元スレ松井「榊原くん榊原くん榊原くん榊原くん榊原くん榊原くん」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
751 = 625 :
もうてっしーは駄目だ
752 = 609 :
榊原(何をやってるんだ僕は!)
(昨日の事で脳味噌緩んでたのか……クソッ!)
(見崎――松井さん!)
ダダダー
保健室
榊原「! これって、僕と見崎の鞄……」
「なんでこんなとこに」
ガラ
榊原「見崎! 亜紀!」
シーン
望月「榊原君! 二人は?」
榊原「居ない……」
多々良「亜紀……まさか本当に……」
753 = 609 :
???
鳴「――どうしたの? こんな所に連れてきて」
松井「? あはは。まだ気づかないの? 意外と鈍いのかなぁ?」クスクス
「そうやって、恒一君も騙したの?」
鳴「何を」
松井「今日ね、恒一くんからまたアナタの匂いがしたの」
「アナタが消えてから一回もしなかった、雌猫の……イヤらしい臭い」
「くさい、くさいの。鼻が曲がっちゃいそう」クスクス
鳴「……確かに、昨日榊原君と会ったわ。けどそれは、私が病院に行った時に偶然――」
松井「あれぇ? おかしいなぁ?」
「昨日は、わたしも病院に行ったんだけど。見崎さんの事なんて見なかったよ?」
鳴「っ! ……それは、たまたま入れ違いになっただけ」
754 :
わくわく
755 = 609 :
松井「でも、恒一くんと病院で会ったんでしょ?」
「それまで病院にいたんだよね?」
「昨日はわたし、お母さんの車で病院に行ったの。恒一くんより、ずっと早く病院に着くよ」
「恒一くんが病院に行くまでそこに居たアナタとは、絶対に入れ違いになんてならないよ」クスクス
鳴「……」
松井「嘘は駄目だよ? それもすぐバレちゃうような嘘はね?」
「まぁでもいっか。――ふぅん。会ったんだ。わたしの恒一くんと、わたしの居ない間に、二人っきりで」
鳴「……あなたの榊原君じゃない」
松井「あ?」
756 = 695 :
盛り上がってまいりました
757 = 614 :
鳴ちゃん!!!にげてーーー
758 = 642 :
ヤンデレとやりあえるのはヤンデレだけやで……
759 = 613 :
ほ
760 = 609 :
松井「なに言ってるの? 恒一くんはわたしので、わたしは恒一くんのモノなの」
「二人で一人なの。無敵なの」
鳴「違うわ。無敵なんかじゃない」
「片方に寄りかかるような絆が、強いなんて有り得ない」
「私は繋がりなんて苦手で、あなたみたいに榊原君と深く繋がった事もないけど」
「それでも、違うって――そう思う」
松井「……ふふ」
「ふふふ」
「うふふふふふふふふふふふ」
鳴「……」
763 = 609 :
松井「もういいや」
「本当はもうちょっとお話するつもりだったんだけど」
「もういい」
鳴「……」ジリッ
松井「あの時みたいなのも、もう効き目なさそうだし」
「だから、仕方ないよね」
「恒一くんは、わたしを守ってくれる。凄くステキで、カッコいい人」
「その人を守る為だもん。そうすれば、無敵なんだから」ニヤァ
鳴「待って。何を言ってるの? 落ち着いて」
松井「見崎さんは、いつも落ち着いてるよね」
「それとも、それもフリだったり?」
764 = 609 :
鳴「……私だって混乱するし、怖がったり、悲しんだりする」
「私は人間だもの。人形でも死者でも無いから」
松井「だったら、怖がっていいんだよ?」
「アナタがなんだっていいの。ただ邪魔なの。わたしと恒一くんの間に入ってくるあなたが」
松井「見崎さんには足りないものがある」
「危機感だよ」
「あなたもしかして、まだ自分が死なないなんて思ってるの?」
765 = 710 :
鳴ちゃんにしろ恒一くんにしろ本当に危機感ないよなw
火事が起こってる建物内で平然と歩いてるし
おまけに電話し出すしな
767 = 714 :
松井さんがとぐろになってしまった
768 :
松井ちゃんになら殺されたい支援
769 = 629 :
恒一がハッキリしないのがいけないんや!
