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元スレほむら「鹿目さんとの出会いを…」ドラえもん「人生やり直し機!」

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ほむら「それ、本当?」
さやか「なんか信じられないんだけど」
杏子「ほんとだよ!この道具でキュゥべえが言ってたんだ」
まどか「ねえ、ドラえもん他にも心の声を聴く道具持ってるんじゃない?」
さやか「そうだね、じゃああたしたちも聞けないか言ってみようか」
マミ「……」
―――
さやか「なんか信じられないんだけど」
杏子「ほんとだよ!この道具でキュゥべえが言ってたんだ」
まどか「ねえ、ドラえもん他にも心の声を聴く道具持ってるんじゃない?」
さやか「そうだね、じゃああたしたちも聞けないか言ってみようか」
マミ「……」
―――
ドラえもん「それで僕を呼び出したんだね」
まどか「さっきここでキュゥべえに会ったんだけど……」
さやか「もう一度杏子が聞いた心の声をきけないかと思ってさ」
ドラえもん「んー、杏子ちゃんの聞いたのをみんなが聞ければいいんでしょ」
マミ「ええ……」
ドラえもん「なら…タイムホールー!」
ドラえもん「これをキュゥべえがいた時間に設定して…」
マミ「キュゥべえを連れてこさせるの?」
ドラえもん「心の声を聞くだけ。ほむらちゃん、タイムホール越しにキュゥべえ見える?」
ほむら「あ、見えるよ」
まどか「さっきここでキュゥべえに会ったんだけど……」
さやか「もう一度杏子が聞いた心の声をきけないかと思ってさ」
ドラえもん「んー、杏子ちゃんの聞いたのをみんなが聞ければいいんでしょ」
マミ「ええ……」
ドラえもん「なら…タイムホールー!」
ドラえもん「これをキュゥべえがいた時間に設定して…」
マミ「キュゥべえを連れてこさせるの?」
ドラえもん「心の声を聞くだけ。ほむらちゃん、タイムホール越しにキュゥべえ見える?」
ほむら「あ、見えるよ」
ドラえもん「じゃあこのホンネ吸出しポンプをキュゥべえに気付かれないように使って」
ほむら「…終わったよ、ドラえもん」
ドラえもん「じゃあタイムホールを閉じてこのポンプを出して……」
QB『マミは言ったことを守っていないな、これじゃあ完全に予定が狂ってしまうよ』
まどか「キュゥべえの声だ」
ドラえもん「僕にも聞こえるよ」
QB『あれが未来から来たということは、時が経てばあんなのが溢れ返っているということじゃないか』
QB『今でさえあれがいる場所では魔女にするどころか契約すら満足にできていない』
マミ「え……」
さやか「ちょっと、これ……」
杏子「……」
ほむら「…終わったよ、ドラえもん」
ドラえもん「じゃあタイムホールを閉じてこのポンプを出して……」
QB『マミは言ったことを守っていないな、これじゃあ完全に予定が狂ってしまうよ』
まどか「キュゥべえの声だ」
ドラえもん「僕にも聞こえるよ」
QB『あれが未来から来たということは、時が経てばあんなのが溢れ返っているということじゃないか』
QB『今でさえあれがいる場所では魔女にするどころか契約すら満足にできていない』
マミ「え……」
さやか「ちょっと、これ……」
杏子「……」
QB『まだエネルギーは足りないから魔法少女は必要だっていうのに』
マミ「あ…あぁ……!」
QB『もっと早くソウルジェムが濁って魔女になる方法を探さないといけないな』
マミ「やめて……やめてっ!!」
カチ
さやか「マミさんっ」
マミ「私……魔女に……!」
ジワ…
まどか「マミさんソウルジェムが!」
マミ「え……?」
マミ「あ…あぁ……!」
QB『もっと早くソウルジェムが濁って魔女になる方法を探さないといけないな』
マミ「やめて……やめてっ!!」
カチ
さやか「マミさんっ」
マミ「私……魔女に……!」
ジワ…
まどか「マミさんソウルジェムが!」
マミ「え……?」
ドラえもん「元気の素!マミちゃんこれ飲んで!」
マミ「ん……」ゴク
マミ「……はぁ」
ほむら「巴さん…」
ドラえもん「落ち着いた?」
マミ「……少し、ね」
さやか「あいつ、本当にこんなことを」
ガシャン!!
