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元スレすずは「オカリンおいたん!」
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すずは「…」プイッ
紅莉栖「うう…」
ダル「あれは助け船ださないと心折れるんじゃね」
岡部「うーむ。不器用なのは知ってたがあれほどか」
ダル「子供できたあと大変そうだなオカリン」
ゆき「そんなことないですよ。母親になれば自然と身につきますし」
紅莉栖「うう…」
ダル「あれは助け船ださないと心折れるんじゃね」
岡部「うーむ。不器用なのは知ってたがあれほどか」
ダル「子供できたあと大変そうだなオカリン」
ゆき「そんなことないですよ。母親になれば自然と身につきますし」
ダル「そーいえば、ゆきも苦労してたっけ…」
ゆき「至さんは鈴羽を溺愛しすぎなんです。もうちょっと父親らしく厳しくしたっていいのに…」
ダル「だってお前にそっくりなんだもん。あれに厳しくとかマジ無理ゲー」
ゆき「も、もう。からかわないでよ」
ダル「ゆきは本当に可愛いなあ」
ゆき「もう、至さんの馬鹿っ///」
岡部(はたから見たバカップルがここまでウザイとは思わなかったな)
ゆき「至さんは鈴羽を溺愛しすぎなんです。もうちょっと父親らしく厳しくしたっていいのに…」
ダル「だってお前にそっくりなんだもん。あれに厳しくとかマジ無理ゲー」
ゆき「も、もう。からかわないでよ」
ダル「ゆきは本当に可愛いなあ」
ゆき「もう、至さんの馬鹿っ///」
岡部(はたから見たバカップルがここまでウザイとは思わなかったな)
すずは「おいたん!」タタタッ
岡部「む…(まずいな…)」
すずは「オカリンおいたん、あそぶ!!」
紅莉栖「倫太郎……ごめんなさい」
岡部「ふっ。いいか、鈴羽…さっきも言ったが俺は鳳凰院凶真で」
すずは「おいたん…」ジワッ
岡部「」
ダル(まああんな言い訳が一回でも子供に通用しただけ奇跡)
岡部(…まゆり、頼んだ)ヒソヒソ
まゆり(いいの?)ヒソヒソ
岡部(わけあって、鈴羽に構えないのは本当なんだ。ついでに紅莉栖に子育てのなんたるかを教えてやってくれ)
まゆり(はぁい☆)
岡部「む…(まずいな…)」
すずは「オカリンおいたん、あそぶ!!」
紅莉栖「倫太郎……ごめんなさい」
岡部「ふっ。いいか、鈴羽…さっきも言ったが俺は鳳凰院凶真で」
すずは「おいたん…」ジワッ
岡部「」
ダル(まああんな言い訳が一回でも子供に通用しただけ奇跡)
岡部(…まゆり、頼んだ)ヒソヒソ
まゆり(いいの?)ヒソヒソ
岡部(わけあって、鈴羽に構えないのは本当なんだ。ついでに紅莉栖に子育てのなんたるかを教えてやってくれ)
まゆり(はぁい☆)
ダル「子育てのなんたるかってまゆ氏、子供いなくね」
岡部「まあ見てろ。ああ見えてやつは、かつて綯という小動物を飼い慣らした強者だ」
ダル「うわっ。懐かしい名前だなー。元気してるんかな綯ちゃん」
岡部「ああ。それはもう立派になってたぞ。色々な」
ダル「ほうほう、詳しく聞こうかオカリン」
ゆき「……」
ダル「じ、冗談だおゆき…そんな目で見ないで」
岡部「と、さあ…まゆりのターンだ」
岡部「まあ見てろ。ああ見えてやつは、かつて綯という小動物を飼い慣らした強者だ」
ダル「うわっ。懐かしい名前だなー。元気してるんかな綯ちゃん」
