私的良スレ書庫
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元スレ魔王「世界の半分をお前にやろう」側近「全部ください」
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勇者「そういうものなんだよ!知っとけ!行くぞ!」
側近「ほー」
魔法使い「……」
チラッ
側近「なんだ?守って欲しいのか?」
魔法使い「バ……バッカじゃないの!///」
側近「ほー」
魔法使い「……」
チラッ
側近「なんだ?守って欲しいのか?」
魔法使い「バ……バッカじゃないの!///」
勇者「しかし、もっと大軍が待ち構えていくかと思ったけど、雑魚ばっかだな」
魔法使い「そうね、ちょっと拍子抜け」
僧侶「じゃあ私帰っても大丈夫ですか?」
魔法使い「待ちなさい」
ガシッ
側近「当然だ。魔王軍は別の方面に展開しているはずだからな」
勇者「は?どういうことだ?」
側近「人間側の前線の兵力に差をつけた。我々は西から回り込んで魔王城に向かう」
側近「だが、魔王軍の前線が東側に集中せざるをえないように軍の配置をしてきた。こちらはがら空きだ」
勇者「何言ってんのこいつ?」
魔法使い「じゃあ……」
側近「ああ、敵は少ないはずだ。だが油断するな。魔王城には将魔クラスがいるからな」
僧侶「やっぱ帰っていいですか?」
魔法使い「そうね、ちょっと拍子抜け」
僧侶「じゃあ私帰っても大丈夫ですか?」
魔法使い「待ちなさい」
ガシッ
側近「当然だ。魔王軍は別の方面に展開しているはずだからな」
勇者「は?どういうことだ?」
側近「人間側の前線の兵力に差をつけた。我々は西から回り込んで魔王城に向かう」
側近「だが、魔王軍の前線が東側に集中せざるをえないように軍の配置をしてきた。こちらはがら空きだ」
勇者「何言ってんのこいつ?」
魔法使い「じゃあ……」
側近「ああ、敵は少ないはずだ。だが油断するな。魔王城には将魔クラスがいるからな」
僧侶「やっぱ帰っていいですか?」
>>154
現実的に考えるとそういう消費の少ない方を選ぶだろ
現実的に考えるとそういう消費の少ない方を選ぶだろ
―――宿屋
勇者「今日はここで休むか」
僧侶「部屋割りはどうしますか?」
勇者「まぁ常識的に男部屋と女部屋か?」
側近「いや、全員一部屋がいい」
魔法使い「ちょっ!」
勇者「ま、まさか……噂の乱k……」
魔法使い「何言おうとしてんのよ!」
ドガッ
勇者「け、蹴ることないだろ」
勇者「今日はここで休むか」
僧侶「部屋割りはどうしますか?」
勇者「まぁ常識的に男部屋と女部屋か?」
側近「いや、全員一部屋がいい」
魔法使い「ちょっ!」
勇者「ま、まさか……噂の乱k……」
魔法使い「何言おうとしてんのよ!」
ドガッ
勇者「け、蹴ることないだろ」
魔法使い「な、なんで一部屋なのよ!」
側近「別の部屋になれば僧侶が逃げる」
勇者「あ」
魔法使い「あ」
僧侶「なにいってるんですかわたしがそんなことするわけないじゃないですかわたしはひとびとのへいわのためまおうをたおすかくごをきめています」
側近「目を見て言え」
側近「別の部屋になれば僧侶が逃げる」
勇者「あ」
魔法使い「あ」
僧侶「なにいってるんですかわたしがそんなことするわけないじゃないですかわたしはひとびとのへいわのためまおうをたおすかくごをきめています」
側近「目を見て言え」
>>159
メタな考えだが、自分がこの世界の主人公なのに側近のが主人公っぽいからか
メタな考えだが、自分がこの世界の主人公なのに側近のが主人公っぽいからか
僧侶「逃げません」
フイッ
魔法使い「目、そらしてるし……」
側近「そういうわけで4人部屋で、魔法使い、勇者、僧侶、私の順で並び、僧侶を見張る」
勇者「お……おお……女の子の間……」
僧侶「逃げませんってば!」
魔法使い「だ、だめよ!そんな一緒に部屋なんて……」ゴニョゴニョ
側近「なぜだ?」
魔法使い「そ、それにそれならあたしが側近の隣に……」ゴニョゴニョ
側近「は?」
魔法使い「いいからだめなの!この子はわたしが見張るから!いくわよ!」
グイッ
僧侶「あうっ」
勇者「あ、あれ?俺のハーレムは?」
フイッ
魔法使い「目、そらしてるし……」
側近「そういうわけで4人部屋で、魔法使い、勇者、僧侶、私の順で並び、僧侶を見張る」
勇者「お……おお……女の子の間……」
僧侶「逃げませんってば!」
魔法使い「だ、だめよ!そんな一緒に部屋なんて……」ゴニョゴニョ
側近「なぜだ?」
魔法使い「そ、それにそれならあたしが側近の隣に……」ゴニョゴニョ
側近「は?」
魔法使い「いいからだめなの!この子はわたしが見張るから!いくわよ!」
グイッ
僧侶「あうっ」
勇者「あ、あれ?俺のハーレムは?」
>>160
いや、ゲーム以外にこんなことないんだからゲーム脳とか言うのはおかしくないか?
