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元スレ女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」

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――…
ザッ ザッ
女「結構キツイ勾配だな……」ンショ
女「やっぱり山道は大変……ん?」
【古びた建物】
女「あれは……金髪さんが言っていた"高台の建物"?」
女「大分遠くにあるな……でも、まあいいか」
女「触らぬなんたらに祟り無しってね」
女「……山の天気は変わりやすいっていうし…」
女「進められる内に進んで置いた方が良さそうだ」
――…
ジャー!! ジャーッ!!
女「スコールだ……バケツを引っくり返したとかそういう形容じゃ足りないくらいの猛烈な雨…」
女「どこか雨宿り出来そうなところ……」チラ
【高台の建物】
①雨宿りに入る
②進む
>>106
ザッ ザッ
女「結構キツイ勾配だな……」ンショ
女「やっぱり山道は大変……ん?」
【古びた建物】
女「あれは……金髪さんが言っていた"高台の建物"?」
女「大分遠くにあるな……でも、まあいいか」
女「触らぬなんたらに祟り無しってね」
女「……山の天気は変わりやすいっていうし…」
女「進められる内に進んで置いた方が良さそうだ」
――…
ジャー!! ジャーッ!!
女「スコールだ……バケツを引っくり返したとかそういう形容じゃ足りないくらいの猛烈な雨…」
女「どこか雨宿り出来そうなところ……」チラ
【高台の建物】
①雨宿りに入る
②進む
>>106
――…
ギィ…
女「すみませーん」
シーン…
女「だれもいないのかな…」
女「……廃屋ってことか」
ダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
女「っ!」
女「なんの音d ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
女「ちょっと、五月蝿…ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
女「耳gダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
ダンダンダンダンダンダンダンダンダン女「で、出ないと……」ダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
ダンダンダンダンダンダンダンダンダン女「あ、あれ鍵が……」ガチャガチャッ ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!!!!!!
ギィ…
女「すみませーん」
シーン…
女「だれもいないのかな…」
女「……廃屋ってことか」
ダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
女「っ!」
女「なんの音d ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
女「ちょっと、五月蝿…ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
女「耳gダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
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ダンダンダンダンダンダンダンダンダン女「あ、あれ鍵が……」ガチャガチャッ ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!!!!!!
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダあーあンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダだから忠告したのにンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダねえンダンダンダンダンダンダンダンダン子供はダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
『何人欲しい?』
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダだから忠告したのにンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダねえンダンダンダンダンダンダンダンダン子供はダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン
ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン!!!!!
『何人欲しい?』
うわああああああああああああああ
いやていうか面白い
じわじわくる怖さは好物だわ
いやていうか面白い
じわじわくる怖さは好物だわ
八重歯へ。
私からの近況報告が手紙という形になってしまいすみません。
はやくに戻りたかっのですが、理由があり長い間留守にしてしまい、今さら戻るというほど厚顔無恥ではありません。
高悔はしていません。これは私の意思だから。
台帳からも私の名前を消してもらうように頼んでおいてください。もうもどることはないでしょう。それと、初めて会ったのはどこだったっけ?
