私的良スレ書庫
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元スレやよい「お茶です、プロデューサー」P「すみません、やよいさん」
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彼女たち…765プロに所属するアイドルたちは、何も毎日事務所に来て俺の面倒を見てくれるわけじゃない。当然ながら。
来れない日が重なるときも勿論あって(というか週に3日はそうなんだけど)、それでいて、当然来る日に事前の連絡なんてありゃしない。
アイドルたちは情報網で情報を逐一交換しているらしいけど……それをなぜ俺にも教えてくれないのか。
だからなるべくすれ違いにならないように、俺は以前よりもずっと事務所に入り浸るようになった。
せっかく来てくれたのに、誰も迎えてあげないのは失礼だし可哀相だ。
……ああ、陽の光が恋しい。
春香「じょーずに出来ましたー!」
P「ご飯がご飯がススムっくん!」
俺と春香は、互いに向き合うように座る。
テーブルの上には、春香が腕によりをかけて作ったレトルト食品がエレクトリカルパレードの様相を呈していた。
P「カップ麺を罵っておきながら…」
春香「ち、違いますよ! もうお昼近かったですし、プロデューサーさんもすぐ食べたいだろうなと思って買ってきただけですから!」
この間も似たような話しを聞いた気がする。
P「この間も似たような話しを聞いた気がする」
大事なことなので心と口両方でつぶやきました。
春香「ぴゅ~ぴゅぴゅ~」
いまどき口笛で誤魔化しただと…!?
P「……それでもせっかく春香が用意してくれたんだ。温かいうちにいただくとするよ」
春香「はっ、はい! たんと召し上がれ!!」
P「ご飯がご飯がススムっくん!」
俺と春香は、互いに向き合うように座る。
テーブルの上には、春香が腕によりをかけて作ったレトルト食品がエレクトリカルパレードの様相を呈していた。
P「カップ麺を罵っておきながら…」
春香「ち、違いますよ! もうお昼近かったですし、プロデューサーさんもすぐ食べたいだろうなと思って買ってきただけですから!」
この間も似たような話しを聞いた気がする。
P「この間も似たような話しを聞いた気がする」
大事なことなので心と口両方でつぶやきました。
春香「ぴゅ~ぴゅぴゅ~」
いまどき口笛で誤魔化しただと…!?
P「……それでもせっかく春香が用意してくれたんだ。温かいうちにいただくとするよ」
春香「はっ、はい! たんと召し上がれ!!」
>>254
これとやよいのは見たことあるんだけど、他のキャラのもあるの?
これとやよいのは見たことあるんだけど、他のキャラのもあるの?
>>260
いくらでも待つさ
いくらでも待つさ
>>265
やよいかわいいけど乳がデカすぎて立たない
やよいかわいいけど乳がデカすぎて立たない
>>265
右肩が気になる
右肩が気になる
春香「………」
P「………」
見つめられてる。
そう見られていると食事も喉を通らない。
P「……美味いよ?」
春香「そうですか」
……反応が冷たい。
あれか、俺があからさまに、インスタントじゃない料理──玉子焼きを避けてるからか。
楽しみにとっておいただけなのに…。
P「あむ」
春香「!」
P「んむんむ……?」
ガリッていった。
うっかり殻を取り忘れたな?
このドジッ娘めーガリガリゴリゴリ。
春香「…ど、どう…ですか?」
P「……グフッ」
春香「ぷっ、プロデューサーさん!?」
P「………」
見つめられてる。
そう見られていると食事も喉を通らない。
P「……美味いよ?」
春香「そうですか」
……反応が冷たい。
あれか、俺があからさまに、インスタントじゃない料理──玉子焼きを避けてるからか。
楽しみにとっておいただけなのに…。
P「あむ」
春香「!」
P「んむんむ……?」
ガリッていった。
うっかり殻を取り忘れたな?
このドジッ娘めーガリガリゴリゴリ。
春香「…ど、どう…ですか?」
P「……グフッ」
春香「ぷっ、プロデューサーさん!?」
一応、春香って趣味はお菓子作りで普通の料理もそれなりにできる設定だったよな。
アニメだと千早が醤油とソースを間違えたのもリカバリーしてフォローしてたし。
でも、現実だと千早の中の人が料理うまくて、春香の中の人は……
アニメだと千早が醤油とソースを間違えたのもリカバリーしてフォローしてたし。
でも、現実だと千早の中の人が料理うまくて、春香の中の人は……
なんと、いえばいいのだろう。
さいしょのであいは、からかとおもった。
でもすぐに、ちがうとわかった。
しょっぱい。
しょっぱいよ。
おくちのなかがおおうなばらやぁ。
はるか。はるか。
なにとまちがえてこれをいれたんだい?
これはね、
岩 塩
ていうものだよ。
ほんとうならこまかくくだいてつかうものだよ。
どうしてきように、たまごでつつむように
岩 塩
のかけらをまぜこんだんだい?
…ああ、いいよ、いいよ。
それがきみの──
──ドジッ娘スキルだから。
なにとまちがえてこれをいれたんだい?
これはね、
岩 塩
ていうものだよ。
ほんとうならこまかくくだいてつかうものだよ。
どうしてきように、たまごでつつむように
岩 塩
のかけらをまぜこんだんだい?
