私的良スレ書庫
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元スレP「最近、女の子の間で変な噂が…」
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P(3人でのミーティングを開始した…)
P(それにしても、伊織だけじゃないけど)
P(自分のアイドルにペースを握られているようでは)
P(この先苦労は耐えないだろうな)
P(プロデューサーとしては直すべき点だな)
P「でも●だけは、本当に気をつけようね」
P(その後、真はレッスン)
P(あずささんは真とは別のレッスン場へと向かった)
P(ふぅ、ちょっと休憩…)
コト
小鳥「お疲れ様です、プロデューサーさん。お茶です」
P「…ありがとうございます、小鳥さん!」
スッ
P「ズズズー…」
P(このお茶の温度からも小鳥さんの優しさが…)
コト
P(骨身に応えるなぁ…)フゥ
小鳥(わりと良い印象をあたえたようピヨ)
小鳥「あ、いい忘れていましたが」
P「?」ズズズッ
小鳥「あずささん、極度の方向音痴で…」
小鳥「今朝も、真ちゃんが道に迷ってるあずささんをお連れしたそうなんです」
小鳥「もしかしたら、レッスン場につけないかもしれないわ」
P「!!!?」ブーッ
小鳥「ピヨーーー!」
P「ガハッ、小鳥さん!もっと早くオホッオホッ…」
P(むせてしまった…)
P「そしてまた同じ過ちを繰り返してしまったっ!」
P「タオルです。拭いてください」
小鳥「はいぃ…ありがとうございます」フキフキ
小鳥「んもぅっ!プロデューサーさんっ!」
小鳥「何でいつもお茶を含んでから話を聞くんですか!」プンスカ
P(え?俺のせいなの?俺のせいなの?)
P(むせてしまった…)
P「そしてまた同じ過ちを繰り返してしまったっ!」
P「タオルです。拭いてください」
小鳥「はいぃ…ありがとうございます」フキフキ
小鳥「んもぅっ!プロデューサーさんっ!」
小鳥「何でいつもお茶を含んでから話を聞くんですか!」プンスカ
P(え?俺のせいなの?俺のせいなの?)
P「ということは、こうしちゃ居られない!」
P「俺っ、様子を見に行ってきます!」
ガチャ
バターン
小鳥「………」ブルブル
小鳥「うぅ、冷えてきたわぁ」ガクガク
P(あずささんが向かっているレッスン場は)
P(こっちかっ!)
タッタッタッタッタ
P「とりあえず、走りながらでもあずささんに連絡をっ!」タッタッタッタッタ
ピッ
P「………?」
P「聞いてなかったよあほう!!!」タタタタタタッ
P「そうだっ、困ったときの小鳥ちゃんっ!」ピッ
Prrrrrr Prrrrr Prrrrr
ガチャ
P「あ、小鳥さんですか!?あずさs」
電話「ただいま出かけております。ピヨーっと鳴いたらご用件を…」
P「何でやねんっ!」
ピヨーッ
P「やだーーー!」
P(結局、携帯電話も出なかった…)タッタッタ
キョロキョロ
P(あの人、俺が出掛けた後…)タッタッタ
キョロキョロ
P(一体どこ行ってしまったんだ!)タッタッタ
その頃、小鳥
シャーーーーーーー
小鳥「ピヨピヨー♪」
小鳥(お茶でべとべとしちゃったし)
小鳥(綺麗にしなきゃっ)
ゴシゴシ
小鳥「ピヨピヨピピピー♪」
P「ハァハァ…どこにも居ない…」
P(レッスン場に行っては見たが)ハァハァ
P(俺の期待も虚しく…)ハァハァ
P(居るべき人は、まだ到着していなかった)ハァハァ
P「ど、どこに行ったんだーーー!!!」
その頃、あずさ
女の子「あのっ、先ほどは私なんかを助けていただき、ありがとうございましたぁ」
あずさ「あらあら、私なんかなんて言ってはいけないわ」
女の子「でっ、でも私、あんなに小さい犬でも…うーっ」
あずさ「あなたは可愛いんだから、自身持たなきゃ、ね?」
女の子「か、可愛いなんてっ。私なんかっ」
あずさ「ほら…だから。ねっ?」
