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元スレP「音無さんがちっちゃくなった……」
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ことり「……」
P「な、なぜこんなことに」
律子「黒ずくめの人にもらった怪しい薬を、間違って自分で飲んじゃったらしいですよ」
ことり「ほんとは、まことちゃんにのませようとしたんです……」
P「どうするかな……」
律子「自業自得です。まあ、しばらくすれば元に戻るでしょう」
P「見た感じ……5、6歳ってところか」
ことり「ぷろでゅーさーさん。あたしどうしたら……」 うるうる
P「元に戻るまでは、俺と律子で事務の仕事はやっときます。とりあえず様子を見ましょう」
ことり「はい……ごめんなさい」
P「音無さんにはいつもお世話になってますから、これくらいお安い御用ですよ」
律子「そういえば、私は小さくなる瞬間をこの目で見てたからわかりますけど……」
律子「プロデューサーはどうしてこの子が小鳥さんだってわかったんですか?」
P「ああ、そりゃ……これを見ればさ」
ことり「……?」
律子「……ああ、なるほど」
ことり「なに? いんかむがどうかしたの?」
P「……」 なでなで
ことり「あー、そんなにこどもじゃありませんよっ」
P「いやいや、今はどうみても幼稚園生でしょう」 なでなで
ことり「もう、ずのーはおとななのに……」 ぷい
P「かわいいなぁ……」
ことり「……ふへへ」 てれてれ
律子「(おかしい、小鳥さんがかわいく見える)」
ガチャ
あずさ「おはようございま~す」
P「ああ、あずささん。おはようございます」
あずさ「おはようございます~、プロデューサーさん。あら? その子は……」
ことり「あ、あのですね、あたしは……って、え?」
あずさ「ふふっ、かわいいわね~」 ぎゅっ
ことり「だ、だっこなんてやめてー! このとしになって、は、はずかしいわ……」
あずさ「あらあら、いくつになったの?」
ことり「に、にじゅうちょめちょめ……」
あずさ「うふふっ、うそはだめよ? 先生は、うそついたってすぐわかっちゃうんだから~」 なでなで
ことり「あうあう……」
P「先生?」
律子「あずささん、なりきってますね……」
あずさ「お名前は?」
ことり「おとなしことりです……」
あずさ「あら? 偶然ね、ここで働いてらっしゃる事務員さんと同じ名前だわ~」
ことり「そ、それがあたしなんですっ」
あずさ「ふふ、またうそついちゃって……お鼻が伸びちゃうわよ~?」
ことり「う~……」
あずさ「……でも、音無さんはとっても優しくて、素敵な人」
ことり「……」
あずさ「うそつかないで素直になれば……おんなじ名前のあなたも、きっといつかあんな風になれるわ」
ことり「……」
あずさ「なーんてね。普段はこんなこと、ちょっと照れくさくて言えませんけれど……ふふっ」
ことり「う~……」 かぁああ
P「そういえば律子、さっきから気になってたんだが……音無さんが着てるあれは?」
律子「ああ、あれですか? あれは……」
雪歩「私が持ってきたんですぅ」 ぬっ
P「うぉ、雪歩!? 急に穴から出てくるなよ、ビックリするだろ」
雪歩「はぅっ、す、すすすすみませぇん! こんな私なんて、もう一回穴に埋まってますぅ……」
P「いやすまん、いいからいいから……ところで、なんであんな服を?」
あずさ「そのスモックも、とっても似合ってるわよ~」 なでなで
ことり「そ、そうかしら? こすぷれしてるきぶんになっちゃうんだけど……」
雪歩「えへへ……ま、真ちゃんが小さくなる、って音無さんから聞いたから……急遽」 ぼそぼそ
P「なんだって?」
雪歩「なんでもないですぅ」
あずさ「先生が絵本読んであげるからね~?」
ことり「えほん? そんなの、じむしょにあったかしら」
あずさ「えっと、確かここに……音無さんの引き出しの隠し底に……」 がさごそ
ことり「!」
