のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,093人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ京子「歳納京子です。今日からこの学校にお世話になります」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ゆるゆり + - 結京 + - 遊戯王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    1 :

    京子「みなさんはじめまして。よろしくお願いします」

    結衣「京子……?」

    結衣「(そんな、まさか)」

    結衣「(本当に、京子!?)」

     教壇に立つその姿を見て私は、

    結衣「京子!」

    京子「えっ!?」

     思わず立ち上がり、その名前を叫んでいた。

     でも。

    京子「ええと……?」

    2 :

    ちなビッチ死ね

    3 :

    ホモスレ

    4 :

    ふむ

    5 :

    先生?

    6 = 1 :

     全ての発端は、中学の2年も終わろうという時だった。

     いつも通り、ごらく部の部室に集まった私たちに、

     本当に、何の前触れもなく、

     こう言ったのだった。

    京子「そうそう。あのね、私転校するんだ」

    京子「3年生からは、別の学校行くから」

    京子「私がいなくなっても、ちゃんとごらく部を守るように!」

     しばらくの間、息をすることも忘れていたのを、かすかに覚えている。

    7 = 1 :

    結衣「な、何の冗談だよ」

     声が震えてる。

     冗談だって、またくだらない嘘を、

     そう信じたくて軽く返したつもりだったのに。

    京子「これが冗談じゃないんだよねぇー」

    結衣「そんな……!」

     あかりも、ちなつちゃんも、

     完全に言葉を失っていた。

    京子「まあまあ、これでもう一生会えないってわけじゃな……」

     京子の言葉もそこで途切れた。

     京子の両目から溢れ出る涙が、冗談で言ってるわけじゃないってことだけは伝えてくれた。

    8 = 1 :

     それからの日々は、本当にあっという間に過ぎた。

     生徒会のみんなも一緒に遊んで、

     笑って、

     みんな無理してるってわかっていたけど、

     楽しかった。

     引越し先の地名は確かにとても遠くで、気軽に会いに来る、とはいかない距離だったけれど。

    結衣「なあ、京子」

    京子「んー? なぁに?」

    結衣「引っ越してもまた、会えるよな」

    京子「とーぜんじゃん!」

     ちょっと遠いけど、また遊びにくるよ

     春休みに入ってすぐ、

     京子の引越しまであと3日に迫った日の夜、

     同じ布団の中で、京子はそういって笑ってくれた。

    10 = 1 :

    結衣「……どういうことだよ、これ」

     お別れパーティーなんてやらなくていいよ! もう会えないみたいじゃん!

     ……なんて

     京子が言っていた理由がわかったのは、その翌日の夕方だった。

     朝、とりあえず家に帰る、なんて言って、

     私の部屋を後にした京子から、届いた1通のメール。

    結衣「なんで……なんでこんなことするんだよ、京子」

    結衣「私、ちゃんと見送って」

    結衣「笑顔で、また会おうって」

    結衣「そう思ってたのに……!」

     既に無人となった京子の家の前で、

     私は……

    11 = 1 :

     すぐにあかりとちなつちゃんにも連絡して、

     駆けつけた2人は私の部屋で、ずっと泣いていた。

     綾乃たちにもそれを伝え、

     悔しくて、悲しくて、苦しくて、寂しくて、でも、

     私が泣くわけにはいかなかった。

     電話で、メールで、問い詰めても、

     京子「ごめん」を繰り返すばかりだった。

     電話の向こうから届く震えた声を聞いていると、

     もうそれ以上何も言えなかった。

    12 = 1 :

     春休みの間に、借りていた部屋を引き払った。

     京子との思い出が詰まった部屋だったけれど、

     その分、そこに1人でいるのが耐えられなかった。

     曖昧だった1人暮らしをしていた理由も、なんとなくわかる。

     京子の前で強がりたいだけだったのかな。

     気を張る相手がいなくなったら、私なんて、こんなにダメなんだって思い知らされた。

    13 = 1 :

    結衣「綾乃も千歳も○○高校受かったんだ」

    綾乃「ええ、まあ、やっと一息ついたわ」

    結衣「やっぱりすごいよね、私には絶対無理だなぁ」

     綾乃と千歳の2人は揃って、かなりレベルの高い高校への進学を決めた。

     2人とも元々成績はすごくよかったし、受験勉強を頑張っていたから当然かもしれない。

     私はと言えば、

     ギリギリまで迷って……迷ったふりをして、ちょっと遠い女子高に進むことを決めた。

     あかりたちにも聞いてみたら、4人揃って一番近くの高校を受ける予定らしい。

    15 = 1 :

