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    元スレ夜神月「囲碁界の神に僕はなる!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - クロスオーバー + - デスノート + - ヒカルの碁 + - 夜神月 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    54 = 1 :

    「……」

    佐為「ら、ライト……気を落とさないで。互先で最初から勝てる者などおりません」

    「佐為、次の相手は君が完膚なきまでに叩き潰せ。いいな?」

    佐為「……し、しかし」

    「さて、誰にしようか」


     【 L が対局を申し込んできました 】


    「またさっきのやつか!! いや、Lが一つ少ない……それにアベレージが低いな」

    「なんにしても腹立たしい。佐為」

    「手抜きは一切許さない。潰すんだ再起不能になるまで徹底的に」

    佐為「……!!」

    「もし少しでも情けをかけたら……わかるな? 僕はすこし機嫌が悪くなる」

    「それと言っておくが僕は幽霊に対して情は抱かない」

    佐為「……わかりました」

    55 = 41 :

    余裕無さすぎwww

    56 :

    油断するとすぐ黒月になってしまう

    57 = 1 :



    ……




     【 L が投了を選びました。saiの勝ちです】


    「ふぅ……よくわからないうちに終わったな。瞬殺だ」

    佐為「ぅ……私はこんな碁を打ちたかったわけでは」

    「対局相手はいまごろ悔し涙を浮かべているだろうね。ははは!」

    「気分がいい」カタカタカタカタ


     [sai:みたか僕の勝ちだ!!!!!!!]
     [ L :お強いですね囲碁歴は長いんですか?]

    「囲碁歴だって? ふふふ……はははははは!」

     [sai:聞いて驚け! 僕は囲碁歴なんとたったの一日だよwwwwwwwwww]
     [sai:その僕に! 負けた! お前は!!! 雑魚め!!]
     [ L :はい。今回は私の負けです]


    「なんだこいつ。僕の挑発にのらないなんて」

    58 = 47 :


    まあ黒くならないとただの胡散臭いイケメンだからな

    59 = 11 :

    天才でイケメンで中身お前ら…
    タチ悪いな

    60 :

    小学生レベルの煽りじゃねーか

    61 = 34 :

    これ相手からしたら小学生のレスだよな

    62 = 1 :


     [ L :ですが、次は負けません]

    「何を言っている……ネットは広い。もうお前と出会うことはないよL」

     [ L :sai、私はあなたを必ず見つけ出し……]

    「え……」

     [ L :公衆の面前に晒しあげる! ]
     [sai:!!!]

    「な、なにを言っているんだ……」ガタガタ
     
     [sai:ふざけるなぁーーー!!!]
     [ L :そして佐為、私は今回の対局で一つ大きなヒントを得た]
     [sai:なんだと!?]
     [ L :リアルタイムで対局することでお前がどこからアクセスしているかおおまかにつかめた]
     [ L :sai! お前は今日本の東京にいる!]
     [sai:なに!!!!] 

    63 = 45 :

    えっ

    64 :

    わろた

    65 :

    えっ

    66 = 41 :

    囲碁に勝つと晒されんのか

    67 = 47 :


    リアルで晒す宣言とか犯罪予告じゃねぇかwww

    69 = 11 :

    煽り耐性なさすぎワロタ

    71 = 56 :

    月くん、ここは勝ち逃げが美しいです

    72 = 1 :


    「……ッ!! こいつまさか僕のプロフィールとIP情報を!!」

    「……いや、だがこの程度で個人の特定はできないはずだ」

    「だいたいどうして何もしてない僕が晒しあげられなきゃならないんだ……ネットに潜むキチガイめ……」

    佐為「ライト、対局のあとはお礼を言わないとだめですよ」

    「そういう問題じゃないんだ!!」ガタッ


     【 L が退室しました 】


    「……佐為。ネット碁は今日で終わりだ。コイツに粘着される」

    「ネットに個人情報を晒されたらたまったもんじゃないからな」

    「まさかこんなことになるとは……」

    佐為「あの、よくわからないのですが」

    「ここで打つと危険なんだ。それにやっぱり碁は直接手で打つに限る。そうだろ?」

    佐為「は、はい♪ 碁石の音が聞きたいです!」


    (しかしどうする。明日駅前の碁会所にいってみるか……?)

