私的良スレ書庫
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元スレ響「早くパン買ってきてよ、プロデューサー」
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長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
美希「だって、もどかしかったんだもん」
伊織「もどかしい……?」
美希「響って、プロデューサーのことスキだよね」
響「…………っ」
千早「え? でも響は、普段あんなにプロデューサーを……」
美希「きっと、誰にもプロデューサーを取られたくなくてあんな風にしてたの。響って不器用そうだもん」
美希「だから……ミキ、キューピットになってあげようと思ったの」
伊織「……キューピット?」
美希「ミキがプロデューサーをユーワクすれば、響もちょっとは素直になるかなって」
美希「……でも、ダメだったの。意地っ張りな響は、勝手にしろって言っちゃったんだもん」
伊織「もどかしい……?」
美希「響って、プロデューサーのことスキだよね」
響「…………っ」
千早「え? でも響は、普段あんなにプロデューサーを……」
美希「きっと、誰にもプロデューサーを取られたくなくてあんな風にしてたの。響って不器用そうだもん」
美希「だから……ミキ、キューピットになってあげようと思ったの」
伊織「……キューピット?」
美希「ミキがプロデューサーをユーワクすれば、響もちょっとは素直になるかなって」
美希「……でも、ダメだったの。意地っ張りな響は、勝手にしろって言っちゃったんだもん」
>>105
貴様は死にたいらしいな
貴様は死にたいらしいな
律子「……響。プロデューサーが辞めた理由、何か分かる?」
響「…………わかんない」
律子「『あんなに苦楽を共にした響が変わってしまったのは俺の責任だ。俺にはプロデューサーの資格なんて無い』って」
響「っ!?」
美希「響が素直になってたら、プロデューサーはきっと辞めなかったの。だって、プロデューサーも響のこと好きだもん」
響「嘘……嘘だ嘘だ、そんなの嘘さー! だってプロデューサーは、美希の方が……」
春香「違うよっ!!」
千早「は、春香!?」
真「び、びっくりした……」
春香「響ちゃん! 響ちゃんが休んでるとき響ちゃんのウチに行ってたの、私じゃないの!」
響「え…………?」
春香「プロデューサーさんだよ! プロデューサーさんが、毎日毎日、響ちゃんのお見舞いに行ってたの!!」
響「…………わかんない」
律子「『あんなに苦楽を共にした響が変わってしまったのは俺の責任だ。俺にはプロデューサーの資格なんて無い』って」
響「っ!?」
美希「響が素直になってたら、プロデューサーはきっと辞めなかったの。だって、プロデューサーも響のこと好きだもん」
響「嘘……嘘だ嘘だ、そんなの嘘さー! だってプロデューサーは、美希の方が……」
春香「違うよっ!!」
千早「は、春香!?」
真「び、びっくりした……」
春香「響ちゃん! 響ちゃんが休んでるとき響ちゃんのウチに行ってたの、私じゃないの!」
響「え…………?」
春香「プロデューサーさんだよ! プロデューサーさんが、毎日毎日、響ちゃんのお見舞いに行ってたの!!」
>>105
おにぎりに埋もれる夢を見ろ
おにぎりに埋もれる夢を見ろ
春香「そんなプロデューサーさんが、響ちゃんのこと好きじゃないわけないよ!」
貴音「では、なぜ先程はあのような嘘を」
春香「響ちゃん、プロデューサーさんにつらく当たってたから……お見舞いに来たって分かったら、きっと機嫌を損ねるって……」
雪歩「じゃ、じゃあ、春香ちゃんはプロデューサーに……?」
春香「うん……私が行ったことにしてほしいって」
響「……そんな……じゃあ、自分……」
美希「Aランクまで育ててくれた上に、素直になれない自分にも優しくしてくれた人を、精神的に追い詰めて辞めさせたんだね」
響「……う、あ…………」ポロッ ポロッ...
美希「泣いてもプロデューサーは戻ってこないの」
響「あ…………あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁっっ!!」
貴音「では、なぜ先程はあのような嘘を」
春香「響ちゃん、プロデューサーさんにつらく当たってたから……お見舞いに来たって分かったら、きっと機嫌を損ねるって……」
雪歩「じゃ、じゃあ、春香ちゃんはプロデューサーに……?」
春香「うん……私が行ったことにしてほしいって」
響「……そんな……じゃあ、自分……」
美希「Aランクまで育ててくれた上に、素直になれない自分にも優しくしてくれた人を、精神的に追い詰めて辞めさせたんだね」
響「……う、あ…………」ポロッ ポロッ...
