私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ綾乃「二人で紡ぐ物語」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
そこには
物語が描かれていた
私と
歳納京子と
娯楽部のみんなと
生徒会のみんなが
描かれた
物語が
物語が描かれていた
私と
歳納京子と
娯楽部のみんなと
生徒会のみんなが
描かれた
物語が
私と
歳納京子で
紡ぐはずだった
物語が
第三者の手で
描かれ
終わらされていた
「やっぱり、京子も未完のままでは悔いが残るだろうからさ」
「こうして終わらせてあげた方が、京子もきっと喜ぶよ」
違うのよ、船見さん
歳納京子はそんな事を望んでなかったの
歳納京子は
私と紡ぐ物語を楽しみにしていてくれたの
二人で紡ぐ物語を
だから、いらないの
こんな形だけ終わらせたような物語は
いらなかったのよ
気が付くと、私は屋上に来ていた
足元にはバラバラになった本が散乱している
私がやったのかしら
ごめんなさいね、船見さん、せっかくの本をこんなにしちゃって
私ったら、馬鹿ね
こんな癇癪起こさなくても
他の本なんて気にせず、私は私で物語を紡げばいいじゃない
そうよ、気にする必要はないのよ
原稿用紙は、ちゃんと私の手元にあるんだし
足元にはバラバラになった本が散乱している
私がやったのかしら
ごめんなさいね、船見さん、せっかくの本をこんなにしちゃって
私ったら、馬鹿ね
こんな癇癪起こさなくても
他の本なんて気にせず、私は私で物語を紡げばいいじゃない
そうよ、気にする必要はないのよ
原稿用紙は、ちゃんと私の手元にあるんだし
そうだわ、何時ものように空想しよう
私と歳納京子で紡ぐ物語を
終わる事がない物語を
この原稿用紙さえあれば
幾つでも展開を想像できるんだから
私と歳納京子で紡ぐ物語を
終わる事がない物語を
この原稿用紙さえあれば
幾つでも展開を想像できるんだから
……どうしてかしら
空想が出来ない
さっき見せて貰った本のイメージが強すぎて
あの本通りの展開しか思い浮かばない
あの本通りの終わり方しか思い浮かばない
やめて
やめて
やめて
やめて
本当にやめて
空想が出来ない
さっき見せて貰った本のイメージが強すぎて
あの本通りの展開しか思い浮かばない
あの本通りの終わり方しか思い浮かばない
やめて
やめて
やめて
やめて
本当にやめて
そんなのは、嫌なの
絆だったのに
私と歳納京子の絆だったのに
2人で紡ぐはずだった
物語なのに
約束したのに
あの時に
絆だったのに
私と歳納京子の絆だったのに
2人で紡ぐはずだった
物語なのに
約束したのに
あの時に
……やの
あやの
綾乃!
綾乃「……あ」
綾乃(あれ、なんだろ、真っ暗だ)
京子「綾乃……良かった、意識戻ったんだね……」
綾乃「あと、歳納京子?あれ、私……痛っ」
綾乃(な、なに、足が痛い……何かに挟まれて動けない?)
京子「無理しない方がいいよ……」
綾乃「……何が、あったの?」
京子「……うん、バスの事故みたい」
綾乃「事故……」
あやの
綾乃!
綾乃「……あ」
綾乃(あれ、なんだろ、真っ暗だ)
京子「綾乃……良かった、意識戻ったんだね……」
綾乃「あと、歳納京子?あれ、私……痛っ」
綾乃(な、なに、足が痛い……何かに挟まれて動けない?)
