私的良スレ書庫
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元スレ男「隣の家に誰か引っ越してきた。女の子ならいいなぁ」
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トイレ
男「はぁ……」
男「やっぱりなんか変だよな……ここ……」
男「もう来ないほうがいいかも」
トントン
男「もうちょっと待て」
トントン
男「うるせえなぁ」
トントン
男「なんだよ!!」
「あの……」
男「え……」
「紙が無いと思って……」
男「だ、だれ……?」
「貴方こそ……紙の有無を確認してから入ったほうが……」
男「はぁ……」
男「やっぱりなんか変だよな……ここ……」
男「もう来ないほうがいいかも」
トントン
男「もうちょっと待て」
トントン
男「うるせえなぁ」
トントン
男「なんだよ!!」
「あの……」
男「え……」
「紙が無いと思って……」
男「だ、だれ……?」
「貴方こそ……紙の有無を確認してから入ったほうが……」
男「うわー!!!!」ドタドタ
友「―――どうした!?」
男「だ、誰かが……!!」
友「え!?」
男「誰かが……紙を……」
友「どういうことだ?」
男「わかんねえ……」ブルブル
友「トイレか……ちょっと行ってくる」
男「危ないって!!」
友「大丈夫。お前はトイレの前を監視しててくれ」
男「いや……」
友「紙を持ってきてくれるとか優しいじゃん」
男「あのなぁ……」
友「きたら捕まえろ。いいな」
男「……」
友「―――どうした!?」
男「だ、誰かが……!!」
友「え!?」
男「誰かが……紙を……」
友「どういうことだ?」
男「わかんねえ……」ブルブル
友「トイレか……ちょっと行ってくる」
男「危ないって!!」
友「大丈夫。お前はトイレの前を監視しててくれ」
男「いや……」
友「紙を持ってきてくれるとか優しいじゃん」
男「あのなぁ……」
友「きたら捕まえろ。いいな」
男「……」
バタン
男(マジで入りやがった……)
男(どうなっても知らないからな……)
「あの」
男「ひっ!?」
「ご友人もトイレ……ですか?」
男「ど、どこだ……?」
「えっと……」
男「悪戯か……?もういいって……!!」
「紙をどうぞ」
ゴトッ
男「え……」
「お掃除してくれてありがとうございます」
男「だから、どこにいるんだ!?」
「目の前にいますけど……」
男(マジで入りやがった……)
男(どうなっても知らないからな……)
「あの」
男「ひっ!?」
「ご友人もトイレ……ですか?」
男「ど、どこだ……?」
「えっと……」
男「悪戯か……?もういいって……!!」
「紙をどうぞ」
ゴトッ
男「え……」
「お掃除してくれてありがとうございます」
男「だから、どこにいるんだ!?」
「目の前にいますけど……」
男「嘘はいい……」
「いえ……ここにいます」
男「うわー!!!!」
ガチャ!!
友「どうしたぁ!?」
男「あ……あぁ……」
友「なんだよ!?」
男「い、いるって……ここに……」
友「どこに?」
男「だから……ここに!!」
友「いねーじゃん」
男「もう出よう!!やっぱりやばい!!」ダダダッ
友「あ、おい!!まてよ!!」ダダダッ
グゥ~
「……おにぎり……食べてもいいのかな……」
「いえ……ここにいます」
男「うわー!!!!」
ガチャ!!
