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元スレP「最近、女の子の間で変な噂が…」
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春香(プロデューサーさんからメールだ)ピッ
差出人:プロデューサーさん
件名:春香、雑誌だよ、雑誌!
春香(……クスッ)
春香(わかりました…っと)ピピッ
春香(私、もっとアイドルらしくなるように)
春香(がんばらなきゃっ!)
春香(おやすみなさい、プロデューサーさん)
P宅
P(しまった!ついこのボス倒したら、次の町まで、このイベント終わらせたら)
P(なんてプレイしていたら…)
P(ラスボス前まで来てしまった!)
P「そして、もう朝じゃないか!?」
P(うあー眠い。シャワー浴びてもまだふらつく…)
P(まだそこまで日は昇ってないけど)
P(ちょっと、朝のお散歩と洒落込もうかな)
P「………年配の思考じみてるかも」
近くの川原沿い
P「ふぅ、朝の空気はひんやりして気持ちがいいな」
P「人もいないし静かで実にいい」
P(なんか…世界中に俺だけになったんじゃないか?)
P(なんて昔はよく思ったものだなぁ)
P「そんなはず無いのにな…すぐそこの川原に女の人も立ってるし」
P「………ん?」
女性「東雲…活気の前の静寂に満ちた町もまた、いいものですね…」
トコトコトコトコ
P(足が自然と動いていた…)
P(まるで一直線に彼女に引き寄せられるように)ザッ
P(この少し憂い帯びた表情、冷たくはかなげで…)ジー
女性「?……はて、あなた様は?」
P(いけねっ、もう癖づいてしまったな)
P(はて、なんと言えば不快に思われないだろうか)
P「君の表情に、見惚れてしまったんだよ」
女性「まぁ!…ふふ、そうなのですか?」
P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)
女性「しかし、見ず知らずの私にそのような賛美を下さるとは…」
女性「あなた様は、一体…?」
P(男なら…)スッ
P「俺かい?俺は」
P(やってやれだ!)サッ
P「こういうものです」
女性「これは、ご丁寧に…」
P(なかなか、かっこいいんじゃないか!?)
女性「これは…何でしょうか?」
P「え?名詞に俺のなm…」
P「………」
P「天丼かよ、俺」
P(また、コンビニのポイントカードだった)
P「そうなんだ、ずばり、うちのじm グーーー
P(これも天丼じゃねえか)
女性「はて、何の音でしょうか?」
P「えと、近くのラーメン屋に一緒に来てもらえないか?」
P「そこで話を聞いてもらえないかな?俺がおごるよ」
P(朝メニューの軽くて安いラーメンがあったはずだ…)
女性「なんと!よろしいのですか?」
P「もちろん!好きなだけ食べてくれてかまわない!」キリッ
女性「あなた様は、まこと心の広きお方なのですね」
女性「殿方にそのように申されて相伴しない訳には行きません」
P「ということは?」
女性「ぜひ、お供させていただきます…ふふっ」
P(彼女はまるで雪のようにはかなく見えたが)
P(見せた微笑は、どこか暖かく感じられた)
P「もちろん!好きなだけ食べてくれてかまわない!」キリッ
女性「あなた様は、まこと心の広きお方なのですね」
女性「殿方にそのように申されて相伴しない訳には行きません」
P「ということは?」
女性「ぜひ、お供させていただきます…ふふっ」
P(彼女はまるで雪のようにはかなく見えたが)
P(見せた微笑は、どこか暖かく感じられた)
P(いやー、ちょっと詩人ぶってみたけど本当に)
P(雪は積もるね。事実、目の前に積もってる)
P(白い…真っ白な………どんぶり)
女性「ここのらぁめんはまこと、あっさりとしていて」
チュルチュル
女性「いくらでもいただける気がします」
チュルチュル チュルチュル
P「洒落になってないからね」
P(彼女の名前は、四条貴音…………)
チュルチュル
貴音「御馳走様でした」
P(………以上)
P「さて、落ち着いたところで話につかせてもらうね」
貴音「はい、なんなりと」
P「まず、四条さん。あなたには是非うちのプロダクションに来ていただきたい」
P「そして、アイドルとなって活躍していただきたい!」
貴音「…あなた様は、どうしてわたくしにそのような話を?」
+
P「ずばり、才能を感じたんだ」
貴音「才能…」
P「そう、その美麗な顔立ち」
P「そしてその目だ」
貴音「目、ですか…?」
P「そう、目だよ。君の目はすごい澄み切っていて」
P「強くまっすぐを見つめている」
P「その目には、人にものを訴える力がすごく備わっていると感じたんだ」
チュルチュル
高木「いい事をいうじゃないか、君!」
P「………」
P「つかぬ事を聞きますが、社長はなぜここに?」
高木「いやぁ、私もここのラーメンがすきでね。たまたま店に入ったら」
高木「たまたま君たちがここにいた、というわけなんだよ」
P「はぁ、そうですか…」
P(その後、二人で四条貴音をまじめに勧誘し、見事に…)
高木「では早速、私は四条君を765プロにお届けするよ」
貴音「あなた様、また後ほどお会いいたしましょう」
貴音「…らぁめん、ありがとうございました」
P「ああ、これからよろしくね四条さん」
貴音「貴音と…そう、おっしゃってください」
P「わかった。じゃあね貴音」
貴音「はい!ふふっ…」
ありがとうございましたー
P「さて…会計を済ませるかね」
P「あれ、伝票二つあるし」ナニナニ
P「社長のじゃないすか!」
P「やだーーー!」
765プロ
ガチャリ
小鳥「あっ、おはようございます。プロデューサーさん!」
P「小鳥さん、おはようございます」
小鳥「貴音ちゃん、もう来てますよ」
P「でしょうな、あはははは」
小鳥「?」
倒れそ…来ないと
思ったらすぐ落としてください
無責任ですみません
ガチャリ
小鳥「あっ、おはようございます。プロデューサーさん!」
P「小鳥さん、おはようございます」
小鳥「貴音ちゃん、もう来てますよ」
P「でしょうな、あはははは」
小鳥「?」
倒れそ…来ないと
思ったらすぐ落としてください
無責任ですみません
貴音「あなた様、お待ちしておりました」
P「やぁ、貴音。小鳥さんにはもう挨拶はしてあるんだね」
貴音「はい、小鳥嬢には親切にあいどるについてを…」
P(こ、小鳥嬢?!)
この時間に落として無責任もへったくれもないわな
起きてる方がおかしいんだし
起きてる方がおかしいんだし
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