京子「無理しない方がいいよ……」
綾乃「……何が、あったの?」
京子「……うん、バスの事故みたい」
綾乃「事故……」
京子「あはは、これじゃあ、コムケには間に合いそうもないよね……」
綾乃「に、荷物は……」
京子「……綾乃が手に持ってる、原稿だけが、無事なんだと思う」
綾乃「あ……」
綾乃(そっか、わたし、これに手を伸ばして……)
京子「……ごほっ」
綾乃「と、歳納京子?大丈夫!?」
綾乃「に、荷物は……」
京子「……綾乃が手に持ってる、原稿だけが、無事なんだと思う」
綾乃「あ……」
綾乃(そっか、わたし、これに手を伸ばして……)
京子「……ごほっ」
綾乃「と、歳納京子?大丈夫!?」
京子「……へいきへいき」
綾乃「へ、平気って口調じゃないじゃない!ちょっと、見せて……!」
京子「こんなに暗くちゃ、見えないよ……」
綾乃「な、何か無いかしら……そうだ、携帯、携帯にライト機能があったはず……」
カチッ
京子「まぶしー……」
綾乃「ご、ごめんなさ……え」
綾乃「へ、平気って口調じゃないじゃない!ちょっと、見せて……!」
京子「こんなに暗くちゃ、見えないよ……」
綾乃「な、何か無いかしら……そうだ、携帯、携帯にライト機能があったはず……」
カチッ
京子「まぶしー……」
綾乃「ご、ごめんなさ……え」
綾乃「歳納京子、身体が……」
京子「ん?どうかなってる?自分じゃ、ちょっと見れないから、綾乃見てよ……」
綾乃(う、うそ、歳納京子の手足が、潰れて……)
京子「あやのー、黙ってられると、こわいよ……」
綾乃(だめ、だめよ、こんな事、歳納京子に伝えられない……)
綾乃(そんな事したら、歳納京子、ショックで死んじゃうかも……)
綾乃「……あ、あはは、歳納京子は、心配性ね、何ともなってないわよ」
京子「そっか……良かった、ちょっと右手の感覚がなんったから、心配だったんだ」
綾乃「……」
京子「あや、の……?」
綾乃「だ、大丈夫、全然平気、よ」ニコ
京子「うん……」
京子「ん?どうかなってる?自分じゃ、ちょっと見れないから、綾乃見てよ……」
綾乃(う、うそ、歳納京子の手足が、潰れて……)
京子「あやのー、黙ってられると、こわいよ……」
綾乃(だめ、だめよ、こんな事、歳納京子に伝えられない……)
綾乃(そんな事したら、歳納京子、ショックで死んじゃうかも……)
綾乃「……あ、あはは、歳納京子は、心配性ね、何ともなってないわよ」
京子「そっか……良かった、ちょっと右手の感覚がなんったから、心配だったんだ」
綾乃「……」
京子「あや、の……?」
綾乃「だ、大丈夫、全然平気、よ」ニコ
京子「うん……」
京子「あれから、どれくらい時間経ったかな……」
綾乃「まだ、数分くらいかしら……」
京子「誰か、助けに来てくれるよね……ゴホッ」
綾乃「……安心して、こんな大きな事故だもの、すぐに来てくれるわよ」ニコ
京子「……うん」ハァハァ
綾乃(お願い、神様、はやく、はやくしないと、歳納京子が……)
綾乃「まだ、数分くらいかしら……」
京子「誰か、助けに来てくれるよね……ゴホッ」
綾乃「……安心して、こんな大きな事故だもの、すぐに来てくれるわよ」ニコ
京子「……うん」ハァハァ
綾乃(お願い、神様、はやく、はやくしないと、歳納京子が……)
手足って切断されても以外と痛みないんだよな
うわあああああああああああああああああああああああ
うわあああああああああああああああああああああああ
京子「あやの」ハァハァ
綾乃「……なに?」ニコ
京子「次の同人誌、楽しみだね」ハァハァ
綾乃「……そうね」
京子「……どんな、話に、ゴホっ……しよっか……」
綾乃「……ぼ、冒険ものとか、どうかしら」
京子「あの展開から、冒険ものって……綾乃の想像力は豊かだなあ……」
綾乃「そ、そうかし、ら、普通……よ」グスン