友「どうしたぁ!?」
男「あ……あぁ……」
友「なんだよ!?」
男「い、いるって……ここに……」
友「どこに?」
男「だから……ここに!!」
友「いねーじゃん」
男「もう出よう!!やっぱりやばい!!」ダダダッ
友「あ、おい!!まてよ!!」ダダダッ
グゥ~
「……おにぎり……食べてもいいのかな……」
外
男「はぁ……はぁ……」
友「おいおい……マジかよ」
男「ここはやばい……もう……こない……はぁ……はぁ……」
友「幽霊か……」
男「あのおっさんを捜して……問い詰めないと……」
友「でも、声は女の子だったんだろ?」
男「ま、まあな……」
友「じゃあ、もう一回行ってみようぜ」
男「呪われたらどうするんだ?!」
友「呪われるならもう呪われてるだろ」
男「ひぃ……」
友「俺はまだ遭遇してないしな。とりあえず、もう一回行ってみる」
男「やめとけって!!」
友「死にはしないだろ」
男「はぁ……はぁ……」
友「おいおい……マジかよ」
男「ここはやばい……もう……こない……はぁ……はぁ……」
友「幽霊か……」
男「あのおっさんを捜して……問い詰めないと……」
友「でも、声は女の子だったんだろ?」
男「ま、まあな……」
友「じゃあ、もう一回行ってみようぜ」
男「呪われたらどうするんだ?!」
友「呪われるならもう呪われてるだろ」
男「ひぃ……」
友「俺はまだ遭遇してないしな。とりあえず、もう一回行ってみる」
男「やめとけって!!」
友「死にはしないだろ」
幽霊にぶっかけて寺の住職にこっぴどく叱られて滝で修行するんですねわかります。
リビング
友「ここにいたんだよな?」
男「あ、ああ……」
友「ふーん。―――あー!」
男「な、なんだよ!?」
友「おにぎりがない」
男「え?」
友「俺の昼飯が……」
男「やっぱり……」
友「もしかしてその幽霊に……?」
男「な?!もういいだろ!?」
友「腹減った……」
男「暢気なやつだな……」
「ご、ごめんなさい……。お腹、すいてて……」
男・友「「えっ?」」
友「ここにいたんだよな?」
男「あ、ああ……」
友「ふーん。―――あー!」
男「な、なんだよ!?」
友「おにぎりがない」
男「え?」
友「俺の昼飯が……」
男「やっぱり……」
友「もしかしてその幽霊に……?」
男「な?!もういいだろ!?」
友「腹減った……」
男「暢気なやつだな……」
「ご、ごめんなさい……。お腹、すいてて……」
男・友「「えっ?」」
「つい、全部……食べてしまいました……」
男「ほら!!聞こえただろ?!」
友「お、おう……」
「あの……申し訳ありません。昨日、非常食も尽きてしまって……」
男「どこだよ……どこから……」ガクガク
友「なんか……この辺から声がするな……」ソーッ
「なんですか?」
友「こっちか……?」
男「おい……やめろって!!」
「やめてください」
友「んん?」
男「なんだよ……やっぱり……幽霊か……?」
「幽霊……?」
友「―――こっちだ!!」バッ
「さっきからなんですか?やめてください」
男「ほら!!聞こえただろ?!」
友「お、おう……」
「あの……申し訳ありません。昨日、非常食も尽きてしまって……」
男「どこだよ……どこから……」ガクガク
友「なんか……この辺から声がするな……」ソーッ
「なんですか?」
友「こっちか……?」
男「おい……やめろって!!」
「やめてください」
友「んん?」
男「なんだよ……やっぱり……幽霊か……?」
「幽霊……?」
友「―――こっちだ!!」バッ
「さっきからなんですか?やめてください」
友「触れられないな……」
男「もういこうぜ」
友「そ、そうだな……」
「あの、待ってください」ガシッ
男「うおぉ!?」
友「なんだ?!」
男「肩を掴まれた……!!」
「えと……お世話……してくれる人ではないのですか?」
男「お、おせわ……?」
「パパからそうきいてますが……」
友「パパ?」
「はい」
男「あのおっさんのことか……?」
「申し訳ありませんが、食材を買ってきてくれませんか?本当に冷蔵庫が空で……」
友「待ってくれ。えっと……幽霊もご飯食べるの?」
男「もういこうぜ」
友「そ、そうだな……」
「あの、待ってください」ガシッ
男「うおぉ!?」
友「なんだ?!」
男「肩を掴まれた……!!」
「えと……お世話……してくれる人ではないのですか?」
男「お、おせわ……?」
「パパからそうきいてますが……」
友「パパ?」
「はい」
男「あのおっさんのことか……?」
「申し訳ありませんが、食材を買ってきてくれませんか?本当に冷蔵庫が空で……」
友「待ってくれ。えっと……幽霊もご飯食べるの?」
「幽霊って誰のことですか?」
男「き、君のことだ……」
「私……ですか?」
友「うん」
