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元スレちなつ「あかねさん、あかりちゃんを私にください!!」
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あかりちゃんの家に遊びに来たことは、これが初めてではないし、
あかりちゃんのお姉ちゃん、あかねさんとも何度か会ったことはある。
赤座あかね。
あかりちゃんと同じくらい優しくて朗らかな笑顔を浮かべている、あかりちゃんと良く似た大人の女性。
うちのお姉ちゃんも昔からあかねさんのことを絶賛してるし、凄く良い人なんだと思う。
そう、思うんだけど・・・。
あかね「あら、どうかしたかしら?ちなつちゃん」
ちなつ「いえ。何でもないです」
何故だろう。
時折あかねさんからは同じ人間のものとは思えないオーラというか迫力というか、
化け物染みた気迫を感じる時があるのだ。
まるで、中学時代結衣先輩を追いかけていた時の私と同じ、
いや、その何倍も強い執着心のようなものを・・・。
ちなつ(な~んちゃって。流石に、考えすぎだよね・・・)
あかね「・・・・・なかなか良い勘をしてるわね」ボソ
ちなつ「へ?」
あかね「さ、どうぞ入って」
あかり「あ、ちなつちゃんだ。いらっしゃ~い」
あかりちゃんのお姉ちゃん、あかねさんとも何度か会ったことはある。
赤座あかね。
あかりちゃんと同じくらい優しくて朗らかな笑顔を浮かべている、あかりちゃんと良く似た大人の女性。
うちのお姉ちゃんも昔からあかねさんのことを絶賛してるし、凄く良い人なんだと思う。
そう、思うんだけど・・・。
あかね「あら、どうかしたかしら?ちなつちゃん」
ちなつ「いえ。何でもないです」
何故だろう。
時折あかねさんからは同じ人間のものとは思えないオーラというか迫力というか、
化け物染みた気迫を感じる時があるのだ。
まるで、中学時代結衣先輩を追いかけていた時の私と同じ、
いや、その何倍も強い執着心のようなものを・・・。
ちなつ(な~んちゃって。流石に、考えすぎだよね・・・)
あかね「・・・・・なかなか良い勘をしてるわね」ボソ
ちなつ「へ?」
あかね「さ、どうぞ入って」
あかり「あ、ちなつちゃんだ。いらっしゃ~い」
ここまでつまらないと逆に笑える
ドヤ顔でSS書くのはどんな気持ちなのかな^^;
ドヤ顔でSS書くのはどんな気持ちなのかな^^;
あかり「ちなつちゃん、お茶どうぞ」
ちなつ「ありがとう、あかりちゃん」
あかね「ふふ。自分の家だと思って寛いで良いのよ」
あかね「あかりと同棲するのなら、早いうちにこういうのは慣れといた方が良いでしょうしね」
ちなつ「え、えへへへ。そ、そうですね」
あかり「またまた~。お姉ちゃんたら気が早いんだからぁ」
あかね「だってあかりったら、『ちなつちゃんと一緒に暮らすんだ』って報告してから、毎日嬉しそうにはしゃいじゃって」
あかね「お姉ちゃん、嫉妬しちゃいそうよ?」ニコッ
ちなつ「・・・・・・!?」ゾワッ
ちなつ(今、私に向けられて凄まじい量のプレッシャーが放たれたような・・・!?)
あかり「も、もう!私、そんなにはしゃいだりしてないもん!」
あかね「あらあら、そうだったかしら?うふふふ」
ちなつ(き、気のせいだよね?)
ちなつ「ありがとう、あかりちゃん」
あかね「ふふ。自分の家だと思って寛いで良いのよ」
あかね「あかりと同棲するのなら、早いうちにこういうのは慣れといた方が良いでしょうしね」
ちなつ「え、えへへへ。そ、そうですね」
あかり「またまた~。お姉ちゃんたら気が早いんだからぁ」
あかね「だってあかりったら、『ちなつちゃんと一緒に暮らすんだ』って報告してから、毎日嬉しそうにはしゃいじゃって」
あかね「お姉ちゃん、嫉妬しちゃいそうよ?」ニコッ
ちなつ「・・・・・・!?」ゾワッ
ちなつ(今、私に向けられて凄まじい量のプレッシャーが放たれたような・・・!?)
