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元スレ春香「プロデューサーさん、正統派ですよ、正統派!」
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あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
社長「―――ふむ、君のその事務所のみんなへの考え、私の目から見ても一理あると言えるだろう」
P「では社長……」
社長「うむ。……私も若い頃は『アイドルの可能性』について色々と考えたものだ。竜宮小町も軌道に乗って来たし、事務所にも余裕はある。ひとまず君のやりたいようになってみなさい」
P「では社長……」
社長「うむ。……私も若い頃は『アイドルの可能性』について色々と考えたものだ。竜宮小町も軌道に乗って来たし、事務所にも余裕はある。ひとまず君のやりたいようになってみなさい」
P「……!はいっ、ありがとうございます!」
社長「ははは。あまり無理はするなよ」
P「大丈夫、わかってますって」
P「―――と言うわけで、これからは竜宮小町以外のみんなの活動を本格的に始めることが出来そうだ。社長からも許可を貰ったぞ」
社長「ははは。あまり無理はするなよ」
P「大丈夫、わかってますって」
P「―――と言うわけで、これからは竜宮小町以外のみんなの活動を本格的に始めることが出来そうだ。社長からも許可を貰ったぞ」
真「本当ですか!?へへっやーりぃ!」
響「自分、レッスンも好きだけどやっぱりオーディションやったりテレビに出るほうが楽しいさー」
春香「プロデューサーさん、まずは何をすればいいんですか?」
響「自分、レッスンも好きだけどやっぱりオーディションやったりテレビに出るほうが楽しいさー」
春香「プロデューサーさん、まずは何をすればいいんですか?」
千早「プロデューサー、私は……あんまり派手な格好をしたり派手な曲を歌ったりはしたくないのですが……」
真美「兄ちゃんがもたもたしてるから亜美にだいぶ差ぁーつけられちゃったじゃーん!早く曲だそうよ、曲ぅ~!」
P「まあまあまあ、みんな落ち着け。ちゃんとそれぞれの活動については考えてある。一人ずつ話していこうか、まずは……千早から」
千早「はい」
真美「兄ちゃんがもたもたしてるから亜美にだいぶ差ぁーつけられちゃったじゃーん!早く曲だそうよ、曲ぅ~!」
P「まあまあまあ、みんな落ち着け。ちゃんとそれぞれの活動については考えてある。一人ずつ話していこうか、まずは……千早から」
千早「はい」
貴音「ところで……あなた様、全員この場に残っていても良いのですか?もし聞かれて不都合な点があるようでしたら、わたくしたちは席を外しますが」
P「ん?そうだなあ……聞きたい奴は別に聞いててもいいぞ。ただ、この後レッスンがある奴は先に行ってもらった方が良いな」
P「その子たちは終わってから活動方針を決めよう」
P「ん?そうだなあ……聞きたい奴は別に聞いててもいいぞ。ただ、この後レッスンがある奴は先に行ってもらった方が良いな」
P「その子たちは終わってから活動方針を決めよう」
P「あと雪歩とやよいは今レッスン中か。美希は……いつものように寝坊だよ、まったく。この三人も来てからだな」
響「わかったぞー。じゃあ自分は先にダンススタジオに行ってるから、後で方針聞かせてくれよなプロデューサー!」
真「ああ響待って、ボクも一緒に行くよ。……プロデューサー、楽しみにしてますからね」
P「あいよー」
ガチャ(真と響が外へ)
響「わかったぞー。じゃあ自分は先にダンススタジオに行ってるから、後で方針聞かせてくれよなプロデューサー!」
真「ああ響待って、ボクも一緒に行くよ。……プロデューサー、楽しみにしてますからね」