まどか「な、何!?」
ドラえもん「タイムホールが!」
マミ「ん……」ゴク
マミ「……はぁ」
ほむら「巴さん…」
ドラえもん「落ち着いた?」
マミ「……少し、ね」
さやか「あいつ、本当にこんなことを」
ガシャン!!
まどか「な、何!?」
ドラえもん「タイムホールが!」
QB「……まったく、過去に遡って心を読んでしまうとは恐れ入ったよ。これじゃ逃げる意味がない」
ほむら「キュゥべえ!?」
杏子「てめぇ!」
ドラえもん(……ほむらちゃん、この命令銃をキュゥべえに撃って)
ほむら(これ?……わかった)
QB「最終的に宇宙延命のためのエネルギーを得る対価として人間に願いをかなえてきた」、
QB「だけど、どうやらそれが大きすぎたみたいだ」
QB「人類が進化しすぎた結果、自分たちだけで願いを叶えられるようになってしまった」
バン!
QB「!!」
ほむら「キュゥべえ!?」
杏子「てめぇ!」
ドラえもん(……ほむらちゃん、この命令銃をキュゥべえに撃って)
ほむら(これ?……わかった)
QB「最終的に宇宙延命のためのエネルギーを得る対価として人間に願いをかなえてきた」、
QB「だけど、どうやらそれが大きすぎたみたいだ」
QB「人類が進化しすぎた結果、自分たちだけで願いを叶えられるようになってしまった」
バン!
QB「!!」
QB「……」
マミ「キュゥべえ……?」
QB「…今まですまなかったね。君たちを利用するのはこれ限りにしよう」
ほむら「キュゥべえが……」
ドラえもん「魔法少女になる契約をやめろって書いた紙を弾丸に込めたんだ」
まどか「じゃあキュゥべえは地球から…」
QB「ああ、僕たちは地球から去るよ。いても意味がないしね」
マミ「キュゥべえ……?」
QB「…今まですまなかったね。君たちを利用するのはこれ限りにしよう」
ほむら「キュゥべえが……」
ドラえもん「魔法少女になる契約をやめろって書いた紙を弾丸に込めたんだ」
まどか「じゃあキュゥべえは地球から…」
QB「ああ、僕たちは地球から去るよ。いても意味がないしね」
さやか「でもそのエネルギーっていうのはどうするのさ」
QB「それは他の手段を探すよ。誰かの犠牲が出ない方法でね」
QB「魔女になった子はもちろん、既に魔法少女になって取り返しのつかない状態になっている子もいる」
QB「けれど、せめて魔法少女の子はなんとか元に戻す手段がないかできる限…」
ザシュ!
…バタッ
マミ「!」
ほむら「キュゥべえの、首が……」
QB「…」
キュゥべえ「体を操って無理矢理合意させるなんてひどいじゃないか」
QB「それは他の手段を探すよ。誰かの犠牲が出ない方法でね」
QB「魔女になった子はもちろん、既に魔法少女になって取り返しのつかない状態になっている子もいる」
QB「けれど、せめて魔法少女の子はなんとか元に戻す手段がないかできる限…」
ザシュ!
…バタッ
マミ「!」
ほむら「キュゥべえの、首が……」
QB「…」
キュゥべえ「体を操って無理矢理合意させるなんてひどいじゃないか」
キュゥべえ「おかげで一つ処分することになってしまった」
さやか「キュゥべえが……もう一匹?」
キュゥべえ「でも他の個体に影響がないのは幸いだった。でなければ本当にもう契約ができなくなる所だったよ」
キュゥべえ「……やはり君の事は放っておくべきではなかったようだ」
ドラえもん「ほむらちゃん、この弾丸使って!」
キュゥべえ「――!」パシッ!
ほむら「きゃ!」
キュゥべえ「僕たちは記憶を共有できるからね、同じ手は食わないよ」
杏子「このやろう!」カチャ
キュゥべえ「僕を殺すなんて意味のない事だよ。それよりもっと他に気にする事があるんじゃないのかい」
杏子「あぁ?」
ほむら「!ドラえもんお腹のポケット!!」
ドラえもん「え?…な、ない!」
さやか「キュゥべえが……もう一匹?」
キュゥべえ「でも他の個体に影響がないのは幸いだった。でなければ本当にもう契約ができなくなる所だったよ」
キュゥべえ「……やはり君の事は放っておくべきではなかったようだ」
ドラえもん「ほむらちゃん、この弾丸使って!」
キュゥべえ「――!」パシッ!