あかり「も、もう!私、そんなにはしゃいだりしてないもん!」
あかね「あらあら、そうだったかしら?うふふふ」
ちなつ(き、気のせいだよね?)
そういえば・・。
私がまだ中学生だった頃に、
京子先輩が言っていた言葉を思い出した。
京子『へぇ、ちなつちゃんもあかりの家、行ったことあるんだ』
ちなつ『はい、優しそうなお姉さんが出迎えてくれました』
ちなつ『いやぁ、ああいう優しい大人の女性も何て言うか、その、素敵ですよねぇ。私憧れちゃいます』
京子『ふ~ん。でも、あの人には気をつけた方が・・・』
ちなつ『ふぇ?どうしてです?』
京子『あ、いやいやいや。普通に接する分には普通に、いや、普通以上に良い人だよ。優しいし』
京子『ただ、ちなつちゃんはあかりとキスしたこともあるし・・』
ちなつ『ちょっとぉ、そのことはもう忘れてくださいよぅ!』
私がまだ中学生だった頃に、
京子先輩が言っていた言葉を思い出した。
京子『へぇ、ちなつちゃんもあかりの家、行ったことあるんだ』
ちなつ『はい、優しそうなお姉さんが出迎えてくれました』
ちなつ『いやぁ、ああいう優しい大人の女性も何て言うか、その、素敵ですよねぇ。私憧れちゃいます』
京子『ふ~ん。でも、あの人には気をつけた方が・・・』
ちなつ『ふぇ?どうしてです?』
京子『あ、いやいやいや。普通に接する分には普通に、いや、普通以上に良い人だよ。優しいし』
京子『ただ、ちなつちゃんはあかりとキスしたこともあるし・・』
ちなつ『ちょっとぉ、そのことはもう忘れてくださいよぅ!』
京子『そういうちなつちゃんだから、一応忠告はしておくけど・・』
京子『もしまた、あんな風にあかりにチョッカイ出す時は、あかねさんには気を付けた方が良いよ?』
京子『気を付けた所で逃げることはできないだろうけど。下手すりゃ死・・・、いや、なんでもない』
ちなつ『またまた~、京子先輩ったらフザケタことを抜かし過ぎですよ~、構ってちゃんですか?』
京子『笑顔で酷いこと言わないで・・。まぁ、下手にあかりに手を出さない限りは大丈夫だろうけど』
京子『それこそ、あかりと恋人になったりしない限りは・・・』
ちなつ『何言ってるんですか、京子先輩。私は永遠に結衣先輩一筋ですよ!』
京子『まぁ、そうだよねぇ』
京子『もしまた、あんな風にあかりにチョッカイ出す時は、あかねさんには気を付けた方が良いよ?』
京子『気を付けた所で逃げることはできないだろうけど。下手すりゃ死・・・、いや、なんでもない』
ちなつ『またまた~、京子先輩ったらフザケタことを抜かし過ぎですよ~、構ってちゃんですか?』
京子『笑顔で酷いこと言わないで・・。まぁ、下手にあかりに手を出さない限りは大丈夫だろうけど』
京子『それこそ、あかりと恋人になったりしない限りは・・・』
ちなつ『何言ってるんですか、京子先輩。私は永遠に結衣先輩一筋ですよ!』
京子『まぁ、そうだよねぇ』
ちなつ(・・・・・・・・よりによって今、そんなことを思い出してしまった!)
ちなつ(『下手すりゃ死…』って何ですか、京子先輩!? 私これからどうなるんですか京子先輩!?)
ちなつ(いやいやいや、落ち着くのよチーナ。あの京子先輩が言っていた言葉だもの。当てになるはずがないわ)
ちなつ(それにこの部屋にはあかりちゃんだっているんだもの)
ちなつ(慈愛の女神の権化みたいなあかりちゃんがこの場にいる限り、誰だってそんな大それたことは出来ないはず‥!)
あかり「それじゃ、お姉ちゃん。私そろそろ行くね」
あかね「本当に一人で大丈夫?私手伝おうか?」
あかり「私もう大学生だよ。何でも一人でできるお年頃だもん。大丈夫」
あかり「ちなつちゃんも楽しみにしててね」
ちなつ「え?あかりちゃん何処行くの?」
あかり「てへへ、せっかくちなつちゃんが遊びに来てくれたことだし、手料理でも振る舞っちゃおうかなぁって」
ちなつ(『下手すりゃ死…』って何ですか、京子先輩!? 私これからどうなるんですか京子先輩!?)
