元スレ真美「真美は、どんなアイドルになればいいの~?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 1 :
春香「……っプロデューサーさん止めてください!」
春香「いくらなんでも、そんな言い方って……そんなのってあんまりじゃ……」
P「…………」
P「…………俺は、真美が手を挙げるまで、話は止めない」
真美「…………」
P「……続けて、いいんだな?」
真美「…………」コク
P「…………(真美……)」
52 = 1 :
P「……双子、いや兄弟・姉妹で一緒に活動する芸能人自体は多い」
P「ただ、そうやって活動するとなると、基本的には『二人で一人』という扱いになってしまう」
P「昔の『マナカナ』とかな。あの二人は正に『双子アイドル』の代表格と言える存在だ」
P「『兄弟・姉妹』を売りにした芸能人は、お互いが別々の番組に出ることもあるが、ほとんどは二人で行動だろう」
53 :
こういうの待ってたでぇ、なんか前スレがある雰囲気だな・・・見逃したか
54 = 39 :
面白いな
56 = 1 :
P「お互いのキャラクターの違いが世間に浸透していない段階では、一人だけを番組に呼んでも観客や視聴者の受けもイマイチだからな」
P「何より、『双子である』『兄弟・姉妹である』ことの面白さ、アピールポイントが完全に無くなるからだ」
P「だから兄弟・姉妹で活躍するタレントは、別々の分野で活動をしたり、血縁事実を極力隠したりして、お互いの差別化を図る」
P「または先にデビューした方を上回るほどの、圧倒的な実力で世間を黙らせる」
57 :
完全にPの芸能界講座になってるな…
58 :
待ってたんだからな!!!!
59 = 1 :
P「……もしくは開き直って、『兄弟・姉妹』であることを最大限利用して、活動してきたんだ」
真美「…………」
P「マナカナに関しては、最近は一人ずつでの活動も多くなってきた」
P「でもそれは、それだけの長い期間、双子アイドルとして芸能界で活動して、それだけの地位を得てきたからなんだ」
P「多くのファンがついて、『マナ』と『カナ』にそれぞれ需要が生まれた結果だ」
P「もし真美が今、一人で活動してしまったら……さっき言ったような『一人だけ来ても……』の状況に陥りやすい」
60 :
とても面白い でもこのペースはさるさんあるで
61 :
久しぶりに良スレ
63 = 1 :
P「なぜなら亜美は、『竜宮小町の一員』という部分にアピールポイントがあるから」
P「もちろん、先にデビューしたからというのもあるが……そんな単純な話でもない」
P「亜美は芸能界で、『双子アイドル』じゃない居場所、アイドルグループ『竜宮小町』という居場所を得たんだ」
P「人気グループの一員として、一人で番組に出ても何も問題ない」
P「…………そして真美には、芸能界において亜美を超えられる居場所、実力…………それがまだない」
真美「…………グスッ…………」ヒック
64 :
真美カワイソス
だがこの書き手のアイドル理論には感服してしまう
65 = 1 :
P「亜美と真美を二人で売り出せなかったのは、お前たちの方針を考えすぎて、もたもたしていた俺の責任だ」
P「律子を悪く言う気は全くないし、むしろ竜宮小町は素晴らしいユニットだから、俺がとやかく言える立場じゃない」
P「……仮に俺が律子と協力して、真美と亜美の双子ユニットで、一緒の番組にたくさん出られるように、調整したとしよう」
P「でもそうやって、いつでも二人で一緒に活動しようとすると、亜美は竜宮小町の活動に支障が出る」
66 :
厳しいかもしれないが、確かにと思うわな
真美、この逆境を越えるんだ!
