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    元スレ愛「765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりです!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - アイドルマスター + - キンタマの裏側 + - 日高愛 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    P「……まあ、次から気をつけてくれればいいから。使いたい時はちゃんと言ってくれよ」

    「はい……あ、あのっ」

    P「ん?」

    「ホントにごめんなさい! でも、あたし謝りますから!」

    「プロデューサーさんの言うこと、何でもしますから! だから……」

    「キライに……ならないで、ください……」


    やだな。あたし、泣きそう……すっかりプロデューサーさんに依存してる。
    よく言われるんです。あたしは元気な分、逆にへこみやすいって。


    P「……なるわけないだろ? これくらいのことでさ」

    「ホントですか!?」

    P「お、おう……」

    53 = 1 :

    P「愛ちゃんってすっごく元気だけど、へこむ時も激しそうだよね」

    「えっ? なんでわかるんですか!?」

    P「……ついでに、復活も早いって言われない?」

    「あ、はい! 涼さんや絵理さんにも言われました!」

    P「だろうねー」


    プロデューサーさんが納得したような顔でうなずいてます。
    あたしって、そんなにわかりやすい性格かなぁ?


    P「まぁ、そこがいいんだけど」

    「……プロデューサーさん、何か言いましたか?」

    P「…………なんでもない」

    54 :

    きてたあああああああ

    55 = 1 :

    プロデューサーさんと仲直りした後は、また一緒にテレビを観てました。
    時代劇の再放送がやってたのでなんとなく観てたんですけど、あたしって結構こういうの好きなんですよね!


    「あっ、危ない!」

    「ダメっ、そっちは……あっ、あっ」

    「お……おぉー!!」

    「いけー! てやー!」


    その時、『ごん!』っていうすごい音がしました。

    なんだろー? って思って横を見たら、プロデューサーさんが顔を押さえてうずくまってました。
    なんか夢中で拳を振り回してたら、プロデューサーさんの顔に当たっちゃったみたいです……!?


    P「うぐぐ……か、顔が……」

    「ご、ごめんなさいプロデューサーさん! 濡れたタオル持ってきますね!」

    56 :

    あれ?デジャヴ?

    57 = 36 :

    >>10
    スレタイ速報ですね。こういうの増えたなぁ。

    >>40,42
    なんだコピペかよ

    58 = 1 :

    水で濡らしたタオルをプロデューサーさんに渡しました。
    またやっちゃった……もうやだ! なんでこうなっちゃうんだろう……


    P「あ、ありがとう。心配ないよ、意外と丈夫だから」

    「救急車呼ばなくていいですか!?」

    P「呼ばなくていいです!」

    「……そうですか? はぁぁぁ。ごめんなさい、プロデューサーさん……」

    P「もういいって。誰だって調子の悪い日くらいある」

    「それは、そうかもしれませんけど……」

    P「もう今日は寝よう。いろいろあって疲れただろ?」

    「……そう、ですね」


    体はぜんぜん疲れてないけど……なんだか精神的に疲れちゃいました。
    だから今日はもう、プロデューサーさんの言う通りおやすみすることにします。

    59 = 1 :

    「……あれ? そういえばプロデューサーさん」

    P「なんだ?」

    「あたし、どこで寝ればいいんですか?」

    P「そりゃもちろん……あ!?」


    プロデューサーさん、なんだかすごくビックリしてます。
    あたし、またなにか変なコト言ったかな?


    P「しまった……愛ちゃんの分の布団、用意するの忘れてた!」

    「えっ?」

    P「……どうしよう」

    60 :

    待ってた

    61 = 1 :

    「あたし、床でいいですよ?」

    P「ダメだ! 夜は冷えるんだ、床なんかで寝たら風邪ひくだろ」

    「じゃあ……」

    P「俺が床で寝るよ」

    「それもダメです! そしたらプロデューサーさんが風邪引いちゃいますよー!」

    P「でも、それしかないって。愛ちゃんに風邪なんか引かせたら石川社長に殺されるよ」

    「うう……」


    あたし、幼妻の練習をしてるってことは、一応奥さんってことです。
    旦那さんを床で寝かせるなんて、やっていいことじゃないですよね……?

    62 :

    舞さんなら余裕で旦那を床で寝かせそう

    63 = 1 :

    「……あっ!」


    閃きましたー! 1つだけ、2人が風邪をひかなくていい方法がありますっ!

