元スレ恒一「ここが・・・夜見山北中学か」
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1 :
恒一「ここが・・・夜見山北中学か。クラスは3年3組って言ってたな・・・」
鳴「・・・」
恒一「うわっ・・びっくりした! あれ、その制服・・・もしかして君も夜見北の生徒?」
恒一「(眼帯・・・?)」
鳴「・・・そう」
鳴「・・・気をつけたほうがいいよ」
恒一「え・・・?」
鳴「この学校の3年3組には・・・毎年災いが起きるの・・・」
3 = 1 :
恒一「災い・・・?」
鳴「そう・・・。毎年卒業時に必ず誰かが死亡するという・・・まぁ呪いみたいなものね」
恒一「・・・」
鳴「信じられないって顔ね・・・。ま、無理もないか・・」
恒一「と・・ところで、僕、榊原恒一っていうんだけど、良かったら君の名前教えてくれる?」
鳴「鳴・・見崎鳴」
恒一「鳴か・・・良い名前だね。もしかして、君も3年3組だったりする?」
鳴「・・・(コクッ)」
恒一「そっか、じゃあこれから1年間よろしくね!」
鳴「・・・よろしくね、榊原くん」
4 = 1 :
―― 3年3組教室 ――
恒一「榊原恒一です。これからよろしくお願いします!」
・
・
・
勅使河原「しかしまぁ・・・お前もツイてねぇなぁサカキ」
綾野「だよねぇ・・どんまいどんまい!」
恒一「え、なんのこと?」
風見「この学校の3年3組にはね・・とある言い伝えがあるんだ」
恒一「言い伝え?」
恒一「(もしかして見崎さんが言ってたことかな・・?)チラッ」
鳴「 ・・・(意味深な笑み)」
勅使河原「それは・・・だな」
5 = 1 :
猿田「毎年卒業時に誰かが死んじゃうんだぞな」
王子「ちょっと猿田くん・・そんなストレートに言わなくても」
猿田「ぞな?」
風見「とっとにかく・・そういうことなんだ。誰が死ぬかはランダムだし・・・何人死ぬのかも分からない」
恒一「・・・。災いから逃れる方法って・・・無いの?」
勅使河原「今のところ無いらしいなぁ・・・」
風見「でも・・・災厄が無かった年もあるんだ」
恒一「無かった年?」
赤沢「そうよ。ところで榊原くん・・恒一くんって・・呼んで良い?」
中尾「」
恒一「あっ、どうぞ」
赤沢「ありがと・・//」
桜木「そういえば、第二図書室にいる司書の千曳さんが災厄について詳しいらしいですよ?」
恒一「そっか・・じゃあ後で会いに行ってみるよ」
6 :
スレタイひねれよ。
7 = 1 :
―― 第二図書室 ――
恒一「ここが第二図書室・・か」
鳴「・・・」
恒一「あ、君も来てたんだ。本が好きなの?」
鳴「・・・今日はあなたの付き添いにきたの」
恒一「そうなの?一人じゃ心許なかったから嬉しいよ。ありがとね」
鳴「・・・(///)」
9 :
三神先生きゃわわ
10 = 1 :
千曳「おや、見崎さんか。それに見ない顔もあるね?」
恒一「僕は転校生の榊原恒一って言います。今日はちょっとお聞きしたいことがあってきました」
千曳「ふむ。で聞きたいこととは・・?」
恒一「この学校の・・・3年3組の災厄についてです」
千曳「・・・そうかい。少し話が長くなるけどいいかな?」
恒一「お願いします」
・
・
・
11 = 1 :
千曳「・・而して、26年前に岬くんが死んだことでこの現象が始まるようになったんだ」
恒一「なるほど・・。それで、クラスメイトから聞いたんですけど、災厄が無かった年があったとか・・」
千曳「あったよ。だがどうしてかは分からない・・。ただ・・あった年には共通していることがあるね」
