のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,120人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ兄「もしもしー?オレオレw」妹「もしもし」兄「妹!?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    301 = 70 :

    フィニッシュを言わさないのに、
    オナニーはいいの??

    303 = 69 :

    (~現在~)

    「因みに人質にされた日の励ましも半分嘘。お兄ちゃんの情報を把握しておけば復讐する時に役に立つかと思った。」

    (とんだ策士だな…!)

    「でもね。許せなかった思いは少しずつ揺らいでいった。」シャラッ ギュッ

    (ペンダント…?)

    「半分って言ったのはそれ…!」

    「因みにたらこパスタ。ちょっとずつクスリ入れて体壊させようとしたんだよ?まあ分量間違えちゃって腹痛になって全部出されちゃったから次から慎重になったけど」

    (あれもお前の仕業か…!)

    「絶対に許せないのに、許せないのにあのパイタッチ一発で気づかされた。私は恋してるんだって。」

    「仇に恋するって何?『流星群の絆』?馬鹿げてるよ。私は、そんな気持ちに気づいた、そんな気持ちを抱いた私が許せなくなっていた…!」

    「私はどうすればいいの?!ねぇ!お兄ちゃん!私にどうして欲しいの?殺して欲しい?なら殺すよ!」

    「妹…」

    「でもそうなったら私は私を殺す!!!お兄ちゃんは絶対に許せないしそれを好きになった私も重罪私は許されない私はゴミ屑私は」

    「妹!!!!!」

    「う…」

    304 = 70 :

    乳がんが仇を取る口実になるの??
    にしても、責めるなら親父だと思うけど

    305 = 69 :

    「これは兄からでも仇からでも好きな人からでもない。伝言だ。『妹』はなんて言っていた?」

    「『いもう…と…』?」

    「そうだ。『「私の分もお父さんを許してあげて、私の分までお兄ちゃんを愛してあげて」』だっただろ?ならそのままでいいじゃないか。もう、いいんだよ…」

    「だって私は『妹』だ!私ばっかり!私ばっかり悲しい思いをして、勝手に死んで、勝手に」

    「『妹…!」ギュッ

    「!」

    「もう、復讐なんて抱え込むな。『妹』はそんなこと望んでない…。」

    「そうなの…?『妹』…?」カチャ キラッ

    307 = 70 :

    この終わりは評価できる

    308 = 264 :

    >>304
    親しい人を恨む対象がいる状態で亡くしたことがないから俺にはよくわからんけど
    居て欲しいときにいなかった、連絡すら取れなかった、死んだことすら知らなかった
    といった理由で縁者が逆恨みするというような記述はたまに見るね

    309 = 69 :

    (思い出が…逆流する…)

    (『妹』…私は…)

     「お姉ちゃん!クッキー焼いたんだよ!食べて!」

    「いもう…と…?」

     「おーねーえーちゃ-ん!私のプリン食ったな~!許すまじ!でもそのゼリーくれたら許すマジ!」

    「あ…あ…」

     「お姉ちゃんハイ、花冠!」

     「お姉ちゃん!」

     「お姉ー!ちゃーん!どこー!?」

     お姉ちゃん!

     おねえちゃん。

     お姉ちゃん…もう…いいんだよ。だから許してあげてよ…!

     お姉…
     ちゃん…姉…
     お姉ちゃん…

    310 = 70 :

    いや、それは父親の役目じゃないの??
    兄が離婚を選んだわけでも、父親を選んだわけでもなく。

    311 = 264 :

    ここで終わったらむしろ納得いかん
    人質とってパトカー強奪までしたんだからムショ入りして出てくるところまで欲しい

    312 = 126 :

    ちゃんと読んでるつもりなのに何が起こってるか全く分からない

    314 = 69 :

    (ずっと妹はお兄ちゃんを許して…!)「あっ…あっ…」ジワッ

    (…何故だろう。殺されかけてたのに、今なら許せる気がする…。)「…妹。」ギュッ

    「お前の居場所は、ここだよ。泣きたいなら俺の胸でいくらでも泣け。」ギュゥ

    「ごめん…ごめんお兄ちゃん…ごめん『妹』…あ、あ、ああああ…」ポタッ

    「う…あ…ああああああ…」ボタボタ

    (こんな小さいからだで、ずっと俺への好意と悪意を支え続けてたんだな…)

    (…守ってやりたい。いや、こいつは…俺が守ってやる…)

    315 = 70 :

    だから、爆発落ちでよかったんだよ。

    316 = 69 :

    「もう大丈夫か?」

    「…うん。ごめん今までの事。私、妹に許してあげてって言われてたのに殺そうとしちゃって…」グス

    「どうだっていいぜ。だって俺生きてるしw」ウデユルメッ

    「…うん。」スッ

    「俺は家族でもお前の恋人でもいいさ。好きなほうを選びな。」

    「…ねえ」

    「なんだ?」

    「初めてのパイタッチはもうしたから、今度は初めての接吻が欲しい…ん…だよ…ね…///」

    「妹…」

    317 = 70 :

    もう、キモくて突っ込めねえよ!

