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    元スレ一夏「自分の子供が欲しい」

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    タグ : - インフィニット・ストラトス + - ミステリー + - 織斑一夏 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    理解した

    152 = 95 :

    なぜ両方共少女にしなかったのか

    153 = 14 :

    155 = 26 :

    一夏「で、俺は敵と一対一で戦ってるとき、箒とシャルが抑えてた奴にも狙われた」

    千冬「うむ」

    一夏「急に襲いかかられたけど、とっさに反撃して事なきを得たんだ。
       そいつはフラフラになって地面に激突した」

    一夏「でも今度は俺が相手をしてた奴がシャルと箒の方を狙いだしたんだ」

    一夏「俺は無我夢中で飛び出して、二人の前に身を投げ出して……そっからの記憶はない」

    千冬「今まで眠りっぱなしだったからな」

    一夏「俺はなんでずっと目覚めなかったんだ?」

    156 = 101 :

    ラウラのセリフにワロタ

    157 = 26 :

    千冬「おまえを昏倒させた敵は篠ノ之とデュノアの同時攻撃によって撃沈された
       あいつらは絶対防御を阻害する装備を持っていたが、破壊されることでその効力を失い、
       少し遅れて白式が操縦者回復形態に移行した。福音のときと同じだな」

    一夏「でも」

    千冬「ああ、しばらく経てば回復するだろうと思われていたが、おまえは一向に目覚めなかった。
       束がいうところによると、脳に強い衝撃が走ったせいで記憶が乱され、白式はその記憶を戻そうとしているためだと言っていた」

    一夏「ISって傷や骨折の回復促進だけじゃなくそんなこともできるのか」

    千冬「おまえの白式が特別製なんだろう。おまえは白式を進化させ続けたからな」

    158 = 14 :

    159 = 26 :

    千冬「……束。いるんだろう」

    「はいはーい!」ピョン

    スタッ

    一夏「うお! 天井裏から!」

    「じゃじゃーん! 皆のアイドル束さんだよー!」

    千冬「一夏に施した治療を簡潔に説明してやれ」

    「うーんとね! まずね、いっくんの状態は下手すりゃずっと目覚めないほどだったのね。
      これは一大事と慌てた束さん、持てる知識をいくつか動員して、画期的な治療法を作り上げることに成功したのです!」

    一夏「はい……」

    161 :

    束さんかわいい

    162 = 26 :

    「超簡単に言っちゃえば、外的な刺激を与えて記憶を喚起させちゃおうという作戦なのだ!
      いっくん、人に話をするときは話題に合わせた情報が自然と記憶から検索されてくるでしょ。
      込み入った話をするとちょっと違うんだけど、今はそういう理解でおっけー!」

    一夏「……」

    「でも、この方法はエネルギー・バイパスを繋いで白式にエネルギーを与えて操縦者回復機能を応援するとともに
      コア・ネットワークを無理やり開いていっくんに呼びかけ続ける人が必要だったんだ」

    一夏「それって!」

    千冬「ああ。篠ノ之とデュノアだ」
      

    163 = 66 :

    お互いに亡き者にしていたのか

    164 = 143 :

    ワンサマー争奪戦のせいか

    166 = 26 :

    千冬「この二人はおまえを巡って競争していたわけだがな。
       紅椿の特徴の一つにエネルギーを分け与えることができ、デュノアは過去におまえとバイパスを繋いだ実績があった」

    「エネルギーを繋がないとコア・ネットワークで呼ぶだけの方法より相乗効果が期待できるんだ」

    一夏「そうか……」

    千冬「奴らは二人で……いや、おまえを含めると三人か。連日この部屋にこもっておまえにエネルギーと声を掛け続けたわけだ」

    一夏「その二人は!? さっきいなかったけど!」

    千冬「あいつらも間が悪い。もうしばらくで目覚めそうだという見通しが立つと、おまえが起きる前に二人で外に出てしまった。
       今まで避けていた話をするためだろうな」