美希「泣いてもプロデューサーは戻ってこないの」
響「あ…………あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁっっ!!」
だPがやめた理由が響ってことで他のアイドル全員にいじめられるぼっち響誕生を期待したのに
響「やだ……やだぞ……」
美希「……響?」
響「プロデューサーがいないなんて、やだ……!」
律子「ちょっと響、しっかりしなさい!」
響「っ!?」
律子「まだ終わったわけじゃないでしょう。これからプロデューサーに謝ればいいじゃない」
小鳥「そうよ、響ちゃん。あなたの好きって気持ちを伝えれば、きっとプロデューサーさんも応えてくれるわ」
高木「アイドルの恋愛は勘弁してもらいたいのだが……」
律子「バレなきゃいいんです!」
小鳥「まったくもってその通りです!」
高木「………………」
美希「……響?」
響「プロデューサーがいないなんて、やだ……!」
律子「ちょっと響、しっかりしなさい!」
響「っ!?」
律子「まだ終わったわけじゃないでしょう。これからプロデューサーに謝ればいいじゃない」
小鳥「そうよ、響ちゃん。あなたの好きって気持ちを伝えれば、きっとプロデューサーさんも応えてくれるわ」
高木「アイドルの恋愛は勘弁してもらいたいのだが……」
律子「バレなきゃいいんです!」
小鳥「まったくもってその通りです!」
高木「………………」
【Pの家】
P「よし、実家に帰る支度もできた……仕事辞めたって言ったら父さんも母さんも怒るかもなぁ」
P「よっこらしょっと」
ピンポーン
P「うわ、出かける直前に誰だよ……はーい」
ガチャッ
響「……は、はいさーい」
P「………………」
ガチャッ
響「こらぁー! なんで閉めるんさー!?」
P「……どうしてこの場所がバレたんだ。最後の最後まで嫌がらせをする気か……?」
P「よし、実家に帰る支度もできた……仕事辞めたって言ったら父さんも母さんも怒るかもなぁ」
P「よっこらしょっと」
ピンポーン
P「うわ、出かける直前に誰だよ……はーい」
ガチャッ
響「……は、はいさーい」
P「………………」
ガチャッ
響「こらぁー! なんで閉めるんさー!?」
P「……どうしてこの場所がバレたんだ。最後の最後まで嫌がらせをする気か……?」
ガチャッ
P「なんだよ。俺はもう辞めたからお前の機嫌も伺わないからな」
響「そんなのどうでもいい!」
P「えっ……」
響「自分、プロデューサーに言いたいことがあって来た! だから少し話す時間が欲しいんだ!」
P「俺、今から実家に帰るところなんだけど……新幹線の予約もあるし。ほら、切符」
響「なんくるないさー!」
ビリィッ!
P「うおぉい!? なにしてんだお前!」
響「そんなの、後でまた買ってあげるさー」
P「くそ……金持ちはこれだから」
P「なんだよ。俺はもう辞めたからお前の機嫌も伺わないからな」
響「そんなのどうでもいい!」
P「えっ……」
響「自分、プロデューサーに言いたいことがあって来た! だから少し話す時間が欲しいんだ!」
P「俺、今から実家に帰るところなんだけど……新幹線の予約もあるし。ほら、切符」
響「なんくるないさー!」
ビリィッ!
P「うおぉい!? なにしてんだお前!」
響「そんなの、後でまた買ってあげるさー」
P「くそ……金持ちはこれだから」
P「はあ……まあいいか。玄関で話すようなことでもないんだろ。上がれよ」
響「お、お邪魔します……こ、ここがプロデューサーの部屋かー」
P「ガサ入れするなよ」
響「そ、そんなことしないぞ!」
P「とりあえず、長話になるなら茶でも淹れるか」
響「あっ、自分が淹れるさー」
P「うわ……親切すぎて気持ち悪い」
響「別にこれくらい……ってことは自分、やっぱりかなり酷かったのか?」
P「当たり前だろ。パン買いに行かせるならまだしも、足を舐めさせられるって……しかも顔踏まれたし」
響「う……そ、それは悪かったって思ってるぞ……」
響「お、お邪魔します……こ、ここがプロデューサーの部屋かー」
P「ガサ入れするなよ」
響「そ、そんなことしないぞ!」
P「とりあえず、長話になるなら茶でも淹れるか」
響「あっ、自分が淹れるさー」
P「うわ……親切すぎて気持ち悪い」
響「別にこれくらい……ってことは自分、やっぱりかなり酷かったのか?」
P「当たり前だろ。パン買いに行かせるならまだしも、足を舐めさせられるって……しかも顔踏まれたし」
響「う……そ、それは悪かったって思ってるぞ……」
このPはちょっとおかしい
響の足舐めれるなら死んでも良いレベル
響の足舐めれるなら死んでも良いレベル
響「はい、お茶。熱いから気を付けるんだぞ」
P「わざわざどうも……」
響「と……ところで、プロデューサーってさ」
P「ん?」ズズズズ...