    318 = 264 :

    >>310
    それは父親も、と考えることが出来るから否定材料には弱いな
    姉は妹が兄を好いていたことを知っているんだから、好きな人に傍に居て欲しいというのは普通の思考だと思うが

    320 = 69 :

    「接吻って何?」

    「」コケン

    「い、いやぁ俺実は高校行ってないからそんな言葉全っっっ然知らんしwwww」

    「き、キッス、だよ…///」カアアアアアアアア

    「…いいのか?顔真っ赤だが大丈夫か?」

    「は、初めてだし…ね…?」

    「お、俺も初めてだ。えっと…まず」グイ

    「うあっ…///」(近い…顔近いよ!)

    「顔斜めに傾けて…///」

    「う、うん…」

    「目を…瞑れ」

    「うん…///」

    (可愛い唇しやがって)

    「…」(いざとなると緊張するもんだな)

    321 = 126 :

    展開についていけんwwwなぜこうなるwww

    322 = 69 :

    (…ダァァーーッ!糞!勇気がでねぇ!)

    「は、早くしてよ…こっちだって恥ずかしいんだから…」

    「ああ」スッ


    トントン

    「!?」(来客!?こんな時に…!)

    (キスは出来なかったぜ…)

    「ん”ん///」チッ「はは、入ってー!どうぞー!入れや!こんのKY野郎がぁ!」

    「よおwww自殺未遂www」

    「入るぞ」ピシャッ

    323 = 264 :

    これはちょっと予想外だな・・・普通に恋愛抜きで二人きりの家族として生きていくってのでよかったと思うんだがwwwww

    324 = 70 :

    でも、殺意までは普通は生まないよね??
    殺意は直接見捨てた父親に向けられるべきで、兄は借金返済を妹たちに頼ることなくやったんだから、仇でもないし、むしろ被害者でさえあるから、感情移入できない。

    325 = 69 :

    「ふう…アンタ等か」

    「アンタ等ァァ??ハァ??崖下捜索してここまで運んでやったのは誰だと思ってんだ糞ガキ。謝罪しろ謝罪」

    (hって言ったっけなコイツ、よく警官やってこれたな。)「病院まで運んでくれたのは救急隊員と病院関係者だろ国家の狗が」(俺は公務員が人間のなる職業の中で一番嫌いだ。)

    「んだと…この」

    「ハイハイそこまで。公務執行妨害ならびに詐欺未遂犯ならびに脅迫犯、口慎んどけ。h、お前ももっと堪忍袋の緒鍛えとけ。」ボスッ

    「…わーったよ相棒」

    「お前が目覚めたら伝えようと思ってた。体が回復して歩けるようになったら警察署で話を聞かせてもらう。いいな?」ユビブン

    「もう逃げねぇよ。あんなに騒ぎ大きくして悪かったな」

    「ああ。妹から大体の話は聞いたさ。よっと」ボスッ「…なんでお前は死のうとしたんだ?」

    「想像つくだろ。それに言わなくていいだろ、そんな事」

    326 = 70 :

    詐欺未遂とかあるの??

    327 = 69 :

    「これは俺の趣味なんだ。世界中でテロ起こそうとしてる絶対悪でも無い限り犯罪には誰だって理由をつけるもんさ」

    「たっけいなご趣味をお持ちでありますね。」

    「『けったいな』な。磔にでもされたいんか?wwwwww」

    (黙れ国家の狗)「…単純に言わせて貰うなら…まあ、俺の人生はグチャグチャだ。詐欺なんかしようとしてたどうしようもない人間だ。だから…捜査が本格化する前に死のうかと思ってな」

    「それなら妹に『犯罪者の家族』のレッテルが貼られることは…ないだろ?」

    「かーっ!何言ってんだか若造が。結果死に切れなかったんだろバァァーーカ!!!」

    「…」

    「残念だが俺の意見もこいつと同じだ。死んでどうする?裁かれる事はなくとも妹の心には大きな傷跡が残るぞ」

    「それに死んだとして、裁けなくとも罪が許される事はない。」ハァ「罪っていうのは過去だ。過去は書き換える事はできない。」

    「過去の書き換えはドラえもんかウェルズにでも頼むんだな」

    328 = 264 :

    >>324
    死んで妹と会って来い的な思考があるのかもしれん
    妹と母は信仰が薄いが、姉は信仰が厚く死後の世界を信じているならばということになるが

    329 = 70 :

    いや、それよりもパトカーの強盗だよ。
    人質とって脅迫したんだからなお悪質。
    初犯でも実刑は確実。

    330 = 69 :

    「死で許されようとなんか思ってない!死は…その…決意と裁きだ。死をもって俺は罪を受け入れるという事を証明し、自分自身を裁く…そういう事だ。」

    「決意?何が決意だ。第一、警察も世間もそんなに甘くないぞ。」

    「それに裁くのは裁判所の仕事だ。この国じゃ死刑はOKだが私刑は許されないんだよ。」

    「そーだそーだ!バーカ!」

    「…」

    332 = 69 :