…ああ、いいよ、いいよ。
それがきみの──
──ドジッ娘スキルだから。
俺の会社の同期でもドジっ子っているけど、傍から見てる分には笑えるんだが、
一緒に仕事したりすると自分自身まで実害を被ったりして笑えない。
一緒に仕事したりすると自分自身まで実害を被ったりして笑えない。
P「うーん…」
春香「ごめんなさいごめんなさい!」
急激な塩分過剰摂取で気分が悪くなってしまった俺を、春香が看病してくれている。
何事もないように全部綺麗に食べてあげようと思ったんだが…不甲斐なし我が臓腑。
P「もういいよ春香。岩塩なんて置いてあったのがいけないんだし」
春香「うぅ…一番手早くつくれるからプロデューサーさんに食べさせてあげたかったのに…」
P「春香が料理上手なのは知ってるよ。この間も今日も、本当に忙しくて料理の材料が買えなかったんだろ?」
春香「あ、それは単に寝坊しちゃってイヒャイレフふろひゅーひゃーひゃん」
P「…寝坊なんて、これは義務じゃないんだから、そんなに気を張ってくることはないんだからな?」
お前たちに無理をさせてまで来てもらってるなんて、正直穴掘って埋まりたいほど申し訳ない事実なんだから。
春香「あはは…電車で来てるとどうしても……」
電車……そう言えば春香って、2時間近くかかるところに住んでるんだっけか……ますます申し訳なくなってきたぞおい。
春香「ごめんなさいごめんなさい!」
急激な塩分過剰摂取で気分が悪くなってしまった俺を、春香が看病してくれている。
何事もないように全部綺麗に食べてあげようと思ったんだが…不甲斐なし我が臓腑。
P「もういいよ春香。岩塩なんて置いてあったのがいけないんだし」
春香「うぅ…一番手早くつくれるからプロデューサーさんに食べさせてあげたかったのに…」
P「春香が料理上手なのは知ってるよ。この間も今日も、本当に忙しくて料理の材料が買えなかったんだろ?」
春香「あ、それは単に寝坊しちゃってイヒャイレフふろひゅーひゃーひゃん」
P「…寝坊なんて、これは義務じゃないんだから、そんなに気を張ってくることはないんだからな?」
お前たちに無理をさせてまで来てもらってるなんて、正直穴掘って埋まりたいほど申し訳ない事実なんだから。
春香「あはは…電車で来てるとどうしても……」
電車……そう言えば春香って、2時間近くかかるところに住んでるんだっけか……ますます申し訳なくなってきたぞおい。
P「ふぅ…」
春香「大丈夫ですか?」
P「ああ。もう平気平気」
春香「私が言うのもなんですけど…無理しないで下さいね?」
P「イケルイケル!」
……さて、と。
丁度良い機会だし、春香にも訊いてみよう。
P「なぁ春香」
春香「はい?」
P「なにか欲しいものとかないか?」
春香「え…なんですか? そんな急に」
P「ご飯のこととか、日頃の感謝とお礼の意味を込めて、なにかプレゼントしようとおもってさ」
春香「…お礼って……」
春香が「呆れた…」といった表情で俺を見てくる。
はて?
春香「大丈夫ですか?」
P「ああ。もう平気平気」
春香「私が言うのもなんですけど…無理しないで下さいね?」
P「イケルイケル!」
……さて、と。
丁度良い機会だし、春香にも訊いてみよう。
P「なぁ春香」
春香「はい?」
P「なにか欲しいものとかないか?」
春香「え…なんですか? そんな急に」
P「ご飯のこととか、日頃の感謝とお礼の意味を込めて、なにかプレゼントしようとおもってさ」
春香「…お礼って……」
春香が「呆れた…」といった表情で俺を見てくる。
はて?
春香「そもそも、プロデューサーさんのお世話をするのが『私たちからプロデューサーさん』への恩返しなんですよ? 恩返しに恩返しされたら、私たちどうすればいいんですか」
春香はちょっとムッとした顔で、俺を窘めるように詰め寄ってくる。
顔が近い。
顔近いって!
P「それはそれ、俺は俺……じゃあダメか?」
春香「………」
すごい睨んでる。
歳を重ねて人生経験増えた(?)ことで滅茶苦茶凄みがましてる。
はるかっか! はるかっか!
春香「……なんかなっとくできませんけど、わかりました」
P「…おぉ!」
春香「お言葉に、甘えさせてもっちゃおうかな?」
ペロっと舌を出して意地悪く笑う春閣下様。
やっぱり王道アイドルは一味ちがうな…!!
春香はちょっとムッとした顔で、俺を窘めるように詰め寄ってくる。
顔が近い。
顔近いって!
P「それはそれ、俺は俺……じゃあダメか?」
春香「………」
すごい睨んでる。
歳を重ねて人生経験増えた(?)ことで滅茶苦茶凄みがましてる。
はるかっか! はるかっか!
春香「……なんかなっとくできませんけど、わかりました」
P「…おぉ!」
春香「お言葉に、甘えさせてもっちゃおうかな?」
ペロっと舌を出して意地悪く笑う春閣下様。
やっぱり王道アイドルは一味ちがうな…!!
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