私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレさやか「杏子のポニテさわさわ」杏子「やめろよ!」

みんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
さやか「えぐ、ぐすっ、うえええええん・・・」
杏子「おいそろそろ泣きやめって・・・」
さやか「らって、杏子ボロボロだもん・・・・服もボロボロらしぃ、」
さやか「髪もほどけてボロボロだもん・・・・」
杏子「なん、だと・・・・ハッ!」
杏子「髪留め・・・・あたしの髪留めは!?」ガバッ
さやか「!?」
杏子「おいそろそろ泣きやめって・・・」
さやか「らって、杏子ボロボロだもん・・・・服もボロボロらしぃ、」
さやか「髪もほどけてボロボロだもん・・・・」
杏子「なん、だと・・・・ハッ!」
杏子「髪留め・・・・あたしの髪留めは!?」ガバッ
さやか「!?」
杏子「ちょっと待てオイ・・・どこだ、くそっ、どこ行った!」ウロウロ
さやか「杏・・・・子・・・?」
杏子「どこだ・・・・・!?」
杏子「う・・・・あ・・・・・・・っ!!」
さやか「?」
杏子「こんな・・・・・粉々に・・・・・・!!!」
さやか「杏・・・・子・・・?」
杏子「どこだ・・・・・!?」
杏子「う・・・・あ・・・・・・・っ!!」
さやか「?」
杏子「こんな・・・・・粉々に・・・・・・!!!」
杏子「・・・・・・・・・・・・・っ」ワナワナ
さやか「杏子・・・・」
杏子「悪いなさやか」
杏子「しばらく・・・話しかけないでくれる?」
さやか「・・・・!」
さやか「杏子・・・・」
杏子「悪いなさやか」
杏子「しばらく・・・話しかけないでくれる?」
さやか「・・・・!」
別のスレと混ざってさやかに戻してもらえばいいじゃんとか思ってしまったww
杏子「・・・・・・・・・・・」
さやか「・・・・・・・・・・・・」
杏子「・・・・・・・・・・ごめんな、さやか」
さやか「・・・・・え?」
杏子「つい、さやかに当たっちまった」
さやか「・・・・・・・・・・いいよ、そんなの」
さやか「それも、パートナーの役割だもん」
杏子「・・・・・ありがと」
さやか「・・・・・・・ねえ、聞いてもいい?」
杏子「・・・・・」
さやか「その、髪留めのこと」
さやか「・・・・・・・・・・・・」
杏子「・・・・・・・・・・ごめんな、さやか」
さやか「・・・・・え?」
杏子「つい、さやかに当たっちまった」
さやか「・・・・・・・・・・いいよ、そんなの」
さやか「それも、パートナーの役割だもん」
杏子「・・・・・ありがと」
さやか「・・・・・・・ねえ、聞いてもいい?」
杏子「・・・・・」
さやか「その、髪留めのこと」
>>109
なんと言う竜のひげ
なんと言う竜のひげ
杏子「これは・・・・親父の唯一の思い出の品だった」
杏子「元は親父がいつも付けてたブローチだったんだけどね」
杏子「あたしと親父が最後に触れ合ったときの・・・・思い出の品さ」
さやか「・・・・・・・」
杏子「元は親父がいつも付けてたブローチだったんだけどね」
杏子「あたしと親父が最後に触れ合ったときの・・・・思い出の品さ」
さやか「・・・・・・・」
杏子「あれは、親父がもうすっかり酒におぼれて、毎日くだをまいてた頃のことだったな」
杏子「あの頃の親父はもう・・・・あたしにも、妹にも暴力をふるうようになってた」
杏子「すっかり頭がいかれてさ・・・・もう、家族の区別すらついてない、ひどい状態だったよ」
さやか「・・・・・・・・」
杏子「でもある日、あたしが魔女退治から帰った時にね」
杏子「そのときもこんな風に、髪の毛がぼっさぼっさのぼろぼろになって帰った時」
杏子「夜中に家に入ったらさ・・・・」
杏子「泣いてんだよ、親父が」
杏子「あの頃の親父はもう・・・・あたしにも、妹にも暴力をふるうようになってた」
杏子「すっかり頭がいかれてさ・・・・もう、家族の区別すらついてない、ひどい状態だったよ」
さやか「・・・・・・・・」