    ……でも、これってすっごくイケナイことのような気がします。
    あたし、ヘンな女の子だって思われないかなあ……


    「……あの、プロデューサーさん」

    P「ん?」

    「とりあえずお布団は、1つはあるんですよね?」

    P「ああ。俺が普段使ってるヤツだけど」

    「じゃあ……プロデューサーさん」


    「…………あたしと、寝てくれませんか?」

    64 :

    木曜くらいにやってたやつか
    しえん

    65 = 1 :

    P「………………」


    あれっ。プロデューサーさん、『はとがまめでっぽーくらった』みたいな顔してる。
    もしもーし、プロデューサーさん?


    P「……ハッ!?」

    「プロデューサーさん、大丈夫ですか?」

    P「あ、ああ……『寝る』ってそういう意味じゃないよな。愛ちゃんの言うことだし」

    「あーっ! なんだか分からないけどプロデューサーさん、今バカにしたー!」

    P「し、してないしてない! 俺が勝手に勘違いしてただけです、ハイ!」

    「……勘違いって何ですか? あたし、一緒に寝たいって言っただけですよっ」

    P「だよなー、俺はうっかり……」


    P「……い、いやぁ!? それもまずいんじゃないのかな!?」

    66 = 1 :

    「だいじょーぶですっ! ママだってお風呂は別々ですけど、たまに一緒に寝てますし!」

    P「そういう問題じゃなく、倫理的にだな」

    「リンリテキ?」

    P「……あぁ、もう! どう説明すればいいんだ?」

    「…………なんだかよくわかりませんけど、早く寝ましょう! お布団はここですか?」

    P「いや、そこじゃなくてあっちの押入れ。て、なに話進めてんの!?」

    「こっちかあー! おりゃー!」


    押入れからお布団を取り出すと、ぺったんこになった敷き布団と、薄目の掛け布団が出てきました。
    きっとこれ、かなり長い間干してないんだろうなあ。明日にでも干しておこうっと!

    67 = 1 :

    「ふぁぁ……お布団見たら、急に眠くなってきちゃいました」

    P「あ、そう。もういいや……俺は床で」

    「そうはいきませんよっ! えいっ!」

    P「おう!?」


    あたしはプロデューサーさんの腕を引っ張って、揃ってお布団に倒れこみました。
    これなら意固地になってるプロデューサーさんも、あたしと一緒に寝てくれますよね!


    P「ヴォアアァァァ!! ち、近い近い近い!」

    「なにがですか?」

    P「な、なにって……!!」

    69 = 1 :

    P「か、顔とか、体とか! くっつきすぎだろ!?」

    「かお…………」


    そう言われて、改めてプロデューサーさんの顔を見てみると。
    確かに、すっごく近くって。まるでドラマのキスシーンみたいな……


    「…………ふぇっ?」


    ……あ、あれっ。なんだろうこれ。顔、熱くなってきた!?
    おっ、おかしいなー!? あたし、一緒に寝るとか全然平気なはずなのに!?


    P「……ほら。愛ちゃん、顔真っ赤になってるし」

    「ぷ、プロデューサーさんだって真っ赤じゃないですかー」

    P「いやいや、愛ちゃんの方が……」

    「いえいえ、プロデューサーさんの方が……」

    70 = 28 :

    しえん

    71 :

    おお来てた

    73 = 1 :

    P「こ、こんな状態で一緒に寝るのか?」

    「は、はいっ!」


    もうここまで来たら引けません!
    あたしだって、ちっぽけだけどプライドくらいありますっ!


    P「そ、そうか。そこまで言うなら、俺も腹をくくるよ」

    「それじゃあ……プロデューサーさん?」

    P「……ああ。ほら、布団かけるよ」

    「あ……は、はいっ」


    プロデューサーさんが、優しく布団をかけてくれました。
    1つ分のお布団に、2人はちょっと入れないです。だから、あたしは……


    「ぷ、プロデューサーさん……嫌だったら、言ってくださいね?」

    P「え…………うぉ」


    プロデューサーさんに、ぎゅっと抱きついてみました。
    こうすればお布団にも入れますし。何よりも、プロデューサーさんがあったかいから……

    74 :

    こないだのどうなったんだっけ、と思ったら

    75 = 1 :

    P「おいっ、さすがにこれは……」

    「………………う」


    お、落ち着いてみたらすっごい恥ずかしいよー!
    なんでいつも勢いでやっちゃうの、あたしのバカぁー!