恒一「共通していること?」
千曳「・・あぁ。現象で亡くなった生徒の人数なんだがね、どうも偶数で固定されているんだよ」
恒一「偶数・・・ですか。じゃあ少なくとも二人は死ぬってことですね・・・」
千曳「そうだね。まぁそれが災厄に関連性があるかは分からないが・・・」
12 = 1 :
恒一「そうですか・・。岬・・・さんについて何か知ってることとかありませんか?」
千曳「・・・そうだね。死んだ者を悪く言うのも何だが・・・お世辞にも顔が良いとは言えず、少々暗い性格だったらしい」
恒一「はぁ・・・」
千曳「あとは・・そうだな、遺品にハーレムもののアダルトビデオや雑誌が多数見つかったとか・・」
千曳「・・・っと失礼、中学生の君たちにこんな話をすべきじゃなかったね・・忘れてくれ」
恒一「あはは(苦笑)」
鳴「・・・」
恒一「・・・見崎?どうしたの・・そんな真剣な顔をして」
13 = 1 :
キーンコーンカーンコーン
千曳「おや、もう下校時刻のようだね。今日はもう帰りなさい。また何かあったらいつでもくるといい」
恒一「今日はありがとうございました、千曳さん。それでは失礼します」
鳴「・・・(ペコッ)」
14 = 1 :
―― 帰り道 ――
恒一「見崎、さっきなんか深刻な顔してたけど・・・何かあったの?」
鳴「・・・実は。・・・榊原くんは異能の力とか・・・信じる?」
恒一「異能の力?幻想殺しとか?」
鳴「・・・そう。私、実は子供の頃に死に掛けたことがあったの・・・」
恒一「そうなの・・・?」
鳴「・・・(コクッ)その時、左目を無くしちゃったんだけど・・・」
恒一「あぁ・・・それで眼帯してたんだ」
鳴「・・うん。・・・見せてあげようか、この・・・眼帯の下」
15 = 9 :
俺が岬だったのか……
16 = 1 :
恒一「えっ・・・さすがにそれは」
鳴「大丈夫、この下はお義母さんが作ってくれた義眼だから・・・(スルスルスル)」
恒一「あっ・・綺麗な目・・。眼帯なんかしなくてもいいのに・・・」
鳴「・・・この目はね、見えなくていいものまで見えてしまうの・・・」
恒一「見えなくていいもの・・・? 何が・・・見えるの?」
鳴「それはね・・・死者の魂」
17 = 1 :
恒一「えっ・・・ということはまさか・・・!?」
鳴「そ・・。3年3組に巣食っている夜見山岬くんも・・・見えるの」
恒一「それで・・現象について何か分かったの?」
鳴「・・・(コクッ) 岬くんはね・・女性にモテたことがないから・・クラスにカップルが居ると激昂してしまうらしいの・・・」
恒一「・・・え?」
鳴「だから・・・卒業式の日にカップルを祟って殺してしまうんだって・・」
恒一「な・・なんだよ・・・それ!そんなの理不尽じゃないか!!」
鳴「・・・」
恒一「あっ・・・ごめん、ついカッとなって・・・。それで・・何か解決策はあるの?」
鳴「・・・(コクッ)」
18 = 1 :
恒一「本当に!?どうすればいいの!?」
鳴「それはね・・・岬くんの夢を叶えてあげるの」
恒一「夜見山岬の・・・夢?」
鳴「・・・うん。千曳さんが言ってたでしょ・・?遺品にいかがわしい物があったって・・」
恒一「あっ・・・エッチなビデオ・・・ね」
鳴「そうだけど・・・どんなビデオって言ってたか・・・覚えてる?」
恒一「えっ? あっ・・・まさか・・・ハーレム!!」
鳴「・・・そ。だからクラスの誰かにハーレムを作らせて、その人に一時的に取り憑かせれば成仏すると思うの・・」
19 :
カップルが死ぬなら男女同じ数死んで偶数になるって説明するはずだよね
ちょっとすでにツッコミどころでてきたんだけど?