    「…俺の好きな漫画の主人公が昔、とある殺人事件の犯人にこう言っていた」

    「『―生きろよな!』」

    「『お前がしたことに少しでも罪を感じるならな、手っ取り早くカッコつけて逝くより…地道に罪を償って生きてけよ!』」

    「『そうやって無様に生きる方が、カッコつけて逝くより…』」

    「『1000倍カッコよく見える時だって、あるんだぜ?』」

    「…!」

    「…まだ死ぬか?お前」

    「…。…もう死にゃあしねぇよ。妹の前でこれ以上無様な醜態は晒したくない。それに、これからこいつをなるべく守りたい」(それに、出来る事ならこいつを守りたい。)

    「お兄ちゃん…」

    333 = 70 :

    仏教系の書籍があったところから、そういう解釈もできるかな。
    ただ、それなら自分もあの世で会うべきなのでは?という疑問が出るけど。

    334 :

    メガネの妹はない、絶対にない

    335 = 70 :

    もともと犯罪なんて犯してなかったのに…
    可哀想な兄

    336 = 69 :

    「おーおー、お盛んなこって」

    「どうやら俺達の出る幕は無いようだな。エピローグって感じだ。」

    「…エピローグってのは小さな終焉。次回も見てね、こう御期待。言ってみれば完全な終わりじゃないのさ。再演はまた見れる。」

    「…お前の人生がまた新たな発展を遂げるといいな」

    「…ああ。」

    337 = 264 :

    >>333
    ん?どっから飛躍した?
    好いてた人を殺してごめんなさいってことかな?
    まぁ殺した後のことについては言及してないわけだし、そのあと死ぬのか生きるのかさっぱりわからんわな

    338 = 126 :

    >それに、これからこいつをなるべく守りたい」(それに、出来る事ならこいつを守りたい。)

    なぜ二回言った

    340 = 69 :

    (護送中…とでも言っていいのか?ともあれ俺はパトカーの中にいる。)

    「事情聴取って本当にカツ丼が出るのか?」ブロロロロ

    「出した覚えは無いぞ。だが、出したら出したで容疑者へ自白を誘導した利益誘導にあたるんじゃないか?」

    「最近はカツ丼出ないって噂で聞いてたからてっきり『世知辛い世の中だな』とかなんとか勝手に思ってた」

    「…なぁ、友はどうなるんだ?」

    「…話すつもりは無い」

    「助かるのかだけは教えて欲しい」

    「死ぬまでには出てこれるさ。そういう事は俺達じゃなく裁判所や検事や弁護士に聞いて欲しいもんだな。」

    「誰だって法律のエキスパートじゃないんだからな。っと、着いたぞ」ガチャ

    「今日は本当に…その…」

    「何度も言わせるな糞ガキ」ガチャ

    「すまん」ガチャ

    342 = 69 :

    (警察署って意外と大きいな…)

    (俺の前には国家権力、周囲を廃工場らしき建造物で囲まれた警察署がそびえていた。)

    (人影は無く静寂に包まれている。)

    (報道関係は伯母さんが何とかしてくれたって言ってたけど大丈夫かな…妹、いじめられないといいが)ウィン

    「お兄ちゃん!」

    「!妹…?」

    343 = 69 :

    「…ふぅ~…すーっ…」

    「…ふぅ…」スゥッ

    「帰ってきたら、ケーキ作って待ってるから!絶対帰ってきてよね!!」

    「…フッ」(心配してたこっちの気も知らないで。)ニッ

    (さ、て、と…答えてやらないとな)スゥッ

    「待ってるからな!塩辛いホットケーキ!!!」

    「お兄ちゃんの馬鹿ーーーーー!!!!!」ニッ「待ってるからねー!!!」ブンブン

    (…大丈夫、だな。)ウィン

    344 = 70 :

    いや、兄と同様に妹を救えなかった許しを請うといういみで。
    ころしたあとなら、愛してあげてという願いを聞かなかったことへの許しを請うという考え方もできるけど

    345 = 126 :

    報道関係なんとか出来るとか伯母さん凄いな…

    346 = 69 :

    (俺は警察署内へ、堂々威風。もう、怖いものなんてあるか。俺を信じる妹は、きっと待っててくれる。)

    (残るは、俺の決意。)

    (過去を認めに、未来を見つめに、無限の今に、さあ行こう。そこにどんなエピローグが待ち受けていようとも。)


    少年は一歩、また一歩、歩いていく。

    ズンズンと、ズンズンと。

    ズンズンと。


    (終わり)

    348 = 70 :

    友は詐欺罪?
    なら、五年ぐらいで出れるだろ。
    爆弾は知らないけど

    349 = 155 :

    乙!
    文章力といい構成といい演出といい全てにおいてマジで最低だった

    350 = 126 :



    ごめん正直よくわかんなかったけど雰囲気だけ楽しんだ


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について