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    元スレ男「トライアングラー……」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - NTR + - ビッチ + - 従姉 + - 悲しい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 62 :

    さるよけ

    102 = 7 :

    バシャバシャ

    (流石にここまで決定的に目が無いと分かればキープにはしないだろ)

    (……これで良いんだ。あいつを好きだったのは、もうずっと過去の事なんだ……っ)

    (それに、俺はもう……)

    「男君、ちょっと良い?」

    「女さん、どうしたの? 幼馴染ならまだ屋上だと思うけど」

    「ううん。男君に話があるの」

    「……分かった。なに?」

    103 = 7 :

    「男君、無理してない?」

    「無理? 俺が?」

    「男君、幼馴染さんに振られた後から、ずっと気を使ってる様な気がするの」

    「あー、まあ確かにショックは有ったけど、無理はしてないよ」

    「本当に?」

    「本当本当」

    「……それなら良いです」

    (一応予防線張っておくか)

    104 :

    106 = 74 :

    フられた後に他の3人がイチャイチャしてたら誰でもイヤだわな

    108 = 7 :

    「女さん。俺が幼馴染に告白したのは、あいつへの想いを断ち切る為なんだよ」

    「幼馴染は俺じゃなくて友を見ている。それでも俺は幼馴染が……好きだった」

    「そんな想いを断ち切る為に。振られる為に告白したんだ」

    「はい……」

    「辛くない訳じゃ無かったけどさ、相談に乗ってくれた人が俺を支えてくれてるから平気だよ」

    「そう……なんですか」

    「それより女さんだよ。幼馴染に俺って枷が無いんだから、積極的にがんばらないと」

    「今だって俺と話してるより、友の所に居た方が良いんじゃないか?」

    「……はい」

    「それじゃ、俺は教室戻るね」

    「…………」

    109 = 99 :

    男いい奴じゃん女は何が不満なんだよwww

    110 = 7 :

    (さて、と)

    (あの二人がバラけてるって事は……)

    「男、放課後で良いから時間開けてくれないか?」

    「ああ。良いよ」

    「ありがとう、男」

    (当然こうなるよな……)

    111 = 104 :

    友は良い奴 優柔不断カスだけど

    112 = 7 :

    モブ子「あ、あの……」

    「なに? 友に用かな」

    モブ子「お、男に聞きたい事があるのっ」

    「俺に?」

    モブ子「うん。言いにくい事かもしれないんだけど……」

    モブ子「幼馴染さんに振られたって……本当?」

    「……」

    モブ子「ご、ごめんなさいっ。言いたくないなら良いから!」

    「振られたよ」

    モブ「へ? ほ……本当?」

    「うん。それはもうバッサリと」

    モブ子「じゃあ男君、今フリーなんだ……」ボソッ

    「ん?」

    モブ子「な、なんでも無い。じゃあねっ!」タタタッ

    113 = 62 :

    モブなのに強キャラの香り

    114 = 7 :

    「なんだったんだ、今の……」

    (そういえば朝から微妙に視線を感じてるんだよな)

    (そうか、幼馴染がフリーになったから友の競争率上がったんだもんな)

    (まずい。友が気になってる女子を敵に回したかも……)

    115 :

    どうしてここまで他人に気遣えるの?

    116 = 104 :

    なんだこの香り立つギャルゲ主人公っぷりはイケメンすぎる

    117 = 99 :

    幼馴染噛ませか・・・いいぞもっとやれ
    ビッチは苦手や

    118 :

    >>90いい奴過ぎ泣いた

    119 = 7 :

    ―放課後―

    「友君、一緒に帰りませんか?」

    幼馴染「……」

    「ごめん。ちょっと用があるから、先に……」

    「なら用事が済むまで待って構いませんか?」

    「それは構わないけど……」

    「じゃあ用事が済んだらメール下さい。私、ロビーに居ますから!」タタタ

    (男君。私、頑張ります)

    (ありがとう……ごめんなさい……)

    121 = 7 :

    幼馴染「私は……先に帰るよ」

    「うん。また明日」

    幼馴染「うん。またね」

    「……幼馴染さん、体調良く無い?」

    幼馴染「そんな事無いよ」

    「……気を付けてね」

    幼馴染「ん……ばいばい」

    幼馴染(何やってるんだろ、私……)

    「…………」

    「大丈夫かな、幼馴染さん」

    122 = 25 :

    実は男も…な感じだな

    123 = 74 :

    女は男が自分のことが好きって気づいてたのか
    男は告白するほど好きではなかったみたいだが

    124 = 41 :

    >>56
    くっさ

    >>91
    もうやめてくれよ
    単発ウゼェ
    飛躍しすぎ。とりあえず落ち着け

    125 = 7 :

    「そろそろ行くか」

    「ああ。中庭に行こう」

    「分かった」

    (良かった。女さん頑張ってるみたいで)

    (幼馴染はキツそうだったな。振った奴がショック受けてどうするよ)

    「どうした?」

    「ん、別に。ちゃちゃっと中庭行こうぜ」

    126 = 74 :

    127 = 7 :

