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元スレ女「記憶喪失が男子禁制の村で繰り返す死のループを安価で脱したい」

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なんとなくおおかみかくしを彷彿とさせる感じ(いい匂い云々というあたりが)
この謎も回収するとなると途方もない時間が必要だろうな………
>>1がんばれ
>>1がんばれ
〇●〇〇〇〇〇●〇〇〇〇〇●〇〇〇〇〇〇〇〇〇
――…
熱帯夜。
肌に貼り付くような、ねっとりとした湿度の高い風が身体にまとわりつく。
いっそのこと村の中に流れる川に飛び込んでやろうかとも思ったその時――…
『……』
女「…………あっ」
ポニテ『? あら、貴女は……噂の漂流者さんですね』ニコ
――…私は、彼女と、出会った。
――…
熱帯夜。
肌に貼り付くような、ねっとりとした湿度の高い風が身体にまとわりつく。
いっそのこと村の中に流れる川に飛び込んでやろうかとも思ったその時――…
『……』
女「…………あっ」
ポニテ『? あら、貴女は……噂の漂流者さんですね』ニコ
――…私は、彼女と、出会った。
女「あの……初めまして」
ポニテ「ああそういえば初めましてでしたね」ポン
ポニテ「遅ればせながら、そこの酒蔵を商んでいる。ポニテといいます」ニコ
女「ああ、貴方が……」
ポニテ「ご存知でしたか? 光栄です」フフ
女「いや……酒蔵三家の一つ、ってことくらいですけど…」
ポニテ「?」
女「噂通り、とても可愛らしい方で少し面をくらっています」
ポニテ「ありがとうございます」
ポニテ「漂流者さんも、噂通りとても美しい御仁さんで……私の方も先程から胸の鼓動が喧しいくらいです」
女「はは……面白い人なんですね」
ポニテ「ただの考え無しですよ」ニコ
女「……」ブル
女「急に冷えてきましたね…すみません、立ち話をさせてしまって」
ポニテ「……いえ、私も楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます」ニコ
ポニテ「ああそういえば初めましてでしたね」ポン
ポニテ「遅ればせながら、そこの酒蔵を商んでいる。ポニテといいます」ニコ
女「ああ、貴方が……」
ポニテ「ご存知でしたか? 光栄です」フフ
女「いや……酒蔵三家の一つ、ってことくらいですけど…」
ポニテ「?」
女「噂通り、とても可愛らしい方で少し面をくらっています」
ポニテ「ありがとうございます」
ポニテ「漂流者さんも、噂通りとても美しい御仁さんで……私の方も先程から胸の鼓動が喧しいくらいです」
女「はは……面白い人なんですね」
ポニテ「ただの考え無しですよ」ニコ
女「……」ブル
女「急に冷えてきましたね…すみません、立ち話をさせてしまって」
ポニテ「……いえ、私も楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます」ニコ
――…
女「…………ただいま」
八重歯「……どうした? 腑抜けた顔して」
女「……いや、ちょっとな」
女「……」ハァ
八重歯「なんだなんだ、シャキッとしろよもう」
女「はあ……」
八重歯「……ダメだこれは」ハァ
――…
ポツ… ポツ…
女「……おや」
ポニテ「あっ」
女「昨日はどうも」ペコ
女「偶然ですね」
ポニテ「そうですか? 私はまた会える事を期待して、ここで待っていました」クス
女「そ、そうですか……」ポリ
女「…………ただいま」
八重歯「……どうした? 腑抜けた顔して」
女「……いや、ちょっとな」
女「……」ハァ
八重歯「なんだなんだ、シャキッとしろよもう」
女「はあ……」
八重歯「……ダメだこれは」ハァ
――…
ポツ… ポツ…
女「……おや」