岡部「ああ。それはもう立派になってたぞ。色々な」
ダル「ほうほう、詳しく聞こうかオカリン」
ゆき「……」
ダル「じ、冗談だおゆき…そんな目で見ないで」
岡部「と、さあ…まゆりのターンだ」
すずは「オカリンおいたん」ジワッ
まゆり「トゥットゥル~☆鈴羽ちゃん、鈴羽ちゃん」
すずは「ぅ…」
まゆり「元気ないねえ、どうしたのかな?」
すずは「……オカリンおいたんにきらわれた…」
岡部()
まゆり「ん~?違うよ、鈴羽ちゃん。オカリンおじさんはねー、鈴羽ちゃんを嫌いになったりしないよ?」
すずは「でも…あそんでくえない……」
まゆり「それはねー、鈴羽ちゃんが大好きだからだよ?」
まゆり「トゥットゥル~☆鈴羽ちゃん、鈴羽ちゃん」
すずは「ぅ…」
まゆり「元気ないねえ、どうしたのかな?」
すずは「……オカリンおいたんにきらわれた…」
岡部()
まゆり「ん~?違うよ、鈴羽ちゃん。オカリンおじさんはねー、鈴羽ちゃんを嫌いになったりしないよ?」
すずは「でも…あそんでくえない……」
まゆり「それはねー、鈴羽ちゃんが大好きだからだよ?」
>>206
お前のIDなんか惜しい
お前のIDなんか惜しい
紅莉栖(……)
すずは「すずが…?」
まゆり「うん。知ってたかなあ?オカリンおじさんはねー、正義の味方なんだよ」
まゆり「すごい組織と日々戦ってるのです」
すずは「…うそだお…。そんなの、ないもん」
まゆり「ホントだよ?
まゆり「……まゆ姉さんもね、昔、オカリンおじさんにいっぱい助けてもらったんだよ?」
岡部(……)
すずは「…まゆねぇたんも?」
まゆり「うん!まゆ姉さん、嘘つかないよ?」
すずは「……うん」
まゆり「じゃじゃーん!これな~んだ!」
すずは「……あ」
すずは「すずが…?」
まゆり「うん。知ってたかなあ?オカリンおじさんはねー、正義の味方なんだよ」
まゆり「すごい組織と日々戦ってるのです」
すずは「…うそだお…。そんなの、ないもん」
まゆり「ホントだよ?
まゆり「……まゆ姉さんもね、昔、オカリンおじさんにいっぱい助けてもらったんだよ?」
岡部(……)
すずは「…まゆねぇたんも?」
まゆり「うん!まゆ姉さん、嘘つかないよ?」
すずは「……うん」
まゆり「じゃじゃーん!これな~んだ!」
すずは「……あ」
紅莉栖(あ)
まゆり「ラボメンピンバッジ~!」パラララーン
すずは「そえ…しってる」
すずは「すずももってる!!」
まゆり「うん。持ってるよね。オカリンがあげたんだよ?」
まゆり「それはね。オカリンおじさんが大好きだよーって言ったひとにあげたバッジなの」
まゆり「オカリンおじさんから『ラボメン』のみ~んなにくれたとっても大事なバッジなんだよ」
まゆり「これを持ってるっていうことは……オカリンが鈴羽ちゃんを大好きってことなんだよ?」
まゆり「ラボメンピンバッジ~!」パラララーン
すずは「そえ…しってる」
すずは「すずももってる!!」
まゆり「うん。持ってるよね。オカリンがあげたんだよ?」
まゆり「それはね。オカリンおじさんが大好きだよーって言ったひとにあげたバッジなの」
まゆり「オカリンおじさんから『ラボメン』のみ~んなにくれたとっても大事なバッジなんだよ」
まゆり「これを持ってるっていうことは……オカリンが鈴羽ちゃんを大好きってことなんだよ?」
岡部(あいつ、ちゃんと持っててくれたのか…)
