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    元スレ響「ひとりぼっち……」

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    51 :

    ドSめ
    早く帰ってこい

    52 = 43 :

    「あ……」

    自分を出迎えてくれたのは、暖かい言葉ではなく

    深い憎悪を感じる鋭い視線と、沈黙だった

    条件反射のように頭が動き出す

    びくりと、自分の体が動くのがわかった

    プロデューサーは社長室へ向かったので、自分と相手だけ

    53 :

    誰だ

    54 = 43 :

    うあ……また何か言われるのかな

    それとも、痛いことされるのかな

    何をされるかびくびくしていると

    言葉をかけられた

    自分を貶して、傷つけてくる、そんな言葉

    「違うよ……自分そんなことしてない……」

    痛いことされるより、言葉の方が傷つくんだよ……

    55 = 43 :

    自分の時だけだ

    少し低い声をだして、まるで脅すようにするのは……

    人と人との間には何があるのかな?

    見えない線でもあるのかな?

    だとしたら、自分にはその線が繋がってないんだね

    こんなんじゃ駄目なはずなのに

    なんでこんなに空回りしちゃうの?

    56 = 43 :

    自分の声は皆に届かない

    もう、どうしたらいいの

    下を向いて耐えていたけど

    ゆっくりと近づく音に、顔を上げたとき

    意地悪そうな顔が笑っていて

    「きゃあ!」

    声に出した時にはもう、突き飛ばされていた

    57 :

    誰やねん、俺の我那覇くんをいじめるやつは!

    58 :

    登場人物にしゃべらせないのは演出なんだろうけど
    それで情報量減ってちゃなんも伝わってこない

    59 = 43 :

    それからはもう、攻撃的な言葉だけ

    嫌だ、こんな言葉は聞きたくない

    嫌だ、皆を信頼したいのに

    嫌だ、自分が皆を嫌いになっていくのは

    嫌だ、もうこんなの嫌だ……

    「うぅ……やめて……もう嫌だよ……」

    誰か助けてよ……

    60 :

    春香氏ね

    61 = 53 :

    どうせあの二つ結びだろうな

    62 = 50 :

    響を大切にしない人となら僕は誰とでも戦います

    63 = 43 :

    どうして自分だけこんな目にあうの

    プロデューサー……助けてよぉ

    「お前ら何してるんだ!」

    あっ……

    ドアが開くのと同時に、プロデューサーの大きな声が響く

    「プロデューサー……」

    顔を見上げると、怒っているのがわかった

    64 :

    ファッキューハルカッス

    66 :

    なぜみんなリボンの人が主犯だと決めつけるのだ

    67 :

    なんで春香前提なんだよ


    まあ春香だろうけど

    68 :

    わた春香さんはこんなことしないよ

    69 = 43 :

    それは誰に対してなのかはわからなかったけど

    「ほら、お前は早くレッスンに行って来い」

    相手は何か言いたそうだったけど、すごすごと部屋を出て行く

    緊張の糸が緩んだのか、安心したと同時に泣いているのに気づいた

    「おいおい泣くなって。怖い思いをさせてすまなかったな」

    ああ、この人は自分をちゃんと見てくれてるんだなぁ

    70 :

    どうせ春香だろ

    71 :

    Pも突き放す展開はよ

    73 = 43 :

    自分が泣いている時も傍にいてくれて

    自分に普通に接してくれる

    当たり前のことかもしれないけど、とても嬉しい

    「ごめんプロデューサー。もう……大丈夫だから」

    泣き顔見られるなんて、恥ずかしいな……

    「あいつには俺から話をしておくからさ。もう今日は帰っていいぞ」

    申し訳なさそうな顔でプロデューサーが言う

    74 :

    どうして真美を無視スレといい目が離せないかなぁ

    75 = 43 :

    「後さ、いつでも俺を頼れよ? 俺はお前のプロデューサーなんだからな」

    優しく微笑んで、自分に言ってくれた言葉

    「うん、うん……本当にありがとう」

    馬鹿ぁ……そんな言葉かけられたら、また泣いちゃうよ

    「じゃあ、お疲れ様でした」

    「ああ、お疲れ様。気をつけて帰るんだぞ」

    「うん!」

    76 = 43 :

    またね、と手を振って事務所を出る

    いつもプロデューサーに助けてもらってるけど

    このままじゃ良くないよね

    今は自分の言葉が皆に届かない

    そのせいで、すれ違っているのかも

    皆が始めにくれた優しさは、嘘じゃないと思うし

    うん、今度プロデューサーにも相談してみよう

    77 = 43 :

    あれ? 携帯がない

    さっき突き飛ばされた時に、落としちゃったのかな

    まだ事務所から離れてなくて良かったけど

    ……こっそり取りに行こう

    泣いた後の顔を、誰かに見られたくないし

    ついでにスケジュールの確認をしようと、ドアに手をかけた瞬間だった

    78 :

    おい

    79 = 50 :

    やめれ

    80 = 43 :

    「お前たちも馬鹿だなぁ」

    プロデューサーの声だ

    他にも何人か、話し声が聞こえる

    「もっと上手くやれよ」

    何の話をしているんだろう

    「あいつに辞められたら、俺が何を言われるかわかったもんじゃない」

    81 :

    おい










    おい

    82 = 53 :

    え?

    83 = 57 :

    やめてくれよ…

    84 :

    うわぁ・・・

    86 :

    ………

    87 :

    そっ閉じ

    88 = 70 :

    見えない

    90 :

    久々にガチでキレそうだぜ…


    91 :

    お前らどっから湧いてきた

    92 :

    vipアイマスSSは響ぼっちのネタ安易に使いすぎだな

    93 = 43 :

    ドアからそっと手を離す

    「いやいや、お前たちの方が可愛いに決まってるだろ?」

    なんだろう、この嫌な予感

    胸が苦しい

    「お前たちには、もっと仕事取ってきてやるからさ」

    ……

    94 = 53 :

    相手はアイドル(複数)だからな
    おだてておだててやらないとダメなんだよな
    そうだよな
    うん

    95 :

    うわああああああああああああああああああ

    でも響可愛い!

    96 = 43 :

    「おいおい、あいつだって立派な金づるなんだ。表面上は仲良くしないとな」

    最後に、ぼそりと自分の名前を出した

    金づる? 自分が? そんな見方だったの?

    さっきの言葉は嘘だったの? ねぇ、プロデューサー?

    「ははっ、俺がいないとあいつひとりぼっちなんだぜ。事務所で縮こまってさ、笑えるよな」

    ……そっか。そういうことなんだ

    ちょっと期待しちゃったけど、勘違いだった

    97 = 84 :

    やめろおおおおおおおお

    98 :

    いいよ続けて

    99 = 57 :

    俺が救済してやらなきゃな…

    100 = 43 :

    自分、馬鹿だなぁ

    「……あははっ」

    泣きながら笑っちゃうなんて、初体験だ

    あーあ、本当にもう……

    こんな惨めな思いするのなら、早く辞めちゃえば良かったな

    「……うぅ」

    本当に、辞めちゃえば、良かった……


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