ポニテ「あっ」
女「昨日はどうも」ペコ
女「偶然ですね」
ポニテ「そうですか? 私はまた会える事を期待して、ここで待っていました」クス
女「そ、そうですか……」ポリ
ポニテ「今夜は、気持ちの良い風が吹きますね……」サラ
女「ああ……本当に…」
女「……」
ポニテ「?」
ポニテ「どうか、しましたか?」
女「い、いえ」
女「その……月明かりに照らされた貴方が、とても綺麗でしたので…つい」
ポニテ「まあ、お上手なんですね」
女「い、いや……お世辞を言うのは苦手なんだ」
女「だから……」
ポニテ「ということは、本心ということですよね?」
女「………………まあ」
ポニテ「ありがとうございます。とても嬉しいです」ニコ
ポニテ「どうしましょう、恋に落ちてしまいそうで……なんて」エヘヘ
女「はは……その」
女「…………はは…」
――…
女「……」ボー
八重歯「……大丈夫か…? 気でも触れたか??」アセ
女「ああ……本当に…」
女「……」
ポニテ「?」
ポニテ「どうか、しましたか?」
女「い、いえ」
女「その……月明かりに照らされた貴方が、とても綺麗でしたので…つい」
ポニテ「まあ、お上手なんですね」
女「い、いや……お世辞を言うのは苦手なんだ」
女「だから……」
ポニテ「ということは、本心ということですよね?」
女「………………まあ」
ポニテ「ありがとうございます。とても嬉しいです」ニコ
ポニテ「どうしましょう、恋に落ちてしまいそうで……なんて」エヘヘ
女「はは……その」
女「…………はは…」
――…
女「……」ボー
八重歯「……大丈夫か…? 気でも触れたか??」アセ
――…
女「……」
『月が……綺麗ですね』
女「?」
ポニテ「こんばんは」ニコ
女「……こんばんは」
ポニテ「夜にここへ来るの、習慣になってしまいました」クス
女「……私もです」
ポニテ「漂流者さんは、ここへ着く直前の記憶が曖昧なんですよね」
女「曖昧というか……全く覚えていないというか…」
ポニテ「……帰りたいですよね?」
女「……まあ」
ポニテ「私、貴女には幸せになってほしいです」
女「? あ、ありがとう」
ポニテ「少し、時間はかかるかもしれませんが…」
ポニテ「……きっと、帰る事が出来るように…方法を探し出しますから」
女「……無理はしないようにね」
女「……」
『月が……綺麗ですね』
女「?」
ポニテ「こんばんは」ニコ
女「……こんばんは」
ポニテ「夜にここへ来るの、習慣になってしまいました」クス
女「……私もです」
ポニテ「漂流者さんは、ここへ着く直前の記憶が曖昧なんですよね」
女「曖昧というか……全く覚えていないというか…」
ポニテ「……帰りたいですよね?」
女「……まあ」
ポニテ「私、貴女には幸せになってほしいです」
女「? あ、ありがとう」
ポニテ「少し、時間はかかるかもしれませんが…」
ポニテ「……きっと、帰る事が出来るように…方法を探し出しますから」
女「……無理はしないようにね」
ポニテ「帰る事が出来たら、なにをしたいですか?」
女「そうですね…」
女「……まずは、お腹いっぱい食べて」
ポニテ「」クス
女「朝まで友達と遊んで」
ポニテ「……はい」ニコ
女「そして…」
女「……きっと、この村の事を思い出すんだと思います」
ポニテ「……」
女「皆の了承を得られるなら、この村の事を公表しますし」
女「ダメなら、せめて私がこの村と……本土を行き来出来るようになれたら良いな…って」
ポニテ「……そう、なるといいですね」ニコ
女「はい……」
ポニテ「もしよければ、その時は私も本土へ連れていってくださりますか?」
女「本土へ……ですか?」
ポニテ「はいっ」ニコ
女「……わかりました。約束します」ニコ
女「そうですね…」
女「……まずは、お腹いっぱい食べて」
ポニテ「」クス
女「朝まで友達と遊んで」