杏子「でもある日、あたしが魔女退治から帰った時にね」
杏子「そのときもこんな風に、髪の毛がぼっさぼっさのぼろぼろになって帰った時」
杏子「夜中に家に入ったらさ・・・・」
杏子「泣いてんだよ、親父が」
杏子「それはもう、さめざめと」
杏子「あたしと妹に、ひどいことをしてしまった、私は心まで悪魔に染められてしまったんだ、ってね」
杏子「あたしはびっくりして動けなかった」
杏子「そして、親父があたしに気付いた」
杏子「そして言ったんだ」
杏子「すまなかった、許してくれって」
杏子「あたしの前にひざまずいて、そう言ったんだよ」
杏子「あたしと妹に、ひどいことをしてしまった、私は心まで悪魔に染められてしまったんだ、ってね」
杏子「あたしはびっくりして動けなかった」
杏子「そして、親父があたしに気付いた」
杏子「そして言ったんだ」
杏子「すまなかった、許してくれって」
杏子「あたしの前にひざまずいて、そう言ったんだよ」
杏子「あの人は、あの時のあたしが自分に殴られてぼろぼろになったって思ったんだろうね」
杏子「それから親父はあたしを椅子に座らせてさ」
杏子「髪を・・・・結んでくれたんだ」
杏子「ぼろぼろになってるのが・・・目立たないように」
杏子「あたしが、外で普通の女の子として過ごせるように」
杏子「でも、あの人は不器用だからさ」
杏子「あたしの髪を束ねてから、髪留めがないことに気づいたんだ」
杏子「それで親父はね」
杏子「自分のブローチを外して、あたしの髪留めにしてくれた」
杏子「それから親父はあたしを椅子に座らせてさ」
杏子「髪を・・・・結んでくれたんだ」
杏子「ぼろぼろになってるのが・・・目立たないように」
杏子「あたしが、外で普通の女の子として過ごせるように」
杏子「でも、あの人は不器用だからさ」
杏子「あたしの髪を束ねてから、髪留めがないことに気づいたんだ」
杏子「それで親父はね」
杏子「自分のブローチを外して、あたしの髪留めにしてくれた」
杏子「驚いたよ、信仰の証のブローチを、魔女呼ばわりしたあたしに託したんだ」
杏子「そのとき、あたしが振り返ってみたら」
杏子「親父がほほ笑んでた」
杏子「やっと、娘に償いができた」
杏子「あのとき、親父は確かにそう言ったと思う」
杏子「それが、あたしが見た最後の親父の笑顔だった」
杏子「・・・次の日だったよ・・・・親父たちが死んだのは」
杏子「酒でいかれた親父が最後にくれた、唯一の親子らしい思い出・・・・」
杏子「それが、あたしの髪留めと、髪型だったんだ・・・」
杏子「そのとき、あたしが振り返ってみたら」
杏子「親父がほほ笑んでた」
杏子「やっと、娘に償いができた」
杏子「あのとき、親父は確かにそう言ったと思う」
杏子「それが、あたしが見た最後の親父の笑顔だった」
杏子「・・・次の日だったよ・・・・親父たちが死んだのは」
杏子「酒でいかれた親父が最後にくれた、唯一の親子らしい思い出・・・・」
杏子「それが、あたしの髪留めと、髪型だったんだ・・・」
さやか「そう・・・・・だったの・・・・・・」
杏子「ああ、それ以来、あたしは誰にも髪を触らせてない」
杏子「親父との唯一の思い出が壊れちゃう気がして、さ」
杏子「ごめんな、くだらない話聞かせちゃったね」
杏子「さ、すっかり体力も回復したことだし、帰ろうか!」
さやか「・・・・・・・・・・」
杏子「ああ、それ以来、あたしは誰にも髪を触らせてない」
杏子「親父との唯一の思い出が壊れちゃう気がして、さ」
杏子「ごめんな、くだらない話聞かせちゃったね」
杏子「さ、すっかり体力も回復したことだし、帰ろうか!」
さやか「・・・・・・・・・・」
杏子「どうしたさやか・・・まだ傷が治らねえのか?」
さやか「ねえ杏子・・・・・」
杏子「なに?」
さやか「あたしに、その髪、結び直させてくれない?」
杏子「えっ・・・・」
さやか「ねえ杏子・・・・・」
杏子「なに?」
さやか「あたしに、その髪、結び直させてくれない?」
杏子「えっ・・・・」
さやか「杏子が、お父さんとの思い出をすごく大事にしてるのはよくわかった」
