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元スレQB「外付けハードウェアの試作品?」

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ほむほーむ
ほむら「………」
ほむら「ひまね……」
ススス……
QB「やぁ、ほむら」
ほむら「何しに来たの?」
ほむら「いや、ちょっとこの部屋に用があってね」
ほむら「部屋に?」
ほむら「いや、ちょっとこの部屋に用があってね」
↓
QB「いや、ちょっとこの部屋に用があってね」
QB「……うん、やはりここが一番だ」
QB「HQ,HQ,こちらインキュベーター182……」
ほむら「………」
QB「はい、はい……」
QB「以上で報告を終わります。きゅっぷい!」
ほむら「……何をしていたの?」
↓
QB「いや、ちょっとこの部屋に用があってね」
QB「……うん、やはりここが一番だ」
QB「HQ,HQ,こちらインキュベーター182……」
ほむら「………」
QB「はい、はい……」
QB「以上で報告を終わります。きゅっぷい!」
ほむら「……何をしていたの?」
QB「母星に報告をしていたのさ」
ほむら「どうして私の部屋でそんなことをするのよ」
QB「どうも最近、通信状態が良くなくてね」
QB「何故だか君の部屋が一番通信しやすいんだ」
QB「というわけで、これから連絡をするときはこの部屋に来させてもらうよ」
ほむら「使用料でも払ってもらおうかしら?」
QB「残念だが僕らは地球の金銭を持っていないからね」
QB「……ん?」
ほむら「どうしたの?」
QB「また連絡だ。ちょっと失礼するよ」
QB「こちらインキュベーター182……」
ほむら「………」
ほむら(母星ってことは、要はこいつの雇い主、あるいは司令塔よね?)
ほむら(つまりはコイツの頭……)
ほむら(その通信を邪魔し、あるいは仕事に影響するようなことをすれば)
ほむら(QB失脚→契約できない→まどか助かる→ほむほむ)
>>11
もうそれにしか見えなくなったぞ氏ね
もうそれにしか見えなくなったぞ氏ね
QB「はい、それでは……」
ほむら「………」ソーッ…
ほむら「えい」グイッ!
QB「きゅぷぁ!?耳が!?」
ほむら「………」グリグリモフモフ
QB「やめるんだほむらっ!耳をいじらないでくれ!」
QB「ああ!通信が!アンテナが立たなくなって……」ジタバタ
ほむら「ふふふ……」グイグイ
QB「脱出!」バッ!
ほむら「……ちっ」
QB「ふぅ、君には困ったものだよ」
QB「さて、アンテナも損傷は免れてるみたいだし、通信を……」
QB「HQ,HQ……」
QB「あれ?」
ほむら「どうしたの?」
QB「なにか本部から一方的に情報が送られてくるよ」
QB「しかもかなり大きいデータ……」
QB「……これは?新しい個体のデータ?」
QB「それもパッチじゃなくて即適応する形の―――」ボコボコ
QB「きゅぷい?」ボコボコ…
ほむら「あなた、尻尾の方からなにか膨らみ始めてるわよ?」
QB「なんだって!?」ボコボコボコボコ…
QB「まさか、これは―――」ボコボコボコボコボコボコ
ほむら「ちょ……大きくなってる!?」
QB「きゅぷああああああ!」ビカッ!
