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    元スレ兄「もしもしー?オレオレw」妹「もしもし」兄「妹!?」

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    1 :

    立ったら書くけど立つ訳ない
    立たなかったらいつかSS速報vipで書くけど

    2 :

    はぁ?

    3 :

    立ったらかくってやつ、ばかなの?

    4 = 1 :

    >>2、3
    ごめん 主に生きててごめん
    確かに大学受験失敗したバカだけど…

    でも書くちょっと待ってて

    5 = 1 :

    「はうぁっ!?妹?」

    「…うん、そうだけど」

    (しまったぁぁぁぁーー!!やってしまったぁぁぁぁーー!!)

    (通常なら普通に見えるこの光景、しかし俺にとってはとんでもない状況なのである!)

    (何故なら…俺はオレオレ詐欺の真っ最中だからだ!)

    6 :

    はぁ…

    7 = 2 :

    聞いてないし書かなくていいです

    8 = 1 :

    (俺は兄、弱冠20歳の若人!しかしながらその実態はオレオレ詐欺初犯!)

    (俺のこの歪んだ職業の開業を語るには俺の人生を語らずにはいられないであろう!)


    (俺が6歳の時、母親は死んだ。その当時親父はギャンブル…パチンコに溺れておりとても生活できる状態でなかった!)

    (焦った父はその2年後に懇意にしていたソープ嬢と結婚したのである。噂では肉体関係を持ったとかなんとかかんとかまあその辺の事情はどうでもいい)

    (そしてそのソープ嬢の連れ子が…妹だった。大きくなると近所に遊び相手がいなく、俺と妹はすぐに仲良くなった。(もっとも、親父の結婚当時妹は4歳だった))

    (だがしかし、俺14歳妹10歳の夏!親父はお袋(といっても義母だが)の言う事も聞かず内緒でまたもギャンブル…競馬に手を出した!)

    (借金はそれほど今度はしなかったが競馬をやっている事がばれ、親父とお袋の信頼関係という名の形状記憶合金はあっさり切断した!お袋は妹を連れ出て行きそれ以後戻る事はなかったのだった…)

    (親父はパチンコに溺れ競馬に溺れ…そして今度は酒に溺れた。親父は酒に溺れ毎日酒を煽りアル中に。結果的に肝臓ガンでアッサリポックリ逝去!残された俺はガックリビックリ返済!)

    (そしてシフトぎっしりドーン!もうスタントマンはスッカリ真っ平御免!20歳になり借金はなんとか返済できたもの返済のため高校を辞めて働き完全に体ブローケン!)

    (「毎日が 昼夜逆転 エブリデイ!」って感じの川柳にできる地獄だったァァァ!!!)

    9 = 1 :

    (昼夜逆転した後は無職転落残念無念!バイトは俺の生来のドジが災いして何処も受け付けなくなっていた。それまでやっていたスタントマンも演技下手で辞めさせられた。)

    (生活保護?市役所に行って何度もお願いしたさ。だが役人は俺への生活保護を受給拒否した。)

    (もう二度と来ないという誓約書まで書かされた。以来俺はあの国家の狗を嫌い、なるべく近寄らず何とか生きてきた。)

    (だがしかしそんな俺も貯金が底をついた。援助してくれた親戚の叔父さんも娘が重病になっていたと分かったところで見捨てられた。)

    (家賃も払わなきゃいけない…俺は失意と絶望のズンドコ、もといどん底にいた。)

    10 = 1 :

    (~遡る事2週間前~)

    (何日喰ってないっけ…)

    (お袋に電話…駄目だ。何処にいるか分からない。)

    (もう死のう…餓死して無様な姿を晒すくらいなら自殺しよう…)

    (手元に残されてた二千円…何喰おうか。最後の晩餐だ。ポンパン(※ポンカレー付けパン)なんかじゃあない豪勢なのに…)

    (いっその事最後の晩餐は無銭飲食にでもするかな…)

    (…あ、クロサキだ…。お袋よく読んでくれたっけ…お袋が妹にあげて、そのまま妹が親父や俺たちから離れる時忘れてったんだっけ…)