    P「『水平リーベ僕の船』……ぶつぶつ……」

    「……プロデューサーさん。なにつぶやいてるんですか?」

    P「こ、この状態は男にとっちゃ拷問なんだ。煩悩を打ち払うために関係ないことを……」

    「ぼんのーって……えっ?」


    も、もしかしてプロデューサーさん。
    あたしに……こんなちんちくりんのあたしなんかに、その…… う、嘘だよね!?

    76 :

    くっ

    77 = 1 :

    「プロデューサーさん、あの……」

    P「『なんと立派な平城京』……ぶつぶつ……」

    「……もー、プロデューサーさんったら。いいもんっ。おやすみなさい!」


    なんだか相手をしてもらえなさそうだったので、もう寝ちゃいます。
    ちょっとくらいお話してから寝たかったのに……

    それにしても。プロデューサーさんはもしかしてあたしのこと、少し意識してたのかな……


    P「……え、その体勢のまま寝るの? 俺、抱きつかれてると身動きとれないんだけど」

    「知りませんっ。あたしの抱き枕になってください」

    P「…………まったく」


    あ……頭、なでなでされてる。気持ちいいです……


    ……ぜんぜん違いました。意識してるのは、あたしの方……
    一緒に寝るくらいなんでもないと思ってたのに、気がついたら真っ赤になって、こんなことして。

    あたし……本当に、プロデューサーさんのお嫁さんに、なりたい、な…………zzz……

    80 = 64 :

    ここからか

    81 = 1 :

    ―――翌朝。

    延々と眠り続けていたあたしは、元気な雀たちの鳴き声で目を覚ましました。


    「…………ん……っ」

    「ふぁぁ……あれ? ここ、あたしの部屋じゃない……」


    知らない天井が、あたしの目に入ってきました。

    ……昨日、何かあったんだっけ? 寝起きで頭がボーッとしててよく思い出せない。
    それよりさっきからあたし、何か抱き抱えてる。なんだろう、抱き枕かな。


    P「zzz……」

    「………………」


    ……え? 男の人?

    あ、あたし男の人と一緒に寝てるの!?
    しかもすっごい抱きついちゃってるし! なっ、なんでぇー!?

    82 = 1 :

    P「……ん。あ、おはよ……愛ちゃん」

    「あ…………」


    お、思い出しました!
    そういえばあたし、765プロのプロデューサーさんの家にお泊まりに来てたんでした。

    しかも一緒に寝ようって言ったのは、あたしだった!
    あぁー! 思い出してきた! い、一気に眠気なんか吹っ飛んじゃったよー!


    「……お、おはようございますっ」

    P「いま何時ぃ~?」

    「え、えーと。10時半ですね」

    P「10時半ね~。10時半……」


    P「……え。今日って、平日?」

    「はい。そうですよ?」

    83 :

    アイマスよく分かんないから
    参考画像下さい

    84 = 1 :

    P「うぎゃあああああ!! 遅刻だあああああああ!!」

    「お、落ち着いてくださいっ!」

    P「落ち着いてられないって! 目覚ましかけ忘れてたんだ……早く支度しないと!」


    そっか。765プロだとプロデューサーは毎日事務所に行かなきゃいけないんだ。
    876プロは結構自由だから、尾崎さんはよく午後から事務所に来てるけど。


    P「今からだとどんなに急いでも出社は11時過ぎ……定時の9時から2時間も遅刻だ」

    「あ、そういえば朝ごはんは……」

    P「ごめんいらない! そっちの背広取って!」

    「はっ、はい!」


    壁にかかっていた背広一式を取って、プロデューサーさんに渡しました。
    プロデューサーさんは受け取ると同時に寝巻きを脱ぎ始め……

    ……ちょ、ちょっと! もしかしてプロデューサーさん、ここで着替えるつもりですか!?

    85 = 18 :

    まなかのこ

    86 :

    →は雄だから

    87 :

    りゅんりゅん♪

    88 = 1 :

    「きゃあっ!?」

    P「あ……ご、ごめん! でも急ぎなんだって!」

    「あたし、あっち向いてますっ」

    P「……助かります。って、愛ちゃんも急がなくていいの?」

    「今日のお仕事は夕方からなので!」


    後ろのプロデューサーさんに元気よく返事するあたし。
    夕方からはCMの撮影があるんです。カップラーメンのCMだったかなあ。


    P「そっか。それじゃあ留守番頼むな。訪問販売は居留守でいいから」

    「はいっ、わかりました!」


    ドタバタと慌ただしく着替えるプロデューサーさん。
    プロデューサーさんが出かけたらあたしも着替えよっと!