ポニテ「……はい」ニコ
女「そして…」
女「……きっと、この村の事を思い出すんだと思います」
ポニテ「……」
女「皆の了承を得られるなら、この村の事を公表しますし」
女「ダメなら、せめて私がこの村と……本土を行き来出来るようになれたら良いな…って」
ポニテ「……そう、なるといいですね」ニコ
女「はい……」
ポニテ「もしよければ、その時は私も本土へ連れていってくださりますか?」
女「本土へ……ですか?」
ポニテ「はいっ」ニコ
女「……わかりました。約束します」ニコ
――…
ポニテ「漂流者さん!」
女「どうしたんですか? そんなに慌てて」
ポニテ「これを見てくださいっ」
スッ
女「? これは……袋に包まれていますけど新聞、ですか?」
女「って、新聞っ?」
ポニテ「はい、日付も新しい物ですし。やっぱり本土とあの川は繋がっているんですよっ」
女「ということは……」
ポニテ「川を遡れば本土へ戻る事が出来るかもしれません」ニコ
女「ほ、本当ですか……」
女「でも、この村から帰る手段は無いと聞きました」
ポニテ「それは……"聞いた話"ですよね」
女「はい……」
ポニテ「もしそれが嘘だったら?」
女「っ!」
ポニテ「漂流者さん!」
女「どうしたんですか? そんなに慌てて」
ポニテ「これを見てくださいっ」
スッ
女「? これは……袋に包まれていますけど新聞、ですか?」
女「って、新聞っ?」
ポニテ「はい、日付も新しい物ですし。やっぱり本土とあの川は繋がっているんですよっ」
女「ということは……」
ポニテ「川を遡れば本土へ戻る事が出来るかもしれません」ニコ
女「ほ、本当ですか……」
女「でも、この村から帰る手段は無いと聞きました」
ポニテ「それは……"聞いた話"ですよね」
女「はい……」
ポニテ「もしそれが嘘だったら?」
女「っ!」
女「ですが……本当に通じているのなら、とっくに見つかっているはず」
女「この国に未開拓の森があるとは思えません」
ポニテ「……そうですね」
ポニテ「ぬか喜びさせてしまうといけません。期待は、あまりしないでください」
女「いえ、これは大事な証拠になります…」
女「……これは、どうやって入手したんですか?」
ポニテ「ある所に引っかかっていて……」
女「ある所に……?」
ポニテ「ですがそれは秘密なんです。約束なので言えません……」シュン
女「いやっ、無理には聞きません」
女「でも、ありがとうございます。私のためにわざわざ」ニコ
ポニテ「……それでは、また明日」
女「ええ、また明日……」フリ
女「この国に未開拓の森があるとは思えません」
ポニテ「……そうですね」
ポニテ「ぬか喜びさせてしまうといけません。期待は、あまりしないでください」
女「いえ、これは大事な証拠になります…」
女「……これは、どうやって入手したんですか?」
ポニテ「ある所に引っかかっていて……」
女「ある所に……?」
ポニテ「ですがそれは秘密なんです。約束なので言えません……」シュン
女「いやっ、無理には聞きません」
女「でも、ありがとうございます。私のためにわざわざ」ニコ
ポニテ「……それでは、また明日」
女「ええ、また明日……」フリ
――…
ポニテ「漂流者さん!」
女「?」
ポニテ「朗報ですっ」
ポニテ「もしかすると、近い内に帰る手がかりが掴めるかもしれませんっ!」
女「っ」
女「本当ですか!?」
ポニテ「はいっ」ニコ
女「そうですか……」
ポニテ「……」
女「……そうか、それは本当によかった」ニコ
ポニテ「……」
ポニテ「ひ、漂流者さん…?」
女「? どうしました」ニコ
ポニテ「あ、あの……」
ポニテ「わ、私……」
女「……?」
ポニテ「漂流者さん!」
女「?」
ポニテ「朗報ですっ」
ポニテ「もしかすると、近い内に帰る手がかりが掴めるかもしれませんっ!」
女「っ」
女「本当ですか!?」
