恥ずかしいんだよ!」
友「ははは……」
男(俺が友と話した日、友は女さんにはっきりと付き合う事が出来ない事を告げ、幼馴染に告白した)
男(女さんも内心分かっていたらしい。友は何時だって幼馴染を良く見ていた。それにきっと気付いてたのだろう)
男(……女さん、早く元気になってくれると良いな)
男(そういえば、友と幼馴染の事を従姉に話した時)
従姉『幼馴染ちゃん天然ビッチっぽいけど長続きすると良いね☆』
男(と、恐ろしい事を言っていた)
男(まあ、正直否定出来ないから困る)
男(そして俺はと言うと……)
友「男……男っ」チョンチョン
男「ん?」
男(女さんも内心分かっていたらしい。友は何時だって幼馴染を良く見ていた。それにきっと気付いてたのだろう)
男(……女さん、早く元気になってくれると良いな)
男(そういえば、友と幼馴染の事を従姉に話した時)
従姉『幼馴染ちゃん天然ビッチっぽいけど長続きすると良いね☆』
男(と、恐ろしい事を言っていた)
男(まあ、正直否定出来ないから困る)
男(そして俺はと言うと……)
友「男……男っ」チョンチョン
男「ん?」
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