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元スレ音無「最近また寒くなってきたな」
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>>50
音無「そういやさっき日向からメール来ていたな」
音無「…ふと思ったんだが、これで岩沢に連絡取れるんじゃないか?」
音無「なんでもっと早く考え付かなかったんだ、俺!?」
音無「そもそも日向からメール来なければ考え付かなかっただろうし、この件は感謝しておくか」
―――
日向「ぶへぇっくしょい!」
遊佐「日向さん、風邪ですか?」
日向「いや、どっかで誰かが『日向くんかっこいいー!』って噂でもしてるんだろ」
遊佐「……そうですね」
日向「その哀れみを含んだ目を止めてください、俺が悪ぅございましたァ!」
―――
音無「思い返したらアイツに連絡するの初めてか」
音無「俺は前線、あっちは陽動部隊で共通点も少なかったしな」
音無「こうして絡むってのも珍しいのか…?」
音無「ま、いいや。簡素にこれでいいだろ」
【件名】
無題
【内容】
今どこにいるんだ?
音無「送信送信、っと」
音無「思い返したらアイツに連絡するの初めてか」
音無「俺は前線、あっちは陽動部隊で共通点も少なかったしな」
音無「こうして絡むってのも珍しいのか…?」
音無「ま、いいや。簡素にこれでいいだろ」
【件名】
無題
【内容】
今どこにいるんだ?
音無「送信送信、っと」
音無「さて、岩沢本人だけではなくメールまで待つことになったワケだが」
音無「うん、アレだ」
音無「……暇だ」
< prrr prrr prrr
音無「おっ! なんだ、思ったよりも返事が早いじゃないか」
音無「どれどれ、『もうすぐ着く』的な内容だといいんだけれど」
From:ユイ
【件名】
しっつもーん!
【内容】
先輩、うっす!(≡゚∀゚≡) 今日ひなっち先輩と一緒ですか!?( ´ω`)σ
音無「岩沢以外のヤツから連絡とは予想外だった……」
音無「うん、アレだ」
音無「……暇だ」
< prrr prrr prrr
音無「おっ! なんだ、思ったよりも返事が早いじゃないか」
音無「どれどれ、『もうすぐ着く』的な内容だといいんだけれど」
From:ユイ
【件名】
しっつもーん!
【内容】
先輩、うっす!(≡゚∀゚≡) 今日ひなっち先輩と一緒ですか!?( ´ω`)σ
音無「岩沢以外のヤツから連絡とは予想外だった……」
音無「とりあえず返信だな」
【件名】
無題
【内容】
今日は一緒じゃない。
期待に副えなくて悪いな。
学園内には居るから、探してみるといいんじゃないか。
音無「送信、っと」
【件名】
あざーっす!
【内容】
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
音無「凄い返事が返ってきた……」
【件名】
無題
【内容】
今日は一緒じゃない。
期待に副えなくて悪いな。
学園内には居るから、探してみるといいんじゃないか。
音無「送信、っと」
【件名】
あざーっす!
【内容】
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
音無「凄い返事が返ってきた……」
音無「ついでに岩沢のことを聞いてみるか」
【件名】
無題
【内容】
岩沢見てないか?
音無「送信、っと」
< prrr prrr prrr
音無「お、返事早いな」
【件名】
Re:
【内容】
ギター担いでどこかに向かってましたよー(≡゚∀゚≡)
音無「……『ありがとう』、っと」
【件名】
無題
【内容】
岩沢見てないか?