いまとなって思い出せるのは、少ないけど……八重歯の事はよく覚えています。
るすにしていた事は謝ります。けど、サイレンが鳴った時は八重歯も帰ってこなかったし、お互い様かな? もし、私になにかあったら絶対、八重歯に頼ると思うから……
『助けて』って。
‐END‐
死のループなのに死んでないじゃん
でも面白い。絶対TUREいかせたい
でも面白い。絶対TUREいかせたい
〇●〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
――…ジリジリ…
女「熱い……」
金髪「まあ、そう言わずに」ニコ
いま私は、金髪さんの誘いで釣りに来ている。
といっても村の中に川が通っている場所があり、そこで投擲をする。ポイントは限られているので釣りの腕前は関係無さそうだ。
女「八重歯にも美味しい魚を食べて欲しいな」
金髪「はい。私もそう思います」
女「そういえば、私はこの村に来てまだ数日ですけど…」
女「……他の漂流者の人っていうのはどこにいるんですか? まだ見たことないんです」
金髪「そうでしたか……あっ、かかってますよ」
女「?」
クイッ クイッ
女「わっ」
金髪「落ち着いて……慎重にお願いします」
女「は、はい……」
村での生活は食生活が多少、質素なのと娯楽が少ないこと以外は不満が無い。
もしかしたら、帰る手段が見付からなくとも私はこの村でやっていけるかもしれない。
女「えいっ!」
スカッ
金髪「あっ」
女「あっ…………」プラーン
――…ジリジリ…
女「熱い……」
金髪「まあ、そう言わずに」ニコ
いま私は、金髪さんの誘いで釣りに来ている。
といっても村の中に川が通っている場所があり、そこで投擲をする。ポイントは限られているので釣りの腕前は関係無さそうだ。
女「八重歯にも美味しい魚を食べて欲しいな」
金髪「はい。私もそう思います」
女「そういえば、私はこの村に来てまだ数日ですけど…」
女「……他の漂流者の人っていうのはどこにいるんですか? まだ見たことないんです」
金髪「そうでしたか……あっ、かかってますよ」
女「?」
クイッ クイッ
女「わっ」
金髪「落ち着いて……慎重にお願いします」
女「は、はい……」
村での生活は食生活が多少、質素なのと娯楽が少ないこと以外は不満が無い。
もしかしたら、帰る手段が見付からなくとも私はこの村でやっていけるかもしれない。
女「えいっ!」
スカッ
金髪「あっ」
女「あっ…………」プラーン
>>124
話を進めていくと謎も解消されていきます。同時に会話に伏線を混ぜていっています。
HAPPY END二つを終わらせたらTRUEをやりたいと思っていますが1スレでは足りないかもしれませんね
基本的には、どの話も安価次第でBADは回避出来ます。
この場合のTRUEは一つのお話で全てのタネ明かしをしていく√ですね。全てのBADを回避するルートともいえます
話を進めていくと謎も解消されていきます。同時に会話に伏線を混ぜていっています。
HAPPY END二つを終わらせたらTRUEをやりたいと思っていますが1スレでは足りないかもしれませんね
基本的には、どの話も安価次第でBADは回避出来ます。
この場合のTRUEは一つのお話で全てのタネ明かしをしていく√ですね。全てのBADを回避するルートともいえます
>>126
面白い。しかしTRUEにたどりつくのは相当大変そうですね。
面白い。しかしTRUEにたどりつくのは相当大変そうですね。
女「あ、餌もっていかれてる……」
金髪「そうですか……残念です」
女「すみません……」
金髪「いえいえ、私は女さんが釣りをしたことが無いと聞いたので…」
金髪「……見事に釣り上げて、釣りの楽しさを知ってもらいたいんです」ニコ
女「そうですか……ありがとうございます」
女「そうですね、やってみた感想ですが……」
女「釣りは、魚と格闘して釣り上げる瞬間もそうですが…」
女「……魚がかかるまでの時間も、楽しく思います」
金髪「……それはどのような心境で?」
女「はい。かかるのを想像してワクワクするのも良し。晩御飯や、遊びのことを考えるのも良しで……連れない事を楽しむ、みたいな…少し哲学的ですね」
金髪「……」
金髪「…いえ、私にはわかりますよ」ニコ
女「そうですか?」ホッ
金髪「でも私は…」
金髪「……かかった魚をすぐには釣らずに、泳がせ。抵抗させ。万事尽くしても駄目だとグッタリした瞬間を釣り上げるのが好きでしょうか」フム
女「……それも、一つの楽しみ方かもしれませんね」ニコ
女「……少しは悪趣味かもしれないけど…」ボソ
金髪「そうですか……残念です」
女「すみません……」
金髪「いえいえ、私は女さんが釣りをしたことが無いと聞いたので…」
金髪「……見事に釣り上げて、釣りの楽しさを知ってもらいたいんです」ニコ
女「そうですか……ありがとうございます」
女「そうですね、やってみた感想ですが……」
女「釣りは、魚と格闘して釣り上げる瞬間もそうですが…」
女「……魚がかかるまでの時間も、楽しく思います」
金髪「……それはどのような心境で?」
女「はい。かかるのを想像してワクワクするのも良し。晩御飯や、遊びのことを考えるのも良しで……連れない事を楽しむ、みたいな…少し哲学的ですね」
金髪「……」
金髪「…いえ、私にはわかりますよ」ニコ
女「そうですか?」ホッ
金髪「でも私は…」
金髪「……かかった魚をすぐには釣らずに、泳がせ。抵抗させ。万事尽くしても駄目だとグッタリした瞬間を釣り上げるのが好きでしょうか」フム
女「……それも、一つの楽しみ方かもしれませんね」ニコ
女「……少しは悪趣味かもしれないけど…」ボソ
>>118
なにこのパワプロクンポケットのバッドエンドみたいな
なにこのパワプロクンポケットのバッドエンドみたいな
これスレ数よりも時間の方が気になるわw
3日くらいかかるんじゃないの
3日くらいかかるんじゃないの
ってか>>123ってどこの会話?