響「付き合ってる人……いる?」
P「ぶほぁっ!」ブシャァ
響「わっ! 一口目から吹出すなんて……お、お茶がまずかったのか?」
P「げほっ、げほっ……そ、そうじゃない! 急に何を言い出すんだお前は!」
響「……で、どうなんだ?」
P「…………いないけど」
響「ホントか!?」
P「なんで嬉しそうなんだよ……」
P「わざわざどうも……」
響「と……ところで、プロデューサーってさ」
P「ん?」ズズズズ...
響「付き合ってる人……いる?」
P「ぶほぁっ!」ブシャァ
響「わっ! 一口目から吹出すなんて……お、お茶がまずかったのか?」
P「げほっ、げほっ……そ、そうじゃない! 急に何を言い出すんだお前は!」
響「……で、どうなんだ?」
P「…………いないけど」
響「ホントか!?」
P「なんで嬉しそうなんだよ……」
響「……プロデューサーさ。今まで、自分と一緒に頑張ってきてくれて」
響「でも、Aランクになったら一人で仕事させられることが増えて、プロデューサーは他のアイドルに付きっきりになったりして」
響「それが、自分はすっごく嫌だったんさ……」
P「………………」
響「じ、自分……ちょっと不器用だから、おかしなことになってたけど」
響「要はプロデューサーを、独り占めしたかったんだ……」
P「え……」
響「だから、プロデューサーの生計が苦しいって知ってて、あんなこと……」
P「……そこは、もうちょっと別の形で表現して欲しかったよ」
響「ご、ごめんなさい……」
響「でも、Aランクになったら一人で仕事させられることが増えて、プロデューサーは他のアイドルに付きっきりになったりして」
響「それが、自分はすっごく嫌だったんさ……」
P「………………」
響「じ、自分……ちょっと不器用だから、おかしなことになってたけど」
響「要はプロデューサーを、独り占めしたかったんだ……」
P「え……」
響「だから、プロデューサーの生計が苦しいって知ってて、あんなこと……」
P「……そこは、もうちょっと別の形で表現して欲しかったよ」
響「ご、ごめんなさい……」
響「ええと……だから、つまり……」
響「自分はプロデューサーを……」
響「か……かなさんどー!!」
P「…………?」
響「つ、ついに言っちゃったぞ……! へへっ……」
響「ぷ、プロデューサー。返事、聞かせて欲しいぞ!」
P「おう。意味がわからん」
響「…………え」
P「いや、かなさんどーの意味がわからん。沖縄弁か?」
響「……う、うん」
P「悪いけど標準語でもう一回頼む」
響「も……もう一回!?」
響「自分はプロデューサーを……」
響「か……かなさんどー!!」
P「…………?」
響「つ、ついに言っちゃったぞ……! へへっ……」
響「ぷ、プロデューサー。返事、聞かせて欲しいぞ!」
P「おう。意味がわからん」
響「…………え」
P「いや、かなさんどーの意味がわからん。沖縄弁か?」
響「……う、うん」
P「悪いけど標準語でもう一回頼む」
響「も……もう一回!?」
響「も、もう一回なんて言えるわけないさー!」
P「なんで?」
響「なんでって……ふ、雰囲気で分かって欲しいぞ!」
P「肝心の部分が分からないのに雰囲気も何も無いだろ?」
響「う、うぐ……」
P「まあちゃんと返事をしておくと、俺もかなさんどーなんだけど」
響「し……知ってるんじゃないかぁぁぁぁ!! ヘンな嫌がらせはやめるさー!」
P「お前がやってきた嫌がらせに比べれば些細なもんだ」
響「……あれ? ってことは、もしかして……りょ、両想い?」
P「結構お前に好きってアピールしてたつもりだよ。どこで狂ったか、ああなったけど」
響「もっと早く言ってくれれば良かったのに……お見舞いにも来てくれたんだろー?」
P「……なんで知ってるんだよ。春香に頼んだのが間違いだったか」
P「なんで?」
響「なんでって……ふ、雰囲気で分かって欲しいぞ!」
P「肝心の部分が分からないのに雰囲気も何も無いだろ?」
響「う、うぐ……」
P「まあちゃんと返事をしておくと、俺もかなさんどーなんだけど」
響「し……知ってるんじゃないかぁぁぁぁ!! ヘンな嫌がらせはやめるさー!」
P「お前がやってきた嫌がらせに比べれば些細なもんだ」
響「……あれ? ってことは、もしかして……りょ、両想い?」
P「結構お前に好きってアピールしてたつもりだよ。どこで狂ったか、ああなったけど」
響「もっと早く言ってくれれば良かったのに……お見舞いにも来てくれたんだろー?」
P「……なんで知ってるんだよ。春香に頼んだのが間違いだったか」
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