いや、ゲーム以外にこんなことないんだからゲーム脳とか言うのはおかしくないか?
>>161
よく意味わからんが、単純に勇者の性格がうざい
よく意味わからんが、単純に勇者の性格がうざい
―――夜
魔法使い「う……ん……側近……むにゃむにゃ」
側近「おい、起きろ」
グイッ
魔法使い「え?」
魔法使い「ええ!?な、なんで側近があたしに馬乗りに……///」
側近「大声を出すな!」
魔法使い「で……でも……こんなのまだ……変だよ」
側近「お前のほうが変だと思うんだがな……」
僧侶「んーっ!んーっ!」
ガタガタッ
側近「猿轡してベッドに縛り付けるとは……」
魔法使い「だってあの子逃げるし……」
魔法使い「う……ん……側近……むにゃむにゃ」
側近「おい、起きろ」
グイッ
魔法使い「え?」
魔法使い「ええ!?な、なんで側近があたしに馬乗りに……///」
側近「大声を出すな!」
魔法使い「で……でも……こんなのまだ……変だよ」
側近「お前のほうが変だと思うんだがな……」
僧侶「んーっ!んーっ!」
ガタガタッ
側近「猿轡してベッドに縛り付けるとは……」
魔法使い「だってあの子逃げるし……」
側近「魔法使い……」
魔法使い「だ、だめだよ。僧侶が見てる……///」
側近「何を言ってる。早く起きろ。敵だ」
魔法使い「へ?」
側近「こんな町の民間人を襲ってくるとは思わなかった……いったいどうしたことだ」
魔法使い「魔物!?」
側近「ああ。勇者が住民を避難させている。早く僧侶も自由にしていくぞ」
魔法使い「う、うん……でも」
側近「どうした?はやく着替えろ」
魔法使い「着替えるから出てって!」
ドンッ
魔法使い「だ、だめだよ。僧侶が見てる……///」
側近「何を言ってる。早く起きろ。敵だ」
魔法使い「へ?」
側近「こんな町の民間人を襲ってくるとは思わなかった……いったいどうしたことだ」
魔法使い「魔物!?」
側近「ああ。勇者が住民を避難させている。早く僧侶も自由にしていくぞ」
魔法使い「う、うん……でも」
側近「どうした?はやく着替えろ」
魔法使い「着替えるから出てって!」
ドンッ
ゴブリンA「ギャハハハハ!殺せ殺せー!」
ゴブリンB「女は犯せ!ハハハハハー!」
勇者「側近!来たか!ん?どうした?その顔の手形は」
側近「なんでもない」
魔法使い「ふんっ!」
僧侶「あわわわわ」
側近「数はたいしたことないようだが……あの印は……正規軍?なぜこんな単独行動を……」
ゴブリンC「ヒャハハハハハ!魔王様はおっしゃった!好きに殺していいってな!」
側近「なっ……」
ゴブリンD「ギャハハハハ!魔王様はおっしゃった!好きに奪っていいってな!」
側近「軍規はどうしたのだ……いったい魔王軍に何が……」
ゴブリンE「魔王様はおっしゃった!人間を殺して側近を助け出せとな!」
側近「なっ……」
ゴブリンB「女は犯せ!ハハハハハー!」
勇者「側近!来たか!ん?どうした?その顔の手形は」
側近「なんでもない」
魔法使い「ふんっ!」
僧侶「あわわわわ」
側近「数はたいしたことないようだが……あの印は……正規軍?なぜこんな単独行動を……」
ゴブリンC「ヒャハハハハハ!魔王様はおっしゃった!好きに殺していいってな!」
側近「なっ……」
ゴブリンD「ギャハハハハ!魔王様はおっしゃった!好きに奪っていいってな!」
側近「軍規はどうしたのだ……いったい魔王軍に何が……」
ゴブリンE「魔王様はおっしゃった!人間を殺して側近を助け出せとな!」
側近「なっ……」
可愛らしい女口調ではあるが
我侭で暴君と、統治者としては最低最悪だなこの魔王
我侭で暴君と、統治者としては最低最悪だなこの魔王
―――数日前魔王城
魔王「なぁスラリン」
スライム「ピ?」
魔王「なんで側近はいなくなってしまったのだろう」
スライム「?」
プルプル
魔王「会いたいなぁ。どうしてるかなぁ」
ツンツンッ
スライム「ピキー」
ピョンピョンッ
魔王「あ、こらっ」
タタタッ
「……で……らしい」
「なんだと……」
魔王「また会議か」