67 = 60 :
もういっそのこと亜美がもうひとりいればいいんじゃないかな
68 :
さるよけ
69 = 53 :
前スレ見つけれなかった・・・教えて欲しい
70 :
正直、正統派のアイドルとして売るよりモデルから入った方が、芸能界で長く生きのこれそうだが
71 = 1 :
P「竜宮が無くなるならそれはそれで別の話だが、そんな不吉は話はこっちもしたくない」
P「かと言って真美だけで売りだそうとしても、売れっ子『双海亜美』のイメージに引っ張られて、真美の持ち味は発揮できない」
真美「…………う、うぅ……」ポタポタ
P(真美……)
P「……ただ、もし真美がモデルよりも、どうしても今すぐアイドルがやりたいなら……ああは言ったが、俺だって全力で支援する」
72 :
>>53
ログは無いけどスレタイ
春香「プロデューサーさん、正統派ですよ、正統派!」
73 :
亜美は一般向けで真美はちょいオタク向けなイメージができそう
倖田來未とmisonoみたいな
74 :
これの前回の話は
春香「プロデューサーさん、正統派ですよ、正統派!」
75 = 1 :
P「できるだけ、亜美との差別化を図れるよう努力するし、その時は積極的に売り出していこう」
P「……でも、竜宮も同時に活動しているから、『双海亜美』が世間に浸透していくのは止められない」
P「だから、もしアイドル活動をしたいなら、今言ったようなことが起きるかもしれない……と、覚悟しておいて欲しい」
P「……ひとまずそれが、今、お前をただの『アイドル』として売り出したくない理由だ」
76 :
このまま真美が売れていくまでを見たいな
77 = 53 :
ありがとう
亜美が竜宮ではぶられてるのってぶっちゃけると製作スタッフの手抜きだよね
ここで言ってるとおり分けると非常に面倒だから回避したんだろうな
78 = 1 :
雪歩(真美ちゃん…………)
春香(……ひどいよ、そんなの…………)
貴音「…………」
貴音「あなた様」
P「なんだ」
貴音「あなた様は、いけずです」
真美「……?」グスッ
貴音「今のお話から考えるに、『完全な差別化を図れるから』という理由で『もでる』の仕事をしろ、と言いたいのでしょう?」
79 :
正直モデルだけじゃ個別化は難しいだろ
80 :
P「(……?)まあ、一応……そう、だよ……?」
真美「……にーちゃん、どういうこと…………?」ヒック
P「……亜美はアイドルとして活動はしているが、竜宮でのグラビア撮影以外で、モデルの仕事はほとんどしてない」
P「まあ、そもそも亜美はモデルの専属契約なんて結べないほど忙しいみたいだが……」
P「だからこそ、亜美のイメージの全くない土壌……『ファッション誌』で、真美を育てようと思ったんだ」
81 = 80 :
P「違う分野で成功を収められれば、例え双子でそっくりでも、みんなに認識できる明確な違いが生まれるからな」
P「『アイドル双海亜美』と『ファッションモデル双海真美』って感じで」
春香(あ、なるほど……)
雪歩(言葉だけでも、全然イメージが違いますぅ……)
P「こうなるとファン層も全く変わってくるから、お互いの活動に支障が出ることも少ない」
82 :
亜美真美いっしょにプロデュースした場合のシナリオ起こさないとならないのか・・・
双子+αプロデュースで亜美、真美2パターン+他キャラの専用リアクション
通常の単体プロデュース亜美真美2パターンと考えると
「別ユニットにまとめてはぶっときゃ楽じゃね?、他の面倒な奴と一緒に」
となるのは自明の理か・・・亜美が選ばれたのは1で表に出てたからだろう
83 :
トップアイドルならモデル業始めてもすぐ軌道に乗るけど
モデルからアイドルだとどう考えても無理がでる
亜美>真美は拭えないでしょ
84 :
>>82
まあめんどくさいだろうな…
3でたらそのへんの所きちんとしてほしいわ
やっぱ双子でプロデュースしたい
85 = 1 :
「そうすりゃあ、双子でも全然違うんだ、って世間に思わせられるから、改めてアイドルとして活動させられる」
P「それだと『双海亜美の姉』とは考えられなくなる。一人の立派な、元モデルの現アイドル『双海真美』になれる」
貴音「……ええ、そういうことなのだとは思っていました」
貴音「しかし……あなた様には、それと同時に一つの考えがある……そうではないですか?」
P「!」ピクッ
86 :
アニメしか見てないけど普通こうなるよな・・・
87 :
あまり細かい所に突っ込むのも野暮というもの
88 = 80 :
真美「……にーちゃん、ほんと?……考えって、なに…………?」ヒック
P「え、えっと……だな……(貴音……本当に気づいてるのか……?)」
貴音「あなた様が先ほど真美に提案した、即席のアイドルへの道。……確かに不安要素が大きく、危険だと思われます」
貴音「しかし、あなた様の言動の節々から、感じられるのです……」
貴音「真美に、本来の希望の形ではなくても、すぐに『アイドル』をやらせられる……」
貴音「そして、前述の不安要素を取り除けるのではないか、というあなた様のそんな考えが」
89 = 80 :
P「た、貴音…………お前……なんでそこまで気づけるんだよ……?」
春香「……え、本当なんですか!?」
雪歩「プロデューサー!?」
真美「…………え……」
真美「え……え、え、……うえぇーーーー!!?」
真美「にーちゃん……に、兄ちゃん!本当なの!?どうなの、教えてよぉ!?」ユッサユッサ
ユッサユッサユッサユッサ
P「うぇーーー!く、苦しい、苦しい、ギブ!ギブギブギブギブ!」
90 = 80 :
貴音(大いに揺れてますね……)
春香(プロデューサーさんがね……)
雪歩(……どういうことなんだろう?)