P「あいよー」
ガチャ(真と響が外へ)
P「―――で、千早。まずはお前の希望を聞こうじゃないか。どういう活動をしていきたい?」
千早「はい、そうですね。……私はやはり、歌を歌いたいです」
千早「先ほども言いましたが、あまり派手な格好をしたくはありませんし、激しいダンスなどもちょっと……。あくまで歌を歌うことで自分を表現していきたいと思っています」
千早「はい、そうですね。……私はやはり、歌を歌いたいです」
千早「先ほども言いましたが、あまり派手な格好をしたくはありませんし、激しいダンスなどもちょっと……。あくまで歌を歌うことで自分を表現していきたいと思っています」
千早「もちろん必要とあらばどんな曲でも歌う覚悟はありますし、激しいダンスが出来るようにレッスンも欠かしません」
千早「私自身の希望としてはそんな所です。……生意気言ってすみません」
P「いや、お前の考えは十分に伝わった。……活動方針も考えていたもので問題なさそうだな」
千早「どういったものですか?」
千早「私自身の希望としてはそんな所です。……生意気言ってすみません」
P「いや、お前の考えは十分に伝わった。……活動方針も考えていたもので問題なさそうだな」
千早「どういったものですか?」
P「なーに、簡単だ。……千早はこれから『歌手』として売り出していく。激しいダンスも派手な衣装も必要ない。歌一本だ」
千早「!!」
春香「ちょ、え?プロデューサーさん!?こっ、ここはアイドル事務所ですよっ、アイドル事務所!」
春香「アイドルとしてじゃなく、歌手として活動しちゃっていいんですか!?」アセアセッ
千早「!!」
春香「ちょ、え?プロデューサーさん!?こっ、ここはアイドル事務所ですよっ、アイドル事務所!」
春香「アイドルとしてじゃなく、歌手として活動しちゃっていいんですか!?」アセアセッ
P「……じゃあ春香に聞くけど、『アイドル』って何だ?」
春香「へあ!?アイドルって……」
のヮの「そ、そりゃあ、みんなの憧れ、みんなに夢を与えるような人たちのことを、言うんですよぉ」ドンッ☆!
P「成程。じゃあ歌手は、みんなの憧れにはなれないし夢も与えられないのか」
春香「…………え?」
春香「へあ!?アイドルって……」
のヮの「そ、そりゃあ、みんなの憧れ、みんなに夢を与えるような人たちのことを、言うんですよぉ」ドンッ☆!
P「成程。じゃあ歌手は、みんなの憧れにはなれないし夢も与えられないのか」
春香「…………え?」
春香「えぇ!?いやいや、そんなことは……。うぅ~、プロデューサーさんこの流れでそれは卑怯ですよ~」シュン
P「あはは、ゴメンゴメン。別にいじめるつもりじゃなかったんだ」
真美「その割には兄ちゃん、『してやったり』って顔してるよ~~?」ニヤニヤ
P「ゴホン……俺が言いたいのは、何も『歌って踊れる』だけがアイドルって訳じゃない」
P「あはは、ゴメンゴメン。別にいじめるつもりじゃなかったんだ」
真美「その割には兄ちゃん、『してやったり』って顔してるよ~~?」ニヤニヤ
P「ゴホン……俺が言いたいのは、何も『歌って踊れる』だけがアイドルって訳じゃない」
P「千早には歌手として活動する中で成長してもらって、『アイドルのような存在』になって欲しいってことなんだ」
真美「…………んん~?兄ちゃーん、もちょっとわかりやすく言ってくんない?まだよくわかんないよ~」
P「ん、じゃあ……言い方を変えてみようか。千早の目指すべきものが『アイドル』じゃなく『歌姫』だとどうだ?」
真美「うたひめ?」
真美「…………んん~?兄ちゃーん、もちょっとわかりやすく言ってくんない?まだよくわかんないよ~」
P「ん、じゃあ……言い方を変えてみようか。千早の目指すべきものが『アイドル』じゃなく『歌姫』だとどうだ?」