音無「送信、っと」
< prrr prrr prrr
音無「お、返事早いな」
【件名】
Re:
【内容】
ギター担いでどこかに向かってましたよー(≡゚∀゚≡)
音無「……『ありがとう』、っと」
音無「とりあえずこっちには来ているみたいだな」
音無「……はぁ、寒みぃ」
< prrrrrr prrrrrr
音無「……電話?」
音無「はい、もしもし」
< 悪いな、遅くなって
音無「……そう思っているならコーヒーくらい奢ってもいいんじゃないか」
< 記憶無し男の財布を貸してくれたら考えてもいいかな
音無「……全く」
音無「軽口叩いているヒマがあれば早く来てくれよ、岩沢」
音無「……はぁ、寒みぃ」
< prrrrrr prrrrrr
音無「……電話?」
音無「はい、もしもし」
< 悪いな、遅くなって
音無「……そう思っているならコーヒーくらい奢ってもいいんじゃないか」
< 記憶無し男の財布を貸してくれたら考えてもいいかな
音無「……全く」
音無「軽口叩いているヒマがあれば早く来てくれよ、岩沢」
岩沢「いや、もう少しだけ待ってくれ」
音無「どうかしたのか?」
岩沢「ネタを見つけたんだ」
音無「何の?」
岩沢「新曲の」
音無「…そりゃユイが聞いたら喜びそうなフレーズだな」
岩沢「今度の曲は凄いことになるよ、なんてったって…」
音無「?」
岩沢「天使の恋を題材にするからね」
音無「ハァ!?」
音無「どうかしたのか?」
岩沢「ネタを見つけたんだ」
音無「何の?」
岩沢「新曲の」
音無「…そりゃユイが聞いたら喜びそうなフレーズだな」
岩沢「今度の曲は凄いことになるよ、なんてったって…」
音無「?」
岩沢「天使の恋を題材にするからね」
音無「ハァ!?」
岩沢「聞いて驚け、記憶無し男」
音無「もう充分驚いているんだが」
岩沢「今から数十分前、屋上に向かう途中で天使の姿を見かけたんだ」
音無「……なぁ、その話長くなりそうか? 温かいところで喋らないか?」
岩沢「いいから聞けって。普段なら気にも留めないところなんだけれど、今日のアタシは気が乗って」
音無「乗って?」
岩沢「尾行してみたんだ」
音無「どんな気の乗り方だよ!?」
音無「もう充分驚いているんだが」
岩沢「今から数十分前、屋上に向かう途中で天使の姿を見かけたんだ」
音無「……なぁ、その話長くなりそうか? 温かいところで喋らないか?」
岩沢「いいから聞けって。普段なら気にも留めないところなんだけれど、今日のアタシは気が乗って」
音無「乗って?」
岩沢「尾行してみたんだ」
音無「どんな気の乗り方だよ!?」
岩沢「いや、もしかしたら何か新しいネタでもあるかなと思ってさ」
音無(新曲作成のために尾行とは、想像以上の音楽○チだな…)
岩沢「で、だな」
音無「はいはい」
岩沢「天使がどういう行動をしているのかついて行ってみたら…!」
音無「?」
岩沢「校舎裏で男と会っていたんだ!」
音無「!?」
音無(新曲作成のために尾行とは、想像以上の音楽○チだな…)
岩沢「で、だな」
音無「はいはい」
岩沢「天使がどういう行動をしているのかついて行ってみたら…!」
音無「?」
岩沢「校舎裏で男と会っていたんだ!」
音無「!?」
音無「か、かなでが男と校舎裏で…!?」
岩沢「ああ、これは紛れもない事実だ」
音無「あ、あのかなでが…本当なのか!?」
岩沢「記憶無し男。事実は小説よりも奇なり、だ。 By ビリー・ジョエル」
音無「いや、それっぽく言っても流石に最後のは嘘だろ」
岩沢「冗談はさておき…驚け、記憶無し男」
音無「こ、これ以上の驚愕することが待っているのか!?」
岩沢「その待っていた男というのが、だな…」
音無「……」ゴクリ
岩沢「音無LOVE男だったんだ」
音無「……は?」