ダル「……そんな顔してるけど。言っとくけど俺もなくしてないからな」
岡部「!お……おう」
ゆき(倫太郎さん嬉しそうですね)フフッ
紅莉栖「……」
まゆり「だからオカリンがすずはちゃんを嫌いになるなんて絶対ないよ」ナデナデ
まゆ「ね。オカリンはツンデレさんだから、時々意地悪するだけなのです」ナデナデ
岡部(意地悪でもないんだがなあ…)
すずは「……うん」
まゆり「機嫌がなおったらお姉さんにぎゅー!」
すずは「…ぎゅー!」ギュッ
まゆり「えへへへ」ギュッ
ダル「……そんな顔してるけど。言っとくけど俺もなくしてないからな」
岡部「!お……おう」
ゆき(倫太郎さん嬉しそうですね)フフッ
紅莉栖「……」
まゆり「だからオカリンがすずはちゃんを嫌いになるなんて絶対ないよ」ナデナデ
まゆ「ね。オカリンはツンデレさんだから、時々意地悪するだけなのです」ナデナデ
岡部(意地悪でもないんだがなあ…)
すずは「……うん」
まゆり「機嫌がなおったらお姉さんにぎゅー!」
すずは「…ぎゅー!」ギュッ
まゆり「えへへへ」ギュッ
紅莉栖(は~。まゆり凄いなあ)
紅莉栖(それに引き換え私は……)ハァ
まゆり「じゃあ、今度は紅莉栖お姉さんに代わりましょー!」
紅莉栖「えっ」
すずは「まきせくりす……」
すずは「……こわい」
紅莉栖「こ、こわい…」
まゆり「怖くないよ?だって、ね?紅莉栖ちゃんもね?」
紅莉栖「え?え?あ……えと?」
まゆり「えへへ」クイッ
紅莉栖「あ…あー、あー、うん」
紅莉栖「……」ゴソゴソ
紅莉栖「ん」キラッ
すずは「!」
紅莉栖(それに引き換え私は……)ハァ
まゆり「じゃあ、今度は紅莉栖お姉さんに代わりましょー!」
紅莉栖「えっ」
すずは「まきせくりす……」
すずは「……こわい」
紅莉栖「こ、こわい…」
まゆり「怖くないよ?だって、ね?紅莉栖ちゃんもね?」
紅莉栖「え?え?あ……えと?」
まゆり「えへへ」クイッ
紅莉栖「あ…あー、あー、うん」
紅莉栖「……」ゴソゴソ
紅莉栖「ん」キラッ
すずは「!」
>>214
でも惜しいな
でも惜しいな
すずは「……すずとおんなじ」
紅莉栖「……うん」シャガミ
紅莉栖「同じ。このバッジを持ってる人はみんな同じ気持ちでつながってる」
紅莉栖「………」
紅莉栖「私は鈴羽ちゃんが大好き」
すずは「う……」
紅莉栖「すずはちゃんは……おばたん、嫌い?」
すずは「……」
すずは「きらいじゃ、ない……」
紅莉栖「うん…」
すずは「でも、こわい」
紅莉栖「どうしてかな?」
すずは「………」
すずは「…わかんない」
紅莉栖「……うん」シャガミ
紅莉栖「同じ。このバッジを持ってる人はみんな同じ気持ちでつながってる」
紅莉栖「………」
紅莉栖「私は鈴羽ちゃんが大好き」
すずは「う……」
紅莉栖「すずはちゃんは……おばたん、嫌い?」
すずは「……」
すずは「きらいじゃ、ない……」
紅莉栖「うん…」
すずは「でも、こわい」
紅莉栖「どうしてかな?」
すずは「………」
すずは「…わかんない」
岡部(――リーディング・シュタイナー……)
岡部(別の世界線の、鈴羽の記憶。小さなほつれ…)
岡部(…なるほど。もしかしたら目的がわかったよ……未来の俺)
岡部(俺が鈴羽の相手をし続けると…この出来事がなかったことになる)
岡部(紅莉栖と鈴羽のわだかまりをなくすためのイベント…)
岡部(……ふっ。流石だぞ未来の俺よ………!)