「失礼ですね。生きてます。足だってあります」
男「いや……足どころか顔もないじゃないか……」
「あります。地団駄だって踏めます」ドタドタ
友「え……」
男「……」
「なんですか?」
友「透明人間……?」
「はい?」
男「握手……とかできる?」
「はい」ギュッ
男「……」
男「き、君のことだ……」
「私……ですか?」
友「うん」
「失礼ですね。生きてます。足だってあります」
男「いや……足どころか顔もないじゃないか……」
「あります。地団駄だって踏めます」ドタドタ
友「え……」
男「……」
「なんですか?」
友「透明人間……?」
「はい?」
男「握手……とかできる?」
「はい」ギュッ
男「……」
友「俺にもしてくれ」
「はい」ギュッ
友「おぉ!?なんだ!?」
男「い、いる……ここにいる……」
友「すげー!!何だこれ!?」
「握手ですけど」
男「えっと……訳わかんないぞ……」
友「この家の妖精かなにか?」
「妖精って……。言ってる意味がわかりません」
男「いや。俺たちには君が見えないんだけど……」
「パパも見えないって言ってました。私は特別みたいです」
男「……」
男(あのおっさんの持ってた写真の子か……?いや、それにしては手が大きすぎる……)
友「見えないと大変じゃないか?」
「いえ。それほど困りません。いつもパパが面倒を見てくれる人を紹介してくれますから」
「はい」ギュッ
友「おぉ!?なんだ!?」
男「い、いる……ここにいる……」
友「すげー!!何だこれ!?」
「握手ですけど」
男「えっと……訳わかんないぞ……」
友「この家の妖精かなにか?」
「妖精って……。言ってる意味がわかりません」
男「いや。俺たちには君が見えないんだけど……」
「パパも見えないって言ってました。私は特別みたいです」
男「……」
男(あのおっさんの持ってた写真の子か……?いや、それにしては手が大きすぎる……)
友「見えないと大変じゃないか?」
「いえ。それほど困りません。いつもパパが面倒を見てくれる人を紹介してくれますから」
小さいころは見えてたけど
おっきくなって見えなくなったパターンかもな
何にしてもおもしろそす
おっきくなって見えなくなったパターンかもな
何にしてもおもしろそす
男「あのさ……パパに面倒見てもらえばいいんじゃ……」
「パパは忙しいみたいで」
友「じゃあ、ママは?」
「物心ついたときにはもういませんでした。パパがいうには私を産んですぐに死んだと」
友「そう……」
男「だから……いつも世話をしてくれる人を……?」
「はい。でも、こんなにいっぱいお喋りできたのは初めてです。今までの人はご飯を補充して帰っていましたから」
友「だろうなぁ。そもそも居ることに気づいていたかも微妙だしな」
男「そうだな……」
「ところで……あの……食材を……」
友「わかった!!俺が行ってくる!!何がいい?」
「バランスよくお願いします」
友「まかせとけ!!」ダダダッ
男「お、おい!!独りにすんなよ!!」
「私もいますけど」
「パパは忙しいみたいで」
友「じゃあ、ママは?」
「物心ついたときにはもういませんでした。パパがいうには私を産んですぐに死んだと」
友「そう……」
男「だから……いつも世話をしてくれる人を……?」
「はい。でも、こんなにいっぱいお喋りできたのは初めてです。今までの人はご飯を補充して帰っていましたから」
友「だろうなぁ。そもそも居ることに気づいていたかも微妙だしな」
男「そうだな……」
「ところで……あの……食材を……」
友「わかった!!俺が行ってくる!!何がいい?」
「バランスよくお願いします」
友「まかせとけ!!」ダダダッ
男「お、おい!!独りにすんなよ!!」
「私もいますけど」
男「はぁ……」ブルブル
「あの……寒いですか?」
男「……大丈夫」
「インスタントコーヒーならすぐにできますよ?」
男「じゃあ……お願い」
「はい」ペタペタ
男「……」
男(透明人間って……本当かよ……)
男(でも……確かにいるな……)
「……」カチャカチャ
男(マグカップとか浮いてるし……)
「砂糖はおいくつですか?」
男「……二つ」
「いち……に……」ポチャン
男(夢じゃないよな……これ……)
「あの……寒いですか?」
男「……大丈夫」
「インスタントコーヒーならすぐにできますよ?」
男「じゃあ……お願い」
「はい」ペタペタ
男「……」
男(透明人間って……本当かよ……)
男(でも……確かにいるな……)
「……」カチャカチャ
男(マグカップとか浮いてるし……)
「砂糖はおいくつですか?」
男「……二つ」
「いち……に……」ポチャン
男(夢じゃないよな……これ……)
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