    結衣「私は一人ぼっち、か」

     去年の今頃思い描いていた未来には、少なくとも、

     となりに大切な大切な、幼馴染が、いたのに。

    結衣「最近、京子とも連絡とってないな」

    結衣「なんか、連絡するの……怖い」

     最初のうちこそ、電話したりメールしたりと連絡を取っていたけれど。

     少しずつ京子からの返事のペースが落ちてきて、

     今はもう、完全に途切れてしまっていた。

    17 = 1 :

     高校に入って最初の一年間は、ただ慌しく過ぎていった。

     部活に誘われたりもしたけれど断って、ただなんとなく勉強をこなしていた。

     今の学校を選んで一番後悔したことといえば……

     通学の時、あの、1人暮らしをしていた部屋の前を通ること。

     新しい住人の気配があの部屋にあるのを見て、

     もうあの頃には戻れないんだ、って

     毎日、泣きそうになりながら、早足で通り抜けた。

     1年経っても、慣れることは出来なかった。



     そして今日から2年生が始まるという日、彼女は私の前に現れたのだった。

    19 = 1 :

    京子「ええと……どこかでお会いしましたでしょうか」

    結衣「え、え? なんで」

     どういう状況かわからなかった。

     金色の長い髪、青い瞳。リボンのカチューシャこそないけれど。

     それは間違いなく京子なのに、

     名前も『歳納京子』って言っているのに、

     京子じゃ、ない……?

    20 :

    また頭打ったのか

    21 = 1 :

    子A「歳納さんってどこから来たのー?」

    京子「西の方から……といっても、昔から転校が多かったから方言は出ないですけど」

    子B「ふーん。授業の進み違うかもだから、わからなかったら聞きなよ」

    京子「ええ、ありがとうございます」

     転入してきた京子は、早速周りを取り囲まれていた。

     その声も本当に、ずっと一緒に居た京子そっくりで、

     別人だなんて信じられなかった。

    結衣「……」

    結衣「あの、京子。 ……さん」

    京子「あ、はい、何ですか?」

    結衣「私、結衣。船見結衣」

    結衣「知り合いに、そっくりで、名前まで同じで」

    結衣「だから間違えちゃった。ごめんね」

    22 = 1 :

    結衣「京子、だろ、あれ」

     その日の夜、私は布団の中で、

    結衣「京子じゃなきゃ誰だって言うんだよ」

     ずっと、泣いていた。

    結衣「あの顔で、あの声で。なんで」

    結衣「そうだ、電話」

    結衣「電話で問い詰めれば早いじゃないか」

     久しぶりに、本当に久しぶりに、携帯のメモリから京子の名前を選ぶ。

    結衣「京子……」

    『おかけになった番号は、現在使われて……』

    結衣「そんな……」

    23 = 1 :

    結衣「京子さん、アイスって好き?」

    京子「ええ、好きですよ。特に……チョコミントが好きですね」

    結衣「ラムレーズン、とかは?」

    京子「あ、ごめんなさい、あれはちょっと……苦手なんです」



    結衣「京子さんってあまりファーストフードとか縁なさそうだよね」

    京子「え、そう見えますか? そうでもないですよ」

    結衣「そっか、ピクルスとかも平気?」

    京子「ええ、特別好きという訳ではないですけど」



     最初の一ヶ月くらいは、ちょっと距離をおきながら、

     『京子さん』についていろいろと探ってみた。

     京子じゃないなんて、信じられるわけがなくて。

    24 = 1 :

    結衣「そういえば、あいつも頭打って豹変したことがあったな」

    結衣「ちょうど、京子さんみたいにおしとやかな感じだったよ」

    京子「……そんなことがあったんですか、面白いですね」

    京子「結衣さんのお話、いろいろあって、本当に楽しそうです」

     夏も近付く頃、私は京子さんといる時間が長くなっていた。

     最初はあまり自分のことを話さなかった京子さんも、少しずつ、話をしてくれるようになった。

     温かい風に乗って、ふわりと感じるのは、微かな香水の匂いと……

    25 :

    ほうほう

    26 = 1 :

    京子「それで、私っていじめられやすいタイプみたいで」

    京子「その度に、例えば今回も……引っ越して転校してるんですよ」

    京子「でもここでは、結衣さんが守ってくれてるから安心できます」

    結衣「……そっか」

     確かにそうだった。

     この妙に澄ました態度というか、やたらと丁寧な口調というか、

     クラスの中でも、敵視するグループが出来始めていた。

     私が傍にいて、壁になっていた。

    結衣「いじめられやすいって言えば、京子……うん、私の幼馴染だった方の京子もね?」

     私も、京子さんにいろいろな話をした。

     京子、あかり、ちなつちゃんと遊んだこと。

     綾乃のこと、千歳のこと、古谷さんや大室さんのこと。

     でも、「ごらく部」という単語は絶対に出さなかった。

    27 = 1 :