ちなつ(いやいやいや、落ち着くのよチーナ。あの京子先輩が言っていた言葉だもの。当てになるはずがないわ)
ちなつ(それにこの部屋にはあかりちゃんだっているんだもの)
ちなつ(慈愛の女神の権化みたいなあかりちゃんがこの場にいる限り、誰だってそんな大それたことは出来ないはず‥!)
あかり「それじゃ、お姉ちゃん。私そろそろ行くね」
あかね「本当に一人で大丈夫?私手伝おうか?」
あかり「私もう大学生だよ。何でも一人でできるお年頃だもん。大丈夫」
あかり「ちなつちゃんも楽しみにしててね」
ちなつ「え?あかりちゃん何処行くの?」
あかり「てへへ、せっかくちなつちゃんが遊びに来てくれたことだし、手料理でも振る舞っちゃおうかなぁって」
あかね「味は私が保障するわ。ちなつちゃんも楽しみにしてて良いわよ」
ちなつ「へぇ、楽しみだなぁ。ありがとう、あかりちゃん!」
あかり「お礼を言うのはまだ早いよ~。それじゃ、行ってくるね」
ちなつ「うん、頑張ってね」
あかね「怪我には気をつけてね~」
あかり「よ~し、頑張るぞ!」トコトコトコト
ちなつ「・・・・・・・・・・」
あかね「・・・・・・・・・・」
ちなつ(って・・・)
ちなつ(いきなり密室であかねさんと二人きりになってしまったアアッ!?)
ちなつ「へぇ、楽しみだなぁ。ありがとう、あかりちゃん!」
あかり「お礼を言うのはまだ早いよ~。それじゃ、行ってくるね」
ちなつ「うん、頑張ってね」
あかね「怪我には気をつけてね~」
あかり「よ~し、頑張るぞ!」トコトコトコト
ちなつ「・・・・・・・・・・」
あかね「・・・・・・・・・・」
ちなつ(って・・・)
ちなつ(いきなり密室であかねさんと二人きりになってしまったアアッ!?)
ちなつ「・・・・・・・・・・・・・」
あかね「・・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
ちなつ(な、何なの!?何なの、この空気!?)
ちなつ(あかねさん笑顔なのに、その笑顔がどういう訳か、すげー“重い”!)
あかね「ねぇ、ちなつちゃん」
ちなつ「は、はい!?なんでしょうか」
あかね「お茶、お代わりいる?」
ちなつ「い、いえ、結構です」
あかね「そう・・・」
ちなつ「・・・・・・・・」
あかね「・・・・・・・・」ニコニコ
ちなつ(だから、何この空気!?)
あかね「・・・・・・・・」ニコニコ
あかね「・・・・・・・・・・・・・」ニコニコ
ちなつ(な、何なの!?何なの、この空気!?)
ちなつ(あかねさん笑顔なのに、その笑顔がどういう訳か、すげー“重い”!)
あかね「ねぇ、ちなつちゃん」
ちなつ「は、はい!?なんでしょうか」
あかね「お茶、お代わりいる?」
ちなつ「い、いえ、結構です」
あかね「そう・・・」
ちなつ「・・・・・・・・」
あかね「・・・・・・・・」ニコニコ
ちなつ(だから、何この空気!?)