ほむら「きゃ!」
キュゥべえ「僕たちは記憶を共有できるからね、同じ手は食わないよ」
杏子「このやろう!」カチャ
キュゥべえ「僕を殺すなんて意味のない事だよ。それよりもっと他に気にする事があるんじゃないのかい」
杏子「あぁ?」
ほむら「!ドラえもんお腹のポケット!!」
ドラえもん「え?…な、ない!」
キュゥべえ「どうやら君はこれがないと未来の機械を使えないようだからね」
杏子「返せ、てめえには必要ないものだろ!」
キュゥべえ「そうはいかないよ、これのせいでエネルギーの回収が滞っているんだ」
キュゥべえ「それに、近いうちにワルプルギスの夜が来るのだろう?」
キュゥべえ「ならそれを迎え入れて少しでも君たちの文明を戻さなければならない」
キュゥべえ「……ああ、それと先に言っておくけれど」
キュゥべえ「ワルプルギスの夜が過ぎ去るまでは契約は受け付けないよ」
シュンッ
杏子「返せ、てめえには必要ないものだろ!」
キュゥべえ「そうはいかないよ、これのせいでエネルギーの回収が滞っているんだ」
キュゥべえ「それに、近いうちにワルプルギスの夜が来るのだろう?」
キュゥべえ「ならそれを迎え入れて少しでも君たちの文明を戻さなければならない」
キュゥべえ「……ああ、それと先に言っておくけれど」
キュゥべえ「ワルプルギスの夜が過ぎ去るまでは契約は受け付けないよ」
シュンッ
まどか「ポケット持って行っちゃう!」
マミ「追いかけるわよ!」
ほむら「四次元ポケットが……」
ドラえもん「ほむらちゃん、すぐに家に戻ろう!」
ほむら「家に?……あっ、スペアポケット!」
ドラえもん「そう、早く!」
マミ「追いかけるわよ!」
ほむら「四次元ポケットが……」
ドラえもん「ほむらちゃん、すぐに家に戻ろう!」
ほむら「家に?……あっ、スペアポケット!」
ドラえもん「そう、早く!」
―――ほむら家
ドラえもん「……!」
ほむら「ドラえもん、スペアポケットがない!押し入れの中に入れておいたのに」
ドラえもん「……」
ほむら「……どうしたの、ドラえもん?」
ドラえもん「……タイムマシンが、壊されてる」
ほむら「ええっ!!」
―――
ドラえもん「……!」
ほむら「ドラえもん、スペアポケットがない!押し入れの中に入れておいたのに」
ドラえもん「……」
ほむら「……どうしたの、ドラえもん?」
ドラえもん「……タイムマシンが、壊されてる」
ほむら「ええっ!!」
―――
マミ「結局、キュゥべえは見失ってしまったわ」
まどか「ポケットがないんじゃ私たち……」
さやか「……今の所手元にある道具は、取られる前に出してたホンネ吸出しポンプと聞きミミと」
杏子「あたしが持ってた熱線銃1つと」
ドラえもん「あとは壊れたタイムホールとタイムマシン、弾丸の無い命令銃か」
ほむら「これでワルプルギスの夜と戦うなんて……」
まどか「……まだ決まったわけじゃないよ、その時までに見つけて取り返せばいいんだよ」
ほむら「鹿目さん……」
ドラえもん「僕もタイムマシンが直せないかやってみるよ」
マミ「そうね、まだ諦めるのは早いわ」
まどか「ポケットがないんじゃ私たち……」
さやか「……今の所手元にある道具は、取られる前に出してたホンネ吸出しポンプと聞きミミと」
杏子「あたしが持ってた熱線銃1つと」
ドラえもん「あとは壊れたタイムホールとタイムマシン、弾丸の無い命令銃か」
ほむら「これでワルプルギスの夜と戦うなんて……」
まどか「……まだ決まったわけじゃないよ、その時までに見つけて取り返せばいいんだよ」
ほむら「鹿目さん……」
ドラえもん「僕もタイムマシンが直せないかやってみるよ」
マミ「そうね、まだ諦めるのは早いわ」
―――ほむら家
ドラえもん「……やっぱり部品を交換しないといけないな」
ドラえもん「工具だけじゃ難しいか」
ザ、ザサ…
ドラえもん「あれ、聞きミミがなんでこんな所に」
ドラえもん「それに何か音は出てるけど今は僕以外誰も……」
ドラえもん「!音量を最大に」
