元スレほむら「好きなんだから、仕方ないじゃない」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
152 = 142 :
ほ
153 = 149 :
ほす
154 = 149 :
ほ
155 :
む
158 :
保
163 = 142 :
ほ
164 = 1 :
ほむら(……まどかは、やっぱり私なんかより大人なのね)
ほむら(魔法少女としてさしたる支障が起こらないように仕向けてはいるから)
ほむら(まどかにはまだ余裕があるし、絶望もしていないけれど)
まどか「ん? へへ」
ほむら「ん……///」
ほむら(……自分のことも、友達のことも、いつだって全身でぶつかってきたのよね)
ほむら(…………私は、あなたのその優しさに憧れていた)
166 = 142 :
きたーーーー
167 = 149 :
うぇひー
168 = 1 :
『魔女結界』
ほむら(まどかばかりの生活ではいけないわ、彼女たちが無理をしないように、魔女は減らさないと)
杏子「おいおい、またブッキングかよ」
ほむら(佐倉杏子……丁度いいわね)
ほむら「また会ったわね、佐倉杏子」
杏子「ふぅん、あたしの名前まで知っているとはね、敵視察は十分ってことかい?」チャキ
ほむら「その物騒な槍を収めてもらえるかしら」
杏子「銃器を使う奴に言われたかないね」
ほむら「……ここは本来巴マミの管轄よね」
杏子「ああ? そんな話は知らないね、自分の縄張りの魔女が少なくなったら、遠征くらいするだろう?」
ほむら(……思い出すのよ、過去の世界ではどうやって佐倉杏子を勧誘したのか……)
ほむら(巴マミはお決まりの餌付けで懐柔していたけれど、私にはできそうにないわね)
ほむら(考えても埒が明かないわ……)
ほむら「そう、なら……一つ勝負をしましょう」
杏子「元よりそのつもりだろうが……!」
169 :
俺「ふぅん、俺の名前まで知っているとはね、敵視察は十分ってことかい?」ボロン
ほむら「その物騒な槍を収めてもらえるかしら///」
171 = 1 :
ほむら「私が勝ったら……そうね、今後このように出会ったとしても、共闘という形で和解したいのだけど」
杏子「ああいいぜ、あたしを負かしたらどんな条件でも飲んでやる」
杏子「おりゃアァァッ!!」
ガチ
ほむら「はぁ……悪いけど、初めから勝敗は決まっているのよ」
ガチ
杏子「んなッ……! 確かにさっきまではここに……!」
ほむら「残念ね、あなたと私では勝敗がつかない」
杏子「ふざけんなァ!!」
ガチ
ほむら「直線的ね……」
ガチ
杏子「また消えた……! なんてなぁ!!」
ジャラララララ
ほむら「しまった、仕込み……はぐッ……!!」
杏子「いつから槍が曲がらないと錯覚していた?」
172 = 1 :
杏子(こいつ短距離を高速移動でもすんのか? 動きがまったく見えねぇ……)
ほむら(く……いくら時を止められるといっても、私の反応より早く攻撃できれば無効に出来るわけね)
杏子「でも関係ねぇな……避けられるなら、避けられねぇようにすりゃいい!!」
ジャラララララ
ほむら「鎖による拘束……!」
ガチ
ほむら「ふっ……避けるだけでは……こちらからも仕掛けないと」
ガチ
杏子「くそ! また消えやがった」
杏子「な、これならどうだ!!!」
ジャラララララ
ガチ
ほむら「空間全体に鎖を張り巡らせて、私の動きを封じるつもりか」
ほむら「……残念ね、本体がお留守よ」
ドスッ
ガチ
173 = 149 :
ウェヒィィィ
174 = 1 :
杏子「げはッ……!」
ほむら「浅はかね」
杏子「へっ……かかったな!」ガシッ
ほむら「ぁ……!!」
杏子「どんな魔法でも、直接掴んじまえば逃げられねぇ」
杏子「仮に逃げられたとしても……この距離ならテメェの能力も丸わかりってもんだ!」
ほむら(しまった……これじゃ時間を止められない!)
ジャラララララッ
杏子「ふん、がっちりホールドしてやるよ、鎖が食い込むといてぇぞ?」
ほむら「あぁぁっ……! ぐ……ッ」
ほむら(鎖を展開したのは、私を懐へ飛び込ませるための罠……!)
ほむら(まさか、佐倉杏子にこんなポテンシャルがあるなんて……)
杏子「ほら負けを認めろ、身体が千切れちまうぞ」
ほむら「ぅぐっ……」
ミシミシ
杏子「強情な奴だな、それともトドメ刺されてぇのか!」
175 = 149 :
ほす
176 = 1 :
杏子「だったら、アタシの手で食らわしてやるッ!!」チャキ
ほむら(今ね……ッ!)