    (いっつもお袋は『親父みたいに借金しないで真っ当に生きな』って言ってたな…)

    (詐欺、か…。)

    (…そうだ、詐欺をしよう。)

    11 :

    詐欺はいかんな

    12 = 1 :

    (どうせ捕まるなら無銭飲食だって詐欺だって変わりゃしないさ、ただ刑期が違う、同じ『犯罪』さ。)

    (なら捕まらずに稼げる…シロサギになってやる…!「騙される? なら騙そうぜ ホトトギス」だ。)

    (巷でもう騒がれなくなった?オレオレ詐欺ってのをやってみようか)


    (ここが新宿駅…広いな…)

    (やっと一人引っかかったネットの裏業者…『モーティマー』だったかな、そろそろ来る時間だが…遅いな…)

    (ん?…あれは…中学まで一緒だった少年サッカークラブに入っていた友?どうしてこんなところに…)

    (接触してみるか)「おい、友だろ!友!」

    「ん?お、あ…ああ!兄か!?久しぶりだな!元気してたか!」

    「それが最近体狂いまくってもうマイッチングって感じでwwwwwww」

    13 = 1 :

    「俺ぁ最近バイトで忙しくて高校殆ど行ってないwwwにしても兄、その口調と調子で一発で分かるのは助かるわwww」

    「特徴的な言い回しで悪かったなwww…で、なんでこんなとこにいるんだ?」

    「…あ、ああ…人を…ちょっと待っててなw」

    「なんだよお前AVでも出んのか?www」

    「ハハハ…言えねぇよ…」ボソ

    「…。」(まさか…)

    「ところでさ、お前外人の彼女っていたよな?」

    「えっ」

    14 :

    完結させてくれよ?

    15 = 1 :

    「誰だっけ、お前が『牧場』の近くに住んでる奴って言ってたろ?」

    「????????」

    「リリーだっけ?それとも『リリアン』だっけ?あの『ミッキー』プルーン…って奴だっけ?大好きな奴だよwww」

    「…。!ああ、そうだな!いたよいたいた!」(まさか兄だったのか?『春瓶』って…)

    (気づいたな…)「それで、例の『プレゼント』はどうなったの?『諸事』情知らない『?』」

    「ああ、あげたら喜んでたな。」コソッ「場所移動しようぜ。ここ(警察)臭い。」ゴニョ

    「わかった。」

    16 = 1 :

    「お前だとは思わなかった」

    「俺もだ。なあ、例の物は?」

    「ああ、これだよ。」

    (なにかの名簿…番号はしっかりしてそうだな)「ありがとう。じゃあな」サッ

    (プリ携帯の携帯番号とアドレスを書いた紙…)「ああ、元気で」(俺も渡すか)サッ

    (こっちも同じプリ携帯か…)「そっちもな」

    17 = 1 :

    (~現在~)

    (そして俺は口座を作った。1つじゃあ、ばれそうだったから5つ作って頻繁に中身を入れ替えるシステムだ)

    (話は「家族が妊婦を轢いたので示談をする羽目になっている」と言う話を使おうとした!)

    (そして臨場感を出すために録音したテープも友ことモーティマーから借りた!事故現場や警察署内のガヤ音を出すため!)

    (その見返りとして俺は友が不正アクセスして名簿を集めるために使うPCのパーツを買ってやった!安い奴だったけど!)

    (そして今日、実行の日!電話に手をかけると手が震えた、今更であるが能動的に犯罪に染まろうとしている自分自身が怖かった!)

    (だが俺はやるしかない!やるしかないんだ!ブタ箱で臭い飯食わされて毎日死んだような生活するくらいならやった方がマシだ…とな!)

    (そして後は実行!名簿屋ことモーティマーから貰った名簿の一人目が―…まさかの妹だった。こんな笑えない偶然要らねぇよ!)

    (南無三!なんたる偶然!なんたる失態!はい死んだー!今俺の人生死んだよー!)

