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    元スレ恒一「最近レーチャンがやたら流暢に喋るんだけど」

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    101 :

    3組には猿がいるんだ
    鳥くらい俺が面倒まかせろー

    102 = 1 :

    赤沢家

    三神「じゃあ、インターフォン押すわよ」

    九官鳥「はい」

    ピーンポーン

    『はい。どちらさまでしょうか』

    三神「わたくし、夜見山北中学の教員の三神という者ですが、泉美さんのご両親はご在宅でしょうか」

    『あ……三神先生。私が母です。いまそちらに伺います……!』

    ガチャ

    三神「赤沢さん、突然の訪問で申し訳ございません。実は泉美さんに事でお話が……」

    赤ママ「三神先生!泉美は……!泉美は見つかったんでしょうか!?」ガシッ

    三神「お、お母様、落ち着いて下さい。泉美さんは無事保護しましたから……」
    三神(やべ、赤沢家に連絡するの忘れてた)

    103 = 1 :

    赤ママ「ううう……あんなにしっかりした子だったのに……どうしてこんな事に……」ポロポロ

    三神「赤沢さん……実は泉美さんなんですけど……」

    九官鳥「先生、私が話します……」

    三神「え?で、でも……」

    赤ママ「……!」ハッ

    赤ママ「泉……美……?」

    赤ママ「泉美!?泉美でしょ!?」

    九官鳥「……!なんでわかるの……?」

    赤ママ「わかるよぉ!!泉美のお母さんだもん!」ガシッ

    九官鳥「お……お母さん……」

    赤ママ「おかえり!おかえり泉美ィィィ!!」ポロポロ

    三神(なにこれ)

    104 :

    なにこれとかwww

    105 = 1 :

    ……
    …………
    ………………

    三神「というわけですので、泉美さんの身体が元に戻るまでは私の家で保護させていただく形が一番被害が少ないかと……。今こちらにおられる泉美さんのほうはこのままご自宅で生活していただくということで」

    赤ママ「はい……。先生にはご迷惑おかけしますが……」

    三神「いえ、こちらこそ昨日の段階で説明するべきだったところをこのような形になってしまいまして申し訳ございません……」

    赤ママ「それで……泉美は元に戻れるんでしょうか……」

    三神「わたくしの口からは何とも申し上げる事が出来ません……。出来る限りの事はさせていただくつもりですが……」

    赤ママ「そうですか……。でも、最悪身体が戻らなくても泉美は泉美ですよね……?」

    三神「はい。それはもちろんです。身体がどうなろうとそれで泉美さん自身の価値が無くなるということは絶対にありません。わたくしども学校側としましても今まで通り一人の生徒としてきちんと対応して参りますので」

    赤ママ「ありがとうございます……。三神先生が担任で本当に良かったです……」

    三神「いえ、そんな……。お母様、どうかお気を落とさずに……」

    106 :

    ブロウーダ「おれもいるぜ」

    107 = 8 :

    赤ママ順応はええwwwww

    108 = 56 :

    焼き鳥

    109 :

    やめろ

    110 = 1 :

    ボーン、ボーン……

    赤ママ「あ、もうこんな時間でしたか」

    赤ママ「三神先生、お時間は大丈夫でしょうか?」

    三神「そうですね、それでは私はそろそろ失礼させていただきますね……」

    赤ママ「はい。三神先生、何から何まで本当にありがとうございます」

    赤ママ「さ、泉美ちゃん。今日は泉美ちゃんのためにハワイクォナイクスツォラファンスィィィーのコーフィーを用意するからね」

    九官鳥「わぁいハワイコナエクストラファンシー!私ハワイコナエクストラファンシー大好き!」

    三神「あ、あの……一応身体は鳥ですのでコーヒーとかそういうのはちょっと……」

    赤ママ「そんな!じゃあ夕飯のビフテキは……」

    三神「食事も鳥の餌をお与えになられたほうがよろしいかと……」

    赤ママ「コーフィーもビフテキもダメなんて……なんて可哀想な泉美ちゃん……!」

    三神(なんだこの親)

    111 = 1 :

    三神家

    赤沢「アー!レーチャン!ゲンキダシテ!」

    恒一「……」

    赤沢「オハヨウ!オハヨウ!」

    恒一「……」

    赤沢「アー!アー!」バタバタ

    恒一「どうするんだよこれ……。どう世話すればいいんだ……」

    恒一「鳥籠には入らないし……お爺ちゃんとお婆ちゃんには手に負えないだろうし……」

    赤沢「ドーシテ!ドーシテ!アァーーー!」

    恒一「しかも身体が赤沢さんだから変に扱うわけにもいかないよな……」

    赤沢「ギャア!ギャア!」

    恒一「あ、れ、レーチャン?ご飯だよ……?」コトッ

    赤沢「アー!」ヅンヅン ベチャベチャ

    112 = 64 :