キュゥべえ「…やあ、聞こえるかい」
ドラえもん「君は…もしやキュゥべえ!?」
ドラえもん「……やっぱり部品を交換しないといけないな」
ドラえもん「工具だけじゃ難しいか」
ザ、ザサ…
ドラえもん「あれ、聞きミミがなんでこんな所に」
ドラえもん「それに何か音は出てるけど今は僕以外誰も……」
ドラえもん「!音量を最大に」
キュゥべえ「…やあ、聞こえるかい」
ドラえもん「君は…もしやキュゥべえ!?」
QBが本来のポジションなのに他のSSのせいで裏切られた感がやばい
キュゥべえ「どうやら君の体ではこちらから干渉しても直接的には僕が見えないようだね」
キュゥべえ「だから、こうして来て話せるようにしてもらったよ」
ドラえもん「四次元ポケットを返す気にでもなったの」
キュゥべえ「まさか、あれは今後のためにも返さないよ」
ドラえもん「……君は宇宙を救いたいんじゃない、自分たちの不利益を回避したいんだ」
キュゥべえ「否定はしないよ」
キュゥべえ「仮に宇宙に不都合が生じても僕たちに影響のないものなら対策はしなかっただろうしね」
キュゥべえ「もっとも、利益による判断を否定すると言うのなら」
キュゥべえ「それは生きる事をやめてしまうのと大差ないと思うけれど」
ドラえもん「…何をしに来たの」
キュゥべえ「少しばかり君に確認したいことがあったんだよ」
キュゥべえ「だから、こうして来て話せるようにしてもらったよ」
ドラえもん「四次元ポケットを返す気にでもなったの」
キュゥべえ「まさか、あれは今後のためにも返さないよ」
ドラえもん「……君は宇宙を救いたいんじゃない、自分たちの不利益を回避したいんだ」
キュゥべえ「否定はしないよ」
キュゥべえ「仮に宇宙に不都合が生じても僕たちに影響のないものなら対策はしなかっただろうしね」
キュゥべえ「もっとも、利益による判断を否定すると言うのなら」
キュゥべえ「それは生きる事をやめてしまうのと大差ないと思うけれど」
ドラえもん「…何をしに来たの」
キュゥべえ「少しばかり君に確認したいことがあったんだよ」
キュゥべえ「…君の持っていた道具に、人間の感情をエネルギーにする道具はあるかい?」
ドラえもん(もしや……)
ドラえもん「……あるよ」
キュゥべえ「なら、そのエネルギーは宇宙の寿命を延ばすのに使えるかい?」
ドラえもん「……」
ドラえもん「使えるよ、だから魔法少女になる必要はない」
キュゥべえ「そうかい、よくわかったよ」
ドラえもん(やった…)
キュゥべえ「君が嘘をつくことできるってことがね」
ドラえもん(もしや……)
ドラえもん「……あるよ」
キュゥべえ「なら、そのエネルギーは宇宙の寿命を延ばすのに使えるかい?」
ドラえもん「……」
ドラえもん「使えるよ、だから魔法少女になる必要はない」
キュゥべえ「そうかい、よくわかったよ」
ドラえもん(やった…)
キュゥべえ「君が嘘をつくことできるってことがね」
ドラえもん「!!」
キュゥべえ「君のように生き物じゃなくても感情を持っているなんて人間の文明はそこまで進むんだね」
キュゥべえ「けれども残念ながら僕らのエネルギー変換技術は生き物に対してしかできない」
キュゥべえ「でも興味深い結果がわかってよかったよ、この未来はなくなるかもしれないからね」
ドラえもん「ま、待って!」
キュゥべえ「実はあのポケットの中の道具はもう調べさせてもらったんだ」
キュゥべえ「確かに君の道具には人間の負の心を熱量や動力にする機械があった」
キュゥべえ「君のように生き物じゃなくても感情を持っているなんて人間の文明はそこまで進むんだね」
キュゥべえ「けれども残念ながら僕らのエネルギー変換技術は生き物に対してしかできない」
キュゥべえ「でも興味深い結果がわかってよかったよ、この未来はなくなるかもしれないからね」
ドラえもん「ま、待って!」
キュゥべえ「実はあのポケットの中の道具はもう調べさせてもらったんだ」
キュゥべえ「確かに君の道具には人間の負の心を熱量や動力にする機械があった」