>>118あぁ縦読みか。
怖いけどおもしろいな
怖いけどおもしろいな
同じように記憶喪失で流れてきて、説明を受けて、ちょっとした後ってことだよ
まるまる最初からやることはないでしょ?
まるまる最初からやることはないでしょ?
金髪「ポニテさんも釣り仲間で。よく二人で釣りをしています」ニコ
女「ポニテ……さん?」
金髪「あら、もしかしてまだ面識が無い。と?」
女「ええ」
金髪「では酒蔵三家の話からしましょうか」
女「酒蔵三家?」
金髪「はい。この村では、大きな酒蔵を有している三つの家をそう呼んでいます」
女「お酒か……呑んだことは無いですが」
金髪「ちなみに、ロリさんの家も酒蔵三家の内の一家です」
女「えっ、ロリさんが?」
金髪「それもご存知無かったようですね」ニコ
女「ええ、聞かされてませんでしたから……」
女「……そうか、もしかしてお金持ちなのか? ソレを鼻にかけないのは偉いな…」フム
女「ポニテ……さん?」
金髪「あら、もしかしてまだ面識が無い。と?」
女「ええ」
金髪「では酒蔵三家の話からしましょうか」
女「酒蔵三家?」
金髪「はい。この村では、大きな酒蔵を有している三つの家をそう呼んでいます」
女「お酒か……呑んだことは無いですが」
金髪「ちなみに、ロリさんの家も酒蔵三家の内の一家です」
女「えっ、ロリさんが?」
金髪「それもご存知無かったようですね」ニコ
女「ええ、聞かされてませんでしたから……」
女「……そうか、もしかしてお金持ちなのか? ソレを鼻にかけないのは偉いな…」フム
金髪「それでは、そろそろ止めにして。帰り支度をしましょうか」ニコ
女「そうですね……今日は、釣果無しですか」ウーン
金髪「……では、女さんだけに秘密を一つ教えましょう」
女「?」
金髪「付いてきてください」ニコ
女「はあ……?」
――…
金髪「ここです」
女「ここは……」
金髪「このポイントに、いつも仕掛けてあるんです」
金髪「ん……しょ」
ヒョイッ
女「わあ、魚籠ですか?」
金髪「形は違いますが……魚が一尾まで入る仕様になっていて」
金髪「ここに沈めておくと、釣果無しの時でも格好はつく。というものです」クス
女「なるほど……考えましたね」ニコ
金髪「皆には秘密ですよ……?」テレ
女「そうですね……今日は、釣果無しですか」ウーン
金髪「……では、女さんだけに秘密を一つ教えましょう」
女「?」
金髪「付いてきてください」ニコ
女「はあ……?」
――…
金髪「ここです」
女「ここは……」
金髪「このポイントに、いつも仕掛けてあるんです」
金髪「ん……しょ」
ヒョイッ
女「わあ、魚籠ですか?」
金髪「形は違いますが……魚が一尾まで入る仕様になっていて」
金髪「ここに沈めておくと、釣果無しの時でも格好はつく。というものです」クス
女「なるほど……考えましたね」ニコ
金髪「皆には秘密ですよ……?」テレ
女「あれ?」
黒髪『……』フイ
スタスタ…
女「あの人は……」
金髪「黒髪さんですね」
金髪「彼女、誰も寄せ付けないんです。綺麗な人ですし始めは皆も近づこうと努力したのですが」
女「……あっ」
女「見られましたかね?」
金髪「? ……あっ」
金髪「ど、どうでしょうか」アワ
女「話を聞く限り言いふらすような人には見えませんし…」
女「……深く考えずに、ポジティブに考えましょう」ニコ
金髪「そうですか?」
金髪「………………そうですね」ニコ
――…
女「ただいまー」
八重歯「おっ、おかえり~! で、どうだった?」
女「…………」スッ…
八重歯「釣れてるじゃんっ、やるね!」パチパチ
女「いや、恥ずかしいななんか……」ハァ