真美「うたひめ?」
春香「歌姫……」
千早「……私自身の考えと多少の違いはありますが、アイドルよりは目標には近いかもしれません」
P「歌が上手い歌手はたくさんいるが、歌で人々の心に強く訴えかける、絶大な支持を集める歌手は中々いない」
P「そしてそれを可能にした女性アーティストは、人々から『歌姫』と呼ばれるようになる。みんなが彼女に憧れを抱き、夢を与えてもらえる」
千早「……私自身の考えと多少の違いはありますが、アイドルよりは目標には近いかもしれません」
P「歌が上手い歌手はたくさんいるが、歌で人々の心に強く訴えかける、絶大な支持を集める歌手は中々いない」
P「そしてそれを可能にした女性アーティストは、人々から『歌姫』と呼ばれるようになる。みんなが彼女に憧れを抱き、夢を与えてもらえる」
真美「ふ~ん、何となくわかった……かな」
P「これを例として挙げていいのかは賛否あるだろうが、歌姫と呼ばれるアーティストは最近だと『JUJU』や『西野カナ』なんかだな。二人とも若い女性層からの支持は絶大だ」
P「昔で言えば『浜崎あゆみ』『宇多田ヒカル』『MISIA』あたりかな。『昭和の歌姫』と呼ばれる『美空ひばり』だって、当時を考えれば絶対的な人気だったな」
P「これを例として挙げていいのかは賛否あるだろうが、歌姫と呼ばれるアーティストは最近だと『JUJU』や『西野カナ』なんかだな。二人とも若い女性層からの支持は絶大だ」
P「昔で言えば『浜崎あゆみ』『宇多田ヒカル』『MISIA』あたりかな。『昭和の歌姫』と呼ばれる『美空ひばり』だって、当時を考えれば絶対的な人気だったな」
P「一部例外はあるが、彼女たちは純粋なアイドル的人気とはまた違う。でも歌を主とした様々な要素が集まり、彼女たちもまたアイドルのような『崇拝』の対象になっている」
P「……あ、だからって千早に西野カナみたいな歌を歌わせるとか、そういうことじゃないぞ」
P「例に挙げた人たちをどう思ってるかは知らないけど、あれも一つの『アイドル』の形だ、と言いたかったんだ」
P「……あ、だからって千早に西野カナみたいな歌を歌わせるとか、そういうことじゃないぞ」
P「例に挙げた人たちをどう思ってるかは知らないけど、あれも一つの『アイドル』の形だ、と言いたかったんだ」
春香「うーん、千早ちゃんが浜崎さんや宇多田さんのように、ですか~……?」
P「……んまあ、『歌姫』って呼び方自体に商業的な部分があるのは事実だし、違和感があるのもしょうがない。ポンポン『歌姫』が出るレコード会社もあるし、ただの二流アイドルに歌姫って言わせてるとこも……な」
P「でも歌を歌って活動したい千早にとっては、これ以上ない選択肢だと俺は思ってる」
P「……んまあ、『歌姫』って呼び方自体に商業的な部分があるのは事実だし、違和感があるのもしょうがない。ポンポン『歌姫』が出るレコード会社もあるし、ただの二流アイドルに歌姫って言わせてるとこも……な」
P「でも歌を歌って活動したい千早にとっては、これ以上ない選択肢だと俺は思ってる」
P「既存の『歌姫』のポジションが千早にとって無理があるんだとしたら、その概念を壊してしまうほどの活躍をすればいいだけのことさ」
P「最初に千早自身が『歌で自分を表現したい』って言ったよな?」
P「俺は、千早には表現するその先、歌で人々に感動を与えるような活動が出来ると感じている。……それが出来るのが、『孤高のアイドル』たる『歌姫』だ」
P「最初に千早自身が『歌で自分を表現したい』って言ったよな?」
P「俺は、千早には表現するその先、歌で人々に感動を与えるような活動が出来ると感じている。……それが出来るのが、『孤高のアイドル』たる『歌姫』だ」
千早「…………プロデューサー。曲はどんなものを?」