キュゥべえ「だけど、それは僕たちが必要とするエネルギーに遠く及ばないものだったよ」
ドラえもん「今はその技術がないよ……でもいつか必ず」
キュゥべえ「そんな不確実なものに身を委ねなきゃいけない理由がどこにあるんだい?」
ドラえもん「22世紀では簡単に他の星に行けるんだ、人間だって役に立つよ!」
キュゥべえ「負うリスクには到底見合わないよ、それじゃ」
ドラえもん「キュゥべえ?……キュゥべえ!」
ドラえもん「今はその技術がないよ……でもいつか必ず」
キュゥべえ「そんな不確実なものに身を委ねなきゃいけない理由がどこにあるんだい?」
ドラえもん「22世紀では簡単に他の星に行けるんだ、人間だって役に立つよ!」
キュゥべえ「負うリスクには到底見合わないよ、それじゃ」
ドラえもん「キュゥべえ?……キュゥべえ!」
―――ワルプルギスの夜上陸前日
まどか「明日……だね」
杏子「ああ……」
さやか「何人かは遠くに避難したけど、まだここにはたくさん人が残ってる」
マミ「そうね、せめて軌道を人のいない方向にずらすことができればいいわね」
マミ「……みんなは逃げてもいいのよ」
ほむら「そんなこと、できるわけ……ないじゃないですか」
まどか「そうですよ、まだ…望みは」
ドラえもん「マミちゃんがここに残るのと一緒だよ」
マミ「そうね……私もせめて最期は魔女にならないようにしなくちゃね」
まどか「明日……だね」
杏子「ああ……」
さやか「何人かは遠くに避難したけど、まだここにはたくさん人が残ってる」
マミ「そうね、せめて軌道を人のいない方向にずらすことができればいいわね」
マミ「……みんなは逃げてもいいのよ」
ほむら「そんなこと、できるわけ……ないじゃないですか」
まどか「そうですよ、まだ…望みは」
ドラえもん「マミちゃんがここに残るのと一緒だよ」
マミ「そうね……私もせめて最期は魔女にならないようにしなくちゃね」
杏子「なあドラえもん、ちょっといいか?」
ドラえもん「どうしたの杏子ちゃん」
杏子「キュゥべえの事なんだけどさ……」
杏子「……どう、かな」
ドラえもん「多分だけどやってみる価値はあると思うよ」
ドラえもん「ひょっとしたら、それでうまくいくかもしれない」
杏子「……まあ、道具が戻らない事には無理だけどね」
ドラえもん「僕らも全力を尽くそう」
杏子「ああ、そうだな」
―――ワルプルギスの夜、当日
さやか「ほむらの言ってたことによると、その魔女ってかなり大きいんでしたよね」
マミ「ええ、私も噂でしか聞いたとこがないのだけれどね」
さやか「この熱線銃効くかなあ」
マミ「避難……してもいいのよ」
さやか「もう間に合いませんよ。それに前に言ったじゃないですか、マミさんと戦いたいって」
さやか「だからこうして杏子に無理言って武器を借りて来たんです」
マミ「美樹さん……」
さやか「ほむらたちも今頃必死でポケット探してますよ」
さやか「それで、きっと見つけてきてワルプルギスの夜にどでかいのお見舞いしちゃいますって」
マミ「そうね、そうなることを祈りましょう」
マミ「……来るわ!」
さやか「ほむらの言ってたことによると、その魔女ってかなり大きいんでしたよね」
マミ「ええ、私も噂でしか聞いたとこがないのだけれどね」
さやか「この熱線銃効くかなあ」
マミ「避難……してもいいのよ」
さやか「もう間に合いませんよ。それに前に言ったじゃないですか、マミさんと戦いたいって」
さやか「だからこうして杏子に無理言って武器を借りて来たんです」
マミ「美樹さん……」
さやか「ほむらたちも今頃必死でポケット探してますよ」
さやか「それで、きっと見つけてきてワルプルギスの夜にどでかいのお見舞いしちゃいますって」
マミ「そうね、そうなることを祈りましょう」
マミ「……来るわ!」
―――
杏子「人がいないからどうかと思ったが、相変わらず見つからないな」
まどか「やっぱり闇雲に探しても効果ないよ」
ほむら「ドラえもん、どう?」