京子「……あやの?ないてるの?」
綾乃「……泣いてないわよ、泣く理由なんて、無いもの」
綾乃「ほ、ほら、笑ってるでしょ」ニコ
綾乃「……なに?」ニコ
京子「次の同人誌、楽しみだね」ハァハァ
綾乃「……そうね」
京子「……どんな、話に、ゴホっ……しよっか……」
綾乃「……ぼ、冒険ものとか、どうかしら」
京子「あの展開から、冒険ものって……綾乃の想像力は豊かだなあ……」
綾乃「そ、そうかし、ら、普通……よ」グスン
京子「……あやの?ないてるの?」
綾乃「……泣いてないわよ、泣く理由なんて、無いもの」
綾乃「ほ、ほら、笑ってるでしょ」ニコ
京子「……うん、そうだね」ハァハァ
綾乃「そうよ、変な歳納京子……」ニコ
京子「……さっきは、綾乃の泣き顔はレアだっていったけど……」
綾乃「ええ」ニコ
京子「私は、やっぱり、笑ってくれてる綾乃が、一番好きだから……」ハァハァ
綾乃「……ありがとう」ニコ
京子「えへへ、恥ずかしい事……言っちゃった……」ゴホッ
綾乃「そうよ、変な歳納京子……」ニコ
京子「……さっきは、綾乃の泣き顔はレアだっていったけど……」
綾乃「ええ」ニコ
京子「私は、やっぱり、笑ってくれてる綾乃が、一番好きだから……」ハァハァ
綾乃「……ありがとう」ニコ
京子「えへへ、恥ずかしい事……言っちゃった……」ゴホッ
京子「……ハァハァ」
綾乃「……」ニコニコ
京子「……あや、のっ」
綾乃「なにかしら、歳納京子」ニコニコ
京子「手、握って、くれるかな……」
綾乃「……ええ、いいわよ」ニコニコ
京子「ありが……と……」ゴホッ
綾乃「……」ニコニコ
京子「……あや、のっ」
綾乃「なにかしら、歳納京子」ニコニコ
京子「手、握って、くれるかな……」
綾乃「……ええ、いいわよ」ニコニコ
京子「ありが……と……」ゴホッ
京子「アヤノ……」
綾乃「なにかしら、歳納京子」ニコニコ
京子「ンッ……一緒ニ、一緒ニ……作ロウネ……」
綾乃「ええ、作りましょう、一緒に」ニコニコ
京子「アッ……クッ……ヤクソク、ダヨ」
綾乃「ええ、約束よ」ニコニコ
京子「ウ……ン……」
綾乃「ふたりで、ものがたりを、つくりましょうね」ニコニコ
京子「アリガトウ、アヤノ……」
京子「ダイスキ……」
綾乃「私も、私も大好きよ、歳納京子」ニコニコ
綾乃「ずっと、ずっと好きだったの」ニコニコ
京子「……」
綾乃「……作りましょうね、一緒に」ニコニコ
京子「……」
綾乃「なにかしら、歳納京子」ニコニコ
京子「ンッ……一緒ニ、一緒ニ……作ロウネ……」
綾乃「ええ、作りましょう、一緒に」ニコニコ
京子「アッ……クッ……ヤクソク、ダヨ」
綾乃「ええ、約束よ」ニコニコ
京子「ウ……ン……」
綾乃「ふたりで、ものがたりを、つくりましょうね」ニコニコ
京子「アリガトウ、アヤノ……」
京子「ダイスキ……」
綾乃「私も、私も大好きよ、歳納京子」ニコニコ
綾乃「ずっと、ずっと好きだったの」ニコニコ
京子「……」
綾乃「……作りましょうね、一緒に」ニコニコ
京子「……」
/.:.:.:./ :.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.、:::. :.:.:.:.ヽ
. / .:.:.:.:./:.:.:::/.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::\:.. :.:.:.:.:.
/.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:::/ .::::. .:.:.:.:.:.:ト、:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V:∧::::.:.:.:.:.:.