    73 = 52 :

    色々ワロタwww

    74 = 1 :


    ・・・翌日


    カランコロン


    市河「あらいらっしゃい。初めてよね?」

    「えぇ」

    市河「ふふ緊張しなくていいのよ。若い子もたまにくるから」

    市河「あなたの棋力はどれくらい?」

    「棋力?」

    市河「どれくらい打てるかってこと」

    「あぁ、そういう。そうですね……僕、結構強いですよ」ニヤッ

    佐為「はい♪ へぇこんなところで打つんですか」

    市河「あらすごい自信。じゃあ相手探すわね」


    ???「よければ打ちましょうか」

    市河「あ、ならちょうどいいわ。竜崎さんお願いね?」

    76 :

    ヒカルSSは大好物

    77 = 56 :

    これは粘着なのか・・・・・それとも偶然か

    78 = 34 :

    何故嘘をつく…

    80 :

    そういやアニメは途中で終わってるんだよなぁ

    81 = 1 :


    「この人と打てばいいんですか?」

    竜崎「はじめまして竜崎です」

    「夜神月です。お願いします」

    竜崎「珍しい名前ですね。お願いします」

    (佐為、ここではあまり目立ちたくない。わかるな?)

    佐為「わかりました」

    (本当の強さをこいつに悟られない程度にごまかして戦え)

    佐為「はい。しかしライト。このものに私は不穏な空気を感じます。気をつけて」

    (打つのは僕じゃないし、打ち間違えなんてしないよ。気をつけるとしたら佐為の方だ)

    佐為「そうですが……」

    竜崎「では私が握りますね」

    「あの、その座り方は……?」

    竜崎「すいませんこうしないと思考力40%ダウンです」

    「そうですか……」

    佐為「ライト早く早く!」ワクワク

    82 = 1 :


    ・・・


    佐為「14のニ。ハネツケ」

    (佐為、こいつの実力はどうだ)

    佐為「なかなかのものです。ですが負けることはありません」

    佐為「しかし……」

    竜崎「……」コトン

    (あぁ同情するよごめん佐為。コイツ、なんて手つきだ……はじめて碁石をさわる僕よりひどい)

    竜崎「夜神君。なかなかお上手ですね」コトン

    「そうかい?」パチッ

    竜崎「しかしあまり経験はないとみました」コトン

    「!!! それは竜崎の方だろ? 石の置き方がめちゃくちゃだ」パチッ!!

    竜崎「そうですね……無駄口失礼しました」コトン

    84 :

    朝まで残ってるかな?
    お休みー

    85 :

    ヒカルの碁って全巻でいくつ?
    金あったら買おうと思うんだが

    86 = 56 :

    >>85
    ググれば出てくること聞くな23

    87 :

    ヒカ碁の最終回後の話って設定なのか

    88 = 1 :

    ・・・


    佐為「これで終局です」

    「僕の2目半勝ちかな。惜しかったね」ニヤッ

    竜崎「ええ……私の負けです」

    「ありがとうございました」

    竜崎「ところで夜神君。ひとつ聞きたいことがあります」

    「なんだい?」

    竜崎「夜神君はどこで囲碁をおぼえましたか?」

    「僕? あぁ、ネットでね」

    竜崎「いつ頃からやってますか?」

    「うーん……結構前かなw」

    竜崎「だと思いましたしかしこうやって碁盤で打つ経験は少ないようですね人差し指の爪がとても綺麗ですので」

    「えっ」

    竜崎「私がLです」

    (何ッ!!!!!!!!!)

    89 :

    くそっやられた!

    90 = 27 :

    小物しかいないのかこの世界は

    91 = 1 :


    (落ち着け……こいつはこっちを反応をみているに過ぎない)

    佐為「やはり昨日の者ですか」

    (佐為! わかっていたなら何故言わない!)