~未来~
?「えーーっくし!!!」
??「どうした、いきなりクシャミなんぞ」
?「ごめんなんか急にむずがゆくなって…なんでかしら」
岡部(別の世界線の、鈴羽の記憶。小さなほつれ…)
岡部(…なるほど。もしかしたら目的がわかったよ……未来の俺)
岡部(俺が鈴羽の相手をし続けると…この出来事がなかったことになる)
岡部(紅莉栖と鈴羽のわだかまりをなくすためのイベント…)
岡部(……ふっ。流石だぞ未来の俺よ………!)
~未来~
?「えーーっくし!!!」
??「どうした、いきなりクシャミなんぞ」
?「ごめんなんか急にむずがゆくなって…なんでかしら」
??「…そういえばお前、例のDメール装置はちゃんと廃棄したのか?」
?「うん。一回きりの約束だったしね」
??「……あれは危険だからな。それにしても、一体なんの用事だったん――」
???「おじさーん!!」
??「お?――じゃないか」
???「へへっ。遊びに来ちゃった!」スリスリ
??「おいおい。あんまりくっつくなよ」
???「んー?でも顔赤いよー、おじさん」プニプニ
??(オゥ……なんて豊かな胸…柔らかな肌。若いっていいなあ)
?(ぐぬぬ……)
?「うん。一回きりの約束だったしね」
??「……あれは危険だからな。それにしても、一体なんの用事だったん――」
???「おじさーん!!」
??「お?――じゃないか」
???「へへっ。遊びに来ちゃった!」スリスリ
??「おいおい。あんまりくっつくなよ」
???「んー?でも顔赤いよー、おじさん」プニプニ
??(オゥ……なんて豊かな胸…柔らかな肌。若いっていいなあ)
?(ぐぬぬ……)
~現在~
紅莉栖「…鈴羽ちゃん、ぎゅー、はダメ?
すずは「…」
紅莉栖「おばたん、ぎゅーってしたいなあ。鈴羽ちゃん大好きだから」
紅莉栖「だめ?」
すずは「……」プイッ
すずは「………」
すずは「おばたん、すずはのこと、好き?」
紅莉栖「うん。大好き」
すずは「……」
すずは「…きょかする」
紅莉栖「ぎゅー!」ギュッ
鈴羽「きゃう///」
岡部(結果オーライだな、うん)
ダル(鈴羽まじ天使鼻血でるた、たまらん!)
ゆき(よかったね、鈴羽)ニコニコ
紅莉栖「…鈴羽ちゃん、ぎゅー、はダメ?
すずは「…」
紅莉栖「おばたん、ぎゅーってしたいなあ。鈴羽ちゃん大好きだから」
紅莉栖「だめ?」
すずは「……」プイッ
すずは「………」
すずは「おばたん、すずはのこと、好き?」
紅莉栖「うん。大好き」
すずは「……」
すずは「…きょかする」
紅莉栖「ぎゅー!」ギュッ
鈴羽「きゃう///」
岡部(結果オーライだな、うん)
ダル(鈴羽まじ天使鼻血でるた、たまらん!)
ゆき(よかったね、鈴羽)ニコニコ
まゆり(よかったよ~、紅莉栖ちゃん)ニコニコ
まゆり「やっぱり笑顔が一番だよぉ」エヘヘ
まゆり「……それじゃあオカリン、ダルくん、ゆきさん紅莉栖ちゃん、鈴羽ちゃん」
まゆり「私はそろそろ帰るね」
紅莉栖「え?」
岡部「もうか?」
ダル「もちょっとゆっくりしてけばいいのに」
まゆり「えへへ。実はこれからデートなのです」
岡部「っぐ!?」
ダル「!!」
まゆり「だからまゆしぃは帰ります!!」
まゆり「やっぱり笑顔が一番だよぉ」エヘヘ
まゆり「……それじゃあオカリン、ダルくん、ゆきさん紅莉栖ちゃん、鈴羽ちゃん」
まゆり「私はそろそろ帰るね」
紅莉栖「え?」
岡部「もうか?」
ダル「もちょっとゆっくりしてけばいいのに」
まゆり「えへへ。実はこれからデートなのです」
岡部「っぐ!?」
ダル「!!」
まゆり「だからまゆしぃは帰ります!!」
紅莉栖(oh...)