岩沢「いや、だからアイツだよ。生徒会副会長の」
音無「直井、か?」
岩沢「ああ、そんな名前だったか」
音無「はい、解散解散。早く屋上に来いよ、待ってるから」
岩沢「ああ、これは紛れもない事実だ」
音無「あ、あのかなでが…本当なのか!?」
岩沢「記憶無し男。事実は小説よりも奇なり、だ。 By ビリー・ジョエル」
音無「いや、それっぽく言っても流石に最後のは嘘だろ」
岩沢「冗談はさておき…驚け、記憶無し男」
音無「こ、これ以上の驚愕することが待っているのか!?」
岩沢「その待っていた男というのが、だな…」
音無「……」ゴクリ
岩沢「音無LOVE男だったんだ」
音無「……は?」
岩沢「いや、だからアイツだよ。生徒会副会長の」
音無「直井、か?」
岩沢「ああ、そんな名前だったか」
音無「はい、解散解散。早く屋上に来いよ、待ってるから」
岩沢「急につれなくなったな」
音無「そりゃあの二人は生徒会の会長と副会長だし、一緒にいて当然だろ」
岩沢「……言われてみれば」
音無「それに、今日は何やら生徒会で美化作業っぽいのも行なってるみたいだし。
校舎裏に居たのも、多分掃除用具を出していたんだろ」
岩沢「そういえば竹箒やちりとりを手に持っていた気がする」
音無「……むしろその構図で、彼氏彼女の事情と勘繰ったお前の発想が凄げぇよ」
岩沢「もしかしたらあるかも知れないだろ、竹箒とちりとり持ってデートに行くカップルも」
音無「居てたまるかそんなモン!」
音無「そりゃあの二人は生徒会の会長と副会長だし、一緒にいて当然だろ」
岩沢「……言われてみれば」
音無「それに、今日は何やら生徒会で美化作業っぽいのも行なってるみたいだし。
校舎裏に居たのも、多分掃除用具を出していたんだろ」
岩沢「そういえば竹箒やちりとりを手に持っていた気がする」
音無「……むしろその構図で、彼氏彼女の事情と勘繰ったお前の発想が凄げぇよ」
岩沢「もしかしたらあるかも知れないだろ、竹箒とちりとり持ってデートに行くカップルも」
音無「居てたまるかそんなモン!」
岩沢「なんだ、無駄な時間使っちゃったな」
音無「そういうなって、どうせ今日ヒマだったんだし良い時間つぶしが出来たじゃないか」
岩沢「ま、そう思う事にしておくよ」
音無「ああ、それがいい」
岩沢「アンタも大分待たせちゃったね」
音無「構わないさ。どうせヒマだったんだし」
岩沢「暇人同士で良かったよ、ホント」
音無「全くだ」
音無「……なぁ、岩沢」
岩沢「何?」
音無「付き合うのもいいけれど、もう昼も近いし温まる意味合い兼ねて食堂に行かないか?」
岩沢「ああ、もうそんな時間? それじゃあ食堂でご飯食べてからにしようか」
音無「そういうなって、どうせ今日ヒマだったんだし良い時間つぶしが出来たじゃないか」
岩沢「ま、そう思う事にしておくよ」
音無「ああ、それがいい」
岩沢「アンタも大分待たせちゃったね」
音無「構わないさ。どうせヒマだったんだし」
岩沢「暇人同士で良かったよ、ホント」
音無「全くだ」
音無「……なぁ、岩沢」
岩沢「何?」
音無「付き合うのもいいけれど、もう昼も近いし温まる意味合い兼ねて食堂に行かないか?」
岩沢「ああ、もうそんな時間? それじゃあ食堂でご飯食べてからにしようか」
【in 食堂】
音無「…なぁ」
岩沢「なに?」
音無「NPCの視線が痛いんだが」
岩沢「ああ、そりゃきっと気のせいだよ」
音無「そっか、それならいいんだが」
ヒソヒソ……ヒソヒソ……
(岩沢さんの彼氏かな?)
(やだ、なんか格好良くない?)
(俺の、俺の岩沢さんに彼氏がいたなんて……!)
(岩沢さんの対面にいる男、月夜の晩だけと思うなよ)
(音無すわぁぁぁん! 悪辣たる天使にこき使われて大変でしたー! でも僕頑張ってますよー!)