     夏が過ぎて、秋が来た。

     休み時間は、ずっと京子さんと一緒に居るようになっていた。

     帰る時も……学校の門を出るところまで、本当に短い距離だけど、一緒だった。

    京子「私の家ですか? ええと……学校を出て西にずっと行って、○○町ってところです」

    結衣「やっぱり私の家とは逆方向なんだね。もしかして1人暮らし?」

    京子「ええ、そうなんですけど」

    結衣「今度、行ってもいい?」

    京子「え、私の部屋にですか? だ、ダメです……汚くて、恥ずかしいですから」

    結衣「あはは、気にしないけどね」

    結衣「……ね、京子さん」

    京子「なんですか?」

    結衣「私と一緒に居て、楽しい?」

    京子「……ええ、とても」

    結衣「そっか、よかった」

     私と京子さんの間を、冷たい風が吹き抜けていく。冬も近い。

    28 = 1 :

    京子「結衣さん」

    結衣「ん、なに?」

    京子「24日。空いてますか?」

     季節は完全に冬に移り変わり、

     ずっと私から話し掛けていた、そんな関係にも変化が起きていた。

     最近は、京子さんの方から私に話しかけてくることが、多い。

    結衣「クリスマスイブ? うん、空いてるけど」

    京子「よかった。じゃあ、その、私と一緒に……」

    結衣「……うん。一緒に遊ぼうか」

    京子「ありがとうございます、楽しみにしてます!」

     そうか。

     もう2学期も終わりなんだな。

     私たち、どうなるんだろう。

     このままあと1年とちょっと一緒に居て、一緒に卒業、するのかな。

    29 :

    着地点がみえない④

    30 = 1 :

     23日の深夜。

     ずっと部屋においてあったけれど、ずっと伏せていた写真立てを起こす。

     ちょっと照れた感じの表情の私と、

     隣で、まさに満開笑顔の京子の写真。

    結衣「京子、明日はデートだよ」

    結衣「クリスマスデートなんて、そんなイベントお前大好きそうだよな」

    結衣「楽しめるだけ、楽しむつもりだから」

    結衣「だから京子……!」

     溢れ出す涙が、どうしても止められなかった。

     ギリギリと、胸が痛む。

    31 = 1 :

    結衣「……っく、う」

     大声で泣き出したかった。

     なぜかわからなかったけど、

     泣いて、暴れて、近くのものを手当たり次第に壊してしまいたい、

     そんな衝動に駆られて、それを押さえ込んで、



    結衣「んう……?」

     24日の朝、気付いたら目覚ましの音に起こされていた。

    32 = 1 :

    結衣「ごめん、ちょっと待たせちゃったかな」

    京子「いえ、大丈夫です」

    結衣「そっか。じゃ、まずどうしようか……」

     どちらかというと、私が京子さんにリードされる形で、

     服を見て回ったり、簡単な食事をしたり、

     本当に2人でただ、遊びに来ただけ……そんな一日だった。 

    結衣「こんな風に遊びに来るの、本当に久しぶり」

    京子「そうなんですか? じゃあ、いろいろ楽しみたいですね」

     そう言った京子さんの笑顔が、痛かった。

     この街、この風景の中に、

     たくさんありすぎる京子との思い出が溢れて……

    33 = 1 :

    あかり「なんか久しぶりだね、結衣ちゃん」

    結衣「うん……」

    あかり「どうしたの?」

     翌日、私はあかりを呼び出した。

     場所は、京子と、3人でよく遊んだ公園。

    結衣「あのさ、あかり」

    あかり「うん?」

    結衣「もし、京子がこの町に帰ってきたら、どう?」

    34 :

    歳納さんかと思った

    35 :

    ①①①①

    36 = 1 :

    あかり「えっ……」

    あかり「京子ちゃん、帰ってくるの!?」

    結衣「あ、いや、そういうわけじゃなくて」

    あかり「そっかぁ……残念」

    結衣「ごめん」

    あかり「ううん、でも」

    あかり「会いたいなぁ……会いたいよねぇ」

    あかり「またみんなで遊びたいなぁ」

    結衣「あかり……私は……っ」

    あかり「わわっ」

     無意識に、本当に無意識で……

     私は、あかりに抱きつき、泣いていた。

    37 = 1 :

    あかり「結衣ちゃん……」

    結衣「う、うぅ」

    あかり「大丈夫だよ」

    あかり「結衣ちゃんが、信じてれば」

    あかり「京子ちゃんのこと信じていれば、またきっと会えるよ」

    結衣「あかり……でも、でも……!」

     あかりはいつから、こんなに強くなったんだろう。

     ……違う。

     私はいつから、こんなに弱くなったんだろう。

     それとも。元から、こんなだったのかもしれない。

     あと1年以上、この状態が続いたりしたら、私がきっと、壊れてしまう……

    あかり「結衣ちゃん」

     あかりは、こんな、どうしようもない私をそっと抱きしめて、

    あかり「だから、がんばってね、結衣ちゃん」

     そう言って、頭をなでてくれた。

    38 = 1 :