黒髪『……』フイ
スタスタ…
女「あの人は……」
金髪「黒髪さんですね」
金髪「彼女、誰も寄せ付けないんです。綺麗な人ですし始めは皆も近づこうと努力したのですが」
女「……あっ」
女「見られましたかね?」
金髪「? ……あっ」
金髪「ど、どうでしょうか」アワ
女「話を聞く限り言いふらすような人には見えませんし…」
女「……深く考えずに、ポジティブに考えましょう」ニコ
金髪「そうですか?」
金髪「………………そうですね」ニコ
――…
女「ただいまー」
八重歯「おっ、おかえり~! で、どうだった?」
女「…………」スッ…
八重歯「釣れてるじゃんっ、やるね!」パチパチ
女「いや、恥ずかしいななんか……」ハァ
何度見てもBAD ENDが20ありますで吹く
でも面白いからあるだけやってくれ
でも面白いからあるだけやってくれ
――…
女「そういえばさ」パク
八重歯「んー?」モグ
女「酒蔵三家って知ってる?」
八重歯「知ってるよ、あの三家が断トツで美味しいんだ」
女「ロリの家も……」
八重歯「ああそうだよ、アイツの家も酒蔵をやってるんだ」
八重歯「大衆全てが呑めるように作られてるから、初めての女でもイケるんじゃないか?」
女「ふむ……そうか」
女「あっ、ご飯粒付いてる」
ヒョイ
八重歯「あっ、サンキュな」ニッ
八重歯「アタシの魚も少しやるよ」ヒョイ
女「あっ、ありがとう」
女「美味しいね。川魚って脂がそんなにノってないイメージがあったから」パク
八重歯「女言葉の女も可愛いと思うぞ」ハハ
女「……地元の友達が聞いたら笑われるだろうな…」カァ
女「そういえばさ」パク
八重歯「んー?」モグ
女「酒蔵三家って知ってる?」
八重歯「知ってるよ、あの三家が断トツで美味しいんだ」
女「ロリの家も……」
八重歯「ああそうだよ、アイツの家も酒蔵をやってるんだ」
八重歯「大衆全てが呑めるように作られてるから、初めての女でもイケるんじゃないか?」
女「ふむ……そうか」
女「あっ、ご飯粒付いてる」
ヒョイ
八重歯「あっ、サンキュな」ニッ
八重歯「アタシの魚も少しやるよ」ヒョイ
女「あっ、ありがとう」
女「美味しいね。川魚って脂がそんなにノってないイメージがあったから」パク
八重歯「女言葉の女も可愛いと思うぞ」ハハ
女「……地元の友達が聞いたら笑われるだろうな…」カァ
女「ああ」
女「黒髪さん、って子に会ったんだけど……いや、正確には"見た"んだけど」
八重歯「黒髪か……アイツにはあまり関わらない方がいいぞ」
女「どうして? 気難しそうではあったけど。人嫌いとか??」
八重歯「かもしれないな。こっちがなにを言っても無視なんだよ、終いにはもう相手にしていない」
女「……物々交換はどうしてるのかな?」
八重歯「しらない。何かを栽培しているとかも聞かないし、あっても誰も交換しないんじゃないか」
女「……じゃあどうやって暮らしているんだろう…」
八重歯「家はわかってる。食いっぱぐれはしないんじゃないか?」
女「? ならいいけど……」
女「黒髪さんか…」
女「……美人だったな」
八重歯「私というものがありながらっ」グスッ
女「……ごめん、そのノリにはどう返すのが正解なのかわからない」ハァ
女「黒髪さん、って子に会ったんだけど……いや、正確には"見た"んだけど」
八重歯「黒髪か……アイツにはあまり関わらない方がいいぞ」
女「どうして? 気難しそうではあったけど。人嫌いとか??」
八重歯「かもしれないな。こっちがなにを言っても無視なんだよ、終いにはもう相手にしていない」
女「……物々交換はどうしてるのかな?」