20 = 1 :
恒一「じゃあ・・クラスの女子に事情を話して頼んでみれば」
鳴「それは・・無理だと思う。クラスには岬くんが常駐しているし・・・それに演技でハーレムを作っても・・ぎこちないと思う」
恒一「なるほど・・。じゃあ、クラスのモテそうな人に事情を話してクラスの女子全員の好意を集めれば・・」
鳴「それがベストね・・・」
恒一「そっか!じゃあ王子くんあたりが良いんじゃないかな?ルックスも良いし、性格も温厚で優しいし・・!」
鳴「彼は・・・だめ」
恒一「そう? じゃあ・・勅使河原とかどう? 顔もそれなりに良いし、何よりムードメーカーだし・・!」
鳴「彼も・・だめ。第一、彼が赤沢さんにアピールしたところでどうなると思う・・・?」
恒一「・・・殴られるね」
鳴「・・・(コクッ)」
22 :
男女が同じ数とは限らないだろ
23 = 19 :
>>22
岬くんはゲイやレズも許せないの?
許容範囲だと思うけど
24 = 1 :
一「じゃあ一体誰が・・・風見くん?前島くん?それとも大穴狙いで和久井くん?」
鳴「・・・はぁ。あのね・・・榊原くん、私はね・・・あなたが適任だと思うの・・・」
恒一「・・・僕!? だって・・・僕は夜見北に来たばかりだし、何より・・そんなカッコよくもないし・・」
鳴「・・・あのね榊原くん、あなたが自己紹介してた時、クラスの女子があなたに注目してたの・・・気づかなかった?」
恒一「え・・そうなの? でも転校生だからただ注目してただけなんじゃない・・・?」
鳴「・・・この鈍感(ボソッ)」
恒一「じゃあ・・・見崎は僕のこと・・・どう思う?」
鳴「・・・イイと思う(ボソッ)」
恒一「え・・・?」
鳴「・・・とにかく、私の目から見てクラスの女子があなたに好意の目を向けてるのは事実だから・・・引き受けてくれる?」
25 = 1 :
恒一「でも・・・本当にうまくいくかな?」
鳴「ま・・・そこは神のみぞ知るなんたらね・・・。でも榊原くんならきっとうまくいくと思う・・・」
恒一「・・・見崎がそこまでいうなら。僕なんかに務まるか分からないけど・・・やってみるよ!」
鳴「・・・分かった。私も出来るだけ協力する・・・」
恒一「・・ありがとう」
鳴「・・・(//) ・・じゃあ、早速明日から行動開始ね・・・」
恒一「分かった」
26 = 1 :
―― 翌日放課後 ――
鳴「・・・榊原くん、ちょっとこれ見てくれる?」
恒一「何これ・・・僕の好感度ランキング?」
鳴「・・そ。あくまで私の直感だから確実とは言えないけど、ある程度それを参考にすれば良いと思う・・」
恒一「なんかちょっとこそばゆいな・・・(苦笑)」
『赤沢:A 桜木:A 多々良:A 綾野:A 佐藤:A 有田:A』
『柿沼:B 松井:B 小椋:B 江藤:B 中島:B』
『渡辺:C 藤巻:C 金木:C 杉浦:C』
27 :
夜見山岬ってイケメンで勉強できて性格良くて学校の人気者だったんだろ?
コイツがモテなかったっておかしくね
28 = 2 :
>>27
> 千曳「・・・そうだね。死んだ者を悪く言うのも何だが・・・お世辞にも顔が良いとは言えず、少々暗い性格だったらしい」
災厄の内容も違うし本編とは違うミサキなんだろ
30 = 1 :
恒一「このCっていうのは・・・僕のことあまり好いていないってことかな・・(苦笑)」
鳴「・・一概には言えないわ。まぁ良く見積もっても・・普通ってところかしらね」
恒一「じゃあ・・・Aは・・//」
鳴「・・・知らない」
恒一「えぇー・・」
鳴「・・・とにかく、AとBはまだしも、Cの人たちは一筋縄じゃいかないかも・・・」
恒一「・・・そうだね。・・そういえば、好意を持たせるって具体的にどうすればいいのかな?」
鳴「・・・キス・・・とか」
恒一「えっ・・・クラス全員の女子とキスしなきゃいけないの・・・?」
鳴「・・・不満?」
31 :
これギャルゲーの作者か?