     冬休みが明けた。

     3学期……あと1月、2月、3月をすごせば、京子さんと出会ってから、1年になる。

    結衣「お正月には、家に帰ったの?」

    京子「いいえ、1人でゆっくりしたかったので」

    結衣「そっか」

     京子さんと話すとキリキリと胸が痛む。

     それでも、離れることはできなかった。

    京子「結衣さんと会えない日が続いて、ちょっと寂しかったです」

    結衣「はは……」

    39 :

    京子さん可愛い

    40 = 1 :

     3学期は、とにかく体感ですごく早く過ぎていくと思う。

     気がつけばいつの間にか、期末テストも終わり、春休みを待つだけとなっていた。

     結果は、そこそこ無難な点数に落ち着いた。

     京子さんは私より結構いい点数を取っていて……

     あの顔で、授業を居眠りもせずに真面目に受けているのは、1年経っても見慣れなかったけれど。

    京子「屋上は、まだちょっと涼しいですね」

    結衣「そうだな、風もあるし……」

     薄曇りの空の下、

     私たちは屋上に来ていた。

    41 = 1 :

    京子「私、この1年間すごく楽しかったです」

    京子「結衣さんに会えてよかった」

    京子「本当に、ありがとうございます」

    結衣「そんな大げさなものじゃないよ……きっと」

     少し湿った、涼しい風の中、

     長い髪をなびかせた京子さんは、私の目をじっと見据えていた。

    京子「いつまでも隠していても仕方がないから、今日、言いますね」

    京子「私、また引っ越すんです」

    結衣「……っ」

     心臓が、おかしな脈を打ち始めた。逆流を始めたかのように。

    42 = 1 :

    結衣「そんな……京子さん」

    京子「みんなには、内緒ですよ」

    京子「それからもう一つ」

    京子「私、結衣さんのことが好きです」

    結衣「それは……」

    京子「もちろん友達として、という意味ではなくて」

    京子「大好きです」

    京子「引っ越すまでに、もうほとんど時間はありませんけど」

    京子「結衣さん、私と。お付き合いしていただけませんか?」

     寂しそうな笑顔で、そう告げる京子さん。

     私は。

    結衣「京子さん」

    結衣「ありがとう」

    43 = 39 :

    おおう……

    44 = 1 :

     答えは、決まっていた。

     考える必要も無かった。

     本当に自然に……私は返事をした。

    結衣「でも、ごめんね。私、気付いたんだ」

    結衣「私が好きなのは……」

    結衣「大切な幼馴染で、ずっと一緒に居て」

    結衣「弱くて泣き虫だったくせに、明るくて、楽しくて」

    結衣「そうやって時間を共にしてきた京子なんだ」

    結衣「今の京子さんじゃない」

    結衣「だから、ごめん」

     その返事に、京子さんは、

    京子「……わかりました」

    京子「それだけ聞けたなら……満足です」

     それだけ言い残し、屋上を出て行った。

     私は1人残された屋上で、いつまでも……泣いていた。

    45 :

    切ない……

    46 = 1 :

    あかり「あ、結衣ちゃんお待たせ!」

    結衣「ううん」

     日曜日、私はあかりに呼び出されて、喫茶店に居た。

     あかりから呼び出すなんて珍しいと思ったけれど……

    あかり「結衣ちゃん、元気出たかなって。やっぱり心配だったし」

    結衣「ご、ごめん心配かけて」

    あかり「えへへ」

     本当は、また泣きたかった。

     あかりの胸を借りて、涙が枯れるまで泣きたかった。

    結衣「ありがとう。優しいな、あかりは」

    あかり「そんなことないよぉ。折角だから、今日はゆっくり結衣ちゃんとお話したいな」

    結衣「うん……」

     でも、もう情けないところは見せられない。

    48 = 1 :

     残された3学期はあっという間に過ぎ去り、終業式を迎えた。

     私と京子さんに残された時間もあと少し。

    京子「結衣さん」

    結衣「な、何……」

    京子「引越しの日程、教えておきますね」

    京子「ちょっとだけ手伝ってくれたら……嬉しいです」

    結衣「え……」

    京子「それから……前日の夜は、一緒の部屋で過ごしたいです」

    結衣「……うん、わかった」

     時間は特に決めませんから、そう言って京子さんは笑った。

     私1人だけが、ぎこちない感じだった。

    49 = 29 :

    キマシテナイ

    50 = 39 :

    ハッピーエンド…ハッピーエンド…


    1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ゆるゆり + - 結京 + - 遊戯王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について