八重歯「しらない。何かを栽培しているとかも聞かないし、あっても誰も交換しないんじゃないか」
女「……じゃあどうやって暮らしているんだろう…」
八重歯「家はわかってる。食いっぱぐれはしないんじゃないか?」
女「? ならいいけど……」
女「黒髪さんか…」
女「……美人だったな」
八重歯「私というものがありながらっ」グスッ
女「……ごめん、そのノリにはどう返すのが正解なのかわからない」ハァ
――…【集会所】ザワザワ… ガヤガヤ…
女「騒がしいな……」
女「どうかしたんですか?」
村人A『あっ』
村人A『じつは……金髪さんと黒髪さんが…』
女「二人が……?」チラ
金髪『これは、どういうことですかっ?』
黒髪『……』
金髪『なんとか言ったらどうですっ?』キッ
女「金髪さんが怒ってるところ、初めて見たかも……」
ロリ『いや、結構アレで短気なんだよ』
女「へえ……って、ナチュラルに入ってこないでよ」
ロリ「いいじゃん、私たちの仲なんだから」ニコッ
女「確かに。数日の仲だ」
ロリ「棘があるなぁ……」
女「それで、どうして怒ってるかわかる?」
ロリ『釣竿』
女「釣竿?」
女「騒がしいな……」
女「どうかしたんですか?」
村人A『あっ』
村人A『じつは……金髪さんと黒髪さんが…』
女「二人が……?」チラ
金髪『これは、どういうことですかっ?』
黒髪『……』
金髪『なんとか言ったらどうですっ?』キッ
女「金髪さんが怒ってるところ、初めて見たかも……」
ロリ『いや、結構アレで短気なんだよ』
女「へえ……って、ナチュラルに入ってこないでよ」
ロリ「いいじゃん、私たちの仲なんだから」ニコッ
女「確かに。数日の仲だ」
ロリ「棘があるなぁ……」
女「それで、どうして怒ってるかわかる?」
ロリ『釣竿』
女「釣竿?」
ロリ「私も詳しい話はわからないんだけどさー」
ロリ「なんか、金髪さんがよく釣りをするポイントに釣竿を置いたまま帰って…」
ロリ「……朝取りにきたら、そこには折れた釣竿とそこに立ち尽くす黒髪さんが……っ、てワケ」
女「釣竿……」
女「(いや、金髪さんは昨日の帰り支度の時に忘れ物が無いように確認をしていたし、釣竿が起きっぱなしだったら私が気づいているはずだ)」
女「だとすると釣りポイントに置いてある金髪さんの私物……」
女「…………あっ」
金髪『貴方、"アレ"を壊してどういうつもりですかっ?』
黒髪『…………知らない。始めから壊れていたわ』
黒髪『私はたまたまそこに通りかかっただけ』
金髪『嘘をおっしゃい!』
女「ストーップ! 金髪さんっ!!」
金髪「っ……あ、あら…女さん。…おはようございます」ペコ
女「お、おはようございます」ペコ
チラ
黒髪「……」フイ
女「……」
ロリ「なんか、金髪さんがよく釣りをするポイントに釣竿を置いたまま帰って…」
ロリ「……朝取りにきたら、そこには折れた釣竿とそこに立ち尽くす黒髪さんが……っ、てワケ」
女「釣竿……」
女「(いや、金髪さんは昨日の帰り支度の時に忘れ物が無いように確認をしていたし、釣竿が起きっぱなしだったら私が気づいているはずだ)」
女「だとすると釣りポイントに置いてある金髪さんの私物……」
女「…………あっ」
金髪『貴方、"アレ"を壊してどういうつもりですかっ?』
黒髪『…………知らない。始めから壊れていたわ』
黒髪『私はたまたまそこに通りかかっただけ』
金髪『嘘をおっしゃい!』
女「ストーップ! 金髪さんっ!!」
金髪「っ……あ、あら…女さん。…おはようございます」ペコ
女「お、おはようございます」ペコ
チラ
黒髪「……」フイ
女「……」
女「話は多少、聞きました」