音無「ほら絶対気のせいじゃないって! しかも最後あたりなんか凄い聞き覚えある声がしたぞオイ!」
岩沢「全く。 静かにご飯くらい食べなよ、記憶無し男」
音無「…なぁ」
岩沢「なに?」
音無「NPCの視線が痛いんだが」
岩沢「ああ、そりゃきっと気のせいだよ」
音無「そっか、それならいいんだが」
ヒソヒソ……ヒソヒソ……
(岩沢さんの彼氏かな?)
(やだ、なんか格好良くない?)
(俺の、俺の岩沢さんに彼氏がいたなんて……!)
(岩沢さんの対面にいる男、月夜の晩だけと思うなよ)
(音無すわぁぁぁん! 悪辣たる天使にこき使われて大変でしたー! でも僕頑張ってますよー!)
音無「ほら絶対気のせいじゃないって! しかも最後あたりなんか凄い聞き覚えある声がしたぞオイ!」
岩沢「全く。 静かにご飯くらい食べなよ、記憶無し男」
< おっとなっし、さぁぁぁぁ~ん♪
音無「ん?」
直井「音無さん、今日二度も会えるなんて奇遇ですね! これはきっと運命にも似た何かでしょう!
午前中に蓄積された疲労も、白日の如き気概を漂わせる音無さんと共に居られるだけで癒えてしまいます!」
音無「は、はは…お疲れさん」
直井「ん?」
岩沢「よっ」
直井「なんだ、愚民。気安く僕に話しかけるんじゃない」
岩沢「音無LOVE男は相変わらずだね」
直井「らぶお!?」
岩沢「そういえばアンタ、天使と校舎裏で何していたの?」
直井「なっ……貴様、見ていたのか」
岩沢「ん? まぁね、たまたま居合わせただけ」
音無(ホントは尾行していたんだけれどな……)
音無「ん?」
直井「音無さん、今日二度も会えるなんて奇遇ですね! これはきっと運命にも似た何かでしょう!
午前中に蓄積された疲労も、白日の如き気概を漂わせる音無さんと共に居られるだけで癒えてしまいます!」
音無「は、はは…お疲れさん」
直井「ん?」
岩沢「よっ」
直井「なんだ、愚民。気安く僕に話しかけるんじゃない」
岩沢「音無LOVE男は相変わらずだね」
直井「らぶお!?」
岩沢「そういえばアンタ、天使と校舎裏で何していたの?」
直井「なっ……貴様、見ていたのか」
岩沢「ん? まぁね、たまたま居合わせただけ」
音無(ホントは尾行していたんだけれどな……)
岩沢「見ていたのか、とは意味深だね」
直井「全く、神の笑顔をあそこまで安く売ることになろうとは…」
音無「ああ、『校内ゴミなしスマイル運動』だったか」
岩沢「それにしても人気の無い校舎裏で何していたのさ?」
音無「そりゃ確かに気になるな」
直井「あー…掃除です」
岩沢「本当は?」
直井「なんだ、しつこいぞ貴様! 神が掃除だと言ったら掃除に決まっているだろう!」
音無「まぁまぁ、岩沢。直井にも話したくない理由があるんだろ」
直井「お、音無さぁぁぁん~……!」
岩沢「で、何してたの?」
直井「さっきの会話の流れを聞いていなかったのか貴様…!?」
直井「全く、神の笑顔をあそこまで安く売ることになろうとは…」
音無「ああ、『校内ゴミなしスマイル運動』だったか」
岩沢「それにしても人気の無い校舎裏で何していたのさ?」
音無「そりゃ確かに気になるな」
直井「あー…掃除です」
岩沢「本当は?」
直井「なんだ、しつこいぞ貴様! 神が掃除だと言ったら掃除に決まっているだろう!」
音無「まぁまぁ、岩沢。直井にも話したくない理由があるんだろ」