32 = 27 :
>>28
普通に読み飛ばしてた
ちょっとガラスで串刺しになってくるわ
33 = 1 :
恒一「不満・・ていうか、僕なんかが申し訳無いっていうか・・・まぁ嬉しいけど(ゴニョゴニョ)」
鳴「・・・(キッ)」
恒一「見崎・・・何か怒ってない・・?」
鳴「・・・別に。じゃあ・・早速明日は一人目ね・・誰にするの?」
恒一「じゃあ・・最初は無難にAの人から行こうかな・・・」
鳴「誰・・・?」
恒一「多々良さん・・・とか///」
鳴「ふぅん・・榊原くんはこういう子が好みなんだ・・・」
恒一「あっ・・・えっと・・・その・・・」
鳴「・・・まぁ分かったわ。どうせクラスの女子全員とキスしなきゃいけないんだし・・好きなもの順でも別に問題ないしね・・」
恒一「見崎・・・やっぱりさっきから怒ってない?」
鳴「・・・(プイッ)」
34 = 1 :
―― FLAG.1 多々良√ ――
鳴「・・・多々良さん、ちょっと良い?」
多々良「見崎さん?嬉しいな、私に話しかけてくれて♪それで何か用?」
鳴「榊原くんが・・放課後に体育館裏で待ってるって・・」
多々良「さっ・・・榊原くんが!?/// わっ・・・分かった!伝えてくれてありがとう、見崎さん♪」
鳴「・・・(コクッ)」
35 :
神汁を元にしてる?
支援
36 = 1 :
多々良「わっ・・ホントに榊原くんだ// 用事ってなんだろう・・・///」
恒一「あっ・・・多々良さん、来てくれたんだね!」
多々良「はっ・・・はい!/// そ・・それで私に何か・・・!?///」
恒一「あのね多々良さん・・・回りくどいのもアレだから・・・僕、多々良さんのことが好きでした!」
多々良「はわわぁぁぁ!?//(プシュー)」
恒一「た・・・多々良さん・・・?」
多々良「はっ・・・。あっ・・・あの・・・私も・・・好きです・・・///」
恒一「良かった・・・嬉しいよ・・・恵・・・」
多々良「さか・・・恒一・・・くん・・・」
・
・
チュッ
・
・
37 :
勢い余って挿入しちゃう展開希望
38 = 1 :
鳴「お疲れ様・・・榊原くん」
恒一「あっ・・・う・・うん」
鳴「・・・何か夢見ごこちって感じね」
恒一「・・・(ポーッ)」
鳴「・・・(ギューーッ)」
恒一「いててて!?・・・あっ、見崎・・・」
鳴「・・・しっかりしてくれる?あと14人も残ってるんだから・・・」
恒一「・・・」
鳴「榊原・・くん?」
恒一「やっぱり・・・続けなきゃいけないのかな・・?」
39 = 1 :
恒一「僕・・・多々良さんを裏切りたくないんだ・・・」
鳴「はぁ・・・あのね、榊原くん。仮に二人がこのまま付き合っても、卒業式に死ぬのは榊原くんと多々良さんになるのよ・・?」
恒一「・・・そうだね・・・見崎の言う通りだ。僕・・自分のことしか考えてなかった・・・」
鳴「私だって・・・榊原くんが死ぬのは絶対イヤ・・・」
恒一「えっ?」
鳴「・・・とにかく、多々良さん含めて、これから落とす子は私が根回ししておくから・・・榊原くんは引き続き作業に集中してね」
恒一「そんなことができるの・・・?」
鳴「・・・私に不可能はないの(ニヤッ)」
恒一「分かった・・・見崎を信用するよ」
鳴「・・・(コクッ)///」
40 = 1 :
―― FLAG.2 桜木、赤沢、佐藤√ ――
桜木「話ってなぁに?榊原くん(ニコッ)」
恒一「桜木さんってさ・・・付き合ってる人とかいるの・・?」
桜木「えっ?//どっどうしたの急に・・?///」
恒一「いや・・桜木さんって凄く可愛いから・・・男の人は放っとかないだろうなって・・・」
桜木「や・・・やだぁ榊原くんったら・・・/// お世辞なんて言っても何も出ないよ?///」
恒一「お世辞なんかじゃないよ・・・これは僕の本心だよ」
桜木「えっ・・・?」