女「黒髪さんも知らないと言っていることですし、無闇に犯人だと決めつけるのは……」
金髪「……いえ、黒髪さんが犯人です」プイ
女「(意外と子供っぽいところあるんだなあ……)」タラ
女「すみません、私からも聞いていいですか?」
金髪「……」
金髪「……どうぞ」
女「……では」
女「黒髪さん、貴方は犯人じゃない。そうですよね」
黒髪「…………」
黒髪「そうよ」
女「どうして朝早くにあの場所にいたんですか?」
黒髪「それを貴方に教える義務は無いわ」
女「……それでは、冤罪を押し付けられたままになってしまうかもしれませんよ?」
黒髪「今さら……構わないわ。そこのヒステリックに嫌われたって」
金髪「ヒス……今なんて言いました?」ニコ
黒髪「ヒステリックまな板よ。聞こえなかったの?」
金髪「まな板は貴方も同じですっ!」キーッ
女「おっ、落ち着いて金髪さん!」アセッ
女「黒髪さんも知らないと言っていることですし、無闇に犯人だと決めつけるのは……」
金髪「……いえ、黒髪さんが犯人です」プイ
女「(意外と子供っぽいところあるんだなあ……)」タラ
女「すみません、私からも聞いていいですか?」
金髪「……」
金髪「……どうぞ」
女「……では」
女「黒髪さん、貴方は犯人じゃない。そうですよね」
黒髪「…………」
黒髪「そうよ」
女「どうして朝早くにあの場所にいたんですか?」
黒髪「それを貴方に教える義務は無いわ」
女「……それでは、冤罪を押し付けられたままになってしまうかもしれませんよ?」
黒髪「今さら……構わないわ。そこのヒステリックに嫌われたって」
金髪「ヒス……今なんて言いました?」ニコ
黒髪「ヒステリックまな板よ。聞こえなかったの?」
金髪「まな板は貴方も同じですっ!」キーッ
女「おっ、落ち着いて金髪さん!」アセッ
金髪「一言謝罪をいただけたらこの件に関しては不問にしてあげますよ」
黒髪「不問? 冗談は胸だけにしておいて…」
黒髪「……ああ、無いモノって意味で。つまりは冗談を言うなってことよ……わ か り ま し た か ? 」
金髪「な、なななななんてヒドイことを……」プルプル
黒髪「そのプルプルって音は眉間の血管が震える音よね。胸はどうやっても震えなさそうだけど」
金髪「」ブチッ
金髪「……もういいです」
女「金髪さん?」
金髪「女さんもごめんなさいね朝からくだらないことに付き合わせてしまって」ニコ
女「い、いえ……それより、釣竿の件は…」
金髪「ああ、いいです。もう忘れました」
女「はあ……」
金髪「たまには、ジワジワではなく一瞬で釣り上げるのも楽しそうですし」ニコ
女「…………はあ」チラ
\ /
女「黒髪さん……いなくなってる」
黒髪「不問? 冗談は胸だけにしておいて…」
黒髪「……ああ、無いモノって意味で。つまりは冗談を言うなってことよ……わ か り ま し た か ? 」
金髪「な、なななななんてヒドイことを……」プルプル
黒髪「そのプルプルって音は眉間の血管が震える音よね。胸はどうやっても震えなさそうだけど」
金髪「」ブチッ
金髪「……もういいです」
女「金髪さん?」
金髪「女さんもごめんなさいね朝からくだらないことに付き合わせてしまって」ニコ
女「い、いえ……それより、釣竿の件は…」
金髪「ああ、いいです。もう忘れました」
女「はあ……」
金髪「たまには、ジワジワではなく一瞬で釣り上げるのも楽しそうですし」ニコ
女「…………はあ」チラ
\ /
女「黒髪さん……いなくなってる」
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