    いい肉便器だぜ…

    114 = 56 :

    マジキチ

    115 :

    シュールすぎるwww

    116 = 1 :

    赤沢「アー!」ゲップ

    恒一「くっ……!さすが鳥……!見事なまでに食い散らかしてくれるな……」フキフキ

    恒一「これから毎日食事のたびに僕が掃除するのか……」ハァ

    赤沢「ア、アー……」ブリブリ

    恒一「うわっ!赤沢さん……じゃなくてレーチャン、ここでウンコしちゃダメだってば!」

    恒一「くそっ!どっちにしろ赤沢さんのウンコを片付ける事になるのか……」ウゥ…

    赤沢「ゲンキダシテ!」ベチャベチャ

    恒一「ちょ……バカ!暴れるなって!ああもう!身体にウンコついちゃってるじゃないか」

    赤沢「ドーシテ!ドーシテ!」

    恒一「ドーシテじゃないよもう……」

    恒一「……って待てよ?身体が人間ってことは鳥みたいに不衛生なままじゃダメなんじゃ……」

    117 :

    次から3-3の現象は一人が鳥になるっていう現象になるのか

    118 = 115 :

    死ぬよりはマシかもしれないが今度は社会的に死ぬことになるな…

    119 = 96 :

    もう2クラス制にすべき

    120 = 4 :

    公立だから難しいんだろうね

    121 = 1 :

    赤沢「アー!」プーン

    恒一「汚いままだとあっちの赤沢さんに怒られそうだしな……」

    恒一「やっぱりお風呂に入れないとダメか……」

    恒一「とはいえ、さすがに僕が入れるわけにもいかないし、怜子さん早く帰ってこないかな……」

    ~三時間後~

    赤沢「ZZZ……」ブピッブピピ

    恒一「遅いな怜子さん……。何してるんだよまったく……」ピポパ プルルルル プルルルル

    『もしもし恒一くん?どうしたの?』

    恒一「どうしたじゃないですよ。もう夜の1時ですよ。何やってるんですか。こっちは大変なんですよ」

    『あぁ、ごめんごめん。今ね、千曳先生と一緒に他の先生の家に伺ってるのよ。赤沢さんが普通の学校生活を送れるように色々と話つけなきゃいけなくて。
      そっちはどう?赤沢さんの世話できてる?』

    恒一「今は寝てますけど身体中ウンコだらけで……。早く帰ってきてくださいよ。僕がお風呂に入れるわけにもいかないですし」

    122 :

    鳥沢はパンツはいてるのか??

    123 = 115 :

    人に見られたらもうお嫁にいけなくなるくらいアレな姿を
    よりによって好きな恒一相手に…可哀想に…

    124 = 1 :

    『……って言われてもあと四件はあるから今日はこのまま帰らないで明日もそのまま学校に出勤するしかないんだけど』

    恒一「ええ?」

    『まぁ身体は赤沢さんでも中身はただの鳥なんだし、気にする事ないわよ。ちゃちゃっと洗ってあげなさい』

    恒一「ちゃちゃっとって……」

    『あ、ごめん。もう次の先生の家に着くから切るね。じゃ』ピッ

    ツー、ツー、ツー

    恒一「……」

    恒一「う、嘘だろ……。僕が身体洗わなきゃいけないのか……」

    赤沢「グースカ」ブリブリ

    125 = 115 :

    うれしくねえwww

    126 = 96 :

    >「グースカ」ブリブリ
    あんまりだろwww

    127 = 1 :

    恒一「いや、1日くらい洗わなくても、明日怜子さんに洗ってもらえば……」

    赤沢「グースカピー」ブピョ

    恒一「……ダメだ、臭すぎる……。やっぱり洗うしかないのか……」

    恒一「はぁ……。何でこんな事に……」

    恒一「ほら、レーチャン起きて。身体洗うよ」

    赤沢「!」パチッ

    赤沢「アー!アー!」バタバタ

    恒一「ていうかこれ、お風呂場に連れて行くのも無理なんじゃ……」

    128 = 50 :

    鳥って産卵期近くなったりするとやっぱ発情すんの?

    130 = 1 :

    赤沢家

    赤ママ「じゃあ、泉美ちゃん。おやすみ」

    九官鳥「うん、おやすみなさい」

    パチッ

    九官鳥(……)

    九官鳥(はぁ……この身体だとさすがにベッドも広すぎるわ……)

    九官鳥(……なんだか自分の家なのに自分の家じゃないみたい……)

    九官鳥(……)

    九官鳥(家に戻れたのは嬉しいけど……もう少し恒一くんの家で生活してみたかったな……)

    九官鳥(今は私の身体があっちの家にあるのよね……。恒一くんが……私の身体と生活を……)モンモン

    九官鳥(ハァ……入れ替わりたい……)

    九官鳥(そう言えばあの時も同じようなこと思ってたわね)

    132 = 115 :

    やっぱアカザーさんはバカだなぁ!

