元スレ防衛省「暁美ほむらさんですね?」 ほむら「」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 15 :
防衛省「話を少し組み立てようか。
各政府が魔法少女の存在をはっきりと認識したのは二度の世界大戦の頃になる」
防衛省「どう考えても勝てる戦いがひっくり返されたり、全滅したと思われる戦いに生き残ったり…、
それらは『奇跡の現象』として認知された。
古代や中世の昔であるならばただの伝説で終わってしまうところを、
情報技術の発展はそれを魔法少女の仕業であると突き止めた」
防衛省「最初は魔法少女を利用しようと考えた。
魔法少女の願う奇跡は難しい戦局を簡単にひっくり返すことができるし、
魔法少女の力は近代兵器を持った兵士など比べ物にならないほど強かった」
防衛省「だが、背後にいる存在を各々の政府が認知した時、その計画は頓挫せざるを得なかった」
防衛省「その存在は可能な限り、少女が自由な思考によって魔法少女になるよう行動しているようだった」
防衛省「その存在は政府に対してはっきりとした敵意を持つわけではなかったが、
魔法少女を政府子飼いとすることに関して、反対をしているように思えた」
防衛省「実際のところは未だに分からないが、
魔法少女の軍団をつくろうとしていた組織は未だに成功を見ていないし、その存在を示す記録もない」
102 :
期待・・・だけどあんまり政府の干渉は期待できなさそうな感じだな
104 :
ただ他の作品と比べてどんなに月へ行ったことが小規模でも
たくさん人間の時間と研究がかかっている偉大な事だよ
105 :
まあお互い不干渉だよな
でもワルプルギスの情報をリークすれば避難の対策くらいとってくれそうだ
106 = 103 :
月面に立ったのは人間の精神なんだってなッ!人間はあの時地球を越えて成長したんだッ!
107 :
リキエルも言ってたしな
月へ行くだけならサルだって行けた…でも
重要なのは人間の意志が、科学力が地球を越えた事だ、って
つくづくインキュベーターはパラサイトとかデーモンの流れを汲んだ存在だって感じる
108 :
防衛省「とにかく、裏でどのような行動をしているかは分からない小国はともかく、
魔法少女について意思疎通が出来る国の間では、
魔法少女の行動について、可能な限り妨げないようにしよう、という共通認識が出来た」
防衛省「インキュベーターという存在が魔法少女から伝えられるにつれ、
その共通認識は高まらざるを得なかったし、魔法少女の奇跡という制御できないものに対して
その利用の制限は核軍縮と同じく、各政府間によって歓迎された。
それでも尚利用しようとする政府に対してはインキュベーターが独自に活動し、
邪魔をしているという情報ももたらされた」
ほむら「私にとっては朗報というべきかしら。
インキュベーターによって…私達が守られているなんて」
防衛省「どちらか…ということは出来ないね。
我々も、インキュベーターも、何かを魔法少女に任せているだけで、
……何もしていないというだけだからね。
事実、我々は魔女という脅威に対して魔法少女任せにしているだけで、何の手も打っていない」
ほむら「それでも、きっと私にとっては有益な情報が聞けたわ。ありがとう
…他にも私が知っていい情報があるのかしら?」
109 :
超読みにくい
110 :
>>104
アポロじゃないけど、スカイラブの実物を見た時は、こんなモンで宇宙行ったのかよ… ってゾッとしたな。
俺だったら絶対発狂してるわ。行った人すげぇ。
111 :
人間だけじゃなく宇宙飛行犬にも敬意を表するべきだよ
112 = 104 :
アメリカと関係ある日本の防衛省も誇りに思って欲しい
どんなに無力だとしても
113 :
クドリャフカ
エイブル
114 :
遺伝子操作により生まれた常人の何万倍もの戦闘能力がある米国国防省所属の魔法少女まだー?
116 = 108 :
防衛省「わたくし共が提供できる情報は以上だね、
勿論、君から質問があれば、答えられることに限りは答えようと思うけれど、
何かあるかな?」
ほむら「私からはとくにないわね」
防衛省「ええと、これは言わなければいけないことで、あまり言いたくないことなんだけれど、
わたくし共が強制するのはNGでも、魔法少女が自分の意志でわたくし共に協力するのは
インキュベーターも構わないみたいなんだ。
実際に、何人かの魔法少女が、政府直轄として働いている。
魔法少女の真実に関しては、知っている娘も、知らない娘も居るんだけどね。
君のような強い娘は大歓迎だよ。
これはインキュベーターの台詞じゃないけれど…
わたくし共と契約して、防衛省の役人になってはくれないかな?」
ほむら「………」
ほむら「ごめんなさい、私にそれは受けかねるわ」
防衛省「君には大きな目的があるんだね?