真美「は、はい……止めたよ兄ちゃん」
真美「どう……なの……?本当にアイドル、出来るの……?」
春香「モデルの仕事は、その場合どうなるんですか?」
雪歩「そ、それに……今は亜美ちゃんのイメージに引っ張られるから厳しいって……」
91 = 80 :
P「ゼーッ、ゼーッ、……貴音が言ったように、真美の本来の希望の形ではない」
P「ただ、曲は出せるし、アイドルとして活動できる」
P「……何より、モデル活動と並行してできる」
真美「ほ、ほんとに……ほんとにほんとなの、兄ちゃん!?」
92 = 82 :
反応を先読みしていやがる!
93 :
気になる気になる
94 = 80 :
貴音「……あなた様は、あえて最後までその事を仰ろうとしなかった」
貴音「もちろん何か理由が有るのでしょうが、だからと言って真美をあそこまで追い込まずともよかったでしょう」
貴音「だからあなた様は……本当にいけずです」
P「…………すまん、本当にすまん、真美……」
P「こんなやり方、良くないと言われるとわかっていたが……真美を……試したかったんだ」
95 = 93 :
まさか…今流行りの声ドル…
96 = 80 :
真美「試す……?」
P「…………」
P「俺の、真美をアイドルにするプランは、確かにある」
P「今すぐに、というわけじゃない。ただ、モデルで成功を収めてから、よりは早く」
P「このプランなら、亜美との差別化も図りやすい」
真美「……じゃあ、なんでもっと早く言ってくれなかったの…………?」
P「真美が、『強い』かどうか……それを知りたかった」
97 :
P主人公に名作無しとはよく言ったもんだ
98 = 80 :
貴音「……成程」
真美「強い、かどうか…………」
P「俺のこの計画に一番必要だったのは、真美が『強い人間』であるかどうか」
P「苦しい時、辛い時にじっと我慢して、耐えることが出来るか……それを見極めたかった」
P「だから敢えて、きつい言葉を選んで、真美の様子を見た。……真美を試したんだ」
99 = 80 :
P「……よく最後まで手を挙げずに、じっと我慢して俺の話を聞いててくれたな?……偉いぞ」
真美「そ、そんなこと……ない、よ……」
P「いや、真美は強い……やっぱり俺の目に狂いはなかった。……そう思わせてくれた」
P「本当にありがとう……そして、ごめんな」ナデナデ
真美「あぅ、うぅ……あり、がとう…………兄ちゃん……///」カアァ
100 = 80 :
P「俺の考えた解決策…………」
P「お前をアイドルにする……それも、『ユニット』として!」
P「それが、不安要素を取り除ける方法だと、俺は考えた」
春香(ユニット……!)
貴音(ゆにっと、ですか)
雪歩「プロデューサー、だ、誰とですか!?」
真美「兄ちゃん、真美にも教えて?…………誰と、誰とユニットを組めばいいの!?」
みんなの評価 : ★
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