    ―中庭―

    「で、話って?」

    「……」

    「女さんと幼馴染、どっちかと付き合う覚悟が出来たとか?」

    「……その、逆なんだ」

    「そっか……」

    「確かに俺がお前の立場なら選べないよ。二人はそれだけ魅力的だと思う」

    「うん……」

    「でもな、それじゃ駄目だ」

    「そうは言うけど!」

    「俺は幼馴染さんも女さんも大切なんだ! 俺が選んで今の関係が壊れたら……辛いよ」

    「なにより男と関係が悪くなったら嫌なんだよ!」

    「駄目だよ、友」

    「選ばない事を選んじゃいけない。それじゃ誰も幸せになれないんだ」

    128 = 118 :

    この男はいい男

    129 :

    ホモEND

    130 = 74 :

    友はハーレム作りたいと言うべき

    131 = 115 :

    友嫌いだな
    関係悪くなるの嫌なら女選べばいいと思う

    132 = 7 :

    「俺も関係が壊れる事が怖かったから分かるよ」

    「だけど、それを怖がって今の楽な関係を続けても誰も幸せになれない」

    「寧ろどんどん不幸になる」

    「……」

    「お前が選ばなければ楽な関係は続くよ」

    「だけどそれは、あの二人を束縛するだけだ」

    「お前に束縛されて、ズルズルと時間だけが過ぎるだけだ」

    「それが二人にとって幸せだと言えるかな?」

    「幸せだなんて言える訳ないよ、そんな状況……」

    133 :

    男イケメンすぎだろ

    134 :

    135 = 7 :

    「なら、やるべき事は分かるよな」

    「……うん」

    「選ばれたお前は、はっきり応える義務があるんだ」

    「うん。今はっきりと分かった」

    「それにな。選ばれ無かった方が必ずしも不幸になる訳じゃ無いんだぜ?」

    「え……?」

    「俺は選ばれなかったけど、大切な人を見つけられたからな」ニッ

    「男……俺……っ」

    「ま、多少恨まれるのはモテるお前が悪いって事で」ハハ

    「……」

    「ちゃんと選んでやれよ、友」

    「男、君と友達で良かった。本当に……」

    「俺、けじめを付けるよ。今の関係に」

    136 = 74 :

    友の呼び出した用は
    「選べないから2人キープで。キープに振られたお前とも友達で居たいから元気だせよ」
    ってことか
    良いやつだな

    137 = 7 :

    ―――
    ――


    「あの様子なら、大丈夫だよな……」

    「俺にあれだけ臭い事言わせたんだ。しっかりやれよ、友」

    139 = 7 :

    「俺も人に偉そうに言ってないで、自分の事をしっかりしないとな」ピッ

    プルルルル

    『今朝ぶりー。なにかあったの?』

    「従姉、あのさ……」

    『なに?』

    「昨夜の約束、本気にして良いかな」

    『昨夜の約束……?』

    「行き遅れたら結婚しろって奴だよ」

    『ふぇっ!? 本気にって……』

    「あと、一つお願いがあるんだ」

    『は、はい。お、お願いがなに?』

    「それは――――」

    141 = 7 :

    ―数日後―

    「おーっす」

    「おはよう、男」

    幼馴染「おはよ」

    「今日も仲良く登校か。なんかこの辺りだけ気温高いじゃないか」

    「本当ですね。空間がピンクに歪んでます」

    「うっ……」

    「おはよう、女さん」

    「はい。みなさん、おはようございます」

    幼馴染「なんか女さんキツくなってない?」

    「そんな事ありませんよ?」

    142 = 134 :

    143 = 7 :

    「男は今日も弁当作って貰ったみたいだね」

    「まーね。未来の嫁さんが家に居るからな」

    「むっ。こちらも空間がピンクに……」

    モブ子「女さん、おはよう!」

    「おはようございます、モブ子さん。では私は失礼しますね」

    「うん、またね」

    「はいっ」

    幼馴染「……女さん、変わったね」

    「うん……前より明るくなった」

    「失恋して一皮剥けたんだろ。俺も同じだから分かるぜ」キリッ

    幼馴染「なにカッコ付けてんのよ」

    「素面で言うと恥ずかしいんだよ!」

    「ははは……」

    145 = 118 :

    素晴らしい

    146 = 44 :

    あっさり何事もなかったかのような幼馴染にイラつきを隠せない

    147 = 99 :

    幼馴染は男をキープにしようとした糞ビッチだろ?

    148 :

    やっぱハーレムじゃなきゃダメだ

    150 = 7 :

    (俺が友と話した日、友は女さんにはっきりと付き合う事が出来ない事を告げ、幼馴染に告白した)

    (女さんも内心分かっていたらしい。友は何時だって幼馴染を良く見ていた。それにきっと気付いてたのだろう)

    (……女さん、早く元気になってくれると良いな)

    (そういえば、友と幼馴染の事を従姉に話した時)

    『幼馴染ちゃん天然ビッチっぽいけど長続きすると良いね☆』

    (と、恐ろしい事を言っていた)

    (まあ、正直否定出来ないから困る)

    (そして俺はと言うと……)

    「男……男っ」チョンチョン

    「ん?」


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