    167 = 26 :

    眠くなってくるとミスが増えるな

    × 紅椿の特徴の一つにエネルギーを分け与えることができ、
    ○ 紅椿の特徴の一つにエネルギー増幅機能があり、

    ×エネルギーを繋がないとコア・ネットワークで呼ぶだけの方法より相乗効果が期待できるんだ
    ○エネルギーを与えながら行うとコア・ネットワークで呼ぶだけの方法より相乗効果が期待できるんだ」

    168 = 14 :

    がんばれ

    169 = 26 :

    一夏「そうか……探しに行ってくるよ!」

    千冬「駄目だ。まだおまえは容態を観察されている。今話しているのだって私が特別な許可を得ているからだ。
       
    一夏「束ねさんは?」

    千冬「奴はこの方法を確立するとしばらく消えおったが、さっきひょっこり現れたんだ」

    一夏「そっか」

    千冬「しばらくベッドに横になっているといい。私ももう退室せねばならない時間だ」

    千冬「……一夏。もう二度とあんな真似はするなよ。悲しんだのは小娘どもだけじゃないんだからな」

    一夏「ああ」

    バタン

    171 = 26 :

    一夏「そうか……」

    一夏(俺が見てきたビジョンは箒とシャルの声を掛けられて喚起されたイメージだったのか。
       思い直してみると現実みたいだけど現実じゃなかったもんな。夢と同じだったんだ)

    一夏「卒業式の日……俺はあいつら二人同時に呼ばれて、振り返ったときに襲撃を受けて、IS展開して飛び出して」

    一夏「すぐ出ていかないとな……」

    173 = 26 :

    一夏「こんなところ……あいつらには俺が直接会いに行かないと」

    俺はしばらく医者に経過観察された。
    見舞いもしばらく禁止されていたらしいが、身体のどこも傷はなく、意識もはっきり戻っていることが医者も分かっていたのだろう、
    ひょっとしたら千冬姉が手を回してくれたのかも知れないが、数日したら鈴たちがやってくるようになった。
    しかし……箒とシャルが訪れたことは一度もない……

    174 = 20 :

    >>68
    でもその子はたぶん他の男との間に出来た子供

    175 :

    大変だクラリッサ!おしめを替えたのに泣きやまないぞ!

    177 = 26 :

    一夏「今日で退院か」

    千冬「行くのか?」

    一夏「ああ! 鈴たちに話を聞いたら今日は病院の庭で待ってるらしいんだ!」

    千冬「一夏……一つ尋ねていいか?」

    一夏「うん。いいけど」

    千冬「なぜおまえは卒業式までにどちらかに決めなかった?
       あいつらをいたずらにやきもきさせたのではないだろうが……」

    一夏「俺はさ……心のどっかで怖がってたんだと思う」

    千冬「怖がっていた、だと・」

    178 = 66 :

    >>174
    シャル「自分の子供が欲しい」
    ワンサマの嫁はシャルだが妾との間にしか子がいない
    子は妾にクリソツ

    179 = 26 :

    一夏「うん。告白を受けて付き合うなら半端なことはしない。
       結婚も考えるし、その先のことだって視野に入れるさ」

    一夏「でも、俺は本当に親になれるのか、不安だった。
       両親がいない俺なんかに務まるものなのかって」

    千冬「……っ!」

    ガチャ

    「一夏ー! さっさと準備しなさいよー!」

    セシリア「お待ちですわよ、お二人とも」

    ラウラ「用意にこんなに手間取るとは、どこのお嬢様だ!」

    一夏「ああ、行くよ!」ダッ

    千冬「……………一夏」

    180 = 101 :

    千冬姉…

    181 = 38 :

    >>174当然俺の子だwwwwwwwwwめかけの子抱き放題ヤッホウwwwwwwwww

    182 = 26 :

