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    元スレ防衛省「暁美ほむらさんですね?」 ほむら「」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 :
    タグ : - FATEZERO + - とある + - 幼馴染「・・・童貞なの?」 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 20 :

    ほむ

    54 :

    なんだ警務隊が来たのか

    55 = 15 :


    防衛省「…そうなると、わたくし共としては貴女と話す意味はほとんど無くなっているんだよね」

    ほむら「ええ、そういうことに………………って、はぁ?」

    防衛省「順を追って説明するから、
         イライラせず、落ち着いて聞いてくれると嬉しいかな」

    ほむら「落ち着いているわよ…どういうこと?」

    防衛省「まず、君の処分……言い方は悪いけど、処分という言葉を使わせてもらうね。
         君自体は自由に行動して良い、が、常に政府の監視下にある状態だと思っていい。
         誰と話していても聞き耳がどこかに付いている、そういう状態だね。
         まあ、そういう監視員を何人も雇うって大変だから、君の努力次第では彼らの目を欺くことは出来るだろう」

    ほむら「……」

    防衛省「君が持ちだした武器に関してだけど、アメリカ政府はそれはもう戻らないものと諦めている。
         まあ、返してくれるのであればベストだけどね。
         そうでないなら仕方が無い。
         使用用途だけが心配事だったんだ。
         君の言質だけではいまいち不安だけど、アメリカ政府も日本政府に頼っている立場だからね、
         そう強くも出られないだろう。
         むしろ、米軍基地にとってはいい勉強になったんじゃないかな。
         魔法少女に対しても鉄壁だと思っていたセキュリティが、君の前では無力だったのだから」
     

    56 :

    防衛省すげぇwwwww

    57 :

    魔法少女に対してもセキュリティ対策してる米軍もすげぇよ

    58 :

    魔法少女対策はもうしてたのね

    59 = 31 :

    やっぱり魔法少女についても把握してた
    ということはアメリカで魔法少女の実戦投入が

    60 = 46 :

    てか話がすげえ早くなるやんw

    61 :

    国がデカイからな
    そりゃ魔法少女は多いだろうし軍から武器パチった先駆者がいるんだろうよ
    案外グリーフシードの提供を見返りに特殊部隊所属の魔法少女が存在してたりな

    62 = 58 :

    一気にパワポケ的な感じになるな

    63 = 5 :

    スターウォーズ作戦なんてトンデモな事やろうとしてた国が魔法少女の事知らないとかまああり得んわな

    64 = 15 :


    ほむら「!?」

    防衛省「とはいっても、自分の力を過信し過ぎるのは良くないだろう。
         君は撃ち殺されてもおかしくない立場にいる」

    防衛省「実際に、もう一度君が同じように基地に侵入したら、多分命は無いんじゃないかな。
         今回の調査依頼の段階で、君の弱点についても調べられているようだ。
         君は比較的人の出入りのある、人物チェックが主体の倉庫にある武器は調達できているようだけれど、
         物理的な障壁の多い倉庫は手付かずで放置しているようだね。
         また、有用な武器でも、量が多くて、取り切れないこともあったようだ。
         君が消えていられる制限時間を察知して、時間稼ぎをさせるように仕組んでくるんじゃないかな。
         他にも調査依頼では上がっていない、弱点もあるかもしれない。
         魔法少女とはいえ、あまり危ない橋を渡ることは勧められない」

    ほむら「貴方は魔法少女について……知っているの?」

    防衛省「わたくし自身はそれほど詳しいとは言えないな。
         魔法少女ではないし、君を前にして魔法に対抗出来るわけでもない。
         今だって君と話していて腰ががくがくぶるぶる……してないね。
         事前の調査で、君が人をのべつまくなしに攻撃するような人格でないことは調べがついている」
     

    65 :

    魔法少女が国ぐるみで戦争に利用されてたりもしたんだろうな

    66 :

    >>5
    流石にトマホークやSSM-1はねぇwww

    でもRPG-7なら朝○○連の武器庫にあるらしい

    67 :

    なんか劇場版パトレイバーを思い出すわ

    68 :

    >>59
    制御不能のオーバーテクノロジーの上に下手なことしたら味方に大損害を与えるバケモンが誕生する
    あまりにリスクが高すぎる。知ってても黙認するだろ

    69 = 5 :

    でも魔法少女を雇って魔法少女からソウルジェムを回収して研究してそうだよね

    70 :

    まどパン>>>>>武器

    71 = 56 :

    >>69
    双樹みたいな変態ジェムコレクターに襲われる危険もあるけどな

    72 = 23 :

    続きはよ

    73 = 15 :


    防衛省「わたくし共は魔法少女についてある程度の把握はしている。
         全くもって、ある程度に過ぎないんだけどね。
         これについては合衆国政府のほうが進んでいるかも知れない。
         まあ、それでも、いくつかのコンセンサスが政府間で出来ている」

    ほむら「……」

    防衛省「これが…申し訳ない話なんだが『魔法少女には関わるな』ってことなんだ」

    防衛省「今回のような件は例外なんだ…あまりにも君が政府に関わりすぎた。
         君の意識がどうかは知らないけれど、基地から武器を調達するということが
         どれだけ重大か、ということを分かって貰いたいね」

    防衛省「わたくし共は魔法少女のことをいくつか知っている。
         ……恐らくは君たちより多くのことを知っている。
         だから、これ以上のことを君に話すのは、いささか迷う。
         実は、大量の武器の紛失事件は、君に会うまでにほとんど終わっているんだ。
         君と接触して、『次はないぞ』と教えたことで完全に終わる。
         うん、それだけでいいんだ、きっと──」