魔王「なぁスラリン」
スライム「ピ?」
魔王「なんで側近はいなくなってしまったのだろう」
スライム「?」
プルプル
魔王「会いたいなぁ。どうしてるかなぁ」
ツンツンッ
スライム「ピキー」
ピョンピョンッ
魔王「あ、こらっ」
タタタッ
「……で……らしい」
「なんだと……」
魔王「また会議か」
風「なんだと!まだ側近殿はみつからないのか!」
炎「ああ、魔界中を探したがどこにもいない」
水「まさか……人間界に……」
炎「それしか考えられまい」
土「捕まっちまったんすかねー。側近殿も腕力はチョロイっすからねー」
風「側近殿をディスんなっつってんだろがー!おお!」
グイッ
水「もしや、最近の人間達の活動は側近殿が捕まったせいで……」
土「拷問にかけられてるとか?」
風「側近殿が拷問程度でゲロるわけねーだろ!」
炎「まぁ待て、あくまでも想像に過ぎない。調査範囲を……」
バタンッ
魔王「……」
炎「ああ、魔界中を探したがどこにもいない」
水「まさか……人間界に……」
炎「それしか考えられまい」
土「捕まっちまったんすかねー。側近殿も腕力はチョロイっすからねー」
風「側近殿をディスんなっつってんだろがー!おお!」
グイッ
水「もしや、最近の人間達の活動は側近殿が捕まったせいで……」
土「拷問にかけられてるとか?」
風「側近殿が拷問程度でゲロるわけねーだろ!」
炎「まぁ待て、あくまでも想像に過ぎない。調査範囲を……」
バタンッ
魔王「……」
炎「魔王……様?」
魔王「側近が……拷問?捕まった?」
炎「そんな事実はありません!」
魔王「嘘だ!今話していた!」
スライム「ピキー?」
フルフル
炎「ほらっ、スラリン殿が呼んでいますぞ」
魔王「黙れ!」
ドガッ
炎「がはぁ!」
魔王「側近は私が助ける!」
風「側近殿がそんな失敗するわけねーだろ!一度も失敗なんてみたことねーよ!」
魔王「側近が……拷問?捕まった?」
炎「そんな事実はありません!」
魔王「嘘だ!今話していた!」
スライム「ピキー?」
フルフル
炎「ほらっ、スラリン殿が呼んでいますぞ」
魔王「黙れ!」
ドガッ
炎「がはぁ!」
魔王「側近は私が助ける!」
風「側近殿がそんな失敗するわけねーだろ!一度も失敗なんてみたことねーよ!」
魔王「失敗は……ある」
風「はぁ?何言ってんだ!」
魔王「失敗している!私の元を離れたことだ!」
風「てめぇでクビにしておいてなんだその言い草は!おおう!」
グイッ
魔王「うるさい!」
ドガッ
風「ぐっ……」
魔王「行くぞ!軍の元へ!」
ダダッ
土「ど、どうするっすか?」
水「とりあえず二人の手配を……あとは出来る限り統率を取っていくしか……」
土「やべぇっすね」
風「はぁ?何言ってんだ!」
魔王「失敗している!私の元を離れたことだ!」
風「てめぇでクビにしておいてなんだその言い草は!おおう!」
グイッ
魔王「うるさい!」
ドガッ
風「ぐっ……」
魔王「行くぞ!軍の元へ!」
ダダッ
土「ど、どうするっすか?」
水「とりあえず二人の手配を……あとは出来る限り統率を取っていくしか……」
土「やべぇっすね」
―――町
勇者「ふぅ……これで全部片付いたか」
僧侶「ふぅ」
キュッ
勇者「あのさ……いい加減後ろから離れてくれない?」
僧侶「あ、すみません、盾様」
勇者「今俺のこと盾って……」
僧侶「間違えました。勇者盾」
勇者「……」
魔法使い「ねぇ、さっき魔物が側近を助けるとかって……」
側近「民間人にまで手を出すなど……戦争にルールをやぶるか……」
ブツブツッ
魔法使い「ねぇ、ちょっと!」
側近「いったい将魔たちはどうしたのだ……しかも私を助ける?」
ブツブツッ
勇者「ふぅ……これで全部片付いたか」
僧侶「ふぅ」
キュッ
勇者「あのさ……いい加減後ろから離れてくれない?」
僧侶「あ、すみません、盾様」
勇者「今俺のこと盾って……」
僧侶「間違えました。勇者盾」
勇者「……」
魔法使い「ねぇ、さっき魔物が側近を助けるとかって……」
側近「民間人にまで手を出すなど……戦争にルールをやぶるか……」