    「お兄ちゃん?」

    18 :

    おまえら・・・
    詠矢空希を思い出せ・・・
    あの失敗を忘れるな
    絶対最後まで書かせろよ
    まああれほどになるかはわからんが

    19 = 1 :

    「え、な、何々?何々ー!!!??」(いや落ち着け俺落ち着け俺)

    「どうしたの?」

    「な、なんでもねぇよ」

    「それにしても久しぶりだね!私の方から探しても全然見つからなかったんだもん、びっくりしちゃったよ」

    「あ、ええと…ま、まあな!兄の情報網をなめんじゃねぇぞ!ハッハッハ!」

    「びっくりしたよ…あ、そうだ。久々に会えない?お兄ちゃん。」

    「おういいいいいぜ!いつだ!」

    「…?お兄ちゃんちょっと今日変だね。どうしたの?あっまさか」

    「」ギグウ

    20 = 1 :

    「オナニーの最中だったんでしょ!」

    「ふぅ…」アブナイアブナイ

    「えっ、まさか今フィニ」言わせるか!

    「そうだ来週の土曜!来週の土曜午前10時、お前と遊んでたビル裏公園で会おうな!」

    「えっ、う、うん。」

    「週末まで元気にしてろよな!お袋とも仲良くやれよ!」

    「…うん、…じゃあね。」ガチャ

    「危ないところだった…」フィー

    21 :

    22 = 1 :

    (にしても、妹声可愛くなってたな)

    (…何考えてんだ俺は、きっと3次元の事だから滅茶苦茶不細工に成長してるに違いねぇ!)

    (問題はどう食い繋ぐかだな…)チラ

    (確かあのダンボールん中には妹やお袋の物が…お袋の口紅とか、妹お気に入りの熊のぬいぐるみとか…)

    (大切な思い出だと今まで質屋に入れたりしなかったが…もうこうなってくると背に腹は…)

    (だぁぁークソ!捨てられる訳ねぇじゃねーか!)

    (これで食いつなぐしか…)チラ

    二千円札「だが俺はレアだぜ」

    23 = 1 :

    「なんとか食い繋いだ…」ゲッソリ

    (妹よ、頼むから俺に希望の光を差し伸べておくれやす)

    「何考えてんだ俺は、それにしても妹まだかよ」ブルッ

    「…」

    ヒョコ

    「だーれだ!」

    「目を隠さないでだーれだなんてやる奴始めて見たぞw」

    「ブッブー!残念!正解は妹でしたー!」

    「あっ、ずりぃーぞ妹!まだ俺回答してないっつーの」

    「えー…即答しなきゃ駄目でしょ?それとも妹だって分からなかった?」

    「ああ、すっげぇ変わってんだもんビックリしたわ」

    (俺の妹がこんなに可愛いわけが無い)

    24 :

    やっぱり、受験失敗するぐらいのつまらなさでした

    25 = 1 :

    (黒白赤のコントラストが目立つセーラー服に身を包み、髪は短め、あどけなさと幼さがマッチした女子高校生。)

    (髪は中学の頃から茶色っぽいと思っていたがここまで茶色になるとは思っていなかった。もみあげは短く背は低い。)

    (総じて子供っぽい可愛らしさで中学生かと見間違えてしまうほどだ(ちなみに俺の年齢から逆算すると16歳、高校1年生だ))

    「目悪くなったのか?眼鏡してるけど」

    「…うん。それに最近風邪気味でね…」

    「成る程それでマスクしてアh…寝癖立てているのか。」

    「寝癖!?そういうことは先に言ってよね…ゴホゴホ」ブツクサ

    (アホ毛直ってないし…そういや妹小さい頃から寝癖つけまくってたっけ)

    「まあこんなところで話すのもなんだしウチ来るか?」

    「うん、いこ!」ギュ

    「おい手とるなって!」(相変わらず胸は未発達みたいだな)チラ

    26 = 1 :

    「何この汚い部屋」(色々と幻滅…)

    「仕方ないだろ、親父の借金返すのに夢中でろくに部屋の掃除も進学も出来ないし」

    「お父さんに任せればいいでしょ?なんでそれで進学も出来なく」

    「親父は死んだよ」

    「あ…」

    「酒で肝臓ガンだ。そりゃあポックリ逝っちまったぜ」

    27 :