岡部「あ、相手は誰だまゆりぃ!!」
まゆり「ん?あれ……?ホントに知らないの、オカリン?」
岡部「えっ」
まゆり「んー。聞いてないのかあ……じゃあ…やっぱり、秘密です」
岡部「おまっ」
まゆり「まったね~!」ブンブン
岡部「あ、おいまゆり待ておい、あー!」
ダル「相変わらずマイペースだったお」
紅莉栖(それにしてもまゆりの口振り、気になるわね……『ホントに知らないの?』って)
紅莉栖(……ま、プライベートな問題よね)
岡部「あ、相手は誰だまゆりぃ!!」
まゆり「ん?あれ……?ホントに知らないの、オカリン?」
岡部「えっ」
まゆり「んー。聞いてないのかあ……じゃあ…やっぱり、秘密です」
岡部「おまっ」
まゆり「まったね~!」ブンブン
岡部「あ、おいまゆり待ておい、あー!」
ダル「相変わらずマイペースだったお」
紅莉栖(それにしてもまゆりの口振り、気になるわね……『ホントに知らないの?』って)
紅莉栖(……ま、プライベートな問題よね)
まゆり「……あ、着信きてる」
ピリリリリリ…
まゆり「……」
ピッ
まゆり「あ、……うん。いま行くとこだよ~」
まゆり「…うん。みんな元気だった」
まゆり「ホントに来なくてよかったの?」
まゆり「……そっかあ。えへへ…」
まゆり「……うん」
まゆり「オカリンはモテモテだねえ♪えっへへ」
まゆり「わかった。すぐに行くね」
まゆり「…るかくん」
ピッ♪
ピリリリリリ…
まゆり「……」
ピッ
まゆり「あ、……うん。いま行くとこだよ~」
まゆり「…うん。みんな元気だった」
まゆり「ホントに来なくてよかったの?」
まゆり「……そっかあ。えへへ…」
まゆり「……うん」
まゆり「オカリンはモテモテだねえ♪えっへへ」
まゆり「わかった。すぐに行くね」
まゆり「…るかくん」
ピッ♪
~お風呂~
紅莉栖『ほら、鈴羽ちゃん!まーつーの!』
鈴羽『やー!頭洗うのやー!』
紅莉栖『うりゃー!』バシャーン
鈴羽『きゃー!!』バシャーン
ダル「……」
岡部「……」
ダル「鈴羽まじ天使」
岡部「このやり取りは体に毒だな色んな意味で」
ダル「光って唸って爆熱しますよね。まじゴッドフィンガー」
岡部「意味不明だが。…というかよかったのか、風呂まであんな無遠慮に借りて」
ゆき「泊まっていかれるんですから遠慮はいりませんよ」
紅莉栖『ほら、鈴羽ちゃん!まーつーの!』
鈴羽『やー!頭洗うのやー!』
紅莉栖『うりゃー!』バシャーン
鈴羽『きゃー!!』バシャーン
ダル「……」
岡部「……」
ダル「鈴羽まじ天使」
岡部「このやり取りは体に毒だな色んな意味で」
ダル「光って唸って爆熱しますよね。まじゴッドフィンガー」
岡部「意味不明だが。…というかよかったのか、風呂まであんな無遠慮に借りて」
ゆき「泊まっていかれるんですから遠慮はいりませんよ」
すずは「おいたんお風呂あがったー!」ポカポカ、ダダダダ!