あかね「・・・・・・・・」ニコニコ
>>62
悪くないな
悪くないな
ちなつ「え、えーと、あかねさん?」
あかね「あら、何かしら?」
ちなつ「今日は、あかねさんが私を呼んでくれたんですよね?」
あかね「ええ、その通りよ」
ちなつ「その~、いったい私に何の用だったんでしょうか?」
ちなつ「今更だけど、ちょっと気になっちゃって」
あかね「あらあら、そうだったわね。ごめんなさい、気を使わせちゃって」
あかね「何でも、あかりとあなたがこの春から同棲生活を始めるっていう話じゃない」
あかね「それでね、ちなつちゃんに聞きたいことがあって」
ちなつ「聞きたいこと、ですか?えっと、なんでしょう。私に応えられる範囲なら何でも聞いてください」
あかね「あらあら、ありがとう。でも、あまり難しい話じゃないから気を楽にして良いのよ」
あかね「ねぇ、ちなつちゃん」
あかね「あなた、あかりのことが好き?」
あかね「あら、何かしら?」
ちなつ「今日は、あかねさんが私を呼んでくれたんですよね?」
あかね「ええ、その通りよ」
ちなつ「その~、いったい私に何の用だったんでしょうか?」
ちなつ「今更だけど、ちょっと気になっちゃって」
あかね「あらあら、そうだったわね。ごめんなさい、気を使わせちゃって」
あかね「何でも、あかりとあなたがこの春から同棲生活を始めるっていう話じゃない」
あかね「それでね、ちなつちゃんに聞きたいことがあって」
ちなつ「聞きたいこと、ですか?えっと、なんでしょう。私に応えられる範囲なら何でも聞いてください」
あかね「あらあら、ありがとう。でも、あまり難しい話じゃないから気を楽にして良いのよ」
あかね「ねぇ、ちなつちゃん」
あかね「あなた、あかりのことが好き?」
ちなつ「え!? ええ!?」
ちなつ「どぇえええええええ!?」
あかね「あらあら、ごめんなさい。いきなりこんな話振ったら驚いちゃうわよね」
あかね「違うのよ?好きって言ってもそういう意味でなくて・・・」
ちなつ(あぁ、びっくりしたぁ。そういう意味じゃなかったか)
あかね「友達とかクラスメイトとしての“好き”ではなくてね」
あかね「恋人とか恋愛とかの意味で“好き”かって聞いたの」
ちなつ「ああ、それですか。なんだぁ~」
あかね「うふふふふ」
ちなつ「って」
ちなつ(思い切りそういう意味じゃんッ!!)
ちなつ「どぇえええええええ!?」
あかね「あらあら、ごめんなさい。いきなりこんな話振ったら驚いちゃうわよね」
あかね「違うのよ?好きって言ってもそういう意味でなくて・・・」
ちなつ(あぁ、びっくりしたぁ。そういう意味じゃなかったか)
あかね「友達とかクラスメイトとしての“好き”ではなくてね」
あかね「恋人とか恋愛とかの意味で“好き”かって聞いたの」
ちなつ「ああ、それですか。なんだぁ~」
あかね「うふふふふ」
ちなつ「って」
ちなつ(思い切りそういう意味じゃんッ!!)
ちなつ「ええっと、わ、私は・・私は・・」
あかね「うふふ。そんなに困らないで良いのよ。簡単な質問でしょ?」
ちなつ(か、簡単って・・!?そんな大事なことを簡単に聞いてくるってどうなの?)
ちなつ(まさか、ここでバカ正直に“好き”って答えたら『死』なんて展開じゃないわよね?)
ちなつ(ない、とは思うけど・・)
ちなつ「い、いきなりそんなデリカシーのない質問されても、困ります!」
ちなつ(取りあえずここはお茶を濁しておこう)
あかね「あら、濁しちゃうのね」
ちなつ「いっ!?」
あかね「でもね、本当に難しいことを聞いてる訳じゃないし、ちなつちゃんがどう答えたとしても」
あかね「それで、あなたをどうかしようとか、そう思っている訳じゃないし」
あかね「そのことを父と母にばらして同棲の話をナシにしようという訳でもないの」
あかね「ただ、あの子の姉として、こういうことは知っておきたいだけなの」
あかね「だからお願い。あなたの本当に気持ちを聞かせて頂戴」
ちなつ「・・・・!」
あかね「うふふ。そんなに困らないで良いのよ。簡単な質問でしょ?」
ちなつ(か、簡単って・・!?そんな大事なことを簡単に聞いてくるってどうなの?)
ちなつ(まさか、ここでバカ正直に“好き”って答えたら『死』なんて展開じゃないわよね?)