ヒョイ
杏子「ば、ばか! 手榴弾だと!!」
カッッ キィィィィン
ほむら「チェックメイト」カチャ ←サングラスしてる
杏子「くそ……てめぇ、んなもんどこから」 ←鍛えてるので失神しない
ほむら「魔法少女が現代兵器を使ってはいけないなんて話はないわ、スタングレネードくらい使うわよ」
ほむら「形勢逆転ね、マグナムぶち込まれたい?」
杏子「へっ……魔法少女とは思えねぇ言葉だぜ」
杏子「いいよ、あたしの負けだ、好きにしろ」 ←武器捨てた
ほむら「……縄張り争いが目的ではない、あなたの力を借りたいのよ」
杏子「その為にわざわざ勝負したってのかい、回りくどいやつだよまったく」
ほむら「生憎、コミュニケーションは苦手なのよ」
177 = 1 :
魔女「」ドヨドヨ
杏子「っと……その前に」
ほむら「騒がしいギャラリーを狩らないといけないわね」
『魔女結界』
杏子「ほれ、アンタのグリーフシードだ」
ほむら「いらないわ、あなたの方が消耗している、自分で使いなさい」
杏子「ったく、可愛くねぇ奴だな」
杏子「んで? あたしの力を借りるって具体的にどういう事だよ」
ほむら「……ワルプルギスの夜を倒す、その時に戦ってほしい」
ほむら「あなたの私生活、魔女狩りまで干渉するつもりはないわ」
ほむら「ただ、そのときが来たら協力してほしい」
杏子「……」
ほむら「協力、してもらえるかしら」
杏子「あたしは負けた身だ、拒否権はねえよ」
ほむら「……恩に着るわ、それじゃ今夜はこれで」
杏子「おい待て、名前教えろ、そっちだけ素性を知ってるのはイーブンじゃないぜ」
ほむら「暁美ほむら、ほむらで構わないわ」
178 :
ほ
179 = 1 :
『ほむら部屋』
ほむら「……魔法少女は全員揃った」
ほむら「美樹さやかは絶望していない、巴マミは生存している、佐倉杏子の協力もとりつけた」
ほむら「……今までにないパターンね」
ほむら「もし、これでだめなら……」
『食堂』
マミ「目標が来たわよ」
ほむら「マミ……本当にやるの?」
マミ「当然よ! もう鹿目さんにはあなたが呼び出したってことにしているのだから」
ほむら「うぅ……っ」モジモジ
マミ「……好きなんでしょ?」
ほむら「そ、そうだけど」
マミ「えいっ☆」ドスン
ほむら「きゃっ、押さないで」フラフラ
まどか「あ、ほむらちゃん」
マミ(ニヤリ)
180 :
うぇひひ
181 = 1 :
ほむら(うぅ、まだ何を話すのかも決めてないのに……)
ほむら(大体私はまどかの幸せが目的で……付き合いたいとかは二の次で……)
まどか「ほむらちゃん、一緒にお昼食べるんだよね?」
ほむら「ぁ、ええ、そうね」
まどか「えへへ、ほむらちゃんに誘ってもらうのって、わたし初めてだ」
ほむら(話を取り付けたのはマミだけど……)
まどか「何かほしいのあったらもらって?」お弁当パカッ
ほむら「ぇ、ええ……」
マミ(良い感じだわ……それとなく料理の話題にして、家に連れ込むのよ!)
さやか(やっぱほむらとまどかってそういう……)ゴクリ
ほむら「わ、すごい」
まどか「お父さんに作ってもらうんだぁ、わたしはまだ練習中、えへ」
ほむら(それに比べて、私の質素……色もないし、コンビニ弁当の方がよっぽどマシよ)
183 = 1 :
まどか「ほむらちゃん食べないの?」ハモハモ
ほむら(……どうしよう、食べてるとこ見られたくない///)
まどか「んー?」
ほむら「……っ///」
まどか「ほむらちゃんってさ、わかりやすいよね」
ほむら「え……」
まどか「ホントはね、気付かないふりしてようって思ってたんだけど」
まどか「なんだか可哀想だから……」
まどか「わたし、嫌じゃないよ、だから怖がらないで」ナデナデ
さやか(手! 手繋いでますよあの二人!)
マミ(イエスッ!!)
ほむら「っ……///」
まどか「今はさ、お昼食べちゃお、休み時間終わっちゃう」
ほむら「は、はぃ……///」
184 = 180 :
夜まで残っててくれー
185 :
ほ
186 = 1 :
『帰り道』
まどか「今日は二人っきりだね、えへ」
ほむら「そ、そうね……美樹さんも帰ってしまったし」
さやか(帰ってないんですけどね)
マミ(セッティングは完璧よ、暁美さん!)