770 = 609 :
望月「……はぁ」
「榊原君、昨日言った事もう忘れたの?」
「諦めちゃダメだ。屈しちゃダメだよ。キミはあの二人を守るんだろ? だったらこんな場所で立ち止まってる場合じゃない」
「僕に任せて。キミを必ず、二人の所まで連れていくから」キリッ
榊原「望月……」
望月「そして、この件が終わったら――優矢って、呼んで欲しい。そして、君の事も名前で呼ばせてくれるかい?」キリリッ
榊原「……ああ。是非お願いするよ――優矢」
望月(っしゃああアアアアアアアアアアアア!)
771 = 695 :
望月が良い
772 = 663 :
もっちーェ……
773 = 609 :
みすた
>>770の前にこれ
榊原「二人ともどこに……ど、どうしよう」オロオロ
多々良「お、おちついて探しましょう。そんなに遠くには行ってないだろうし」ワタワタ
望月「落ち着け。榊原くん、携帯は?」
榊原「何度もかけてるんだけど……」
「ああどうしよう――僕が目を離したから、僕のせいで二人が……」
775 = 732 :
軽く死亡フラグじゃないか?
776 = 609 :
多々良「でもどうやって? どこに居るかも分からないのに」
望月「ふふ。昨夜の調教の成果――見せるときだよ直哉」
勅使河原「アイアイサー」クンカクンカ
望月「あっちだ……上――屋上か」
榊原「え? もう分かったのかい?」
多々良「でも信用できるの?」
榊原「するよ。優矢が言うんだ」
「それに躊躇ってる時間なんてない」
多々良「――わかった。いきましょう」
タタタ
望月「ふふ。よくやったね直哉。ご褒美は今夜――ゆっくりと、ね?」
勅使河原「アッー」
777 = 609 :
屋上
松井「あは。逃げないでよぉ」
鳴「馬鹿言わないで。それに私を殺したって榊原君は貴方のモノにはならないわよ」ジリジリ
松井「もうわたしのモノだよ? これはただの掃除。駆除なの」
鳴「違う。榊原君は誰のモノでもない」
「あなたのモノなんかじゃ、絶対にない!」
松井「」イラッ
「もう黙ってよ」
鳴「黙らない」
松井「――ああもう! 恒一くんはわたしのなの! 守ってくれるって言ったの! 大丈夫って抱きしめてくれたの! 何でそんな事言うの!?」
778 = 629 :
てっしーはもう駄目だ
779 = 669 :
尋常じゃないね
780 = 768 :
望月と勅使河原をもっと
781 = 609 :
鳴「あなたは彼に依存して甘えているだけ。榊原君が好きなら――」
松井「うるさい! うるさいうるさい!」ドンッ
鳴「痛ッ」
松井「……もう逃げられないよ。あなたが居なくなれば、恒一君はわたしだけを見ててくれる」
鳴(どうしよう……足が)
松井「ばいばい。見崎鳴さん」
鳴「――こういちくん」
榊原「――――見崎! 亜紀!」
782 = 658 :
紫煙
783 = 609 :
松井「こういちくん――なん、で」
榊原「亜紀、見崎から離れて」
松井「――いや。ちょっと待っててね。もう少しで終わるから」
榊原「ダメだ! こんなことする必要はない!」
松井「あるよ? 見崎さんがいると、恒一くんがわたしだけを見てくれないもん」
多々良「亜紀! もうやめようこんな事!」
松井「恵ちゃんまで……」
785 = 614 :
あとすこし・・・
787 = 609 :
松井「――なんで」
「なんでなんでなんで! なんで見崎さんを庇うの!?」
「恒一くんが居ないものにされたのは見崎さんのせいじゃない! 体中傷だらけになったのも、合宿で皆が死んだのも――杏ちゃんが死んだのも――全部こいつのせいなのッ!」
榊原「……そうかもしれない。見崎がもっと早く事実を伝えていたら、あの惨劇は防げたかもしれない」