    89 = 1 :

    P「よし、オッケー! 歯磨きは事務所でいいか……」

    「忘れ物無いですかっ?」

    P「無いと思う……よし、行ってき」

    「あっ、プロデューサーさん!」

    P「なに!? まだ何か……」


    急いでるのにごめんなさい、プロデューサーさん。
    あたしはプロデューサーさんの首元に手をやり、紺色のネクタイをキュッと締め直しました。


    「もう、ずれてましたよっ! 気をつけて行ってらっしゃい!」

    P「お……い、行ってきます」

    「はいっ」

    91 = 1 :

    「プロデューサーさんも出かけたことだし……あたしはお掃除するよー!」


    昨日軽くお掃除したけど、実はこの部屋、まだあまり片付いてないんです。
    掃除機かけたりお布団干したり、色々やることありそう!


    「まず窓を開けて、テーブルや棚を拭いて、掃除機かけて……」

    「それから洗濯もしないと。プロデューサーさんの服、昨日のお掃除で洗濯かごに入れっぱなしだし」

    「あっ。静かにお掃除しないとお隣りさんに迷惑かかっちゃう……」


    あたしは普段、お掃除やお洗濯もママと分担してやってます。
    でも一人暮らしだと、お仕事もあるのに一人で全部やらないといけないんですね。

    せっかくあたしがいるんだから、ここはあたしが活躍しないと!


    「この際だからトイレもお風呂もキレイにしちゃいます!」

    「ごまえー♪ ごまえー♪ がんばーってーゆっきまっしょー♪」


    あっ、そういえばお掃除するときって、よくベッドの下に1円玉やなくした本が落ちてるんですよね。
    何か見つけたら、分かりやすいようにテーブルの上に置いておこうっと!

    93 :

    愛さん それ以上イケナイ

    94 = 50 :

    性癖暴露大会はっじまっるよー

    95 = 28 :

    おいやめろ

    96 = 64 :

    おいやめろ

    97 = 1 :

    【876プロ事務所】


    「おはようございまーす!」

    絵理「おはよう。もう夕方だよ?」

    「あっ、そうでした。涼さんは来てないんですか?」

    絵理「涼さんは……さっき夢子さんに呼ばれて、出ていった?」

    「夢子さんが来てたんですか?」

    絵理「うん。涼さんに大事な話があるって」

    「えっ!?」


    桜井夢子さんは、涼さんのモトカノです。
    今はフリーのアイドルやってるって聞きましたけど、なんでウチの事務所に……

    98 = 1 :

    もしかして夢子さん、涼さんとヨリを戻そうとしてるんじゃ!?


    「絵理さん、落ち着いてる場合じゃないですよ!」

    絵理「……どうして?」

    「だって、このままだと涼さん取られちゃいますよっ!」

    絵理「あ……それなら、心配ない?」

    「ええっ!?」


    心配ないわけないよー! 夢子さんが今でも涼さんのこと好きだったらどうするの!?
    もうっ、絵理さんはぜんぜん分かってない!

    涼さんはさっき出ていったばかりみたいだから、事務所を出たところにいるかも!
    急ごう、あたしがなんとかしないと!

    99 = 1 :

    夢子「はい、涼」

    「ありがとう夢子ちゃん。わざわざ届けに来てくれて」

    夢子「べ、別にいいわよ。他の用事のついでよ、ついで」


    いたー!!
    涼さんと……夢子さん!!


    「ダメぇぇぇぇ!!」

    夢子「え、なに……ごふぅっ!?」


    あたしは、渾身のタックルを夢子さんにヒットさせました!
    が、勢いのついたあたし達は、2人揃ってアスファルトの上に叩きつけられて……


    「うう……い、痛いよー!」

    夢子「つぅ……! い、痛いってあんたね! それはこっちのセリフよ!」

    100 = 1 :

    「愛ちゃん、夢子ちゃん!」

    夢子「あたたっ、背中打ってるし……どういうつもりよあんたは!」

    「うぅ、だって夢子さん! 涼さんを取るなんてダメですよー!」

    夢子「……は?」

    「僕を取るって……何の話?」

    「……あ、あれ?」

    絵理「愛ちゃん。たぶん、誤解してる?」

    「絵理ちゃん!」


    絵理さん。いつの間にか絵理さんも事務所から出てきたみたいです。
    あたしが誤解してるって、どういうことだろう?


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