岡部「ちょっ」
ダル「んおっほ!」
ゆき「こら、鈴羽!服は着なさ……もう!
紅莉栖『す、すみませーん。体拭いてる途中で逃げちゃって~』
ダル「紅莉栖!!いまそっち連れてくから!!!待っててくれぉ!!」
岡部「おい」
ゆき「至さん!!」
<ギャー!
岡部「ちょっ」
ダル「んおっほ!」
ゆき「こら、鈴羽!服は着なさ……もう!
紅莉栖『す、すみませーん。体拭いてる途中で逃げちゃって~』
ダル「紅莉栖!!いまそっち連れてくから!!!待っててくれぉ!!」
岡部「おい」
ゆき「至さん!!」
<ギャー!
紅莉栖「さ、髪の毛乾かしましょーね」ブオオ
すずは「んー」ブオオ
紅莉栖「……」ブオオ
すずは「ぎゅー!」ブオオ
紅莉栖「はいはい、むぎゅ~」ブオオ
すずは「♪」ブオ
ダル「なにあの親子。オカリンといいまじ嫉妬」
オカリン「お前子煩悩発言ばっかだな……」
ゆき(鈴羽もすっかりなついたみたい)ニコニコ
すずは「んー」ブオオ
紅莉栖「……」ブオオ
すずは「ぎゅー!」ブオオ
紅莉栖「はいはい、むぎゅ~」ブオオ
すずは「♪」ブオ
ダル「なにあの親子。オカリンといいまじ嫉妬」
オカリン「お前子煩悩発言ばっかだな……」
ゆき(鈴羽もすっかりなついたみたい)ニコニコ
~夜~
ダル「そんじゃ、部屋はこっち使ってなー」
ゆき「おやすみなさい…ほら、鈴羽、おやすみなさいは?」
すずは「……」
紅莉栖「おやすみ、鈴羽ちゃん
オカリン「また明日な」
すずは「……」
すずは「…やだ。おいたんたちと一緒に寝る!」
ゆき「こら、鈴羽?」
すずは「やだ!」
すずは「…おばたんとおいたんと一緒に寝う…」
紅莉栖(鈴羽ちゃんまじ天使。娘にしたい)
岡部(これは娘にしたい)
ダル(二人の目が怖いぉ…)
ダル「そんじゃ、部屋はこっち使ってなー」
ゆき「おやすみなさい…ほら、鈴羽、おやすみなさいは?」
すずは「……」
紅莉栖「おやすみ、鈴羽ちゃん
オカリン「また明日な」
すずは「……」
すずは「…やだ。おいたんたちと一緒に寝る!」
ゆき「こら、鈴羽?」
すずは「やだ!」
すずは「…おばたんとおいたんと一緒に寝う…」
紅莉栖(鈴羽ちゃんまじ天使。娘にしたい)
岡部(これは娘にしたい)
ダル(二人の目が怖いぉ…)
紅莉栖「いいよ。一緒に寝よう、鈴羽ちゃん」
すずは「!!うん!」
ゆき「いいんですか?」
紅莉栖「ええ。いいわよね、倫太郎も?」
オカリン「ああ。せっかくこう言ってくれてるんだしな」
すずは「えへへ」ニコニコ
ダル(パパにすらあんな素敵な笑顔向けないのに……悔しい、でも)ビクンビクン
すずは「!!うん!」
ゆき「いいんですか?」
紅莉栖「ええ。いいわよね、倫太郎も?」
オカリン「ああ。せっかくこう言ってくれてるんだしな」
すずは「えへへ」ニコニコ
ダル(パパにすらあんな素敵な笑顔向けないのに……悔しい、でも)ビクンビクン
紅莉栖「電気消すよー」カチッ
岡部「ああ。おやすみ」
紅莉栖「おやすみなさい」
すずは「すずも寝る~」ゴロン
岡部「川の字だな」
紅莉栖「ホントね」クスッ
すずは「おいたん、おばたん…ぎゅー……」
紅莉栖「甘えん坊だね、鈴羽は。ぎゅっ」
岡部「つくづく顔はゆきさん似でよかったよ。むぎゅっ」
すずは「……zzz」