直井「お、音無さぁぁぁん~……!」
岩沢「で、何してたの?」
直井「さっきの会話の流れを聞いていなかったのか貴様…!?」
岩沢「いいじゃない、減るものじゃないし」
直井「愚民と話すだけで俗物さが纏わりつく。すなわち神の気品が減っていくんだ」
音無「…こりゃもう話さないとグイグイ来そうだな。
なぁ、直井。話せる部分まででいいから話してみないか?」
直井「あ、え、お、音無さんが言うなら…」
岩沢「さ、話してみて」
直井「言っておくが貴様に話すわけじゃない、その辺りは勘違いしないように」
音無「で、校舎裏で何していたんだ?」
直井「…………ぉ……ぅ、 ……す」
岩沢「ん?」
音無「ち、小さくて聞こえなかった。もう一回頼む」
直井「で、ですから、天使に言われて……その、わ、笑い顔の練習を、させられていたんです」
岩沢「営業マンなの、あんた?」
直井「貴様はしばらく口を謹んでおくべきだ」
直井「愚民と話すだけで俗物さが纏わりつく。すなわち神の気品が減っていくんだ」
音無「…こりゃもう話さないとグイグイ来そうだな。
なぁ、直井。話せる部分まででいいから話してみないか?」
直井「あ、え、お、音無さんが言うなら…」
岩沢「さ、話してみて」
直井「言っておくが貴様に話すわけじゃない、その辺りは勘違いしないように」
音無「で、校舎裏で何していたんだ?」
直井「…………ぉ……ぅ、 ……す」
岩沢「ん?」
音無「ち、小さくて聞こえなかった。もう一回頼む」
直井「で、ですから、天使に言われて……その、わ、笑い顔の練習を、させられていたんです」
岩沢「営業マンなの、あんた?」
直井「貴様はしばらく口を謹んでおくべきだ」
音無「な、なんでまたそんな練習を」
直井「話せば長いのですが…」
岩沢「いいよ、どうせ私たちもヒマしていたし」
直井「だから貴様には聞いていないと何度言ったら…」
音無「まぁまぁ。聞くだけなら出来るから話してくれよ」
直井「コホン、実はですね…」
直井「話せば長いのですが…」
岩沢「いいよ、どうせ私たちもヒマしていたし」
直井「だから貴様には聞いていないと何度言ったら…」
音無「まぁまぁ。聞くだけなら出来るから話してくれよ」
直井「コホン、実はですね…」
―――
天使「直井くん、笑い方がぎこちないわ」
直井「そ、そうでしょうか?」
天使「もっと笑ったほうがいい」
直井(無表情の貴方が言っても説得力が…いや、何も言うまい)
天使「良かったら、笑い顔の練習に付き合うわ」
直井「あ、い、いえ、大丈夫です! 全然大丈夫ですから!
ほら、笑顔もこのとおり!」
天使「また笑顔が引きつってる」
直井(このタイミングで笑顔とか無理に決まって言うだろう…)
天使「…ちょっとこっちに来て」
直井「え、あ、ちょっと、待ってください、まだ掃除の業務が……!」
天使「大丈夫。元から学園にゴミなんて滅多に落ちていないから」
直井「それじゃあ掃除する意味ほとんど無いじゃないですかぁぁぁぁぁぁーーー!」
―――
天使「直井くん、笑い方がぎこちないわ」
直井「そ、そうでしょうか?」
天使「もっと笑ったほうがいい」
直井(無表情の貴方が言っても説得力が…いや、何も言うまい)
天使「良かったら、笑い顔の練習に付き合うわ」
直井「あ、い、いえ、大丈夫です! 全然大丈夫ですから!