あずさ「あったわ、薄い絵本~」
ことり「ちょ、ちょちょ」
あずさ「前に音無さんが、『これはただの、乙女向けに書かれた絵がついた本です』って言ってたから、そうよね」
ことり「あわわわ……」
P「薄い本……」
律子「簡単なノベル付き……」
雪歩「乙女向けですぅ……」
ことり「あ、あああずささん! それより、なんだかあたし、おなかへっちゃいました」 ぐぅう
あずさ「そう? じゃあ先にご飯にしましょうね」
ことり「ほっ……」
あずさ「お弁当、持ってきてる?」
ことり「……あ、わすれちゃった」
あずさ「あらあら……じゃあ一緒に、外に食べにいこっか?」
ことり「うん!」
P「おい、なんか段々ノリノリになってきてないか?」
律子「きっと、ずっと憧れていた大事な子扱いが嬉しいんですよ」
雪歩「……ある意味、プロデューサーのせいですぅ」
P「お、俺のせい? いつもそんなぞんざいに扱ってるつもりは……」
律子「……はぁ。とりあえず、プロデューサー。ふたりに着いてってあげてください、迷子になりますから」
P「あ、ああ。わかった……って、なんで俺?」
律子「いーから!」
またピヨか…
ウェルカムですお願いします頑張って最後まで書いてください
ウェルカムですお願いします頑張って最後まで書いてください
てくてく
あずさ「すみません、わざわざ着いてきていただいて……」
P「いえいえ、お構いなく。迷子になったらそっちの方が大変ですから」
あずさ「ふふっ、そうですね。ことりちゃん、手を離しちゃだめよ~? 迷子になっちゃうからね」 ぎゅっ
ことり「はーい……って、あたし?」 ぎゅ
P「はは……ほら、ファミレス着きましたよ」
ことり「いっぱいならんでるけど、はいれるかしら……」
~ ファミレス ~
P「ちょっと名前書いてきますね」 たた
あずさ「ありがとうございます~。はいことりちゃん、メニューよ。なに食べるか先に決めとこうね~」
ことり「はぁい」
P「……えーっと、あと何人待ちだ……げっ、8組も!?」
P「ふたりとも、あと8組待ちだから……って」
ことり「……」 じー
P「音無さん、何のメニューを見てるんですか?」
ことり「あっ」 ささっ
P「……ふふっ」
あずさ「プロデューサーさんったら、笑うなんていじわるだね~?」
P「お子様ランチ……ふふっ」
ことり「おまけがほしかっただけですっ! ほ、ほら、いまなら、あのあにめの」
P「それはそれで2×歳としてどうなんですか……ぷぷ」
今、ファミレスのおまけってどんなアニメなんだろう
マクドなら例のNARUTOの奴とかだろうけど プリキュア?
マクドなら例のNARUTOの奴とかだろうけど プリキュア?
~ たるき亭 ~
ことり「けっきょくはいれなかったわ……」
P「まぁ、待ってたら昼休み終わっちゃいそうですし」
あずさ「それで、たるき亭にきたんですね?」
ことり「ここのおべんとう、あたしすきです!」
P「ええ、3人分……はい、はい。あ、ほんとですか? いやーそんな」
P「ははは……ありがとうございます! これからもひいきに……ええ」
あずさ「どうしたんですか? マスターさん、何かおっしゃっていました?」
P「結婚と出産祝いだ、今日はおごってやる、って言われちゃいましたよ」
あずさ「……まぁ」
P「いやー、ラッキーでしたね~!」
あずさ「そうですね~……ふふ、ふふふ♪」
ことり「むむむ……」
書きながら、これ小鳥さんじゃなくてもいいんじゃね、と俺はふと思った
まあいいよね
>>34
とても嫌な幼児だな
とても嫌な幼児だな
~ 765プロ事務所 ~
律子「あ、お帰りなさい……結局、お弁当にしたんですか?」
あずさ「そうなんです~♪ ふふ、ふふふ♪」
律子「? あずささん、何かいいことでもありました?」
あずさ「あら、そう見えます~? ぅふふ……」 にこにこ
ことり「ふぃー……」 すとん
P「小鳥ちゃん、ちょっと疲れちゃいました?」
ことり「そうですね、このからだですから……って、ことりちゃん?」