ブツブツッ
魔法使い「ねぇ、ちょっと!」
側近「いったい将魔たちはどうしたのだ……しかも私を助ける?」
ブツブツッ
魔法使い「ねえちょっとってば!」
グイッ
側近「ああ……すまない」
タタッ
魔法使い「ど、どこいくのよ」
側近「魔物にやられた者たちの手当てをしないとな」
魔法使い「え……」
側近「困っている人は助けるのだろう?」
魔法使い「人違い?そっか……そうだよね」
タッ
魔法使い「ほらっ!勇者と僧侶もいくわよ!」
グイッ
側近「ああ……すまない」
タタッ
魔法使い「ど、どこいくのよ」
側近「魔物にやられた者たちの手当てをしないとな」
魔法使い「え……」
側近「困っている人は助けるのだろう?」
魔法使い「人違い?そっか……そうだよね」
タッ
魔法使い「ほらっ!勇者と僧侶もいくわよ!」
―――魔界
勇者「これは……」
魔法使い「酷い……みんな死んでるの?」
僧侶「キモいです!帰ります!」
ダッ
ガシッ
勇者「死んでるのはほとんど魔物か?」
側近「統率を失った軍隊の末路か……」
「ぐぐ……」
魔法使い「わっ」
勇者「生き残りか!?」
側近「お前は……」
炎の将魔「その声は……側近殿!うぐぐ……」
ガシャンガシャン
炎「ぐっ……もう目が見えませんが、その声は側近殿に間違いない……」
勇者「これは……」
魔法使い「酷い……みんな死んでるの?」
僧侶「キモいです!帰ります!」
ダッ
ガシッ
勇者「死んでるのはほとんど魔物か?」
側近「統率を失った軍隊の末路か……」
「ぐぐ……」
魔法使い「わっ」
勇者「生き残りか!?」
側近「お前は……」
炎の将魔「その声は……側近殿!うぐぐ……」
ガシャンガシャン
炎「ぐっ……もう目が見えませんが、その声は側近殿に間違いない……」
側近「何があったのだ」
炎「魔王様が……乱心されました……」
側近「なぜ……」
炎「あなたが人間に捕まったと言われ……強引に軍を動かし……」
炎「逆らったものは殺されました」
側近「なんと……」
炎「私も人間をけん制しつつ、魔王様を抑えようとしたのですが……力及ばず……もうしわけない……」
側近「なぜ魔王様は私なぞに執着するのだ……」
炎「分からないのですか?」
側近「ああ……」
炎「ふふっ、側近殿にも分からないことがあるとは」
側近「お前には分かるのか?」
炎「ええ。その困った姿……冥途の土産に……」
ガシャーン パラパラッ
炎「魔王様が……乱心されました……」
側近「なぜ……」
炎「あなたが人間に捕まったと言われ……強引に軍を動かし……」
炎「逆らったものは殺されました」
側近「なんと……」
炎「私も人間をけん制しつつ、魔王様を抑えようとしたのですが……力及ばず……もうしわけない……」
側近「なぜ魔王様は私なぞに執着するのだ……」
炎「分からないのですか?」
側近「ああ……」
炎「ふふっ、側近殿にも分からないことがあるとは」
側近「お前には分かるのか?」
炎「ええ。その困った姿……冥途の土産に……」
ガシャーン パラパラッ
側近「炎!おい!応えになっていないぞ!」
側近「勝手に言いたいことをいいおって……はっ!」
ズイッ
勇者「魔王の側近だって?」
側近「『元』だ。今は人間の軍師で戦士だ」
勇者「信用できるか!今だって敵と仲良く……」
側近「死に際の言葉を拾ってやっただけだ」
勇者「まったく口だけは回るやつだな」
ジャキンッ
魔法使い「ちょ!ちょっと!やめなさいよ!」
僧侶「今が逃げるチャンスです!」
ダダダッ
側近「勝手に言いたいことをいいおって……はっ!」
ズイッ
勇者「魔王の側近だって?」
側近「『元』だ。今は人間の軍師で戦士だ」
勇者「信用できるか!今だって敵と仲良く……」
側近「死に際の言葉を拾ってやっただけだ」
勇者「まったく口だけは回るやつだな」
ジャキンッ
魔法使い「ちょ!ちょっと!やめなさいよ!」
僧侶「今が逃げるチャンスです!」
ダダダッ
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