ほむら「ま、まどか」
まどか「うん、なぁに?」
ほむら「ぁ……///」
ほむら「……」
まどか「……わたしね、初めは怖い人なのかなって思ってたんだ」
ほむら「え?」
まどか「ほむらちゃんのことだよ」
まどか「あんまり喋ってくれないし、わたしにだけ冷たい気がしたから」
まどか「今は怖くないよ? もう仲良しだもんね」
ほむら「ええ……」
ほむら(そんな風に見えていたのね……)
187 = 178 :
ほ
188 = 185 :
ほ
189 = 1 :
まどか「えい」手ギュ
ほむら「あっ///」ワタワタ
さやか(また手繋いでますよ!)
マミ(イエスッ!!)
まどか「ほら、顔赤い」
まどか「嫌だったら言ってね」
ほむら「い、嫌じゃないっ!」クワッ
まどか「わ、あはは……よかった」
ほむら(まどか、どこまで気付いてしまったの……?)
ほむら(怖い……)
まどか「これからほむらちゃんのこと、たくさん知りたいな」
まどか「ほむらちゃん自分のことは話してくれないから、わたし知らないことだらけだよ、えへへ」
ほむら「そう、だったわね……」
まどか「なのにほむらちゃんは、私のことたくさん知ってるんだもん」
まどか「だからわたしも知りたいな♪」
ほむら「ん……うん///」
マミ(ここからじゃよく聞こえないわね!)
さやか(うああ! マミさん押さないで! マミさんの胸重いっす!!)
190 = 185 :
ほ
191 :
>>189
>さやか(うああ! マミさん押さないで! マミさんの胸重いっす!!)
おい、そこ変われ
192 = 185 :
ほ
193 = 1 :
『巴部屋』
マミ「……で?」ドタプーン
マミ「手をつないだ、鹿目さんには薄々勘付かれている、しかも好意的」
ほむら「……はい」
マミ「なのにそのまま別れたですって!?」
ほむら「だ、だって……家の方向違うから……」
マミ「このバカちん!!!」
ほむら「ひんっ……」
マミ「そこは寄り道して時間を稼ぎなさいよ!」
ほむら「そんなこと言われても困るわ……」
マミ「……どこまでも口下手なのね、暁美さん」
ほむら「……」シュン
マミ「こうなったら、あなたの得意分野で勝負するしかないわね」
ほむら「つ、つまり……」
※ 補足 ※
猿です、サヨウナラ
194 :
さるはルーター再起動してIP変えれば治るぞ
195 = 1 :
マミ「魔法少女のあなたならどうかしら」
ほむら「遊びじゃないのよ! 私情をはさめば守れる者も守れなくなるわ」
マミ「その強さ、鹿目さんはそこに惹かれていたのではないのかしら」
ほむら「え……」
マミ「鹿目さんはあなたに憧れを抱いているそうよ」
マミ「魔法少女としてのあなたに」
ほむら「……」
マミ「だったらそこに付け入るしかないじゃない」
ほむら「卑怯、じゃないかしら……」
マミ「恋愛に卑怯なんてないわ!」パスン
ほむら「ひんっ」
マミ「あなたは今まで影で守るように活動してきたわ」
マミ「魔女の数が増えすぎないように調整もしていたわね」
マミ「今後は私達と同行するのよ、それで鹿目さんと触れ合う機会を作る!」
ほむら「そ、そんなのでいいのかしら」
マミ「やるったらやるの! じれったいわ!」
196 :
まど
197 = 1 :
『魔女結界』
マミ「みんな揃ったわね」
さやか「今日も正義のさやかちゃんがすぱすぱーっとやっつけちゃいますかぁ!」
まどか「さやかちゃん、調子にのったら危ないよー?」
ほむら「……遅れたわ」シュタ
まどか「ほむらちゃん!?」
マミ「今日は暁美さんにも来てもらったの、仲間は多い方がいいでしょう?」
さやか「ほむらっちがいたらあたしの出番がないじゃーん」
マミ「こーら、魔法は使わないに越したことはないのよ」
さやか「ふぇーい」
ほむら(いつもこんなノリなのかしら……呆れるわ)
まどか「ほむらちゃん、えへ」
ほむら「まどか、自分の身は自分で守るのよ、いいわね」
まどか「う、うんっ」
まどか(やっぱり、かっこいい……)
マミ(いい感じに好感度を稼いでるわね)
さやか(くそぅ……娘を取られる気分だぁぁ)
199 = 142 :
ウェヒヒ
みんなの評価 : ☆
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