元スレ岡部「これが、ストライクウィッチーズの選択だよ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 3 :
………………ビュッ!
岡部「!!!!(接近してきた!!…………え?)」
小型ネウロイ「」ぐるぐるぐるぐる
岡部(俺の周りを回っている!?ええいっ!)ガチャッ!!
…………カチン!!
岡部「………………あ!」
岡部「セーフティが掛かっていたっ……!ああもう!」ガチャガチャ
小型ネウロイ「」コオオオオオオオッ
岡部「これでよしっ!…………って何いっ!?」
岡部「こ、こいつは……人型ネウロイ!?」
53 = 3 :
岡部(先日戦ったネウロイはサーニャの歌を歌っていた……そして今は、人の形になった……)
人型ネウロイ「………………」
岡部(もしかしたらこいつは…………知ろうとしているのか?)
岡部(俺たち、人間を)
岡部(…………右手を、前へ)スッ
人型ネウロイ「」スッ
岡部(…………左手を、挙げる)スッ
人型ネウロイ「」スッ
岡部(…………後ろに、下がる)スッ
人型ネウロイ「」スッ
岡部「……なんだ、お前は俺の真似をしているのか?」
54 = 3 :
人型ネウロイ「」Gyau……♪
……フワッ
岡部「あっ!こらまてっ!……っと、その前に通信を」チャッ
ザザ……ザ……ザザザ……
岡部「……繋がらない?」
岡部「!!!!」ガチャッ!!
岡部(まさかこいつの罠!?…………ッッッ!!!!)
人型ネウロイ「」コオオオオオオッ
岡部(胸から!……コアが……!)
岡部(………………………………もしかしたら)
岡部(俺たちはこいつらと…………ん?)
人型ネウロイ「」じーーっ
55 = 3 :
岡部「?どこを見ているのだ?」
人型ネウロイ「」じーーーーーーっ
岡部「空?」チラッ
岡部「…………………………!!!!!!」
岡部(なんだ!?何か黒い物体が降ってくる!?)
ーーーーーーオオオオオオオオッ!
岡部(…………隕石!?)
ドッ!
バッシャアアアアアアアアンッ!!!
岡部(海に突っ込んだ!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
岡部(上がってくる!!)ガチャッ!
岡部「!!!!!!!!!!!!!!」
岡部「あ……!ああ……!あっ……!」
岡部「こ、こいつは……!……まさか!」
56 = 3 :
岡部「人工…………衛生…………」
.
57 = 3 :
誤字だ
人工衛生
↓
人工衛星
58 = 3 :
岡部「なんで……こいつが……」
岡部「!!」
岡部「おいお前ッ!!こいつが何かわかるのか!?」
人型ネウロイ「……………………」
人型ネウロイ「………………」フルフル
岡部「!!!!」
岡部(首を、横に降った)
岡部(……俺の言葉がわかるのか?)
岡部「…………チッ!!」チャッ!
岡部「ああ俺だ……予想外の事態になった……まさかこんなところでこいつと出会うとはな
……わかっている、むやみやたらに探索をしない方がいいぐらいはな……これも、運命石の扉の選択だというのか……エル・プサイ・コングルゥ」
岡部「…………ふぅ」
……………………プシューッ
岡部「!!!!」
岡部(ハッチが…………開いた……)
59 :
スズさん来るか
60 = 3 :
????「………………」ユラッ
岡部(……………………)
岡部「……………………嘘、だろ?」
岡部「…………なんで、お前がそんな黒いワンピースを着ているんだ……なんで、黒い帽子をかぶっているんだ……なんで、足にそんなもの履いてるんだ……」
岡部「どうして、お前が、ネウロイみたいな格好でここにいるんだ!」
岡部「………………まゆりッ!!!!」
まゆり?「…………………………」
.
61 = 3 :
「「……………………」」
岡部「………………あ」
まゆり?「」コオオオオオッ
岡部(あの胸の輝きは……ネウロイのコア……)
岡部「なあ、まゆり、笑ってくれよ……そんな、仏頂面、全然似合ってないぞ?」
岡部「ほら…………まゆり…………」
岡部「一緒に…………帰ろう」スッ
ガ……ガガ……ガガガ……
63 = 3 :
『何をしているんだ岡部!!!!早くそいつを撃て!!!』
岡部「!!!!ブ、ブシ……坂本ッ!」
「そいつは敵だ!!だから早くしろォ!!!」ゴオオッ!!
岡部(何故だ坂本!?……何故コアだけでこいつをネウロイだと決めつける!?)