ちなつ(ない、とは思うけど・・)
ちなつ「い、いきなりそんなデリカシーのない質問されても、困ります!」
ちなつ(取りあえずここはお茶を濁しておこう)
あかね「あら、濁しちゃうのね」
ちなつ「いっ!?」
あかね「でもね、本当に難しいことを聞いてる訳じゃないし、ちなつちゃんがどう答えたとしても」
あかね「それで、あなたをどうかしようとか、そう思っている訳じゃないし」
あかね「そのことを父と母にばらして同棲の話をナシにしようという訳でもないの」
あかね「ただ、あの子の姉として、こういうことは知っておきたいだけなの」
あかね「だからお願い。あなたの本当に気持ちを聞かせて頂戴」
ちなつ「・・・・!」
>>26
おーおーアフィの家畜が喚いとるわwww
おーおーアフィの家畜が喚いとるわwww
その時のあかねさんの言葉はとても真剣で、とても切実で、
自分の妹のことを想って、私にそんな質問を投げかけてきたのだということが良く分かった。
ちなつ(そっか。当然だよね。大切な妹のことだもの。そういう心配しない方がおかしいか)
ちなつ(それなのに、私ったら・・)
大昔に聞いた京子先輩の戯言を本気にして、本音をはぐらかした自分がとても恥ずかしくなってきた。
そう、あかねさんはあかりちゃんの実の姉なのだ。
私の大切な人のお姉さん。ならば、私が真実を話すのに気後れする理由なんて何もない。
だって私は、
あの日、あかりちゃんに告白したことに、一切の後悔を抱いていないのだから。
ちなつ(そう、堂々とすれば良いのよ。あの時の櫻子ちゃんみたいに!)
ちなつ「・・・・分かりました。正直に話します」
ちなつ「あかねさんの、言う通りです」
ちなつ「私はあかりちゃんのことが、す、すすすす、好きです!」
ちなつ「あかりちゃんを、その、私の特別な人として、愛しています!!」
あかね「そう。やっぱり、そうだったのね」
ちなつ「はい。はぐらかそうとして、済みませんでした」
自分の妹のことを想って、私にそんな質問を投げかけてきたのだということが良く分かった。
ちなつ(そっか。当然だよね。大切な妹のことだもの。そういう心配しない方がおかしいか)
ちなつ(それなのに、私ったら・・)
大昔に聞いた京子先輩の戯言を本気にして、本音をはぐらかした自分がとても恥ずかしくなってきた。
そう、あかねさんはあかりちゃんの実の姉なのだ。
私の大切な人のお姉さん。ならば、私が真実を話すのに気後れする理由なんて何もない。
だって私は、
あの日、あかりちゃんに告白したことに、一切の後悔を抱いていないのだから。
ちなつ(そう、堂々とすれば良いのよ。あの時の櫻子ちゃんみたいに!)
ちなつ「・・・・分かりました。正直に話します」
ちなつ「あかねさんの、言う通りです」
ちなつ「私はあかりちゃんのことが、す、すすすす、好きです!」
ちなつ「あかりちゃんを、その、私の特別な人として、愛しています!!」
あかね「そう。やっぱり、そうだったのね」
ちなつ「はい。はぐらかそうとして、済みませんでした」
あかね「それを聞いて安心したわ」
ちなつ「はい!」
あかね「あなたはあかりのことが大好きなのね?」
ちなつ「はい!」
あかね「実はね、私も一緒なの!」
ちなつ「はい!?」
あかね「うふふ、仲間ができて私も嬉しいわ」
ちなつ「あの?あかねさん?それってどういう・・?」
あかね「ああ、ごめんなさいね。あんな言い方じゃ誤解させちゃうわよね」
あかね「恋人とか恋愛とか意味で“好き”って訳じゃないのよ」
ちなつ「ああ、ですよね。びっくりした」
ちなつ「はい!」
あかね「あなたはあかりのことが大好きなのね?」
ちなつ「はい!」
あかね「実はね、私も一緒なの!」
ちなつ「はい!?」
あかね「うふふ、仲間ができて私も嬉しいわ」
ちなつ「あの?あかねさん?それってどういう・・?」
あかね「ああ、ごめんなさいね。あんな言い方じゃ誤解させちゃうわよね」
あかね「恋人とか恋愛とか意味で“好き”って訳じゃないのよ」
ちなつ「ああ、ですよね。びっくりした」
あかね「ただね、あたしは」
あかね「ただね、あかりの脱ぎたてのパンツを被ってみたいとか、お風呂上りのあかりの湿った髪の毛をくんか
くんかしたいとか、汗まみれになったあかりの身体をギュウギュウしたいとか、あかりを女体盛にしてお刺身食べて
みたいなとか、あかりの使用済みティッシュをモグモグしたいとか、目が覚める寸前の意識が朦朧とした状態のあかり
のほおに毎朝チュッチュしたいなとか、犬のきぐるみパジャマ着て『あかりわんわんだー』って嬉しそうにはしゃぐあかりに
『わんわんならコレを付けないとね』と首輪を持って迫って困らしてあげたいとか、缶ジュースのコーラを開けたら中から
勢いよく中身が飛び出してきて炭酸まみれになってしまったあかりをペロペロして綺麗にしてあげたいなとか、突然の
大災害によって生き別れとなってしまった私を長い年月をかけて探し出したあかりに対して『あなた誰?』と記憶喪失
を演じてみて涙目にしてみたいとか、単純に近親相姦したいとか」
あかね「そういう“好き”って意味だから。安心してね」
ちなつ(思ってたより37倍ヤバい答えが返ってきたッ!!!?)