ほむら「きゃっ!?」
シュウウウウウ……
ほむら「な……何が起こったのよ」
QB「僕にも何が何だか……」モワモワ…
ほむら「………」
QB「……どうしたんだい?」
ほむら「あなた、まさかキュゥベえなの……?」
QB「そうだよ?君は一体何を言って……」
ほむら「……鏡を見てみなさい」スッ
QB「人間……?」
~~~~~~~~
ほむら(とりあえず、今起こったことを整理してみるわ)
ほむら(キュゥベえが突然キモく膨らみ始めて光に包まれたと思ったら)
ほむら(そこには白い髪をもった男の子が一人座っていた)
ほむら(何を言っているのかわからないと思うけど、私だってわからないわ)
QB「とりあえず本部に連絡を取ってみよう」
QB「こちらインキュベーター182……」
>>19
ブラックラー中尉
ブラックラー中尉
QB「……ええっ!そんな!」
QB「いやでもあれは事故で……ええ……」
QB「きゅ……きゅぷい!」
QB「……やれやれ、大変なことになったよ」
ほむら「一体何があったの?」
QB「簡単に説明するとだね、これは実験なんだ」
QB「感情研究の一環として、人間そのものになってみるというね」
QB「人間の体を原子レベルでコピー、それをインキュベーターに合わせて再構成した個体」
QB「それがこれだ」
QB「最初は任意で実験に参加する予定だったらしいんだけど」
QB「僕は断ったけど、なかには興味本位で賛成する個体もいた」
QB「でも、とある理由せいで僕の通信と別の個体の通信が混線してしまったみたいなんだ」
ほむら「とある理由?」
QB「君がアンテナをいじったからなんだよ!」
QB「ただでさえ最近は電波の通りが悪かったというのに……」
QB「泣きっ面に蜂というのかな?とばっちりを受けたなぁ」
ほむら「元には戻れないの?」
QB「今問い合わせてみたら、個体の関係上しばらくは無理みたいだ」
QB「この個体を捨てたところで、代わりの個体にうつれるかまだ確証がないらしい」
ほむら「……なかなかブラックな実験ね」
QB「だから言っただろう?任意で選べたって」
QB「こんな実験に参加するのは一部の物好きさ」
ほむら「人間の体を持った宇宙人、ね……」
QB「ともかく、しばらくはこの個体で過ごさなければいけないようだ」
QB「一応人間の体なんだ。生活も人間同様にしなければならない」
ほむら「妙にこだわっているのね」
QB「すべてをコピーしたわけだからね」
QB「しかし……この個体は慣れないな」
QB「二足歩行なんてやったことないから、まずはその練習をしよう」
QB「壁伝いに手を付きながら、ゆっくり」プルプル…
QB「よし、立てたよ!」ポロン
ほむら「―――!?」
ほむら「~~~~っ!」ガッ!
QB「わわっ!?」グラッ
ドサッ!
QB「いきなり足をかけるなんて、君は一体何を考えているんだい!?」
ほむら「さっきはいろいろあったから気になってなかったけど」
ほむら「どうしてあなた裸なのよ!!」
QB「きゅっぷい?」
QB「衣服、つまりは体の表面にまとうモノの事だね」
QB「君たちは羞恥があるから体を隠しているみたいだけども」
QB「僕らにはそんなのはないから、必要ないんだよ」
ほむら「だからって……」
QB「まぁ、そもそも衣類に関する情報があまりないからという理由も―――」
ほむら「あんたが良くなくてもこっちが良くないのよ!」
ほむら「裸でいるならあっち行きなさい!この淫獣!」ポイポイ!
QB「落ち着くんだ暁美ほむら!モノを投げないでくれ!」
~~~~~~~~
ほむら(目の前には)
ほむら(タオルを一枚身にまとったショタ宇宙人が一人)
ほむら(歳は私達よりも二、三才下かしら?)
ほむら(よくみたら、一応キュゥベえの面影が残ってるわね)
ほむら(あの耳といい尻尾と良い、人間には不釣り合いなものが……)
ほむら(そんなものをつけるくらいなら衣服ぐらい標準セットにしておきなさいよ!)
