元スレ真美「真美は、どんなアイドルになればいいの~?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 80 :
P「俺の考える『ジュニアアイドル』の、活動の基礎が詰まった番組だ」
P「……が、残念なことに、やよいは今14歳だから、出ることはできない」
やよい「あうぅ~、残念ですー……」
P「まあ、あの番組が全てじゃない。他にもやよいの出れる番組はたくさんある」
P「例えば朝や夕方のニュース番組の1コーナーで、料理を作らせてもらったり」
P「朝やお昼の『情報番組』で、アシスタントとして使ってもらったりな」
152 = 108 :
そういえば天てれ、歌わせてたな
何曲か今でも覚えてる
153 = 80 :
P「ただ、流石にやよいくらいの年齢だと、学業にも専念してほしい」
P「そういう番組は基本的に生放送だ。週に……多くても2回まで、あとは土日に収録できる番組を考えよう」
やよい「あの……そういう活動じゃないと、だめなんですかぁ?」
P「そうだなあ、その方がいい。……嫌か?」
やよい「べつにイヤじゃないんですけど、……なんでですかぁ?」
154 :
そんな天才テレビくんからめでたくグラビアが登場しました
155 = 80 :
P「……俺は今のやよいに一番合ってるのは、『天才てれびくん』のような番組だと言った」
やよい「はい」
P「……やよいの魅力は、その『純粋さ』にある」
やよい「?」キョトン
P「やよい……『子供扱い』されるのは、嫌か?」
やよい「え……?えーと、わたしももう中学2年だし、あんまりされたくはないかなーって」
156 = 80 :
P「そうか……」
P「じゃあ、最初に断りを入れておくが、俺が言う『子供』は、春香や雪歩の年齢ぐらいの子も含む」
P「少なくとも18を超えてなきゃ、世間的には『子供』なんだ。20で正真正銘、ようやく『大人』」
P「そう思って、聞いていてくれ」
やよい「……?はい、わかりましたー」
P「……やよいの長所と、短所を考えてみよう」
157 = 80 :
P「やよいはいつでも頑張り屋さんで、苦しいことにも決して負けない。面倒見もとてもいい」
P「それだけじゃない。生活の中で培った、料理や節約の技術もかなりのものだ」
P「その歳でこんな立派な成長を遂げる……やよいは『しっかり屋さん』としか言い様がないな」
やよい「え、えへへ……そうですかぁ…………?///」カアァ
P「……でも、年相応のあどけなさや可愛らしさを残している」
P「やよいはいつでも笑顔、素直で元気があって、まるで太陽のように明るい」
158 = 116 :
???「うっうー!運動会苦しいから休みまーす!」
159 = 80 :
P「人を元気にする……というよりは、『人を笑顔にする』力を持っているな」
P「でもその明るさが、先のことまでは見えずに思わぬ失敗をする原因になる」
P「……だから、しっかりしているようにも見えて、どこか抜けている」
やよい「あう~……」ショボン
P「でもだからこそ、やよいを見て、大人たちは『見守ってあげたい』と思うようになる」
やよい「……わたしを……?」
160 = 80 :
P「……やよいは、行動の節々に『大人』な面が見える」
P「でも、まだまだ知らないことがたくさんあるし、感情を隠さずに、素直に表に出すことも多い」
P「それに、時には中学生らしく、わがまま言ったり、間違いをしたりする」
P「そういう意味では、やよいはまだまだ『子供』」
P「でも、テレビの世界もお茶の間も、大人はそういう『子供』を欲している」
P「……やよいのような『子供』から、『子供らしい』笑顔をもらいたいから」
161 :
そもそも双子なのに双子アイドルとして売り出してないのが最大の過ちだよな
162 = 131 :
>>161
ナムコのな
163 = 80 :
P「だから年齢よりも背伸びしたような、ませた子役タレントは、成長の過程で伸び悩むことが多い」
P「『ジュニアアイドル』が喫煙や飲酒をして、それが原因で芸能界を引退したり」
P「『天才子役』としてちやほやされたのに、生意気言い放題で干されて、数年後には見かけなくなったり」
のヮの(どっちとも何人か思い浮かぶような……)
P「……やよいの魅力は『純粋さ』。どういうことか」
164 = 80 :
P「それは、やよいが全く大人びようとしていない、背伸びもしていない」
P「素直で純粋な『子供』でありながら、それでいて『大人』として物事を考えることが、出来るからなんだ」
やよい「そう、なんですかぁ……?///」テレテレ
P「……だから、ありのままの『子供』でいる、『大人』なやよいを見て、人々は応援したくなる」
P「やよいの『健気さ』に、大人は弱いんだ。……そして、そんなやよいが虜にするのは大人だけじゃない」
165 = 116 :
さて、どう真美につなげてくるか
166 = 80 :
P「やよいより下の子供たちからすれば、やよいは『頼れるお姉さん』」
P「同年代の子たちからは『素直で元気な、友達みたいな存在』」
P「そしてちょっと年上の子たちからは、『たまに失敗しちゃう可愛い妹』」
P「そういう思われることだろう。男の子だけじゃなく、女の子からも」
やよい「……♪///」
春香(やよい、顔が緩みっぱなしだよ……)
P「……そんなやよいをアイドルとして活かすには、普段の『高槻やよい』を出せる場所が必要だ」
167 = 80 :
P「無理に役を演じようとしたりすると、今のやよいの魅力が薄れてしまう」
貴音(…………ふむ)
P「……そういう意味で、天才てれびくんのような番組を推していたんだ」
P「年下の子たちに対して、リーダーシップを発揮できる『大人』の面」
P「でも司会の大人たちと一緒に活動することで見える、『子供』の面」
P「普段のやよいの良さが最大限に活かされて、かつテレビに慣れていくことが出来る」