紅莉栖(寝るの早っ)ヒソヒソ
岡部(子供だからな)ヒソヒソ
紅莉栖(……子供かあ……)ヒソヒソ
岡部(………うむ)
紅莉栖(………)
紅莉栖(おやすみ、倫太郎…)
岡部(ああ。おやすみ……紅莉栖)
岡部「ああ。おやすみ」
紅莉栖「おやすみなさい」
すずは「すずも寝る~」ゴロン
岡部「川の字だな」
紅莉栖「ホントね」クスッ
すずは「おいたん、おばたん…ぎゅー……」
紅莉栖「甘えん坊だね、鈴羽は。ぎゅっ」
岡部「つくづく顔はゆきさん似でよかったよ。むぎゅっ」
すずは「……zzz」
紅莉栖(寝るの早っ)ヒソヒソ
岡部(子供だからな)ヒソヒソ
紅莉栖(……子供かあ……)ヒソヒソ
岡部(………うむ)
紅莉栖(………)
紅莉栖(おやすみ、倫太郎…)
岡部(ああ。おやすみ……紅莉栖)
――翌日。
ゆきさんお手製の朝食を馳走になったあと、
俺は紅莉栖とともに玄関先で見送られていた。
こんなにあっという間に過ぎた1日は久しぶりだった
ダル「昨日はよく眠れたみたいだね」
ゆき「鈴羽もよかったね…ん?」
すずは「………」
すずは「……おいたんたち、もう、帰る?」ジワッ
ダル「朝から元気ないと思ったら、やっぱりそういうことか」
すずは「………やだ。うう、う…」
ゆきさんお手製の朝食を馳走になったあと、
俺は紅莉栖とともに玄関先で見送られていた。
こんなにあっという間に過ぎた1日は久しぶりだった
ダル「昨日はよく眠れたみたいだね」
ゆき「鈴羽もよかったね…ん?」
すずは「………」
すずは「……おいたんたち、もう、帰る?」ジワッ
ダル「朝から元気ないと思ったら、やっぱりそういうことか」
すずは「………やだ。うう、う…」
岡部「鈴――」
紅莉栖「鈴羽ちゃん」
岡部(ん)
すずは「くりす、おばたん……行っちゃ…やだ………えぐっ」
すずは「う……うぇ……ひっく…」
紅莉栖「泣かない泣かない。ほら、ぎゅー!」
すずは「えうううう」ぎゅー…
紅莉栖「……」ナデナデ
紅莉栖「鈴羽ちゃん」
岡部(ん)
すずは「くりす、おばたん……行っちゃ…やだ………えぐっ」
すずは「う……うぇ……ひっく…」
紅莉栖「泣かない泣かない。ほら、ぎゅー!」
すずは「えうううう」ぎゅー…
紅莉栖「……」ナデナデ
紅莉栖「鈴羽ちゃん、バッジ持ってる?」
すずは「……うん」キラッ
紅莉栖「それはね。みんなが鈴羽ちゃんのことを大好きって意味だ、ってまゆりお姉さんから聞いたよね?」
すずは「……うん」
紅莉栖「それは離れてたって一緒。おじさんもおばさんも鈴羽ちゃんのことを大・大・大好き」
紅莉栖「だから…泣かないの、ね?」
すずは「……」
すずは「……」ズビーッ
すずは「……うん」
紅莉栖「また必ず会いに来るから、絶対ね
すずは「……うん!」
岡部(………)
岡部(俺が出るまでもなかったな)フッ
すずは「……うん」キラッ
紅莉栖「それはね。みんなが鈴羽ちゃんのことを大好きって意味だ、ってまゆりお姉さんから聞いたよね?」
すずは「……うん」
紅莉栖「それは離れてたって一緒。おじさんもおばさんも鈴羽ちゃんのことを大・大・大好き」
紅莉栖「だから…泣かないの、ね?」
すずは「……」
すずは「……」ズビーッ
すずは「……うん」
紅莉栖「また必ず会いに来るから、絶対ね