君が手に入れた装備はそこいらの魔女と戦うには大き過ぎる。
かと言って何十何百万人と兵士がいる居る政府を相手にするには小さ過ぎる」
ほむら「…もしも、見滝原市に見滝原全てを破壊するような魔女が現れるとしたら、
政府は手を貸してくれるかしら?」
117 :
アメリカが関わってくるとXMENくさいな
118 = 115 :
イヌカレーいわくワルちゃんは軍隊でも倒せないらしい
核兵器はどうか知らんが
119 :
>>118
台風は地球を丸焦げにできる程の核でやっと消せるそうだ
同じ規模のワルプルギスも…
121 = 115 :
>>119
ちょっと調べたけど歴代最大といわれる1976年の台風17号はリトルボーイ300万発分のエネルギーらしい
122 :
>>121
それと同等以上のエネルギーの塊が指向性を持って襲ってくるとかもうね
123 = 108 :
防衛省「……それが日本を滅ぼすというのならともかく、
一過性のものであるなら、わたくし共は魔法少女を戦わせるなんてことはしないね。
魔法少女はあまりにも貴重なんだ。
魔法少女はあまりにも脆いんだ。
ソウルジェムはグリーフシードでしか回復できない。
グリーフシードは魔法少女にしか管理できない、インキュベーターしか処理できない。
わたくし共にグリーフシードを預けた所でいつの間にか孵化する魔女を止めることができない。
魔法少女の生命線を管理出来ないわたくし共は魔法少女を死地に投入することはできない。
そして、魔法少女が戦わなければならない、都市全域を破壊するような何かなんて、
一過性のたったひとつしか心当たりがない」
ほむら「そう…」
防衛省「不甲斐ない大人でごめんよ……」
ほむら「……」
防衛省「わたくし共は、君たちを守らなくちゃいけないんだ。
わたくし共は大人で、わたくし共の部署はそのために存在するんだから。
事情を知った上で魔法少女に守ってもらうことを、本当はものすごく恥ずかしがらなくちゃいけないんだ」
防衛省「政府だからって、宇宙人だからって、
守るために、守れるところにようやく就職できたはずなのにいざなってみるとそれが出来ない…」
防衛省「わたくしの知り合いも魔法少女だったんだ……」
124 = 115 :
>>122
平均的な台風でも10万発ほどらしい
個人的にはワルちゃん強く描きすぎだと思うんだ
もう少し弱くてもいいだろ
125 :
魔法少女と魔女がどれだけ規格外なのかよく分かるな
126 :
ロリコンか
127 = 120 :
防衛省さん・・・
128 = 117 :
まあインフレは悪い事でもないからな
余り小規模でやってもここまで人気は出なかっただろう
129 = 107 :
原作もこういう展開になっても良かったと思うんだけどなぁ、大人(社会)の視点を提示するというか
寄生獣(または漫画版デビルマン)の映像化っていう意匠でさ
でもアニメ見るような層には受けないのかなこういう話は…何よりほむらの思考と対立してしまうし
130 = 125 :
ワルちゃんは有り余るエネルギーに指向性を持たせたからわけ分からんくらい強く見えるようになっちゃったよね
131 :
ワルさんの所為でまどかが契約して魔女化したら日本どころか世界がry
これ知ったら国としてはどういう対応するんだろうか?
132 = 125 :
そりゃあまどかの抹殺だろう
人類全滅と比べたら不定期に町が破壊されるのなんて安いものだろ
133 :
オリコと一緒だな
134 :
原作は弱い少女達が絶望したり希望をもつ話だったからな
下手に大人は絡ませたらここまで人気はでなかっただろうし
135 = 114 :
ワルさんはエネルギーの塊なのか
優雅にクルクルしてたけれど実は物凄い質量あるんだな
136 = 108 :
ほむら「…私は、貴方達が敵じゃないかと思っていた。
そうでなかったことだけでも、私は嬉しい」
防衛省「………」
防衛省「簡単に信じちゃいけないよ、
わたくし共は『関わらない』だけなのだから。
それすらもインキュベーターという予防線があるからに過ぎない。
その予防線がもしも消えたら、政府がどう出るかも分からない」
ほむら「ひとつだけ、約束してくれるかしら。
ワルプルギスの夜が来る前にはスーパーセルの予兆が現れる。
その時に起こる避難指示を可能な限り迅速にやってくれないかしら」
防衛省「約束するよ。
きっと、どんな国にあるどんな部署よりも手早くやってみせる。
そしてもしも、その夜を越えた後、暁美ほむらの所在が決まってなかったらさ」
防衛省「渡した名刺に連絡を入れてくれないかな。
防衛省は有能な人材を募集しております。君ならいつでも歓迎だよ!」
ほむら「ふふ…ほんとに…あいつみたい…」
防衛省「そんなに似てたかな?」
ほむら「全然違うわよ…でも、そうね。気が向いたら」
137 :
これは面白い
138 :
プ……プロデューサーさん……
139 :
一話割くだけの価値は有る
141 :
どうしてこんな夜分に・・・
143 :
>>136
あいつって誰?QB?
144 = 141 :
>>143
QB「君ならいつでも歓迎だよ」
145 = 108 :
ほむら(実際にはワルプルギスの夜を越えたら、力も大幅になくなるし、
気が向くこともないのでしょうけど、ここで断るのも気が引けるわね…)
ほむら(ここで話せたことは有意義だった。少しでも犠牲が少ないほうがまどかも喜ぶでしょう…)
ほむら(………………………………
武器庫は短期間内に全回収したほうがいいというのは覚えていたほうがいいのかしら?)
防衛省「良ければ、車で自宅までお送りするけれど?」
ほむら「それには及ばないわ」
防衛省「君への監視は、君の瞬間移動についてほとんど無力だからね。
有効に活用するといい」
ほむら「ありがとう、有益な話が聞けて嬉しかった」
防衛省「ご武運を」サッ
ほむら「貴方もね、防衛省の役人さん」ファサ
(ほむら、次の瞬間には防衛省の前からいなくなる)
防衛省「……調査中に見た彼女はいつも悲しそうだった。いつか、幸せな人生を彼女が送れますように」
146 = 108 :
────
──
─
「これ以上先に進まれたら、避難所を襲われる…」
「どうにかして…ここで食い止めないと…」
「どうして?…どうしてなの?何度やっても、アイツに勝てない!」
「繰り返せば…それだけまどかの因果が増える。私のやってきたこと、結局…」
「もういい、もういいんだよ、ほむらちゃん──」
────
──
─
148 :
一方その頃防衛大臣はコーヒーを嗜んでいた
149 :
>>148
洒落になんねぇ
150 :
俺「数年ぶりに見滝原に帰ってたぜ。入院してたほむらはもう元気になったかな?」
みんなの評価 : ★
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