ちなつ「アハハハハハ、その、冗談ですよね?」
あかね「うふふふ。冗談だと思いたいのね」
あかね「それじゃぁ、ちなつちゃん」
あかね「私の部屋、来る?」
あかね「ただね、あかりの脱ぎたてのパンツを被ってみたいとか、お風呂上りのあかりの湿った髪の毛をくんか
くんかしたいとか、汗まみれになったあかりの身体をギュウギュウしたいとか、あかりを女体盛にしてお刺身食べて
みたいなとか、あかりの使用済みティッシュをモグモグしたいとか、目が覚める寸前の意識が朦朧とした状態のあかり
のほおに毎朝チュッチュしたいなとか、犬のきぐるみパジャマ着て『あかりわんわんだー』って嬉しそうにはしゃぐあかりに
『わんわんならコレを付けないとね』と首輪を持って迫って困らしてあげたいとか、缶ジュースのコーラを開けたら中から
勢いよく中身が飛び出してきて炭酸まみれになってしまったあかりをペロペロして綺麗にしてあげたいなとか、突然の
大災害によって生き別れとなってしまった私を長い年月をかけて探し出したあかりに対して『あなた誰?』と記憶喪失
を演じてみて涙目にしてみたいとか、単純に近親相姦したいとか」
あかね「そういう“好き”って意味だから。安心してね」
ちなつ(思ってたより37倍ヤバい答えが返ってきたッ!!!?)
ちなつ「アハハハハハ、その、冗談ですよね?」
あかね「うふふふ。冗談だと思いたいのね」
あかね「それじゃぁ、ちなつちゃん」
あかね「私の部屋、来る?」
あかねさんの部屋は、本人の印象とは大きくかけ離れた、片づけられていない雑多な空間だった。
だが、そんな些細なことなど気にならない程に、その空間は“異質”だった。
ちなつ「あかりちゃんの写真がいっぱい・・・」
あかね「ええ、私の宝物よ」
あかね「家族写真をバレないようポスタ―大に引き延ばすのも結構大変なのよね~」
ちなつ(どう考えても盗撮としか考えられないシチュの写真もあるんだけど・・)
ちなつ「それに、ベッドの上にはあかりちゃんの抱き枕」
あかね「もちろん特注品よ」
ちなつ「ベッドが人間の形に盛り上がってる・・・」
あかね「あかり抱き枕その2よ。デザインはちょっと見せられないわね」
ちなつ「あかりちゃんのパンツ」
あかね「もちろん洗ってないものよ」
ちなつ「え?ペットボトル?」
あかね「中身は秘密よ」
ちなつ「おおう・・・・・」
だが、そんな些細なことなど気にならない程に、その空間は“異質”だった。
ちなつ「あかりちゃんの写真がいっぱい・・・」
あかね「ええ、私の宝物よ」
あかね「家族写真をバレないようポスタ―大に引き延ばすのも結構大変なのよね~」
ちなつ(どう考えても盗撮としか考えられないシチュの写真もあるんだけど・・)
ちなつ「それに、ベッドの上にはあかりちゃんの抱き枕」
あかね「もちろん特注品よ」
ちなつ「ベッドが人間の形に盛り上がってる・・・」
あかね「あかり抱き枕その2よ。デザインはちょっと見せられないわね」
ちなつ「あかりちゃんのパンツ」
あかね「もちろん洗ってないものよ」
ちなつ「え?ペットボトル?」
あかね「中身は秘密よ」
ちなつ「おおう・・・・・」
あかね「うふふふ。私の想いの本気、分かってもらえたかしら?」
ちなつ「ええ。言葉ではなく『心』で理解できました・・」
あかね「そう。なら良かったわ」
あかね「実はね、この部屋はあかりにも両親にも見せたことがないの」
ちなつ「一度でも見せていたら今の温かい家庭はなかったでしょうね・・」
あかね「けど、今日こうしてあなたに見せてしまった。秘密なのにね」
あかね「それはどうしてか、あなたに分かるかしら?」
ちなつ「いやぁ、全然分からないっす・・・」
あかね「それはね、ちなつちゃんに、最後の質問をしたかったからなの」
ちなつ「ふぇ?」