すずは「……うん!」
岡部(………)
岡部(俺が出るまでもなかったな)フッ
ダル「下まで送ってかなくていい?」
岡部「いらんいらん。また鈴羽が泣き出したら困るからな」
ダル「そか」
岡部「おう
ダル「またな~」
ゆき「お元気で」
すずは「!!!」ブンブン
別れを惜しむように彼らに背を向け、マンションのエレベーターへと乗り込んだ。
扉が閉まると奇妙な安堵感があふれでて、俺は大きなため息をついた
岡部「ははっ。鈴羽のやつ、腕がちぎれるんじゃないかってぐらい振ってたな」
紅莉栖「ホントね」クスッ
岡部「いらんいらん。また鈴羽が泣き出したら困るからな」
ダル「そか」
岡部「おう
ダル「またな~」
ゆき「お元気で」
すずは「!!!」ブンブン
別れを惜しむように彼らに背を向け、マンションのエレベーターへと乗り込んだ。
扉が閉まると奇妙な安堵感があふれでて、俺は大きなため息をついた
岡部「ははっ。鈴羽のやつ、腕がちぎれるんじゃないかってぐらい振ってたな」
紅莉栖「ホントね」クスッ
エレベーター内は静かで、下降音だけが淡々と響いていた。
紅莉栖「……ねえ、岡部…」
岡部「ん?どうした――って、おい!お前が泣いてどうする!」
紅莉栖「だってぇ……ううう…鈴羽ちゃん…可愛くて……まじ天使で…」
岡部「あー、あー、わかったから…ほれ、ハンカチ」
紅莉栖「ん」ズビーッ
岡部(思いっきり鼻かんだよこいつ)
紅莉栖「……ねえ、岡部…」
岡部「ん?どうした――って、おい!お前が泣いてどうする!」
紅莉栖「だってぇ……ううう…鈴羽ちゃん…可愛くて……まじ天使で…」
岡部「あー、あー、わかったから…ほれ、ハンカチ」
紅莉栖「ん」ズビーッ
岡部(思いっきり鼻かんだよこいつ)
紅莉栖「はあ……うん。また来ようね、岡部」
岡部「ああ」
紅莉栖「次、二人で来られるのは……いつかな」
岡部「……」
ふむ。
岡部「なあ、紅莉栖」
紅莉栖「ん?」
岡部「……子供、作るか」
紅莉栖「……」
紅莉栖「ふぇ!?」
岡部「ああ」
紅莉栖「次、二人で来られるのは……いつかな」
岡部「……」
ふむ。
岡部「なあ、紅莉栖」
紅莉栖「ん?」
岡部「……子供、作るか」
紅莉栖「……」
紅莉栖「ふぇ!?」
紅莉栖「でででで、でも…」
岡部「いや、もちろん、色々考えないといけないがな。住む場所やら仕事やら。お前の研究だって忙しいだろうし」
岡部「…でも、そろそろ本格的に考えてもいいんじゃないかな」
岡部「な?」
紅莉栖「う、うん…」
紅莉栖「………」
紅莉栖「――そう、だね……」
エレベーターを降りて、マンションの外へ。
まだまだ気温は低いが、紅莉栖と身をよせあえば温かくもなる。
岡部「いや、もちろん、色々考えないといけないがな。住む場所やら仕事やら。お前の研究だって忙しいだろうし」
岡部「…でも、そろそろ本格的に考えてもいいんじゃないかな」
岡部「な?」
紅莉栖「う、うん…」
紅莉栖「………」
紅莉栖「――そう、だね……」
エレベーターを降りて、マンションの外へ。
まだまだ気温は低いが、紅莉栖と身をよせあえば温かくもなる。
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