岡部「…………ダメだ坂本ッ!こいつは…こいつは撃てないッ!!!」
坂本「ッ!!……もういいっ!お前が撃たないのならーー私が!!!」ガチャン!!!
岡部「や、やめろおおおおおおッ!!!」
「「…………」」ヴンッ!
ーーーーーズドゥッ!!!
岡部「あ……(人型と……『まゆり』が……ビームを!)」
64 = 3 :
岡部「(まずい!)坂本ッ!避けろおおおおおッ!!!」
坂本「ッ!!」ポオオオオッ
ーーーパキン
ーーーーーーボォン!
坂本「ぐっ……ああああああああっ!!!!」
岡部「坂本おおおおおおっ!!!」ガシィッ
「坂本少佐ああああああっ!!」
「坂本さんっ!!」
岡部(くそっ!シールドが役に立っていなかった……!出血がひどい!)
人型ネウロイ「………………」スッ
まゆり?「……………………」スッ
岡部(……まゆりとネウロイが、人工衛星の中に入っていく……)
…………オオオオオオオオオ
ゴッ!!!!!!!
岡部(はは……なんてスピードだ、もう見えなくなった)
66 = 3 :
……………………
ポオオオォォォォ
宮藤「坂本少佐……!目を覚まして!」ポオオオオオッ
ペリーヌ「坂本少佐!!!!」
岡部「……………………クソッ!!」
岡部(俺の……せいだ……俺が……撃たなかったから……)
岡部(………………俺は、撃てたのか?)
岡部(あの人型を…………まゆりを)
岡部(…………なんだよこれ……なんだよこれッ!!)
……………………
ミーナ「美緒…………どうしてっ!……う、ううっ……」
67 = 3 :
ーーー基地内治療室ーーーー
ペリーヌ「坂本少佐!私が!私がついています!だからっ!目を開けてくださいっ!!」
宮藤(坂本さん、坂本さん、坂本さん坂本さん坂本さん!!)ポオオオオオオゥ
岡部「…………………………」
宮藤「うっ……」フラッ
バルクホルン「宮藤、止せ……もう限界だ」
宮藤「は、離してください!!」
岡部「…………………………」
ペリーヌ「…………はと言えば」
ペリーヌ「元はと言えば!あなたが勝手に独断専行をしたから少佐は!……少佐は!」
岡部「……………………」
ペリーヌ「あなたの……あなたのせいでっ!!!!」
68 = 3 :
岡部「…………………………」
バルクホルン「ペリーヌクロステルマンッ!!」
ペリーヌ「!!!」
岡部「………………いいんだ、バルクホルン……ペリーヌの言っていることは正しい……」
岡部「俺の……せいで、坂本は……っ!」
岡部「う、うおおおおおおあああああっ!!!」
「落ち着きなさい!岡部上級大尉!」
岡部「っ!!」
バルクホルン「ミーナ!」
医師「」タタタタッ
ガラガラガラガラガラ……バタン!
ペリーヌ「!!坂本少佐っ!…………どうかっ!ご無事で……っ!」
69 :
ほー
70 = 3 :
ー
ーー
ーーー
ピッ……ピッ……ピッ……ピッ……
宮藤「」ポオオオオオオオオッ!!
岡部「お願いだ……坂本!……死なないでくれ!」
ペリーヌ「……少佐」
ピッ……ピッ……ピッ……
宮藤「」ポオオオオオ……
宮藤「あうっ……」くらっ
宮藤「ううっ…………っこんな時、おばあちゃん達が…いてくれたら……!」
ペリーヌ「!!!何を言ってますの!!これはっ……あなたにしか!」
岡部「……………………」
岡部(俺は、なんて無力なんだ……ッ!)
71 = 3 :
岡部「…………頼むッ!宮藤!お前にしか……お前にしか出来ないことなんだ……!」
宮藤「!!……私にしか出来ないこと」
宮藤「………………ッ!!」コオオオオオオオッ!!
岡部(部屋全体が…………蒼く……!)
ー
ーー
ーーー
医師「………………もう、大丈夫ですよ」
岡部「!!!本当ですかっ!」
医師「ええ、彼女の魔法のおかげです」
ペリーヌ「よ、良かった……」
ミーナ(…………本当に、良かった……美緒)
ミーナ「………………岡部さん、貴方は自室に待機してください」
岡部「っ……了解した」
72 = 3 :
………………
チュン……チュン……
岡部「う……む……っ」
岡部「………………朝、か」
岡部「………………」
岡部(行かなくては、彼女の元に……)
……………………
コンコンッ
「……入れ」
岡部「‼坂本ッ!」ガチャッ!!