ポニテ「はいっ」ニコ
女「そうですか……」
ポニテ「……」
女「……そうか、それは本当によかった」ニコ
ポニテ「……」
ポニテ「ひ、漂流者さん…?」
女「? どうしました」ニコ
ポニテ「あ、あの……」
ポニテ「わ、私……」
女「……?」
女「?」
ポニテ「漂流者さんに、伝えたい事があるんです……」カァ
女「伝えたい、事……?」
ポニテ「あ、あのですね…」
ポニテ「……そ、その……」チラ
女「?」
ポニテ「ぁ……」カアァ
ポニテ「だ、ダメです…今は言う勇気がありません……」プシュー
女「だ、大丈夫ですか?」
ポニテ「で、ですが…明日……」
ポニテ「明日、この気持ちを伝えたいと思います」グッ
ポニテ「で、ですから…明日、同じ時間にここで会ってくれますか?」
女「……? はい、いいですよ」ニコ
ポニテ「ありがとうございますっ」パアァ
女「いえ……それじゃあ、また…明日」
ポニテ「はいっ、また明日!」ニコッ
ポニテ「漂流者さんに、伝えたい事があるんです……」カァ
女「伝えたい、事……?」
ポニテ「あ、あのですね…」
ポニテ「……そ、その……」チラ
女「?」
ポニテ「ぁ……」カアァ
ポニテ「だ、ダメです…今は言う勇気がありません……」プシュー
女「だ、大丈夫ですか?」
ポニテ「で、ですが…明日……」
ポニテ「明日、この気持ちを伝えたいと思います」グッ
ポニテ「で、ですから…明日、同じ時間にここで会ってくれますか?」
女「……? はい、いいですよ」ニコ
ポニテ「ありがとうございますっ」パアァ
女「いえ……それじゃあ、また…明日」
ポニテ「はいっ、また明日!」ニコッ
――…
女「……」
女「……」
女「……遅いな…」
『ちょっと!』
女「?」
八重歯「ここにいたのか!」ハァッ ハァッ
女「どうしたんだ? 息を切らせて」
八重歯「アンタはわからないと思うが…」
八重歯『……酒蔵三家のポニテさんが、失踪した』
女「え?」
八重歯「全員で捜索にかかるよう通達が出ている……今から手分けして捜 女「おいっ」
女「あの人が失踪したってどういうことだ!?」
八重歯「な、なんだよ急に……」
八重歯「それに、わからないから探し出すんだろ!」
女「…………失踪?」
女「……あの人が?」
(ポニテ『また明日!』ニコッ)
女「……彼女の身に、なにか起こったのか?」
女「……」
女「……」
女「……遅いな…」
『ちょっと!』
女「?」
八重歯「ここにいたのか!」ハァッ ハァッ
女「どうしたんだ? 息を切らせて」
八重歯「アンタはわからないと思うが…」
八重歯『……酒蔵三家のポニテさんが、失踪した』
女「え?」
八重歯「全員で捜索にかかるよう通達が出ている……今から手分けして捜 女「おいっ」
女「あの人が失踪したってどういうことだ!?」
八重歯「な、なんだよ急に……」
八重歯「それに、わからないから探し出すんだろ!」
女「…………失踪?」
女「……あの人が?」
(ポニテ『また明日!』ニコッ)
女「……彼女の身に、なにか起こったのか?」
ピーーーーー ピーーーーー ピーーーーー!!
女「この音は……っ?」
八重歯「サイレンだ、家に戻るしかない」
八重歯「先に家へ戻っていてくれ。アタシは少ししたら帰るから」
女「サイレン? 家に帰れ??」
女「ポニテさんが行方をくらましているのに?」
女『私は……』
①彼女を捜す!
②家へ戻る!
安価>>355
女「この音は……っ?」
八重歯「サイレンだ、家に戻るしかない」
八重歯「先に家へ戻っていてくれ。アタシは少ししたら帰るから」
女「サイレン? 家に帰れ??」
女「ポニテさんが行方をくらましているのに?」
女『私は……』
①彼女を捜す!
②家へ戻る!
安価>>355
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