P「会社に送られてきたデモテープの中で、この方針に合いそうな曲をいくつかピックアップしてみた。ちょっと流してみるか」
~みんなで試聴中~
貴音「『蒼い鳥』『目が逢う瞬間』『眠り姫』、あと『arcadia』……成程、如月千早にはあくまでもクールな曲を、ということなのですね」
P「会社に送られてきたデモテープの中で、この方針に合いそうな曲をいくつかピックアップしてみた。ちょっと流してみるか」
~みんなで試聴中~
貴音「『蒼い鳥』『目が逢う瞬間』『眠り姫』、あと『arcadia』……成程、如月千早にはあくまでもクールな曲を、ということなのですね」
真美「兄ちゃ~ん、『スタ→トスタ→』は、『うたひめ』とか関係なく千早お姉ちゃんには合わないんじゃないの~、コレ?」
P「ブッ!あ、あれ、間違って入ってたな。それは忘れてくれ、うははは。……何なら真美が歌うか?」
真美「え、いいの!?」ワクワク
千早(どれも良い曲だけど……「蒼い鳥」は、歌い甲斐がありそうね)
P「ブッ!あ、あれ、間違って入ってたな。それは忘れてくれ、うははは。……何なら真美が歌うか?」
真美「え、いいの!?」ワクワク
千早(どれも良い曲だけど……「蒼い鳥」は、歌い甲斐がありそうね)
P「『歌姫』のイメージを付けるにはどうしても『孤高の存在』というファクターが必要だ。『カリスマ性』と言い換えてもいい」
P「千早にはそういう意味でもクールな曲が一番似合うだろう。これについては俺が保障する」
P「ただ孤高の存在と言っても、プライベートでも常に一人で居ろ、とかいうことじゃないぞ。神秘的な面・多少の近寄りがたさが出せればそれでいい」
P「千早にはそういう意味でもクールな曲が一番似合うだろう。これについては俺が保障する」
P「ただ孤高の存在と言っても、プライベートでも常に一人で居ろ、とかいうことじゃないぞ。神秘的な面・多少の近寄りがたさが出せればそれでいい」
P「千早の場合、それを歌だけでも表現することが可能だと信じている。お前の歌なら、聴いた人たちにお前への『カリスマ性』を抱かせるのは難しくないはずだ」
P「最初はあくまでクールに孤高で、それで世間にイメージが伝わってきたら、改めてポップスに挑戦してみるのもいいだろうな」
P「こう言っては何だが……一度ファンを掴めば、ほんの少しの脱線くらいは許してくれる」
P「最初はあくまでクールに孤高で、それで世間にイメージが伝わってきたら、改めてポップスに挑戦してみるのもいいだろうな」
P「こう言っては何だが……一度ファンを掴めば、ほんの少しの脱線くらいは許してくれる」
P「最初の方は露出少な目で、ただ宣伝はバッチリやるぞ?それから段々と普段の『如月千早』をみんなにお披露目していこうと思ってる」
P「一見冷たそうでも、優しさや可愛らしさに溢れている。……事務所で見てきたそんな所も、お前の魅力の一つだからな」
P「俺の方針としては、こんなところだ……どうだ、千早?」
千早「そう……ですね」
P「一見冷たそうでも、優しさや可愛らしさに溢れている。……事務所で見てきたそんな所も、お前の魅力の一つだからな」
P「俺の方針としては、こんなところだ……どうだ、千早?」
千早「そう……ですね」
千早「正直に言うと、あまりにも自分の希望が通っているので驚いています。自分からアイドル事務所に入っておいてなんですが」
千早「自分の好みの曲を歌わせてもらえ、やりたくないことをやらなくてもいい。こんなに恵まれてしまっていいのだろうか、と」
P「……いや、それは少し違うぞ千早。この道はむしろハードモードだ」
千早「?」
春香「?」キョトン
千早「自分の好みの曲を歌わせてもらえ、やりたくないことをやらなくてもいい。こんなに恵まれてしまっていいのだろうか、と」