    ほむら「キュゥべえのことも、ソウルジェムのことも──」

    ほむら「全部知っているんですか?」

    ほむら「魔女の正体がなんなのかも──」

    防衛省「──」
     

    74 :

    QBを神と崇める秘密結社とかもありそうだな

    76 :

    >>74
    ある意味正しいからな

    77 = 43 :

    わくわく

    78 :

    ほむ

    79 = 15 :


    防衛省「──そうだね。君の手口は鮮やか過ぎた。
         君の経歴を確認をするに、どう考えても昔から魔法少女だったとは思えないんだが、
         それでも、多くのことを知っていてもおかしくない。
         そういう予感はあった。
         だからこそ、わたくしが君と話すことになったのだからね。」

    防衛省「念のために確認しよう、魔女の正体を答えてくれないか?」

    ほむら(もしも、魔法少女が魔女だと知らなかった場合、
         今後恐慌を起こした政府と魔法少女がぶつかる可能性がある)

    ほむら(でも、個人で戦う魔法少女と違って、政府は組織。
         もしも政府が長らく魔法少女と関わって来たのなら魔法少女の正体を知ってもおかしくない)

    ほむら(ここまで来たのなら魔法少女についてどこまで知っているか、確認をする必要がある。
         そして、目の前の人物が魔法少女についてどんな印象を持っているかも)

    ほむら(でも、もしその結果が最悪なものであったなら──)


    ほむら「──魔法少女、でしょう?」

    防衛省「やはり、知っていたのか…」

    防衛省「お互いが正体を知っているつもりになって、
         話して、何人もの魔法少女を魔女に変えてしまったことがあった……
         君みたいな子は本当に少ないんだよ……」
     

    80 = 20 :

    ほむ

    82 :

    名前が防衛省ってのでちょっと笑える

    83 = 15 :


    ほむら「これは、話をしてくれるためのキーワードだと思っていたのだけれど、
         続けて貰えるということでいいのかしら?」

    防衛省「ああ…だけど、わたくしが知っていることだけになる。
         そしてもう一つ、知り過ぎると君の行動にさらに大きな制限がかかる…
         だからそこに抵触しない限りになる、それでいいかな?」

    ほむら「了解したわ」

    防衛省「まず、君たちの契約者。
         キュゥべえ──インキュベーター。
         わたくし共が、全ての政府が、魔法少女に関わらないと決めたのは彼の存在にある。
         少女を魔法少女へと変える宇宙人。
         君たちにとってはただのマスコット、正体を知った君は別の印象を持っているかも知れないが──
         とにかく、我々が魔法少女に干渉しない理由はそこにある。
         魔法少女の資格を持つものにしか視認することができない、
         宇宙人、キュゥべえ!
         この存在こそが、魔法少女を政府が利用しない、あるいは出来ない理由となっている」
     

    84 :

    ほむほむって魔法で身体強化されてるなら直接叩いた方がいいんじゃ………

    85 = 29 :

    QBの活動妨害したら何されるか分からんな

    86 = 8 :

    はひふへほむらちゃん!

    87 :

    昨日の魔女狩りSSに触発されたのか前から暖めてたのかはわからないけど、それより大分面白い
    支援

    90 :

    なるたるとかぼくらのっぽいな

    91 = 15 :


    防衛省「やはり字面が間抜けかね?」

    ほむら「気にすることはないわ、私もあいつを憎たらしいと思うとき、そう思うことがあるもの」

    防衛省「では、インキュベーターとしておこうか。
         ともかく、君達はあの宇宙人に対してどういう想像をしているか知らないが、
         わたくし共があの宇宙人という存在をどれだけ恐ろしいと思っているか、
         どれだけ脅威か、分かって貰うことは難しいだろう」

    防衛省「遠い星からここまでやってこれる科学力、宇宙の延命という壮大過ぎる計画、
         たかだか月にようやく辿り着いて、それすら予算の関係上満足に続けることが出来ない
         我々大人達──地球人などとは存在自体が違う」

    防衛省「彼らは彼らと地球人との関係を差して、人間と家畜との関係に例えることがあるらしいが、
         全くそれは妥当であって、彼らの我々に対する扱いは優し過ぎると言っても過言ではない」

    ほむら「なんとなく腹の立つ評価ね」

    防衛省「正当な評価だよ。言い方については、わたくしの個人的な見解が入っているがね」
     

    92 = 31 :

    やっべ
    おもしれー

    93 = 65 :

    なんかワクワクする

    94 :

    理性的な政府とか嬉しいな

    95 :

    ロシアがとりあえず攻撃しそうな気がしなくもない

    96 = 57 :

    福井晴敏がまどか☆マギカの小説書いたらこんな感じになりそうだよな

    97 = 5 :

    国家を絡めた魔法少女の在り方を考えるとワクワクするな

    98 :

    どうやら俺は素晴らしいSSに出会ったようだ
    役人どもがみんなこんなに理性的で思慮深いといいんだけどね…

    100 :

    いや、実際魔法少女なんてふざけた存在が現れたらこんな対応するしかないだろうw
    あえて敵対する理由が無いし、政府ってのはそんなに馬鹿じゃないよ(馬鹿な方が話を作りやすいという理屈を否定する訳じゃなくてね)


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