    一夏(俺さっ……やっと気付いたんだ)タッタッ

    一夏(あのとき、卒業式のとき敵のISと戦っているとき、こともあろうに俺は―――)タッタッ

    一夏(「子供が欲しい」って考えてたんだ……)タッタッ

    一夏「俺が死んでも……残るものが……あればって……死にかけるほどの戦いを繰り返すうちにそんな思いが強くなっていったんだ……
       箒とシャル、どちらを選んでもやっぱり子供は欲しいと思った。あいつら二人がとても愛おしかった!
       それで、俺は無我夢中であいつらの楯になって……」

    一夏「うううううう! それで、俺は……」キュゥゥゥゥ




    「シャルロット、おまえも花を持て」

    シャル「うん。ありがとうね箒。僕日本式の作法を知らないから……」

    「そうか。じゃあ目を瞑って手を合わせろ」

    シャル「うまくできるかな……まあ、できなくてもきっと許してくれるよね」

    「ふふ、違いない……」





    一夏「死んだんだ………」

    184 :

    あぁ

    185 = 12 :

    え?

    187 = 62 :

    夢オチみえた

    190 = 143 :

    じゃあ束さんとの会話は一体?

    191 = 26 :

    一夏(あいつらの思念が流れ込んできたのかな……
       それで……訳が分からないまま漂っていた俺の記憶が再構成されて、現実に気付けたんだ)

    一夏(どっちと結婚したのか分からなかったあの夢も……白式の中で眠ってたっていう病院のできごとも……
       身近な人間の想いを受信して俺が勝手に作り上げたんだ……そのイメージの中に記憶を取り戻すきっかけはあった)

    一夏(箒……! シャル……!)




    「………」

    シャル「………」ジワ

    「うっ……」ポロ

    シャル「うううぅぅぅ……」ポロポロ

    「うううぅぅ……ひくっ……」ポロポロポロ

    シャル「うえぇぇぇ………一夏……一夏ぁぁ!」




    一夏「これが……本当の真相かよ……・」

    192 = 184 :

    はつゆきさくら思い出した

    193 = 161 :

    誰か解説よろ

    194 = 186 :

    >>193
    幽霊がみた夢

    195 = 161 :

    え?束さんの解説も全部?

    196 = 26 :

    「シャルロット……一夏はきっとおまえを選んだだろうな」

    「気立てが良く器用でおおらかで――私は素直に身を引くべきだった」

    シャル「なに言ってるのさ。僕はきっと箒を選んだだろうって思ってたるだからね」

    シャル「まっすぐで凛としてて自分に厳しくて――絶対一夏はパートナーに箒を選ぶだろうって」

    「私はおまえが一夏の子を宿すところまで宙に描いたぞ」

    シャル「僕は箒が新婚旅行のとき鈴たちにそれぞれの土地を案内してもらう姿を想像したよ」

    「……死ぬべきはどう考えても一夏じゃなかった」

    シャル「……それは同じ意見だよ」

    箒シャル「「自分が代わりに死ねば……」」

    197 = 161 :

    お互いに自分を亡き者にしたのか

    198 :

    なんという展開

    199 = 26 :

    一夏(再構成されたイメージのうち――
      シャルと結婚生活は箒の想像が、箒との結婚生活はシャルの想像が柱になってたらしいな。
      同時に受信するとあんな混沌としたものになるのか)

    一夏(俺が白式の操縦者保護を受けたっていう想像は、多分千冬姉たちのものか……)

    一夏「―――――さて……」

    箒シャル「……」

    「やめろ……自分を責めるのは」

    シャル「箒こそ!」

    「シャル……おまえとは妙な仲になってしまったな」

    シャル「うん、そうだね。恋敵とか仲間とか、そういうのとはちょっと違うね」

    「二人とも、すげえ仲良くなったな!」

    「そうだな。さあ、もう墓周りに雑草が生えている。墓を磨いてから草むしりをしてやろう」

    シャル「うん!」

    200 = 95 :

    ゆりか


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