ほら、笑顔もこのとおり!」
天使「また笑顔が引きつってる」
直井(このタイミングで笑顔とか無理に決まって言うだろう…)
天使「…ちょっとこっちに来て」
直井「え、あ、ちょっと、待ってください、まだ掃除の業務が……!」
天使「大丈夫。元から学園にゴミなんて滅多に落ちていないから」
直井「それじゃあ掃除する意味ほとんど無いじゃないですかぁぁぁぁぁぁーーー!」
―――
直井「と、いうワケです」
岩沢「話すと短いね」
直井「貴様はあれか、神へ挑戦状を叩きつけまくっているなら受けて立とうじゃないか」
音無「まぁまぁ。何にせよ色々大変だったんだな」
直井「労いのお言葉、誠に有難う御座います…音無さぁぁ~ん♪」
天使「…結弦?」
直井「!?」ビクッ
音無「お、かなで。お前も昼食か」
天使「……ちょっと遅くなったけれど、今から食べるわ」
音無「丁度いいや、一緒に食おうぜ。お前らもいいだろ?」
直井「え!? お、音無さんがそう仰るならば」
岩沢「天使と昼食か。ふふっ、ゆりが聞いたら卒倒しそうだね」
岩沢「話すと短いね」
直井「貴様はあれか、神へ挑戦状を叩きつけまくっているなら受けて立とうじゃないか」
音無「まぁまぁ。何にせよ色々大変だったんだな」
直井「労いのお言葉、誠に有難う御座います…音無さぁぁ~ん♪」
天使「…結弦?」
直井「!?」ビクッ
音無「お、かなで。お前も昼食か」
天使「……ちょっと遅くなったけれど、今から食べるわ」
音無「丁度いいや、一緒に食おうぜ。お前らもいいだろ?」
直井「え!? お、音無さんがそう仰るならば」
岩沢「天使と昼食か。ふふっ、ゆりが聞いたら卒倒しそうだね」
天使「そうだ。直井くん、これを」
直井「え、あ、あの、これは…?」
岩沢「うわっ、これってまさか……」
音無「見ているだけで辛味が伝わってくる麻婆豆腐だな……」
天使「清掃活動を手伝ってくれたお礼よ」
直井「そ、それなら他の生徒会の連中にも…」
天使「みんな普段お弁当だから、彼らには別の形で還元するわ」
直井「あ、いえ、僕は生徒会副会長として当然の事をしただけですので、これは受け取れま…」
天使「……?」
直井「……有り、難く、食べさせて、頂きます!」
音無(直井、苦労しているんだな……)
直井「え、あ、あの、これは…?」
岩沢「うわっ、これってまさか……」
音無「見ているだけで辛味が伝わってくる麻婆豆腐だな……」
天使「清掃活動を手伝ってくれたお礼よ」
直井「そ、それなら他の生徒会の連中にも…」
天使「みんな普段お弁当だから、彼らには別の形で還元するわ」
直井「あ、いえ、僕は生徒会副会長として当然の事をしただけですので、これは受け取れま…」
天使「……?」
直井「……有り、難く、食べさせて、頂きます!」
音無(直井、苦労しているんだな……)
音無「じゃあ俺はA定食」
岩沢「アタシは肉うどん」
天使「二人のも美味しそうね」
音無「そ、そっちのマーボー豆腐も凄いな…」
直井「………」
岩沢「凄い汗かいているぞ、お前」
直井「集中しているんだ、邪魔をしないでくれ……」
音無(こうしてゆっくり時間が流れていくのも、悪くない)
音無(…平和だなぁ)
< グァァァァァー! シ、シタガ…モエテイル……ッ
< オイシイ?
< ウワァ…アレタベタラ ウタエナクナリソウ…
音無(…うん、平和だ)
岩沢「アタシは肉うどん」
天使「二人のも美味しそうね」
音無「そ、そっちのマーボー豆腐も凄いな…」
直井「………」
岩沢「凄い汗かいているぞ、お前」
直井「集中しているんだ、邪魔をしないでくれ……」
音無(こうしてゆっくり時間が流れていくのも、悪くない)
音無(…平和だなぁ)
< グァァァァァー! シ、シタガ…モエテイル……ッ
< オイシイ?
< ウワァ…アレタベタラ ウタエナクナリソウ…
音無(…うん、平和だ)
目が覚めても残っていたら、ダラダラと続きを。
保守や感想のレスは励みになります。感謝!
保守や感想のレスは励みになります。感謝!
これでいいのか?
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
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16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
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