QB「何を考えているんだい?」ズイッ
ほむら「そんな姿でこっち来ないでちょうだい、汚らわしい」
ほむら「とにかく、そんな姿誰にも見せられないわ」
ほむら「その状態で生きるなら、今すぐに服を着なさい」
QB「面倒くさいじゃないか」
ほむら「今ここであなたの宇宙人生を終わらせてもいいのよ?」スチャ
QB「………」
QB「仕方ないなぁ……」
QB「しかしながら、君は女の子だろう?」
QB「生物学上、僕は男だ。君は男物の服を持っているのかい?」
ほむら「……はなっからあなたに私の服を着せるつもりなんてないわよ」
~~~~~~~~~~
QB「それで、わざわざ買ってきたのかい?」
ほむら「仕方ないじゃない……」
ほむら「全く、店員に変な目で見られたわよ」
QB「で、選んだのがこれか」
QB「フードの着いた、いわゆるパーカーと呼ばれるものだね」
ほむら「男物なんて買ったことないから、それで我慢してちょうだい」
QB「とりあえず、これを着ればいいんだね」スルッ
ほむら「向こうで着替えてちょうだい!」
~~~~~~~~~~~~
QB「着替えてきたよ」
ほむら「……まぁ、マシにはなったわね」
QB「少しサイズが大きい気がするんだけど」
ほむら「仕方ないでしょう。急ぎなんだから」
ほむら「パッと見でサイズがそこそこ合うものを変えただけでも幸運に思いなさい」
QB「それもそうだね」クルッ
QB「……似合ってるかい?」
ほむら「……さぁ、どうかしらね」
ほむら「それで、これからどうするの?」
QB「というと?」
ほむら「あなた、人として生きるのでしょう?」
ほむら「つまりは生活環境が必要になるわけということ」
QB「なるほど、そういえばそうだね」
QB「相変わらず人には見えてないから、人間の宿泊施設は使えない」
QB「つまりはどこかに居候することになるね」
ほむら「となると、巴マミのところが妥当でしょうね」
QB「彼女は優しいからね。そこに漬け込むわけじゃないけど、お願いしてみよう」
翌日 放課後
まどか「お待たせほむらちゃん。みんな集まったよ」
さやか「んで、ほむら。お話とは?」
ほむら「そうね」
ほむら「説明するより見てもらう方が早いわ」
ほむら「でてきなさい、キュゥベえ」
ガサガサ
QB「やぁ、みんな」
マミ「えっと……この方はどちらなのかしら?」
QB「ひどいなぁ、マミ。僕だよ」
マミ「ええっ!?あなたがキュゥベえ!?」
杏子「どーいうことだおい」
杏子「見た目小学生なんだけど……」
QB「いろいろちょっとした事情があってね」
マミ「でもこの子がキュゥベえだなんて……」
QB「だったら、証明してあげるよ」パサ
まどか「わぁ、パーカー脱いだらあの耳が出てきたよ」
さやか「人間になったといっても、耳は残ってるんだ」
ほむら「それで、巴マミ」
ほむら「こいつをあなたの家に置いてほしいのだけど……?」
まどか「マミさん?」
マミ「………」ドバドバドバ
杏子「うわっ!マミがすごい量の鼻血を流してやがる!」
さやか「表情はすごい幸せそうだけど……」
さやか「衛生兵!衛生兵!」
まどか「ほ……保健室に緊急搬送ー」
ほむら「手伝うわ、まどか」
ホームーホームー……
杏子「この調子じゃ、マミの家は無理だな」
さやか「血がいくらあっても足りないね」
QB「鼻血ということは、彼女は極度に興奮していたわけだね」
QB「同じ人間の形だというのに、わけがわからないよ」
~~~~~~~~
ほむら「しかし、これでまた詰まったわね」
ほむら「もう、あなたそこらへんで野垂れ死んだらどうかしら?」
QB「いやだよ、そんなのは」
ほむら「まずまどかの家は問答無用で除外」
ほむら「美樹さやかの家は……親がいるから却下ね」
ほむら「杏子、あなたはどうなの?」
杏子「それはあたしがその日暮らしだと知っていて言ってるのか?」
ほむら「……残ったのは私の家」
杏子「ちょうどいいんじゃねーの?」
杏子「一人暮らしだし、あんたならキュゥベえの扱いも慣れてるだろ?」
ほむら「この淫獣と一緒に暮らせというの?」
ほむら「悪夢だわ……」
QB「……まぁ、もとはと言えば原因は通信を妨害した君にあるんだからね」
ほむら「ぐっ……」
杏子「んじゃ、あたしは帰るな~」ノシ
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