ドラえもん「……だめだ、他の道具の部品を代用してもやっぱり動かない」
杏子「くそ…!」
まどか「他に何か方法はないの」
ドラえもん「道具どころか22世紀と連絡を取る手段が何もないんだ」
ドラえもん「これじゃ道具を取り寄せることも助けを呼ぶことも出来ないよ」
ドラえもん「せめてタイム電話さえあればなんとかなるんだけど」
杏子「人がいないからどうかと思ったが、相変わらず見つからないな」
まどか「やっぱり闇雲に探しても効果ないよ」
ほむら「ドラえもん、どう?」
ドラえもん「……だめだ、他の道具の部品を代用してもやっぱり動かない」
杏子「くそ…!」
まどか「他に何か方法はないの」
ドラえもん「道具どころか22世紀と連絡を取る手段が何もないんだ」
ドラえもん「これじゃ道具を取り寄せることも助けを呼ぶことも出来ないよ」
ドラえもん「せめてタイム電話さえあればなんとかなるんだけど」
杏子「即興で通信手段を作れないのか」
ドラえもん「さすがにこの時代じゃ無理だよ」
まどか「誰か、他にこの時代に来てる人とかいないかな…」
ほむら「それって、ドラえもんみたいに未来から?」
杏子「だけど、もしいたら少なくともこの大規模なスーパーセルは把握してるよな」
ドラえもん「うん、だから来ているなら魔女が見えなくても何か対処しているよ」
まどか「じゃあ何か、未来から人が来るきっかけに……」
まどか「!!…ほむらちゃん!仁美ちゃんに渡したあのカタログ!!」
ほむら「あ、そうだよ!志筑さんあれを残してるかもしれない」
ドラえもん「さすがにこの時代じゃ無理だよ」
まどか「誰か、他にこの時代に来てる人とかいないかな…」
ほむら「それって、ドラえもんみたいに未来から?」
杏子「だけど、もしいたら少なくともこの大規模なスーパーセルは把握してるよな」
ドラえもん「うん、だから来ているなら魔女が見えなくても何か対処しているよ」
まどか「じゃあ何か、未来から人が来るきっかけに……」
まどか「!!…ほむらちゃん!仁美ちゃんに渡したあのカタログ!!」
ほむら「あ、そうだよ!志筑さんあれを残してるかもしれない」
ドラえもん「カタログって前に一緒に見た奴?」
ほむら「あのカタログ友達にあげたんだよ、だからあれで道具を取り寄せれば!」
杏子「おし、じゃあ避難所に行ってそいつからありかを聞くとするか!」
まどか「あ…でも仁美ちゃん、海外に避難しちゃった……」
杏子「じゃあ携帯にかけるか」
まどか「……仁美ちゃん家族と遠出するときは携帯持たないから」
杏子「はぁ!?それじゃ連絡取れないじゃないか」
ドラえもん「仕方ない、その仁美ちゃんって子の家に行って探してみよう」
ほむら「あのカタログ友達にあげたんだよ、だからあれで道具を取り寄せれば!」
杏子「おし、じゃあ避難所に行ってそいつからありかを聞くとするか!」
まどか「あ…でも仁美ちゃん、海外に避難しちゃった……」
杏子「じゃあ携帯にかけるか」
まどか「……仁美ちゃん家族と遠出するときは携帯持たないから」
杏子「はぁ!?それじゃ連絡取れないじゃないか」
ドラえもん「仕方ない、その仁美ちゃんって子の家に行って探してみよう」
―――仁美家
まどか「勝手に入っちゃってよかったのかな」
ドラえもん「緊急事態なんだ、仕方ないよ」
杏子「それに、あれを倒さないとこの家は塵になっちまうしな」
ドラえもん「でも、入れたはいいけれど」
杏子「…見当たらねえ、時間がねえってのに」
まどか「やっぱり、もう捨てちゃったのかな……」
ドラえもん「ほむらちゃんの方はどう」
ほむら「…だめ、見つからない」
まどか「勝手に入っちゃってよかったのかな」
ドラえもん「緊急事態なんだ、仕方ないよ」
杏子「それに、あれを倒さないとこの家は塵になっちまうしな」
ドラえもん「でも、入れたはいいけれど」
杏子「…見当たらねえ、時間がねえってのに」
まどか「やっぱり、もう捨てちゃったのかな……」
ドラえもん「ほむらちゃんの方はどう」
ほむら「…だめ、見つからない」