    134 = 1 :

    ~数日前~

    恒一くん「赤沢さんって演劇部なんだよね。どんな役やるの?やっぱり赤沢さんなら女王様とかママハハとか?」

    「どういう意味よ……。お芝居の幅を広げるために色んな役をやるに決まってるじゃない」

    恒一くん「色々?」

    「甲斐甲斐しい妹役、とかね」

    恒一くん「甲斐甲斐しい赤沢さんってちょっと想像できないなぁ。赤沢さんってやっぱり強そうなイメージだから」

    「ふうん……ちょっとやってみせてあげようか?」

    恒一くん「うん」

    『お姉ちゃ~ん?早く起きないと遅刻しちゃうよ~』

    恒一くん「す、凄い!今の一言だけで一気に『バンドのギターボーカルをやってるグータラな姉を慕うショートポニーの似合うよく出来た妹』がイメージできちゃったよ!声色も普段と全然違うし赤沢さん凄いよ!」

    「演劇部のエースだからね、これくらいは朝飯前よ」

    (恒一くんに褒められた)

    135 = 8 :

    憂きた

    136 = 115 :

    一言で聞き分けられる恒一もすげえよ!

    137 = 41 :

    中の人www

    138 = 122 :

    売り出し中のアイドルとかも出来るんじゃね?

    139 = 96 :

    中の人同じだったのか・・・全然分からんかった

    140 = 1 :

    恒一くん「もしかして声帯模写もできるの?」

    「多少は、ね」

    恒一くん「やってみてくれる?」

    『シュッシュッポッポシュッシュッポッポ……プァーーーーーーー!!』

    恒一「……!す、凄い!西部開拓時代のアメリカの荒野を走る蒸気機関とそれに乗り仕事を求める屈強な労働者達の雄々しい肉体、山間に沈む夕陽とサボテンの陰影、コヨーテの鳴き声までもが今ありありと目に浮かんだよ!YES!ゴールドラッシュ!」

    (また褒められた)

    『ヴー…ン!ヴー…ン!!ギュイイイイオオオオガガガガガガリガリ』

    恒一「うおっ…!殺人鬼が今宵もチェーンソーを唸らせる!バッサバッサと人体を断つ!泣き叫ぶ女子供!飛び散る肉片!削り落ちる血肉!しかし容赦はしない!そう、今日は13日の金曜日!凄い!本当に凄いよ赤沢さん!!」

    (また褒められた)

    「……コホン、とまぁ、こんな感じかしらね」フフフ

    恒一「凄いなぁ……。じゃあ次は九官鳥のマネしてみてくれる?」

    「え?きゅ……九官鳥?」

    141 :

    流石アカザーさん

    142 :

    >>139
    そして鳥の中の人もやった

    143 = 1 :

    恒一くん「うん。九官鳥。僕の家で飼ってるんだ。やってみせて」ワクワク

    (九官鳥のマネ……?マネも何も九官鳥自体が人のマネをする鳥でしょ……?)

    (つまり『人のマネをする九官鳥のマネ』をするってこと……?む、無理よ……。そんなの今の私にはとても……)

    恒一くん「赤沢さん?」

    (うう……もっと恒一くんに褒められたい……。でも九官鳥のマネなんて出来ない……)

    「ご、ごめんなさい……。九官鳥は……レパートリーにないの……」

    恒一くん「……そっか」ガックシ

    (う……ガッカリされた)

    ……夜……

    (九官鳥になりたい)

    (九官鳥になりたい九官鳥になりたい九官鳥になりたい九官鳥になりたい
      恒一くんの家の九官鳥になりたい九官鳥になって恒一くんに褒められたい
      九官鳥九官鳥九官鳥私は九官鳥……)

    144 = 115 :

    赤沢さん将来役者できるよ…

    145 = 96 :

    >>142
    なん・・・・だと?
    知らないでこのスレ読んでた恥ずかしい

    146 = 8 :

    アホ沢さん可愛い

    147 = 68 :

    これは面白い

    148 = 1 :

    回想終わり

    九官鳥(今思えばあれが原因だったのかしら……)

    九官鳥(夜見山岬がいるものとして扱われて本当にそうなってしまったように、自分を恒一くんの家の九官鳥と思い込もうとしたら……)

    九官鳥(……)

    九官鳥(嫌……)

    九官鳥(九官鳥なんて嫌よ……)

    九官鳥(私は九官鳥なんかじゃない……。私は赤沢泉美……)

    九官鳥(何の役でもない、赤沢泉美よ……)

    九官鳥(私は私は私は私は私は私は私は私は私は私は……)

    149 :

    パンツとんでった

    150 = 68 :

    あああこれはまずい‥‥風呂一緒に入って体洗ってる時に‥‥


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