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    元スレ千早「嫌いっていって・・・」

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    タグ : - アイドルマスター + - 如月千早 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    102 = 72 :

    P「あぁ、つっても二人っきりだけどな。まぁなんだ、もう色々と準備しちまってるし、来てもらえるとありがたい」

    千早「はぁ・・・しょうがないですね。準備してくださってるのなら、行かないわけにもいきません」

    よかったぁぁああああああ。

    P「よかったぁぁああああああ」

    千早「・・・・・・」

    しまった。つい心の声が漏れてしまった。変な目で見られた。

    千早「ふふっ、あなたの誕生日でもないのに、楽しそうですね?」

    P「ま、まぁいいじゃないか、それじゃ明日な。もう遅いし、気をつけて帰れよ」

    千早「はい、それでは失礼します。お疲れ様でした」

    P「んっ、お疲れ」

    言えるだろうか、半年前いえなかった言葉を今更・・・

    あまり深く考えても、明日がこないと始まらないしな。まだ準備もあることだし、今日は早めにあがろう。

    103 = 72 :

    なんだかソワソワする・・・

    時刻は午後6時、日がのびてきたとはいえもうこの時間は暗い。さらにオフということもあいまってか今あまりこの事務所には人がいない。

    家の場所を教えてなかったので千早には一旦事務所にきて、そこから俺の家にきてもらうような方法をとった。

    事務所のドアが開いた

    千早「こんばんは」

    P「こんばんは、んじゃ早速むかいますか」

    千早「はい」

    車に乗り込んで音楽をかける。ステレオから、千早の歌声が聞こえる。

    何を思うわけでもないが、物思いに耽ってしまっていたらもう家についてしまった。

    106 = 72 :

    P「どうぞ」

    千早「お邪魔します・・・」

    P「まぁなんだ、あまり盛大なものではないけど」

    千早「いえ、嬉しいです」

    P「そっか、まぁじゃあ早速始めるか」

    あんまりこういうの得意じゃないけど、と付け加えて

    P「千早、誕生日おめでとう!!」

    そういい放つと同時にクラッカーを千早目掛けて発射する。

    当人は少し驚いていたが、ありがとうございます、という礼は忘れなかった。

    P「それじゃ食べよう」

    千早「頂きます」

    P「いただきます」

    108 = 72 :

    ケーキを食べ終えてひと段落ついたところで、俺はベッドに腰掛けた。

    P「なぁ千早、ちょっとこっちきてくれないかな」

    千早「なんでしょう・・・」

    P「コレを渡したかったんだよ」

    ベッドの横に立てかけておいたファイルぐらいの大きさの包みを渡す。

    千早「これは?」

    P「まあ開けてみてくれよ」

    千早が少しずつ梱包を剥がしていく。

    千早「これって・・・」

    P「千早、俺からの誕生日プレゼントだ。改めておめでとう」

    千早の手にはCDと楽譜が握られていた。

    半年前に、俺が作っていた曲だ。今月に入ってやっと完成した。

    110 = 72 :

    千早「あの・・・」

    P「半年前にな、色々とあったけど覚えてるか?」

    千早「・・・はい」

    P「その時にさ、約束しただろ?千早に似合う、最高の歌を作るって」

    P「そして次は千早が約束を守る番だな」

    千早「えっ?」

    P「忘れちゃったのか?この歌で皆に、最高の音楽を届けるっていう約束」

    千早「・・・しましたっけ?」

    P「おいおいマジかよ・・・」

    千早「ふふっ、嘘です。覚えてます」

    冗談を言う千早は、あの頃の優しい目に戻っていた。

    今も、あの頃と同じ気持ちでいてくれてるだろうか・・・

    113 = 72 :

    P「千早」

    千早「はい?」

    そっと抱きしめる。壊れないように、離さないように。

    千早「えっ、あの」

    P「好きだ」

    あのときいえなかった言葉

    千早「あぅ・・・」

    P「大好きだ」

    今なら何度だって言える

    千早「で、でもっ・・・」

    P「もう自分の気持ちに嘘はつかない、愛してる」

    なんかもっと良い言葉なかったのかな。でもこの言葉しか他に見つからない。

    114 = 72 :

    千早「うぁっ、ぐすっ。」

    見ると泣いていた

    P「え!ちょ、あ、ゴメン嫌だった?」

    千早「いゃ、なんかじゃ、ありません・・・!ひっく」

    P「な、なんで泣いてるの・・・」

    千早「泣いてなんか、うっ、いません!」

    P「いや、でも」

    千早「嬉しくて泣くときも、あるんです!」

    泣いてないって言ったじゃないですか・・・

    そのまま千早は俺の胸に顔を埋めて、またポロポロとなき始めた。

    115 = 72 :

    もう二度と離さないって決めた。何があっても一緒に居るって。

    P「ずっと一緒だから・・・」

    千早「約束、ですよ?」

    P「あぁ、約束だ。破ったら、ハリセンボン飲んでやるよ」

    千早「本当に飲ませますから」

    P「いや、えっと・・・」

    千早「ふふっ」

    千早が笑い出した。

    P「な、なんだよ」

    千早「いえ」

    ニッコリと笑う。

    千早「大好き」

    あぁ、俺も大好きだ。

    116 :

    俺も好きです

    117 :

    僕もです

    118 = 72 :

    ────────
    ──────
    ────
    ──


    DJ「続いて今週のオリコンチャート1位の発表です」

    DJ「なななななんと!4週連続トップ、氷の歌姫と呼ばれた如月千早の曲!」

    DJ「その功績は凄まじく、Sランクアイドルまで一気に上り詰めたそうですね。しかも、類を見ない売り上げだとか」

    DJ「しかしながら彼女はこの曲を最後にアイドルをやめてしまわれたのです・・・非常に残念の限りです」

    DJ「でも、きっとどこかで、今も大好きな歌を歌っているのかな?」

    DJ「さて、今週はこの曲に乗せてお別れです!如月千早で・・・



                『約束』

    119 = 72 :

    これで終わりです
    こんなSSにお付き合いありがとうございました!千早が皆に愛されてるって伺えますね

    えっと

    僕も好きです

    120 = 97 :

    奇遇ですね私もです

    121 = 107 :

    お、俺も!

    122 = 86 :

    面白かったよ

    123 = 82 :

    乙。あずささんのほうがもっと好きです

    124 = 101 :

    俺も大好きです

    125 = 84 :

    乙かれさま

    最高のSSをみせてくれてありがとう。

    126 = 81 :

    >>119
    大儀であった

    127 :

    追いついたら終わってたでござる
    乙。ちーちゃんカワイイ、真が一番ですが

    128 = 95 :


    もうちょい冷たいちーちゃんも見てみたかったが、幸せそうで何より
    ちーちゃんが一番です

    129 :

    なんだ、俺も好きなんだよ

    130 :

    乙乙 とてもよかった

    ここ数日アイマスSSが豊作でうれしい

    132 = 112 :


    ちーちゃんかわいい

    133 :

    乙、千早かわいい。

    134 :

    遅くなったが乙
    今日もいいアイマススレに出会えた

    136 = 85 :

    乙!
    正規ラブラブルートって感じでよかった!

    137 :

    最後の約束ってのがいいわ

    138 :

    すごくよかった
    また書いて欲しい


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