杏子「あんなでかいブツなんだ、どこかにありゃすぐに…」
まどか「!」
まどか「……ねぇ」
ドラえもん「どうしたの」
まどか「私……思い出しちゃった」
杏子「思い出したって何をだよ」
まどか「ほむらちゃんがあのカタログをあげた日、私仁美ちゃんと一緒に帰ったんだ……」
まどか「でも仁美ちゃん……カバン以外は何も荷物持ってなかった」
まどか「あの日は持ち帰るものが多かったのに、全部カバンに入りきってた……」
まどか「!」
まどか「……ねぇ」
ドラえもん「どうしたの」
まどか「私……思い出しちゃった」
杏子「思い出したって何をだよ」
まどか「ほむらちゃんがあのカタログをあげた日、私仁美ちゃんと一緒に帰ったんだ……」
まどか「でも仁美ちゃん……カバン以外は何も荷物持ってなかった」
まどか「あの日は持ち帰るものが多かったのに、全部カバンに入りきってた……」
杏子「おい、それじゃあ……」
まどか「仁美ちゃん…あのカタログ学校で捨てちゃったんだよ」
ほむら「そんな……」
杏子「それが入ったゴミが、まだ処分されずにどこかに残ってるってことは」
ドラえもん「これから学校に行って探したら間に合わないよ」
杏子「すぐに見つかるかもしれないだろ、商品が載った切れ端さえあればいいんだ」
ほむら「……」
ほむら(あれ…このノート……)
ほむら(……もしかしたら!)
まどか「仁美ちゃん…あのカタログ学校で捨てちゃったんだよ」
ほむら「そんな……」
杏子「それが入ったゴミが、まだ処分されずにどこかに残ってるってことは」
ドラえもん「これから学校に行って探したら間に合わないよ」
杏子「すぐに見つかるかもしれないだろ、商品が載った切れ端さえあればいいんだ」
ほむら「……」
ほむら(あれ…このノート……)
ほむら(……もしかしたら!)
―――
マミ「ソウルジェム、酷い色ね……もうグリーフシードは残ってないのに」
さやか「こっち銃も撃てなくなっちゃった……」
ワルプルギス「ウフフフフフ…」
マミ「……美樹さん、お願いがあるのだけど」
さやか「ごめんなさい、お断りします」
マミ「あら……残念ね」
マミ「…じゃあこれ、どうしましょうか」
マミ「ソウルジェム、酷い色ね……もうグリーフシードは残ってないのに」
さやか「こっち銃も撃てなくなっちゃった……」
ワルプルギス「ウフフフフフ…」
マミ「……美樹さん、お願いがあるのだけど」
さやか「ごめんなさい、お断りします」
マミ「あら……残念ね」
マミ「…じゃあこれ、どうしましょうか」
さやか「……心配しなくても、このままだとガレキに押しつぶされて壊れちゃいますよ」
マミ「そうね、じゃあこのままにしておこうかしら」
さやか「よかったら付き合いますよ、逃げ場なんてないんだし」
マミ「一緒にいてくれる?なら……」
ガチャッ
ドラえもん「マミちゃん!さやかちゃん!」
マミ「ど、ドラえもん!」
ほむら「遅れてごめんなさい」
まどか「二人とも無事?」
さやか「あんたたち遅かったじゃない。もう来ないかと……」
マミ「そうね、じゃあこのままにしておこうかしら」
さやか「よかったら付き合いますよ、逃げ場なんてないんだし」
マミ「一緒にいてくれる?なら……」
ガチャッ
ドラえもん「マミちゃん!さやかちゃん!」
マミ「ど、ドラえもん!」
ほむら「遅れてごめんなさい」
まどか「二人とも無事?」
さやか「あんたたち遅かったじゃない。もう来ないかと……」
ドラえもん「ごめん、取り戻すのに時間がかかっちゃって」
ほむら「スモールライト!」
ワルプルギス「アハハハ…」
シュルルルル…
さやか「ワルプルギスの夜が……小さくなっていく」
まどか「見て、空が晴れてきたよ」
マミ「力が弱まっているのね」
ほむら「……このくらいでいいかな」
まどか「マミさん、ソウルジェムの具合どうですか」
マミ「あまりよくないわね、大分濁っているわ」
まどか「じゃあこれ、使ってください」
マミ「これ……鹿目さんが魔女退治に使ってるジャンボガンじゃない」