恒一「僕・・・ずっと桜木さんのことが好きでした!これまでも・・・これからも・・・だから」
桜木「榊原くん・・・私なんかで良かったら・・・」
・
・
チュッ
・
・
41 = 1 :
赤沢「こんなところに呼び出して私に何か用?恒一くん(ドキドキ・・・)」
恒一「赤沢さんは・・・頼りになって・・・人一番責任感が強くて・・・でも繊細なところもあって・・・」
赤沢「こっ・・・恒一くん!?とっ突然何言い出すのよ・・・」
恒一「いつも一人で頑張りすぎなんだよ・・・赤沢さんは」
赤沢「えっ・・?」
恒一「でも二人なら・・・その負担を減らすこともできると思うんだ・・・」
赤沢「そ・・・それって・・・」
恒一「赤沢さん・・・いや・・・泉美。・・・これからは僕がキミの負担を一緒に背負うよ」
赤沢「恒一くん・・・」
恒一「・・・僕なんかじゃ頼りないかもしれないけどね。・・・でもこれだけは言わせてほしい。好きだよ・・・泉美」
赤沢「私も・・・」
・
・
チュッ
・
・
42 = 1 :
恒一「佐藤さん、僕・・・前々から言おうと思ってたんだけど・・・」
佐藤「好きなんでしょ?私のことが」
恒一「えっ」
佐藤「・・榊原くんは転校してきた時から私のものになるって運命なの」
恒一「ななっ・・・」
佐藤「・・・大人しく私に食べられなさい、恒一くん(ズイッ)」
恒一「わわっ///」
ムチュウウレロレロレロ
44 = 1 :
―― FLAG.3 綾野、有田√ ――
綾野「よっ・・・用事って何かな?こういっちゃん//」
恒一「綾野さんは・・・いつもクラスに笑顔を振りまいて、皆を元気にしてくれるよね」
綾野「そっ・・そうかな?てれるぜ///」
恒一「そんな綾野さんを見ていると・・・転校してきたばかりで不安だった僕も・・・不思議と勇気づけられたんだ」
綾野「こ・・こういっちゃん?」
恒一「これは僕のわがままかもしれないけど・・・キミの笑顔を独り占めしたいんだ」
綾野「・・・///」
恒一「綾野さん・・君の笑顔に惹かれました・・・僕と付き合ってください」
綾野「///(コクッ)」
・
・
チュッ
・
・
45 = 37 :
長くなりそうな感じではあるけど、展開急ぎ過ぎじゃないか?
47 :
これぐらいが丁度いいよテキパキしてて
48 = 1 :
有田「私に話って珍しいねー、榊原くん。まさか私エッチなことされちゃったり?//」
恒一「・・有田さんはいつも下ネタが多くて・・クラスの人から引かれたりすることもあるけど・・」
有田「榊原・・・くん?」
恒一「でも本当は誰よりもピュアな心の持ち主だってことを・・・僕は気づいてしまったんだ」
有田「えっ・・?」
恒一「いつもクラスの皆が教室に来る前に・・・花瓶の水を取り替えているよね?」
恒一「その時の純粋な微笑みに・・・いつしか有田さんのことを目で追いかけるようになっていました」
有田「し・・・知ってたんだ///」
49 = 1 :
恒一「僕は・・・キミが望むことなら何だってしてあげたい。エッチなことだって・・・」
有田「そ・・それ女の子に言うセリフじゃないよ// でも・・・」
有田「私・・・榊原くんに甘えたいです・・・良いですか?」
恒一「僕でよかったら・・・」
・
・
チュッ
・
・
50 = 1 :
―― とある日 ――
鳴「・・・順調のようね、榊原くん」
恒一「う・・・うん」
鳴「これで好感度Aは全員攻略・・・か。まぁ榊原くんならBまでは問題ないと思う・・」
恒一「そうかな・・・?」
鳴「まさかあんなセリフを一人ひとりに思いつくなんて思わなかったわ・・口説き上手ね・・・榊原くんって」
恒一「それ・・褒められてるのかな?//」
鳴「ま・・これからも頑張ってね、榊原くん」
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