さやか「でもね杏子・・・・思い出って、そんなに簡単に壊れちゃうものなのかな」
さやか「ねえ杏子・・・・髪留めのことは本当に残念だったと思う」
さやか「でもね・・・あんたの頭の中の思い出は、その髪留めと一緒に壊れちゃったの?」
さやか「あんたのお父さんとの思い出は、その程度で壊れちゃうほどもろいものだったの?」
杏子「なっ・・・・・」
さやか「でもね杏子・・・・思い出って、そんなに簡単に壊れちゃうものなのかな」
さやか「ねえ杏子・・・・髪留めのことは本当に残念だったと思う」
さやか「でもね・・・あんたの頭の中の思い出は、その髪留めと一緒に壊れちゃったの?」
さやか「あんたのお父さんとの思い出は、その程度で壊れちゃうほどもろいものだったの?」
杏子「なっ・・・・・」
さやか「あたしは、そうは思わない」
さやか「髪留めが壊れても、あんたの中でしっかり、お父さんの思い出は残ってるはずよね?」
さやか「それに、思い出は・・・・・」
さやか「楽しい『今』があってこそ、輝くものなんじゃないかな」
杏子「さやか・・・・」
さやか「なら、あたしは・・・・」
さやか「あんたの、『今』になりたいの」
さやか「杏子・・・・」
さやか「お父さんとのこと・・・・あたしと、いい思い出にしていこう?」
さやか「それともあたしとじゃダメ・・・・かな・・・・?」
さやか「髪留めが壊れても、あんたの中でしっかり、お父さんの思い出は残ってるはずよね?」
さやか「それに、思い出は・・・・・」
さやか「楽しい『今』があってこそ、輝くものなんじゃないかな」
杏子「さやか・・・・」
さやか「なら、あたしは・・・・」
さやか「あんたの、『今』になりたいの」
さやか「杏子・・・・」
さやか「お父さんとのこと・・・・あたしと、いい思い出にしていこう?」
さやか「それともあたしとじゃダメ・・・・かな・・・・?」
杏子「さ、さやか・・・・・・・」
杏子「本気で・・・・言ってんのか・・・?」
杏子「本気で・・・・そこまであたしのことを・・・・?」
さやか「決まってるじゃない・・・」
さやか「あたしはいつだって本気なんだから!」
さやか「さぁ・・・・返事を聞かせてよ、杏子!」
杏子「さやかぁ・・・・・・」フラフラ
ダキッ
杏子「ありがと、ありがとなさやかぁ・・・・」
杏子「うん・・・・あたしの『今』になってくれさやか・・・・」
さやか「・・・・・・よ、よかったぁ・・・」ヘナヘナ
杏子「本気で・・・・言ってんのか・・・?」
杏子「本気で・・・・そこまであたしのことを・・・・?」
さやか「決まってるじゃない・・・」
さやか「あたしはいつだって本気なんだから!」
さやか「さぁ・・・・返事を聞かせてよ、杏子!」
杏子「さやかぁ・・・・・・」フラフラ
ダキッ
杏子「ありがと、ありがとなさやかぁ・・・・」
杏子「うん・・・・あたしの『今』になってくれさやか・・・・」
さやか「・・・・・・よ、よかったぁ・・・」ヘナヘナ
杏子「わっ!?と、おい!大丈夫か?」
さやか「よかった・・・えぐっ、よかったよぉ・・・・」ポロポロ
さやか「だめって言われたらぁ、ひっく、どうしようかと思ったぁ…」ポロポロ
杏子「バカだなぁ・・・あたしがさやかの傷つくようなこと言うわけないじゃん・・・」ナデナデ
さやか「ひっく・・・うええええええん・・・・」
杏子「よしよし」ナデナデ
さやか「よかった・・・えぐっ、よかったよぉ・・・・」ポロポロ
さやか「だめって言われたらぁ、ひっく、どうしようかと思ったぁ…」ポロポロ
杏子「バカだなぁ・・・あたしがさやかの傷つくようなこと言うわけないじゃん・・・」ナデナデ
さやか「ひっく・・・うええええええん・・・・」
杏子「よしよし」ナデナデ
さやか「ひっく、ひっく・・・・」
杏子「ふう・・・・落ち着いた?」
さやか「うん・・・・」
さやか「じゃ、じゃあさ、杏子・・・・」
杏子「ん?」
さやか「後ろ、むいて」
杏子「こう?」
さやか「すわって」
杏子「ほらよ」
さやか「ぐすっ・・・・えへ」
杏子「ふう・・・・落ち着いた?」
さやか「うん・・・・」
さやか「じゃ、じゃあさ、杏子・・・・」