    >>24
    やめてやれよwww

    28 = 1 :

    「お前等と別れた後、親父は酒ばっかり飲んでたわ。んで、俺が酒買って来なかったり酒止めるよう言ったりした時はもう凄かったぜ。」

    「灰皿投げたり俺を蹴飛ばしたりとかな。アザは治っちゃったし灰皿は売っちまったからもう証明するモンはねぇけどな」

    「死んだお陰で酒買う金を借金に注ぎこめたからこんなに早く借金返し終えられたんだけどな」

    「…お」

    「あ?」

    「…ううんなんでもない。それで今どうやって生活してるの?」

    「?え、ああえっと…」(まさか詐欺しようとしてましたなんて言えないな)「バイトさ、俺致命的にドジだからスタントマン以外の仕事回ってこなくなっちゃってな」

    29 = 1 :

    (俺は致命的にドジだ。それは自覚している。)

    (ドジのお陰で噂が広まりこの近辺のバイトはあらかた駄目、残ったスタントマンの仕事も致命的に演技が下手で借金を返し終わると同時に解雇になった。)

    (だから就活に疲れ、詐欺をしようと思い立ったんだよ…)

    「つまりなんだ…その…」

    「ニート?」

    「そう!それだよ!…ハイ、ニートしてます…うう…」

    「よくそれで生活できるね」

    「その事なんだがもう資金が尽きた」

    「へ?」

    「所持金1000円、大家から出て行けって言われている」

    「…」

    「妹?」

    30 = 24 :

    酒で肝臓ガン??
    肝硬変じゃなくて??
    やっぱり、受験失敗するレベルの内容でした。

    31 = 1 :

    「馬ぁぁー鹿ぁぁーーーーー!!!!!!!!!!!!ゴホッゴホッ」ゴズッ

    「うおっ!!」(ティッシュ箱うおぃ!)

    「どーしてそれで誰にも助けを求めないの!友達は?先生は?家族はどうしたの!」

    「ぼっちだったし高校行かなかったし家族は…」(あ、やべっ、偶然ってばれない様にしないと)「その…頼りたくねぇからよ」

    「お兄ちゃんのバカ!プライ…ゴホゴホ…プライド?そんなの全部借金と一緒に返しちゃえばいいでしょ!何?頼ってくれたっていいでしょ!!!」

    「もう!お兄ちゃんのバカ!」二度言われた…

    「ごめん…」

    32 = 1 :

    「…ウチ」

    「?」

    「ウチ来る?」

    「いいのか?」

    「だってしょうがないでしょ。ナマケモノのお兄ちゃんがここでアホ面でのたれ死ぬよりは幾分かマシでしょ」

    (酷い言われようだ)「ああ、是非行かせてもらおうか」

    「そうと決まったらひっこ…あ、そうか引越し業者金無いから呼べないか…」

    「そうすると…」ブツブツ

    「まあとりあえず住所教えろ、そこに後で少しずつ持ってくから」

    「いいよ、私が引っ越し業者呼ぶし」

    「ごめん」

    33 = 24 :

    親父は死んだんでしょ??
    なんで、子供が借金返す必要があるの??
    相続したの??
    わざわざ??
    借金を??

    34 :

    久しぶりに本当に頭の悪そうなやつをみた

    35 :

    おまえら叩きすぎだろう
    おもしろいよ

    36 :

    頼むから折れんなよ

    37 = 21 :

    >>30
    これほど頭が悪い発言を久しぶりに見た

    38 = 24 :

    借金完済した兄が怠け者??
    なんで??
    完済してるんだよ??