P「……いや、それは少し違うぞ千早。この道はむしろハードモードだ」
千早「?」
春香「?」キョトン
P「『アイドル』として本格的に活動する場合、どんな曲を歌っても世間から受け入れられやすい」
P「アイドルの基本はポップスだろうが、たまに壮大なバラードを歌えば『違う一面』として大きく評価されやすい」
P「だが千早に提案したこの道だと、大きくはっちゃけたような曲は歌えない」
P「『歌姫』のイメージが崩れるからだ。それこそ『スタ→トスタ→』なんかだな」
P「アイドルの基本はポップスだろうが、たまに壮大なバラードを歌えば『違う一面』として大きく評価されやすい」
P「だが千早に提案したこの道だと、大きくはっちゃけたような曲は歌えない」
P「『歌姫』のイメージが崩れるからだ。それこそ『スタ→トスタ→』なんかだな」
P「バラードが千早が歌いたい曲であるなら幸いだが、その流れを続けると逆に選択肢が狭まりかねないわけだ」
P「しかも実力派シンガーとしての活動を中心にすると、それ以外の道の可能性も狭まってしまうことが多い」
春香「それ以外って……バラエティとかのテレビのお仕事のことですか?」
P「そうだな、例えばそういったものだ」
P「しかも実力派シンガーとしての活動を中心にすると、それ以外の道の可能性も狭まってしまうことが多い」
春香「それ以外って……バラエティとかのテレビのお仕事のことですか?」
P「そうだな、例えばそういったものだ」
P「千早はそもそもバラエティには向いてないかもしれないが、それが逆にヒットする場合もある」
P「ただ、親しみやすさが前面に出すぎると、『孤高の存在』たる『歌姫』からは遠ざかってしまう。冷たそうに見えて実は……の段階に入れば別だがな」
P「テレビは音楽番組が中心になるだろう。そうなると、千早の歌声がみんなに十分に届かない時、仕事がなくなる危険性がある」
P「ただ、親しみやすさが前面に出すぎると、『孤高の存在』たる『歌姫』からは遠ざかってしまう。冷たそうに見えて実は……の段階に入れば別だがな」
P「テレビは音楽番組が中心になるだろう。そうなると、千早の歌声がみんなに十分に届かない時、仕事がなくなる危険性がある」
P「もちろん俺がそんなことはさせないつもりだが、『歌姫』として売り出す以上、安売りはできない」
P「千早の意思は尊重する。仕事もたくさん取ってこよう。いい曲も用意するし、最高の環境で歌わせてやる」
P「だとしても、色んな不安要素が考えられる。千早の歌声が届かなければ、この方針は瓦解する。中途半端なシンガーになるだけだ」
千早「…………」
P「千早の意思は尊重する。仕事もたくさん取ってこよう。いい曲も用意するし、最高の環境で歌わせてやる」
P「だとしても、色んな不安要素が考えられる。千早の歌声が届かなければ、この方針は瓦解する。中途半端なシンガーになるだけだ」
千早「…………」
P「いざというときにはバラエティにも出て、純粋な『アイドル路線』に切り替える、という手もあるにはある。『歌姫』は辛く厳しい道だしな……」
P「千早が俺の方針が嫌だと言うなら、今言ったような保険も含めて、別のプランを用意する。…………今すぐでなくてもいいが、近いうちに答えを
千早「やります」
春香「!!ち、千早ちゃん……!」
P「千早が俺の方針が嫌だと言うなら、今言ったような保険も含めて、別のプランを用意する。…………今すぐでなくてもいいが、近いうちに答えを
千早「やります」
春香「!!ち、千早ちゃん……!」
千早「厳しい道のり、人々の心を動かせなければそれまで、結構じゃないですか。私には歌しかありませんから、むしろ実現できないのなら765プロにいる意味すらありません」
貴音「千早……」
真美「千早お姉ちゃん……」