あかね「ちなつちゃん。私はこうやって、私がどれだけあかりを愛しているのか示してみせたわ」
あかね「次はちなつちゃんに教えて欲しいの」
あかね「あなたが、どれほどの想いであかりを愛しているのかを」
ちなつ「ええ。言葉ではなく『心』で理解できました・・」
あかね「そう。なら良かったわ」
あかね「実はね、この部屋はあかりにも両親にも見せたことがないの」
ちなつ「一度でも見せていたら今の温かい家庭はなかったでしょうね・・」
あかね「けど、今日こうしてあなたに見せてしまった。秘密なのにね」
あかね「それはどうしてか、あなたに分かるかしら?」
ちなつ「いやぁ、全然分からないっす・・・」
あかね「それはね、ちなつちゃんに、最後の質問をしたかったからなの」
ちなつ「ふぇ?」
あかね「ちなつちゃん。私はこうやって、私がどれだけあかりを愛しているのか示してみせたわ」
あかね「次はちなつちゃんに教えて欲しいの」
あかね「あなたが、どれほどの想いであかりを愛しているのかを」
ちなつ「私が・・?どれくらいあかりちゃんを・・?」
ちなつ「な、何でいきなりそんなことを!?」
あかね「だってこれは凄く大切なことよ。分かるでしょう」
あかね「ちなつちゃん。今のあなたになら、私がどれくらいあかりが好きなのか良く分かるでしょう?」
あかね「これほどまでにあかりが好きな私が、私がね・・」
あかね「私よりあかりを好きでない人間に、あかりを渡すと思う?」
あかね「そんなことに、私が耐えきれると思うのかしら?」
ちなつ「そんな・・・」
ちなつ「な、何でいきなりそんなことを!?」
あかね「だってこれは凄く大切なことよ。分かるでしょう」
あかね「ちなつちゃん。今のあなたになら、私がどれくらいあかりが好きなのか良く分かるでしょう?」
あかね「これほどまでにあかりが好きな私が、私がね・・」
あかね「私よりあかりを好きでない人間に、あかりを渡すと思う?」
あかね「そんなことに、私が耐えきれると思うのかしら?」
ちなつ「そんな・・・」
ちなつ「さっきと言ってることが違うじゃないですか!?」
ちなつ「あかねさん、私がどう答えても『私をどうしようという気はない』とか、『同棲の話をナシにする気はない』とか」
ちなつ「あれ嘘だったんですか!? 私を騙したんですか!?」
あかね「あらあら誤解しないで、ちなつちゃん。今の質問にだって、あなたがどんな答えを返したとしても」
あかね「あなたに手を出したり、今更同棲のことを反対したりしないわ」
あかね「そう、あなたにはね」
ちなつ「なら・・!!」
あかね「けれどね、あかりは別。いいえ、あかりは特別なの」
あかね「あかりは私にとって、この世の誰よりも、いいえ、この世の何よりも大切なモノ」
あかね「それが自分より想いの弱い人間に取り上げられるなんて考えられない」
あかね「だからね。取られる前に取るの。刈り取られる前に私が収穫するの」
ちなつ「それって、どういう意味です・・?」
あかね「まぁ敢えて無粋な言葉を使って言うと。あかりの“初めて”は、私が頂くわ」
ちなつ「・・・はぁ!?」
ちなつ「あかねさん、私がどう答えても『私をどうしようという気はない』とか、『同棲の話をナシにする気はない』とか」
ちなつ「あれ嘘だったんですか!? 私を騙したんですか!?」
あかね「あらあら誤解しないで、ちなつちゃん。今の質問にだって、あなたがどんな答えを返したとしても」
あかね「あなたに手を出したり、今更同棲のことを反対したりしないわ」
あかね「そう、あなたにはね」
ちなつ「なら・・!!」
あかね「けれどね、あかりは別。いいえ、あかりは特別なの」
あかね「あかりは私にとって、この世の誰よりも、いいえ、この世の何よりも大切なモノ」
あかね「それが自分より想いの弱い人間に取り上げられるなんて考えられない」