. //.:.::::.:.:.;.i:.:/:/ !::::::::. .:.:.:.:.ハ ∨::. .:.:.}.:.:.:.:.:.:.:V:∧:::::.:.:.:.:',
/´ .:.:.::::{:.:/ |/斗 匕:{:::::. .:.:.刈 ∨::. :.′.:.:.:.:.:.:.::::::}::::::.:.:.:.:}
. {.:.::::::Vミ.\ヾ人八::::::. / \}/}:/ .:.:.:.:.:.:.:.: i:::/:::::.:.:.:.:.:
';:::::::::} ヽ_ヽ、_i \/ __,;―'彡`j八.:.:.:.:.:.:.:i:/::::::.:.:.:.:.;′
. 〉:::::::} `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-― }i .:.:.:.:.:.:.:i':::::::.:::::.:.;′
/:.:.\j/;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)"ヾ リ.:.:.:.:.:.:::::::::::::.::::.:/
{:.:.:.:.:.:.:.:./ ,|| i| ._ _-i |.ト廴彡'.:.::::/::::::::::.i:.:/
\:.:.:./、(( _゛_i__`' (({.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::|/
`¨|i.:.:.:::|| i` - -、` i ノノ乂:::::/ :::::::::::::::|
|i.:.:.: )) '--、_`7 ((≧=ァ´.::|:::::::::::::::::|
リ:.:.:::Y `-- " ))v}:/.:.::::::|:::::::::::::::::|
. /.:.:.:::::::ヽ、 ノノ/ア.:.:::::::::|::::::::::::::::|
{.:.:.::::::://ヽヽ、___,;:::///.:.:.::::::人::::::::::::::::::|
人:.::::从'//{_ /.:.:.:.:::::::::/// ハ :::::::::|
. / .:.:.:.:./:.:.:::/.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::\:.. :.:.:.:.:.
/.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:::/ .::::. .:.:.:.:.:.:ト、:.:. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V:∧::::.:.:.:.:.:.
. //.:.::::.:.:.;.i:.:/:/ !::::::::. .:.:.:.:.ハ ∨::. .:.:.}.:.:.:.:.:.:.:V:∧:::::.:.:.:.:',
/´ .:.:.::::{:.:/ |/斗 匕:{:::::. .:.:.刈 ∨::. :.′.:.:.:.:.:.:.::::::}::::::.:.:.:.:}
. {.:.::::::Vミ.\ヾ人八::::::. / \}/}:/ .:.:.:.:.:.:.:.: i:::/:::::.:.:.:.:.:
';:::::::::} ヽ_ヽ、_i \/ __,;―'彡`j八.:.:.:.:.:.:.:i:/::::::.:.:.:.:.;′
. 〉:::::::} `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-― }i .:.:.:.:.:.:.:i':::::::.:::::.:.;′
/:.:.\j/;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)"ヾ リ.:.:.:.:.:.:::::::::::::.::::.:/
{:.:.:.:.:.:.:.:./ ,|| i| ._ _-i |.ト廴彡'.:.::::/::::::::::.i:.:/
\:.:.:./、(( _゛_i__`' (({.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::|/
`¨|i.:.:.:::|| i` - -、` i ノノ乂:::::/ :::::::::::::::|
|i.:.:.: )) '--、_`7 ((≧=ァ´.::|:::::::::::::::::|
リ:.:.:::Y `-- " ))v}:/.:.::::::|:::::::::::::::::|
. /.:.:.:::::::ヽ、 ノノ/ア.:.:::::::::|::::::::::::::::|