杏子「ん?」
さやか「後ろ、むいて」
杏子「こう?」
さやか「すわって」
杏子「ほらよ」
さやか「ぐすっ・・・・えへ」
さやか「杏子の髪・・・」サラッ
杏子「あ・・・」
さやか「くんくん・・・・・すーはーすーはー」
杏子「そ、そんなに一生懸命嗅ぐなよぉ・・・///」
さやか「うん・・・いい匂いだよぉ杏子・・・・・」
杏子「やめろよ、今は汗臭くないか・・・?」
さやか「ううん・・・」スリスリ
杏子「あ・・・」
さやか「くんくん・・・・・すーはーすーはー」
杏子「そ、そんなに一生懸命嗅ぐなよぉ・・・///」
さやか「うん・・・いい匂いだよぉ杏子・・・・・」
杏子「やめろよ、今は汗臭くないか・・・?」
さやか「ううん・・・」スリスリ
杏子「おい、もういいだろ・・・・そろそろ結んでくれよ」
さやか「ふにゃ・・・・あと5分~」スリスリ
杏子「そんなに待てるか!」
さやか「むう・・・・けち」
さやか「それじゃ、結ぶよ」
さやか「きゅっきゅっきゅーっと」
さやか「はい!」
杏子「お、ありがとな」
さやか「ふにゃ・・・・あと5分~」スリスリ
杏子「そんなに待てるか!」
さやか「むう・・・・けち」
さやか「それじゃ、結ぶよ」
さやか「きゅっきゅっきゅーっと」
さやか「はい!」
杏子「お、ありがとな」
さやか「どういたしまして」ニコ
杏子「あーあ、ついに髪、触らせちまったなぁ・・・」
さやか「ええー今更不満は言いっこなしだよ」
さやか「なんてったって、あたしはあんたの『今』なんだから!」
杏子「よく考えてみるとなんつう恥ずかしいセリフだよ・・・・」
さやか「むっ・・・・」
杏子「あー、うそうそ!すごく嬉しかったぞ、さやか」
さやか「もう・・・・///」
杏子「あーあ、ついに髪、触らせちまったなぁ・・・」
さやか「ええー今更不満は言いっこなしだよ」
さやか「なんてったって、あたしはあんたの『今』なんだから!」
杏子「よく考えてみるとなんつう恥ずかしいセリフだよ・・・・」
さやか「むっ・・・・」
杏子「あー、うそうそ!すごく嬉しかったぞ、さやか」
さやか「もう・・・・///」
~次の日
さやか「~♪」
仁美「あらあら・・・今日のさやかさんは随分ご機嫌なこと」
まどか「うん・・・ふっきれたんだね、さやかちゃん・・・」
さやか「おっ?まどかぁー!仁美ぃー!おっはよー!」
まどか「ウェヒヒ、おはよ、さやかちゃん!」
仁美「おはようございます、さやかさん」
さやか「~♪」
仁美「あらあら・・・今日のさやかさんは随分ご機嫌なこと」
まどか「うん・・・ふっきれたんだね、さやかちゃん・・・」
さやか「おっ?まどかぁー!仁美ぃー!おっはよー!」
まどか「ウェヒヒ、おはよ、さやかちゃん!」
仁美「おはようございます、さやかさん」
類似してるかもしれないスレッド
- ほむら「アルバイトしたいわ」杏子「そうだなー」 (224) - [56%] - 2013/10/3 8:45 ☆
- まどか「杏子ちゃんて可愛いね!」杏子「なー!」 (129) - [56%] - 2012/5/4 23:45 ☆
- さやか「杏子のおしっこ、すごく美味しいよ…」 (429) - [55%] - 2011/10/30 14:15 ★
- さやか「杏子のリンゴに媚薬を塗りこんでみた」 (194) - [53%] - 2011/7/25 6:45 ★
- さやか「ポッキーゲーム!」杏子「い、いぇーい…」 (210) - [52%] - 2011/12/26 4:15 ★
- さやか「あーんこはね♪」杏子「は?」 (214) - [50%] - 2011/3/15 12:32 ★★★
- さやか「あたしが正義のデュエリスト!」杏子「あん?」 (221) - [50%] - 2011/10/28 15:30 ☆
- まどか「杏子ちゃんがさやかちゃんのこと好きだって!」 (290) - [50%] - 2012/3/10 8:45 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について