坂本「………………お前か」
岡部「よ、良かった……!」
坂本「…………なに、あの程度で死ぬような私ではないさ……それより岡部、こっちに来い」
岡部「あ、ああ」
74 = 3 :
がしっ!
岡部「あ…!(顔を掴まれた……っ!)」
「「……………………」」
坂本「何故、あの時撃たなかった?」
岡部「それは……!」
坂本「人の形をしていたからか?」
岡部「………………………」
坂本「岡部、お前はまだ数えるぐらいしか奴らと戦っていない……人型だからといって、油断してはならんのだ」
岡部「っだが!奴は俺に何もしてこなかった!」
坂本「岡部ッ!!!!」
坂本「それが、奴らのやり方だ!そうやって、お前を罠にかけようとしたんだ!…………ネウロイは、敵なんだ!
肌に色をつけたのだってきっとーーー」
岡部「違うッ!!!!!!」
坂本「っ!」
岡部「あいつはーーーーあいつはッ!!」
75 = 3 :
ー
ーー
ーーー
ミーナ「岡部倫太郎上級大尉……貴方は独断専行の上、上官の命令を無視……これは明らかな軍規違反です……この部隊の司法執行官として質問します」
ミーナ「…………貴方は軍法会議を望みますか?」
岡部「………………ッ」
ミーナ「…………返答がないので望まないと判断……これより岡部倫太郎上級大尉、貴方に10日間の自室謹慎を命じます」
ミーナ「異議は?」
岡部「…………ありま、せん」
76 = 3 :
ー
ーー
ーーー
岡部自室
岡部「………………」
岡部「………………何故、だ」
岡部「何故、お前が………………」
ー
ーー
ーーー
岡部「………………んっ」
岡部「俺は…………寝てたのか」
岡部(………………はっ)
岡部(俺は、何を悩んでいるんだ?)
岡部「俺は……世界の支配構造を変革する狂気のマッドサイエンティスト……鳳凰院凶真だ……」
岡部「この程度の謹慎で……我が道を阻めると思うなッ!」
77 = 3 :
……………………
ハンガー内ーーーーー
岡部(なんとか……抜け出せた)
「岡部さんっ!!」
岡部「!!……宮藤ッ」
宮藤「行くん……ですか?」
岡部「…………ああ」
宮藤「でも!きっと帰ったらもっと厳しい処分にされますっ!」
岡部「それでも……それでも俺は行く」
宮藤「!!!」
岡部「俺は…………納得したいんだ」
宮藤「………………なら」
宮藤「私も連れて行ってください!!」
岡部「!!!!!ッ何を言っているんだお前は!」
79 = 3 :
宮藤「私も知りたいんです!岡部さんがどうして行くのかを!その人型を!!」
岡部「馬鹿野郎!俺に着いていったらお前まで同罪になるんだぞ!!」
宮藤「それでも……それでも知りたいんです!!」
岡部「ッ…………勝手にしろ!!」
宮藤「はいっ!」
ー
ーー
ーーー
ババババババババッ……
ブオオオオオオオンッ
岡部「確かこの辺りなんだが……」
宮藤「…………ふわ~っ綺麗な朝日」
岡部「お前、今頃向こうがえらいことになってんのにお気楽だな……」
宮藤「い、いやっ、つい綺麗な朝日だったから……」
80 :
ほ
81 = 3 :
……………………
「「「「岡部が脱走した~っ?」」」」
リーネ「そ、それに芳佳ちゃんもついていったんですか?」
ミーナ「ええ、私たちは直ちに彼らを追います……これが本部にしれたら大変なことになるわ」
シャーリー「はははっ!倫太郎もやるなぁ!」
エーリカ「さっすがオカリン!私たちに出来ないことを平然とやってのける!」
ルッキーニ(…………チッ!これであの残念章にフラグが……!)
ミーナ「……ペリーヌさんは坂本少佐の看病をお願いします、それ以外の方は直ちにハンガーへ…………では、解散!」
ミーナ(全く扶桑の人はどうしてこうも………)
………………
坂本「はっくしょん!」
ペリーヌ「だ、大丈夫ですか!?」
坂本「……ああ、大丈夫だ」
坂本(………………それが、お前の答えか)
坂本(………………岡部)
84 = 3 :
岡部「……………………むっ!」
宮藤「!!!」
カッーーーブァンッ!