{.:.:.::::::://ヽヽ、___,;:::///.:.:.::::::人::::::::::::::::::|
人:.::::从'//{_ /.:.:.:.:::::::::/// ハ :::::::::|
歳納京子と紡ぐはずだった物語
終わっちゃった
歳納京子との絆も
終わっちゃった
歳納京子が好きだって言ってくれた私の笑顔も
もう今日で終わっちゃった
終わっちゃった
終わっちゃった
終わっちゃった
終わっちゃった
歳納京子との絆も
終わっちゃった
歳納京子が好きだって言ってくれた私の笑顔も
もう今日で終わっちゃった
終わっちゃった
終わっちゃった
終わっちゃった
>>135-136
貴様等ああああああああああ
貴様等ああああああああああ
~1ヶ月後~
~綾乃の部屋~
千歳「……綾乃ちゃんもお見舞いに来たよ」
綾乃「あら、千歳、何時もごめんなさいね」
千歳「……綾乃ちゃん、何してるん?」
綾乃「物語を、書いてるのよ」
千歳「物語?」
綾乃「……私ね、歳納京子との絆を失ったと思ってたのよ」
綾乃「けどね、それは間違いだった」
綾乃「失ったのなら、また最初から作ればよかったのよ」
綾乃「歳納京子は、その為の材料を残してくれていたんだから」
千歳「歳納さんが?」
綾乃「ええ……」
~綾乃の部屋~
千歳「……綾乃ちゃんもお見舞いに来たよ」
綾乃「あら、千歳、何時もごめんなさいね」
千歳「……綾乃ちゃん、何してるん?」
綾乃「物語を、書いてるのよ」
千歳「物語?」
綾乃「……私ね、歳納京子との絆を失ったと思ってたのよ」
綾乃「けどね、それは間違いだった」
綾乃「失ったのなら、また最初から作ればよかったのよ」
綾乃「歳納京子は、その為の材料を残してくれていたんだから」
千歳「歳納さんが?」
綾乃「ええ……」
綾乃「私には絵の才能は無いけど、それでも文章で物語を表現できるから」
綾乃「だから、書き続けるわ、歳納京子との絆の物語を」
千歳「……綾乃ちゃん……立ちなおってくれたんやね」ホッ
綾乃「……」
千歳「これ、読ませてもらってもええかな?」
綾乃「いいわよ」
綾乃「だから、書き続けるわ、歳納京子との絆の物語を」
千歳「……綾乃ちゃん……立ちなおってくれたんやね」ホッ
綾乃「……」
千歳「これ、読ませてもらってもええかな?」
綾乃「いいわよ」
千歳「……」ペラッ
千歳「……」ペラッ
千歳「……」ペラッペラッペラッ
千歳「あ、綾乃、ちゃん?」
綾乃「何かしら、千歳」
千歳「あの、これ、良い話なんやけど……」
綾乃「ありがとう」
千歳「な、なんで、なんで……」
千歳「……」ペラッ
千歳「……」ペラッペラッペラッ
千歳「あ、綾乃、ちゃん?」
綾乃「何かしら、千歳」
千歳「あの、これ、良い話なんやけど……」
綾乃「ありがとう」
千歳「な、なんで、なんで……」
綾乃「だって、それが歳納京子が残してくれたことだもの」
千歳「と、歳納さんが?」
綾乃「そうよ」
綾乃「あのね、千歳」
綾乃「人は死ぬの」
綾乃「人の想いは踏みにじられるの」
綾乃「例えどんな純粋な思いを抱いていても」
綾乃「踏みにじられて終わらされてしまうの」
綾乃「それが、歳納京子が最後に教えてくれた事」
千歳「と、歳納さんが?」
綾乃「そうよ」
綾乃「あのね、千歳」
綾乃「人は死ぬの」
綾乃「人の想いは踏みにじられるの」
綾乃「例えどんな純粋な思いを抱いていても」
綾乃「踏みにじられて終わらされてしまうの」
綾乃「それが、歳納京子が最後に教えてくれた事」
綾乃「だからね、私は物語を書くわ」
綾乃「誰かが簡単に死んでしまう物語を」
綾乃「誰かの想いが簡単に踏みにじられてしまう物語を」
綾乃「終わってしまう物語を」
綾乃「私は書くわ」
綾乃「書き続けるわ」
綾乃「誰かが簡単に死んでしまう物語を」
綾乃「誰かの想いが簡単に踏みにじられてしまう物語を」
綾乃「終わってしまう物語を」
綾乃「私は書くわ」
綾乃「書き続けるわ」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと」
綾乃「これから、ずっと、貴女達が不幸になる物語を」
綾乃「書き続けるわ」
完
綾乃「書き続けるわ」
完
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- 綾乃「一人で誕生日会」 (228) - [57%] - 2012/1/20 10:45 ★★★
- まどか「我が儘な物語」 (114) - [48%] - 2013/12/1 14:45 ☆
- 綾乃「退屈だわ…」 (178) - [40%] - 2013/7/12 17:00 ○
- 竜華「五人揃って!」 (147) - [39%] - 2012/10/20 9:15 ★
- 陽介「里中が動かねぇ」 (298) - [39%] - 2013/8/9 12:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について