「――でも! それを見崎だけのせいだなんて、僕は思わない! いろんなすれ違いや思い違いがあったからなんだ! あれは誰か個人の罪なんかじゃ断じてない!」
多々良「榊原君……」
榊原「亜紀。もうやめよう。僕はいつだって、キミの傍に――」
松井「嘘だ! このままじゃ恒一くんが死んじゃう! わたし、もう一人は嫌なの!」
鳴「ふぅん。結局、あなたは怖がってるだけじゃない」
789 = 609 :
榊原「見崎!? 何を――」
鳴「松井さん。貴方はただ、一人ぼっちになるのが恐いだけなの? あんなことがあったんだから、分からないなんて言わないけど」
松井「この後に及んで何を……」ギリッ
鳴「私、繋がるのは苦手だから。友達なんて、榊原君ぐらいしか居ないんだけど」
「それでも、貴方と金木さんの繋がりはステキだって思ってた。いつも一緒に居て、お互いの事を思いあっていて」
松井「お前が杏ちゃんのことを語るな!」ゲシッ
790 :
もっちー√だよなこれ 榊原の穴が広がるのか
791 :
松井さんから死の色が見える
792 = 609 :
多々良「退いて! このままじゃ見崎さんも!」
榊原「見崎が何か伝えようとしてる。それまで待って」
多々良「でももし刃物とか持ってたら……」
榊原「ありえないよ。大丈夫。本当に危なくなったら僕が止める」
鳴「好きだったんでしょ? 大切だったんでしょ? 榊原君と同じぐらい」
松井「――そうだよ! 好きだった! 大切だったの!」
「もう無くしたくないの! だから――」
鳴「だから殺すの? 金木さんの為榊原君の為って?」
「ほんと……馬鹿ね」
「そんな事をしても、二人は絶対に喜ばないって知ってるくせに」
793 = 613 :
赤沢さんの時といい鳴ちゃん相変わらず手厳しいな
794 = 609 :
松井「……違う。ありがとうって言ってくれる。抱きしめてくれるもの」
鳴「だったら聞いてみたらいいじゃない」チラッ
松井「こういちくん……」
「わたしのこと――好き?」
榊原「僕は……僕は亜紀の笑顔が好きだ。はにかんでいるキミが好きだ。微笑むキミが好きだ。料理上手な所も、だ、大胆なところも」
鳴「」イラッ
榊原「僕が好きなキミはいつも笑ってた。だから――」
「もう、こんな事終わりにしよう? 亜紀の恐い顔も泣いてる顔も……僕はもう見たくないんだ」
松井「…………あ」
「ああああああああああ!」ブンッ
鳴「!」
ドカッ!
795 = 613 :
他クラスの生徒「おいおい今年の3組赤ん坊いるじゃねえかなんなんだ」
「しかも誰もそれを変だと思ってない やっぱ3組おかしいわ近づかない方が良いな」
796 = 613 :
誤爆した 鳴ちゃん逝ったか
797 :
鳴ちゃんのカウンター
798 = 609 :
榊原「ぐッ!」
松井「――あ。な、何で」フルフル
多々良(いつの間に!?)
鳴「さ、榊原君!」
榊原「……亜紀。こんな事、僕は望んでいないんだ。きっと、金木さんも」
松井「こういちくん……」
「杏ちゃん、何も言ってくれないの……」ポロポロ
「ずっと、何も……」グスグス
榊原「……僕がいる」ギュ
「大丈夫。心配しないで。もう厄災は終わったんだ」
「僕はここにいる。君がまた、笑えるまでずっと――」ギュウ
松井「う……ううう――」ギュ
「うわああああああああ!」ビエーン
799 = 614 :
ええ話やわー
800 :
榊原が他の女にここまでやって切れない鳴ちゃんマジ器でかい
みんなの評価 : ★★
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