人型ネウロイ「………………」
宮藤「これが人型……!」
岡部「………………まゆりはどこだ!!」
宮藤「えっ?(まゆり……?)」
人型ネウロイ「………………」くるっ
岡部「あっ!おいっ!待て!」
宮藤「!!!岡部さん!あれっ!」
岡部「!!……あ、あれはっ……」
85 = 3 :
……………………
バルクホルン「…………いたっ!」
エーリカ「一緒にいるっ!」
シャーリー「宮藤もだ!!」
ルッキーニ「うえっ!?なにあれっ!?」
ミーナ「ネウロイの…………巣!!」
バルクホルン「ッ!中に入っていくぞ!!」
エーリカ「うっわ本当だ!大丈夫かな?」
シャーリー「…………倫太郎と宮藤なら大丈夫さ、きっとな」
ミーナ「……………………」
86 = 3 :
…………………………
岡部「促されるまま巣に入ったが……大丈夫なのか?本当に」
宮藤「ふわ~雲の廊下みたい」
岡部「お前ってやつは…………」
カッ!!!!
宮藤「!!!!」
岡部「これは……あたりに光の……模様!?」
岡部「ーーーーッ!!!あれは!」
岡部「まゆりっ!!!!」ダッ
まゆり「…………………………」
宮藤「あれって……女の子?」
岡部「おい!返事をしてくれよまゆり!おいっ!」
人型ネウロイ「………………」ユラッ
87 = 3 :
岡部「…………なんで、お前は胸を指差してるんだよ」
人型ネウロイ「……………………」
岡部「まさかまゆりを……撃てって言うのか!?」
人型ネウロイ「……………………」コクッ
岡部「ッ!!!!!!」
岡部「……なん、なんだよ……なんなんだよ一体」
岡部「…………………………」
岡部「…………あ」
岡部(まゆりの体……どんどん冷たくなっている……)
岡部(まるで……死体の様に……)
88 = 3 :
岡部「……………………」
岡部「………………」カチャッ
宮藤「岡部さん!」
岡部「……エル」
岡部「…………プサイ」
岡部「……………………コングルゥ」ガチン
ーーーーータァン
「「…………………………」」
ーーーーーーーーーパキンッ
89 = 3 :
宮藤「…………あっ!」
岡部(まゆりの服が……青色に……戻ってゆく)
まゆり「………………………………ん」
「「!!!!!!!!」」
まゆり「オカ………………リン……………?」
まゆり「……………………」
宮藤「岡部さんっ!」
岡部「安心しろ、気を失っているだけだ」
宮藤「…その人は?」
岡部「…………俺の幼馴染だ」
宮藤「えっ!?それってどういうーーーー」
パッ……パッ……パッ……ォオンッ
90 :
この前のスレ起きたら落ちてたんだけどいくつまでいった?
260まで読んだ
91 = 3 :
岡部「ッ!!これは……映像!?」
宮藤「す、すごい……」
宮藤(あ……坂本少佐が映ってる……)
岡部「………………ん?」
岡部(あれは………人工衛星!……に、ネウロイが突っ込んだ!)
岡部(あ…………)
宮藤(あっという間に、あの大きい機械が……ネウロイに……)
岡部(…………それに、まゆりは巻き込まれたのか)
パッ
岡部(映像が変わった!)
宮藤(これは……ネウロイのコア?………変な器に入ってる)
岡部(む……なんだ?あの、巨大な………)
…………フッ
92 = 3 :
岡部(映像が消えた……!)
「「…………………………」」
岡部「……………………やっぱり」
宮藤「?」
岡部「こいつは、知ろうとしているんだ……俺たち人間を」
宮藤「…………ねぇ、そうなの?」
人型ネウロイ「」スッ
93 = 3 :
宮藤(………手を出してきた)
岡部「宮藤………俺たちは分かり合えるかもしれないんだ……こいつらと」
宮藤「わかり……あう?」
岡部「ああ、そうだ、お互いがお互いを知り、わかり合う……」
宮藤「それは……とっても素敵なことだと思います!」
岡部「そうだろう?……………だから宮藤、お前が示してくれ」
宮藤「えっ?」
岡部「わかりあうことは…………世界は、こんなにも簡単だと言うことを……」
宮藤「………………はいっ!」
94 = 3 :
外出します
再開は残ってたら21時ごろ
やっぱり焼き増しはダレる……先に番外編でオリジナル展開(笑)の方を書くべきだった……
96 = 69 :
うい
97 :
ほ
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