169 = 138 :
さるよけ
170 = 115 :
ほ
173 = 110 :
さるったか
174 = 80 :
P「結局天てれは無理なんだが、料理番組・情報番組でも同様に、どちらの面も出せる」
P「なんなら、やよいは子供の面倒見もいいし、『子供向け番組』を中心に出てもいいくらいだ」
やよい「…………」
P「どうだろう。まだ目標が決まってないなら、1年かけてこういう活動をしてみるのも、悪くないと思うが」
やよい「え、と……」
175 = 84 :
さるよけ
176 = 93 :
さるよ…滅びよ…
177 = 115 :
さるよけ
178 = 80 :
やよい「……プロデューサー、まだはなし聞いたばっかりで、よくわかんないかもですけど……」
やよい「でも、わたしテレビで、いっぱいいっぱいがんばりたいです!」
やよい「なんか、そういう気分になってきました!」
P「……今言ったような番組のオーディション、積極的に受けてみるか?」
やよい「はい!」
春香「おお~」
雪歩「よかったね、やよいちゃん」
やよい「……はい!わたし、がんばっちゃいます~」
180 :
やよいがんばれ
真美がんばれ
181 = 80 :
P「……ある程度やよいが世間に認知されてきたら、CMのオファーも来ることだろう」
P「やよいの個性はテレビ界にとって貴重だ。スポンサー受けもいいはずだから」
P「CMの仕事も取っていきたいが、それでもいいかな?」
やよい「はい、プロデューサー!……えーと、『雪国もやし』のCMとか、でたいかなーって」
春香「……やよいには運命的なCMだよねぇ……」
182 = 142 :
皆絶対買うなよぉ~♪
183 = 80 :
P「…………」
P「……やよい、ここからは、真美にも話に参加してもらう」
真美「!!」ピクッ
やよい「真美がどうしたんですか?」
P「実はな……やよいの『ジュニアアイドル』としての活動は、朝・昼の番組以外にも考えているんだ」
P「それが……真美との、『ジュニアアイドルデュオ』のユニット活動だ」
真美「…………」
184 :
真美の涙をペロペロしたいよお
185 = 80 :
やよい「真美と、ふたりで活動するんですか?」
P「ああ、そういうことになる」
P「真美と一緒に活動することについては、やよいはどうだ?」
やよい「わたしはいいと思いますよ!……ね、真美!」
真美「あ……う、うん……」
P「……真美は?」
真美「……別に……いいと、思うよ……」
やよい「じゃあ、真美もいっしょの番組にでるんですね?」
P「いや、出ない」
やよい「……?どういうことですかー?」
187 = 180 :
ほぅ
189 :
無理に背伸びをせず、素直な姿勢で大人になるまで干されず活動できた子役……
と考えた時に、なぜかえなり君が真っ先に思い浮かんでしまった……
190 = 80 :
P「真美はモデルとして雑誌で、やよいはジュニアアイドルとしてテレビで、それぞれ個別に活動してほしい」
P「だが、それとは別に、二人で曲を出して、歌って活動して欲しい」
やよい「……どーして、べつべつのお仕事をしながら、なんですかー?」
真美「うん、兄ちゃん……真美にも……教えてよ」
P「……二人はまだまだ若い。その身体には、将来に向けての可能性がたくさん詰まっている状態だ」
192 = 80 :
P「だから、それぞれに別々の活動を提案はした」
P「だが、二人に将来芽生えるであろう『アイドルの才能』を磨くために、今のうちから準備したい」
P「二人で一緒の芸能活動をさせないのは、真美には……前向きな理由としては、モデルの経験を積んで欲しいから」
真美「…………」ギュッ
P「モデルってのは息の長い仕事だぞ?10代、20代、30代、それぞれに雑誌があって、その数だけモデルの需要もある」
P「10代の雑誌のモデルを卒業すれば、20代のへとシフトしていける。オシャレさに磨きをかけた上で、な」
193 = 80 :
P「そしてやよいに関しては、モデルよりもジュニアアイドルとしての活躍が期待できるから」
P「……二人の方針は今言った通りで、個別ではアイドル歌手活動は計画していない」
P「だけど、二人とも今のうちから基本的な『アイドル』の経験をしておいた方が良い」
P「ならどうするか……変則的に、二人でユニットを組むのが最善の手だと、考えたんだ」
やよい「そうなんですかー、なるほどです」フムフム
真美「…………」
P「…………」
196 = 189 :
生意気な言動で干された子役って具体的に誰かしら?
197 = 80 :
P「……真美」
真美「な、なに……?」
P「お前一人でアイドル活動をさせたくない理由は、さっき言った」
P「だがやよいとユニットを組むと、さっき言った不安要素は解消される」
真美「なんでさ……」
P「亜美が『竜宮小町の一員』という居場所を得た。真美には特定の居場所が無いと言った」
P「……なら、真美にも同様に居場所を作ってしまえばいい」
198 = 80 :
雪歩「それが、ユニットなんですか?」
P「ああそうだ。ソロだと、亜美との差別化は図りにくい。……でも、ユニットだとそうじゃない」
P「やよいと二人で……一方は雑誌で活躍する『現役ジュニアモデル』、一方はテレビで活躍する『現役ジュニアアイドル』」
P「まだ『子供』の二人だが、だからこそ二人になると、より個性が出る」
P「竜宮にはあずささんや伊織もいるから、曲や活動は『大人向け』、『男性向け』のものも多い」
199 = 189 :
でも、本当は真美は、大好きな亜美と一緒にアイドルをやりたいんだよね。
気持ちは分かるよ、でもそのためにはお互いが大きな実力と人気を得なきゃいけないのよ。
みんなの評価 : ★
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