あかね「だからね。取られる前に取るの。刈り取られる前に私が収穫するの」
ちなつ「それって、どういう意味です・・?」
あかね「まぁ敢えて無粋な言葉を使って言うと。あかりの“初めて”は、私が頂くわ」
ちなつ「・・・はぁ!?」
あかね「そしてね、春までにじっくりゆっくり教育して」
あかね「あかりをね、私だけのものにするの」
あかね「どれだけ遠くに行っても私だけ想い続けるように」
あかね「どれだけ時間が経っても最後には私の所に戻ってるくるように」
あかね「念入りに確実に、あの子を作り変えるのよ」
ちなつ「そんなこと、滅茶苦茶です・・・。自分が何を言っているのか分かってるんですか!」
あかね「ええ、分かっているわ。とても罪深い、普通に考えたら誰にも許してもらえない所業よね」
あかね「でもね。これは仕方のないことなの」
あかね「そうしなければ、私のこの気持ちが収まらない、というだけ」
あかね「分かるかしら、ちなつちゃん。“やる”“やらない”の問題ではないの」
あかね「私はね、“やるしかない”の」
あかね「私、“赤座あかね”という人間は、生まれた瞬間からそういう風に出来てしまっているの」
あかね「いいえ、正確にはあかりが生まれた瞬間から、かしら?」
ちなつ「・・・・・・」
ちなつ(なに、この人。狂ってる・・・)
あかね「あかりをね、私だけのものにするの」
あかね「どれだけ遠くに行っても私だけ想い続けるように」
あかね「どれだけ時間が経っても最後には私の所に戻ってるくるように」
あかね「念入りに確実に、あの子を作り変えるのよ」
ちなつ「そんなこと、滅茶苦茶です・・・。自分が何を言っているのか分かってるんですか!」
あかね「ええ、分かっているわ。とても罪深い、普通に考えたら誰にも許してもらえない所業よね」
あかね「でもね。これは仕方のないことなの」
あかね「そうしなければ、私のこの気持ちが収まらない、というだけ」
あかね「分かるかしら、ちなつちゃん。“やる”“やらない”の問題ではないの」
あかね「私はね、“やるしかない”の」
あかね「私、“赤座あかね”という人間は、生まれた瞬間からそういう風に出来てしまっているの」
あかね「いいえ、正確にはあかりが生まれた瞬間から、かしら?」
ちなつ「・・・・・・」
ちなつ(なに、この人。狂ってる・・・)
>>93
変態女神だ
変態女神だ
もし、この人が本当に“それ”を実行するのだとしたら、
私はそれを止められるだろうか。
答えは否だ。
あかりちゃんの両親に伝えたところで、
他人の家の子供と自分の家の子供、どちらを信じるかは明白だし、
この部屋のことを教えたとしても、
その調査の手が及ぶ前に、あかねさんが証拠隠滅の手間を惜しむとは思えない。
あかりちゃんに直接伝えたとしても、
彼女は優しいから私とあかねお姉さん、そのどちらかを疑うような真似はしないはずだ。
多分、どっちも信じて、その葛藤を表に出すことはしないのだろう。
本当にあかねさんが本気で迫ってきたら、きっと彼女は抵抗できない・・。
私はそれを止められるだろうか。
答えは否だ。
あかりちゃんの両親に伝えたところで、
他人の家の子供と自分の家の子供、どちらを信じるかは明白だし、
この部屋のことを教えたとしても、
その調査の手が及ぶ前に、あかねさんが証拠隠滅の手間を惜しむとは思えない。
あかりちゃんに直接伝えたとしても、
彼女は優しいから私とあかねお姉さん、そのどちらかを疑うような真似はしないはずだ。
多分、どっちも信じて、その葛藤を表に出すことはしないのだろう。
本当にあかねさんが本気で迫ってきたら、きっと彼女は抵抗できない・・。
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