まどか「はい、マミさんがきめちゃってください」
マミ「そう、ならいくわよ!」チャキ
ほむら「スモールライト!」
ワルプルギス「アハハハ…」
シュルルルル…
さやか「ワルプルギスの夜が……小さくなっていく」
まどか「見て、空が晴れてきたよ」
マミ「力が弱まっているのね」
ほむら「……このくらいでいいかな」
まどか「マミさん、ソウルジェムの具合どうですか」
マミ「あまりよくないわね、大分濁っているわ」
まどか「じゃあこれ、使ってください」
マミ「これ……鹿目さんが魔女退治に使ってるジャンボガンじゃない」
まどか「はい、マミさんがきめちゃってください」
マミ「そう、ならいくわよ!」チャキ
―――
キュゥべえ「……ワルプルギスの夜は消滅したか」
キュゥべえ「地球の文明を壊し未来を変えることが目的だったから」
キュゥべえ「そのズレが生じないよう奪った未来の道具には何もしなかったけれど」
キュゥべえ「やはり何らかの対応はしておくべきだったかな」
杏子「……」
キュゥべえ「さて、僕を探していたみたいだけど…君は魔法少女になりたいというわけでもなさそうだね」
杏子「ああ……あんたたちと縁を切りに来たんだ」
キュゥべえ「一方的に言われても困るよ、こっちにも必要なものがあるんだ」
キュゥべえ「……ワルプルギスの夜は消滅したか」
キュゥべえ「地球の文明を壊し未来を変えることが目的だったから」
キュゥべえ「そのズレが生じないよう奪った未来の道具には何もしなかったけれど」
キュゥべえ「やはり何らかの対応はしておくべきだったかな」
杏子「……」
キュゥべえ「さて、僕を探していたみたいだけど…君は魔法少女になりたいというわけでもなさそうだね」
杏子「ああ……あんたたちと縁を切りに来たんだ」
キュゥべえ「一方的に言われても困るよ、こっちにも必要なものがあるんだ」
キュゥべえ「結局、時の流れを止めることはできなかった」
キュゥべえ「だから人間が僕らを必要としなくなる前に魔法少女を増やさないといけない」
キュゥべえ「これから大忙しだ」
杏子「……それは不要だよ」
…ファサ
キュゥべえ「…っ!!?」
キュゥべえ「だから人間が僕らを必要としなくなる前に魔法少女を増やさないといけない」
キュゥべえ「これから大忙しだ」
杏子「……それは不要だよ」
…ファサ
キュゥべえ「…っ!!?」
杏子「忘れろ草にグレードアップ液をかけた。この花の匂いを嗅いだら何もかも忘れる」
杏子「あんたたちは記憶を共有しているんだろ、だからあんたの世界にいる奴すべての記憶が消える」
杏子「自分の事も、宇宙の寿命の事も……な」
キュゥべえ「………」
杏子「宇宙の問題はさ、あたしたち人間に託してよ」
杏子「人間の技術が間に合えば生き延びる、駄目だったらみんなで消滅だ」
杏子「あたしたちだって人類滅亡は嫌に決まってる、だから気付けばきっと死にもの狂いだよ」
キュゥべえ「……ぼく…たちの……ぶん…めい……を……どうし……」
杏子「悪いけどそれはまた作り直してよ、知識はなくなっても既に作ったものは消えてないんだ」
杏子「……多分、それを取り戻すまでには結果が出ているだろうからさ」
杏子「あんたたちは記憶を共有しているんだろ、だからあんたの世界にいる奴すべての記憶が消える」
杏子「自分の事も、宇宙の寿命の事も……な」
キュゥべえ「………」
杏子「宇宙の問題はさ、あたしたち人間に託してよ」
杏子「人間の技術が間に合えば生き延びる、駄目だったらみんなで消滅だ」
杏子「あたしたちだって人類滅亡は嫌に決まってる、だから気付けばきっと死にもの狂いだよ」
キュゥべえ「……ぼく…たちの……ぶん…めい……を……どうし……」
杏子「悪いけどそれはまた作り直してよ、知識はなくなっても既に作ったものは消えてないんだ」
杏子「……多分、それを取り戻すまでには結果が出ているだろうからさ」
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