千早「その道が、本当に自分の目標となりえるのか確証が持てません。ですが……プロデューサーの話を聞いて、恥ずかしながら目指してみたいと思いました」
貴音「千早……」
真美「千早お姉ちゃん……」
千早「その道が、本当に自分の目標となりえるのか確証が持てません。ですが……プロデューサーの話を聞いて、恥ずかしながら目指してみたいと思いました」
千早「人々の心を動かす歌を歌い、それにより『アイドル』のような人気を得る―――そんな『歌姫』に」
P「千早……!本当にいいのか?途中で投げだりたりは出来ないかもしれないぞ」
千早「プロデューサー、大丈夫です。私は歌からは決して逃げません。……良い曲、最高の環境、絶対ですからね?」ニコッ
P「フッ……ああ任せとけ!未来の『歌姫』!」
P「千早……!本当にいいのか?途中で投げだりたりは出来ないかもしれないぞ」
千早「プロデューサー、大丈夫です。私は歌からは決して逃げません。……良い曲、最高の環境、絶対ですからね?」ニコッ
P「フッ……ああ任せとけ!未来の『歌姫』!」
千早「……方針は決まりましたねっ!……じゃあ早速、未来の歌姫になるためのボイストレーニングに行ってこようと思います(スクッ)
千早「他に何か、お話はありましたか?」
P「いや、無いぞ。喉は酷使するなよ?」
千早「ええ、わかりました」ニコッ
P(―――千早がボイススタジオに出かけ、今いるのは春香、貴音、真美の3人になったか)
千早「他に何か、お話はありましたか?」
P「いや、無いぞ。喉は酷使するなよ?」
千早「ええ、わかりました」ニコッ
P(―――千早がボイススタジオに出かけ、今いるのは春香、貴音、真美の3人になったか)
P「次に方針を決めるのは……春香にしよう。春香、こっち来てくれ」
春香「は、はい!お願いしますっ」ドキドキ
P「そう固くなるなよ~。気楽に気楽にぃ」
春香「ち、千早ちゃんとプロデューサーさんの話聞いてたら、もう気楽になんて聞けませんよぉ~」
春香「わた、私は、どんな、な、アイドルを目指せばいいい、いいんですか……?」
春香「は、はい!お願いしますっ」ドキドキ
P「そう固くなるなよ~。気楽に気楽にぃ」
春香「ち、千早ちゃんとプロデューサーさんの話聞いてたら、もう気楽になんて聞けませんよぉ~」
春香「わた、私は、どんな、な、アイドルを目指せばいいい、いいんですか……?」
真美「はるるん噛み噛みじゃん……」
貴音「春香、なにとぞ落ち着いて」
春香「…………」スーッ、ハーッ
P「春香は……」
P「そのものズバリ、『正統派』だ!」
春香「!!!」セイトウハ?
P「色々と迷ったんだが、俺の中では、春香が目指すべきは『正統派』だろうという結論に達した」
春香「……正統派……」
貴音「春香、なにとぞ落ち着いて」
春香「…………」スーッ、ハーッ
P「春香は……」
P「そのものズバリ、『正統派』だ!」
春香「!!!」セイトウハ?
P「色々と迷ったんだが、俺の中では、春香が目指すべきは『正統派』だろうという結論に達した」
春香「……正統派……」
貴音「あなた様、もちろん先ほどのように、きちんと説明してくれるのでしょう?」
P「ああもちろん。…………アイドルの世界は深い。一口に『正統派』と言っても色々とあるわけだが……」
P「春香の『正統派』スタイルの究極形は『松田聖子』をイメージしている」
春香「ま、」
真美「松田聖子……」
貴音「面妖な……」
P「ああもちろん。…………アイドルの世界は深い。一口に『正統派』と言っても色々とあるわけだが……」
P「春香の『正統派』スタイルの究極形は『松田聖子』をイメージしている」
春香「ま、」
真美「松田聖子……」
貴音「面妖な……」
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