P「あ、すみません音無さん。あずささんの言い方がうつっちゃって……」
ことり「い、いえぜんぜん……いいですよ」
P「そうですか? なら小さくなってるあいだは、小鳥ちゃんと呼ばせてもらおうかな」
ことり「……べ、べつに……もとにもどったあとも、そのままでも……」 ごにょごにょ
P「小鳥ちゃん?」
ことり「ぴよ! な、なんでもありません!」
ことり「もきゅもきゅ……」
P「(フォークを握り締め、一生懸命におかずを食べている……)」
ことり「んく、んく……」 ぽたぽた
P「(両手で水筒のコップを持ち、ちょっとばかしこぼしながらもお茶を飲んでいる……)」
ことり「ぷはぁ……。……ぷろでゅーさーさん?」
P「……」
ことり「そ、そんなにみないでくださいよ……」 どきどき
P「ああ、すみません……」
ことり「……」 どきどき
P「……かわいい」
ことり「!」
P「いやぁ、いつかは小鳥ちゃんみたいな娘が欲しいなぁ」
ことり「……そーですか」
ことり「ふぅ……おなかいっぱい」 うつら…うつら
あずさ「あらあらことりちゃん。おねむかしら?」
ことり「ふあっ! い、いいえ、そんなこと」
P「いいですよ、ご飯を食べたら眠くなる。子どもなら当たり前です」
ことり「そ~ですかぁ~……」 とろーん
prrrrrr!
ことり「はっ! でんわだわっ!」 たたた がちゃ
P「あっ」
ことり「はい、765ぷろで……え、まちがえた? 765ぷろにかけるつもりで……で、ですからここが」
ことり「はい……はい、しょうしょうおまちください……」
ことり「……」 すっ
P「はい、お電話代わりました……ええ、いつもお世話になっております!」
P「先ほどは失礼いたしました……はい……、はい。申し訳ございません、そう言っていただけると助かります」
律子「ま、そりゃそうですよ。その声ですから」
ことり「う~……」
P「え、幼稚園児アイドルですか? ははは、そうですね! そのうち、そういうのも……はは!」
ことり「やりませんからねっ!」
P「……はい。では、失礼します」 がちゃ
P「さて……あ、やっぱり寝ちゃったか」
ことり「すぅ……すぅ……」
あずさ「ふふっ、かわいい……」 ぎゅ
P「そうですね。こうしてあずささんがだっこをしてるのを見ると、本当に親子なのかと思いますよ」
あずさ「あら、こんなにおっきな子どもいるような年じゃありませんよ~?」
ことり「むにゃむにゃ……」
P「冗談です、冗談……はは」
あずさ「プロデューサーさんったら……ふふっ」
律子「……」
律子「…………」
律子「(夫婦かよっ!!! 壁殴りたくなってきたわ!!! もしくは涼!!!!)」
ことり「……zzz」
P「……ほっぺをつついてやろう」 つん
ことり「ぴよっ……」 ぷるん
P「……」
ことり「……う~ん……」
P「……」 つんつんつん
ことり「ぴよぴよぴよ……」 ぷるぷるぷるん
P「これは……あかん」
あずさ「ぷ、プロデューサーさん。ダメですよ、起きちゃいますから」
律子「あ、もしもし春香? レッスン終わった? 今なら面白いものが事務所で見れるわよ~」
ガチャ
春香・真・雪歩「「「ただいま戻りました(ですぅ)ー」」」
春香「律子さん、面白いものって……はっ!」
真「こ、この子は~……!」 きらきら
律子「よしよし。ちゃんと秘密にしてくれたのね、雪歩」
雪歩「えへへ……真ちゃんの驚く顔が見たくて……」
あずさ「あらあらみんな、お帰りなさい」
ことり「すぅ、すぅ……」
春香「くぁ、くぁ、くぁわいい……!」
P「静かにしろよ、起きちまうからな」
真「だ、だだ誰の子なんですかっ! はっ、まさかプロデューサーとあずささんの……!?」
あずさ「ふふっ、そう見える~? そうね、内緒にしようと思っていたのだけれど……」 にこにこ
春香「えっ!? 嘘、そんな……」
P「あずささん、悪ノリはやめてください……」
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