    佐為「すいません……あの箱の世界ことはよくわからなくて」

    (クッ、完全に油断していた)

    竜崎「どうしました夜神君」

    「ええと……L? 何のことだ、何かの暗号?」

    竜崎「あ、すいません。私はネット上でLと名乗り、とある打ち手を捜索しているのです」

    「へぇ……ハンドルネームはLっていうのか」

    竜崎「とある打ち手……saiを追っています」

    「sai……」ゴクリ

    竜崎「もちろんライト君も知っていますよね?」

    「あぁ。なんかいっぱいいるよな今」

    竜崎「ですが私が探しているのは本物のsaiです」

    92 = 1 :

    「何をもって本物と判断するんだ?」

    竜崎「無論、棋力です」

    「あぁそうだね。無粋な質問だった忘れてくれ」

    竜崎「実は私、昨日本物のsaiと対局しまして」

    「……」

    竜崎「勝ちました」ニヤッ

    「なんだと!!!!!!」

    佐為「え? 確かに私が勝ちましたよ? ライト、この者は嘘をついています!」

    (そんなことわかってる!)

    (のせられるな。あくまでこっちの動揺をさそっているだけ)

    (こいつに僕がsaiだとバレたら……ネット上に晒される!!)

    「ふー……そうなんだ。すごいな。でもいま僕に負けた君がsaiに勝てるなんて……」

    竜崎「はい。だから夜神君がsaiの可能性がわずかにあります」

    (ふざけるな!!! 道理にかなっていない!!)

    「ははは、僕がsaiか。なるほどね褒め言葉として受け取っておくよ」

    93 :

    史絵?

    94 :

    なんだこいつら

    95 = 34 :

    謎の心理戦ワロタ

    96 = 1 :


    「きっと君が昨日打ったsaiは偽物だったんじゃないか?」

    「昨日saiに君が勝ったなら今日も勝てるはずだろ?」

    「つまり僕はsaiじゃない」

    竜崎「その可能性もあります。大いに」

    「だろ? だいたいsaiって名前のやつなんて五万といる。確認なんてとれやしないさ」

    竜崎「おっしゃるとおりです。ですが私は確信しています。昨日対局し勝った相手は本物のsaiであると」

    「だとしたらsaiも大したことないな。こんな碁会所の客に倒されるようでは」

    竜崎「えぇ、そうですね」

    佐為「ライト! もう一度戦わせてください! この嘘つきをこらしめます」

    (バカ言え。バレたらおしまいなんだよこっちは)

    佐為「碁の勝敗で嘘をつくなんて! 私はズルが許せません!」

    (落ち着け佐為。こいつはバレるの上等で見え見えの嘘をついているだけだ)

    佐為「しかし……」

    竜崎「夜神君いい忘れました。私はただの碁会所の客ではなく、雇われ探偵です」

    「た、探偵!?」

    98 :

    ばれたら何が終わりなんだよwwww

    99 = 1 :


    「なぁ、竜崎。お前さっきから僕に何を言いたいんだ?」

    「僕の実力なんてたかがしれてるだろ? 僕はただの学生だよ」

    「だいたい外に出られてそんなに棋力があるならとっくにプロになっているよそうは思わないか?」

    竜崎「そうですね。いまのところsaiはネット上にしか存在しません」

    竜崎「申し訳ありませんでした」

    「じゃあなんで僕にこんな尋問めいたことを」

    竜崎「探偵ですから。一応の探りです。すでにsaiの住んでる地域は絞り込めています」

    竜崎「saiが私を警戒してネット上に現れない以上、こうしてわざわざ足をつかっているのです」

    竜崎「夜神君以外のそれらしい人物にもたくさんアプローチをかけてみましたすいません」

    「……そうか。でも疑われるほうは気分がわるい」

    「悪いことをしていないのに罪に問われた気分だ」

    竜崎「ご迷惑をおかけしました。ではこれからは囲碁友達になりましょう」

    「友達……か……」

    「まぁ僕も適当に打つ相手は欲しかったし、かまわないよ」

    佐為「良かったですねライト!」

    100 = 1 :

    竜崎「では友達ですので以降はライト君と呼びます」

    「勝手にしろ」

    竜崎「ライト君に早速聞きたいことがあるのですが」

    「まだ質問があるのか? 尋問は断るぞ」

    竜崎「いえ意見を伺いたいのですが。この棋譜をどう思いますか?」パサッ

    「棋譜か……」

    (棋譜ってたしか対局記録のことだよな。クソっこんなの見ても読めないぞ)

    佐為「……」

    (佐為、どうなんだ?)

    佐為「非常に素晴らしいものです。おそらくは私と同等かそれ以上の者が残したもの……!」

    (そんなに!)

    竜崎「……」


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