    39 = 18 :

    詠矢空希を忘れるな

    40 :

    はよ書いて下さい

    41 = 40 :

    はよ書いて下さい

    42 = 1 :

    />>33
    /悪質なサラ金から金借りててそれを兄(中卒)は返さないといけなかった
    /ようは兄の知識不足とサラ金の悪質さが同時に起こってこうなりました

    /…実は私の知識不足ですごめんなさい…


    「もう…こんな馬鹿なお兄ちゃんになってるとは思わなかった」グゥゥ

    「…」グーキュルル

    「朝飯でも抜いたのか?まだ11時だぞ」

    「…うん。」

    「まあいいか。丁度いいしポンパンでも作るか」

    「ポンパン?何それ!おいしそう!」ワクワク

    43 :





    44 = 1 :

    「出来た」

    「何これ」チョンチョン パク

    「兄特製ポンカレー付け食パン!名づけてポンパン!ここに再誕!」

    「」

    「さあ早く食パンをカレールウに付けて食べる作業に戻るんだ」

    「うう…期待しなきゃ良かった」

    「現実なんてそんなもんだ。さあもう一口」

    ドンドンドン

    「あれ?誰か来たみたいだね。開けるよ」

    「ああ開けちゃ…開けんじゃねえええ!!!!」

    バン

    大家「まだいたんですか!いい加減出てってください!そろそろ某リバーシの片方みたく訴えまs…ってあなた誰ですか」

    45 = 18 :

    でもやっぱあのクサさは足りない

    もっとだ・・・もっと

    46 = 1 :

    「この人の妹です。お兄ちゃん?この人は」

    (あー面倒くさい人が)「…ああ大家さんだ。ご機嫌麗しゅう大家陛下。」

    大家「妹さんですか?どうかこの人を説得して出て行かせてください!」

    「説得は終わりました。明日…いや明後日にはこの部屋のものは片付けられそうです」

    「!?おい妹!」

    大家「ありがとうございます!物分りのいい人がいて助かりました!それじゃ」バタン

    「これから私の家に入るんでしょ?だったら家主である私の言う事に従ってよ!ね?」

    「はいはい…」

    「分かってくれたのならばいいの!うん、じゃあ明後日、引越し業者ここに呼ぶからね!」

    「分かったよ。」

    「あとは…」

    「住所は?」

    「そう!それ言おうと思ってたんだよ!」カキカキ

    (地図の通りだと割りと近いな、なんだこんな近くに住んでたのか)

    47 :

    ssとかほんとにもういいから…

    48 = 1 :

    「色々とありがとな。妹。」

    「…いいよ、私さ、小さい時結構いじめられてたじゃない?お兄ちゃんその度に守ってくれてさ。」

    「だから、家くらいちょっとは助けてあげよっかなって…ま、アパートなんだけどね。」

    (そういえばこの家も叔父さん(クソ親父の弟)の計らいで借りたんだったな)

    (ちなみに…叔父さんは不動産関係の職だ。バブル期を見事に見抜いて生き抜いてきた賢い人だ。)

    (だがもっとも、叔父さんはちょっと前に亡くなったらしいけどな!(そうとも知らず、家を用意してくれた恩人であるのに連絡が無かったため葬式に出られなかったのが心残りだ))

    (…だからこそ俺への家賃取立てが酷くなったのだが。)

    「じ、じゃあ行くから!」

    「あ、ちょっと待て」(危うく妹やお袋のモン忘れるとこだった。)

    「ダンボール?」

    「これ、お前のモンやお袋のモン…つっても、お袋几帳面だったから、お袋んのは口紅しかないけど…先に、お前に渡しとこうかと思って」

    「あ、ありがと。じゃあ、また明日ね。」

    「…ハッ!まさかお前のアパートも家賃滞納」

    「どっかの馬鹿みたくしてるわけないでしょ!」ガチャン

    49 :

    読みにくい

    50 = 1 :

    「…ったくなんてぇじゃじゃ馬に成長したんだか。可愛くしてればいいものを。」

    「…」(父に殴られ、バイトの上司に怒られ、妹に説教され…)

    (挙句の果てに詐欺か?惨めなもんだな俺って奴は。)

    (思うに、妹と出会い、サッカーに明け暮れ、運動会の司会に張り切っていた小6が俺の全盛期だったんじゃなかろうか。)

    (あー駄目だクソクソ!ネガティブなんて俺の性じゃねぇ!荷物整理でもするか)

    prrrrr ピッ

    「はいもしもし。兄ですが」

    「よおw俺だ」


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