女の子「は、はいー」
一方、プロデューサー
P「がはぁ…も、もうむ…無理ー!」バタンキュー
ハァ…ハァハァ…ハァハァ…
P(こんな往来でぶっ倒れることになるとは…)ハァハァ
P(すぐに見つかると思っていた俺が甘かった…)
P(こんなことになるなら、あらかじめ小鳥さんから)
P(電話番号を聞いておくべきだった)
P「って…ほ…本人から…で…いいんだ……っつの」ハァハァ
?「そこの人、そんなところで何してるの?」
P「こ、これが寝てるように見・・・見えるか?」ハァハァ
?「ミキには寝ているようにしか見えないの」
P「まぁ…そうか…もしれない…が…」ハァハァ
美希「でもね、そんなところで寝るのは危ないって思うな」
P「ご…ごもっとも…」
P「そ…れで。君は…誰……」ムクッ
P「!」
美希「ミキ?ミキは、ミキだよ?」
P「ユーアー、ミスターミキプルーン!?!?」
美希「じゃなくって、ミキなのっ!」
P(また…出会うことができるとはね)
その頃
小鳥(はぁ、さっぱりしたわー)フキフキ
小鳥(代えの服に着替えて…)
小鳥(あ、いけないっ。誰も居ないんだった)
小鳥(あら?留守番電話にメッセージが残ってる)ポチッ
小鳥(お仕事の話かしら。だとしたら申し訳ないことしちゃった)
電話「メッセージは、一件です」
電話「メッセージを再生します。一件目…」ピヨー
電話「やだーーー!」
小鳥「ピヨッ!?」
一方、プロデューサー
美希「ふーん、そこの人は、アイドルのプロデューサーをやってるんだ」
P(そ、そこの人?)
P「す、好きに呼んでくれてかまわないが、そこの人はやめてくれ」
美希「じゃあ、プロデューサーなの」
P「………お、おう」
P(…悪くないじゃない)
P「そうだ!忘れないうちにこれを渡しておくよ」
美希「765プロ、ダクション…プロデューサー、P…さん?」
P「そう。もし、アイドルデビューするなら是非、765プロを訪れてくれ」
Prrrr Prrrr Prrrr
P「おっと、小鳥さんから電話か」ピッ
美希(鳥さんから電話?)
電話「お待たせしてすみません、電話番号は…」
P「はいっ、はいっ!わかりました。今すぐにかけてみます!」
電話「そうしてください。きっとプロデューサーさんを待ってますよ」
P「ありがとうございました、小鳥さん」
電話「はい。それじゃあ…」
P「ところで小鳥さん?」
電話「はい?」
P「なんで、すぐに電話に出てくれなかったんですか?」
電話「え、えーとっ!そ、それはですねっ」
P「はい、それは?」
電話「………」
P「…」
電話「……んもうっ、プロデューサーさんのエッチっ!」ピッ
ツーツーツー
P「は?」
P(まぁ、こんなもんだろう)
P「早速電話を掛けなくてはっ」ピポパポピ
美希「プロデューサーは、鳥としゃべることができるの?」
P「え」
P(鳥…?小鳥さんのことか)
P「いやいや、小鳥さんっていう」
美希「プロデューサーは、小鳥と話すことができるの?」
P「…大体そんな感じ」
Prrrr Prrrr Prrrrr ピッ
電話「もしもし~?どちらさまでしょうか?」
P(おっと、やっとかかった)
P「あずささんですか?もしもし、俺です。Pです」
電話「あら~、プロデューサーさん。どうなさいましたか?」
P「えっ」
P「え、えと。あずささん、道に迷ったんですよね?」
電話「そうなんですかね~?」
P(ええっ!迷ってはいないのか?)
P「今、どこにいるか分かりますか?」
電話「今ここがどこかですか?えーと…」
あずさ「ねぇ、雪歩ちゃん。ここがどこかわかるかしら?」
雪歩「はい、ここは………」
あずさ「だ、そうです。プロデューサーさん」
電話「誰か居るのは分かりました…」
電話「…ただ、声まではさすがに聞こえないっす」
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