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    元スレアイリ「起きて、私の可愛いセイバー?」セイバー「え?」

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    タグ : - fate + - Fate/Zero + - RPG + - セイバー + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    自宅

    アイリ「起きた?」

    セイバー「……?」

    アイリ「さ、今日は王様に会う大事な日でしょ?」

    セイバー「え?これは一体……?」

    アイリ「ほらほら、準備して」

    セイバー「……」

    セイバー「私が王です」

    アイリ「あはは。何いってるの?貴女は勇者セイバーでしょ?」

    セイバー「勇者?」

    セイバー「問おう、貴女が私のマスターか?」

    アイリ「私はお母さんよ?」

    2 = 1 :

    セイバー「意味が……」

    アイリ「はい、王様に失礼のないようにね。場所はわかるわよね?」

    セイバー「あの……聖杯戦争は……?」

    アイリ「はやくいく!」

    セイバー「わ、わかりました……」

    セイバー「……」

    セイバー(どうやらルールが改変されたようですね)

    セイバー(とりあえずこの世界の王とやらに会いましょうか……)

    セイバー「……」トコトコ

    3 :

    続けたまえ

    4 = 1 :

    王城

    ギルガメッシュ「あはははは!!!よくきたな、雑種!!」

    セイバー「……」

    ギルガメッシュ「ほれ、旅に必要な剣だ。受け取るが良い」

    セイバー「エクスカリバー……」

    ギルガメッシュ「魔王に奪われた聖杯を取り戻し、ここへもってこい」

    セイバー「……そういうルールなのですね?」

    ギルガメッシュ「そう。我がルールだ」

    セイバー「分かりました。必ず聖杯をここへ」

    ギルガメッシュ「ふふ。期待しているぞ?」

    セイバー「よし。エクスカリバーさえあれば……」

    『セイバーは エクスカリバーを 手に入れた!』

    セイバー「……」

    セイバー「なんだこの世界は……」

    5 :

    期待しているぞ>>1

    6 = 1 :

    街道

    セイバー「さてと、どこへ向かえばいいのでしょうか……」

    セイバー「魔王を探せば自ずと聖杯にたどり着けるのは明白ですが……」

    『モンスターが あらわれた!』

    セイバー「?!」

    刻印蟲「きしゃー!!」

    セイバー「なんだ、この卑猥な魔物は……」

    セイバー「だが、私の敵ではない」

    セイバー「いくぞ」ズシッ

    セイバー「……!?」

    セイバー(なんだ……体が重い……)

    セイバー「くっ……思うようにうごけ―――」

    刻印蟲「きしゃー!!!」

    セイバー「なっ!?やめろ!!こっちにくるな―――!!!」


    『セイバーは 死んだ』

    7 :

    ふっかつのじゅもんをとなえた

    8 = 1 :

    王城

    ギルガメッシュ「死んだか、セイバー?」

    セイバー「はっ……!?」

    ギルガメッシュ「あはははは!!!随分とあっけないなぁ!!」

    セイバー「油断しただけです……」

    ギルガメッシュ「やはり小娘には荷が勝ちすぎていたか?」

    セイバー「……」カチンッ

    ギルガメッシュ「所詮は雑種。勇者というのも肩書きに過ぎんか」

    セイバー「次こそは必ず……」

    ギルガメッシュ「ふん……ま、精々がんばるが良い」

    セイバー「……」

    セイバー「屈辱だ……」

    セイバー「しかし、私のステータスはどうなっている……」

    セイバー「明らかに弱体化しているのでは……?」

    9 :

    ラスボスも我様だろ

    10 = 1 :

    街道

    セイバー「街の中だと普通なのですが……」

    セイバー「外に出ると体が重く感じてしまう……」

    『モンスターが あらわれた!』

    セイバー「来ましたね……」

    刻印蟲「きしゃー!!!」

    セイバー「同じ相手に負けるほど私は甘くない!!」

    ザンッ!

    刻印蟲「きしゃー!!!」

    刻印蟲「しゃー!!」

    セイバー「斬ったら分裂した!?」

    セイバー「くそ!!!」ザンッ!!

    刻印蟲「「「きしゃー!!!!」」」

    セイバー「……不覚」


    『セイバーは 死んだ』

    11 :

    装備しろよwwwwwwwww

    12 :

    おいおい

    13 = 1 :

    街道

    セイバー「次こそは……」

    『モンスターが あらわれた!』

    刻印蟲「きしゃー!!」

    セイバー「斬るだけでは増えてしまう」

    セイバー「ならば……」

    セイバー「エクス―――」

    セイバー「―――カリバァァァァ!!!!」

    セイバー「……でない」

    セイバー「エクスカリバー!!エクスカリバー!!!」ブンブン

    セイバー「どうして……どうして……!!」ブンブン

    刻印蟲「きしゃー!!!」

    セイバー「くそ……!!!どうして……!!」ブンブン

    セイバー「エクスカリバー!!!」


    『セイバーは 死んだ』

    14 :

    セイバーまじ不憫

    15 = 1 :

    王城

    ギルガメッシュ「怒りを通り越して愛でたくなってきたぞ?」

    セイバー「次こそは……」

    ギルガメッシュ「もうよい。お前は我の妻になれ。勇者には向いておらんようだ」

    セイバー「そんなことは……!!!」

    ギルガメッシュ「……」

    セイバー「こんなはずじゃ……こんな……」ウルウル

    セイバー「私は……誉れ高きブリテンの王……なのに……」ウルウル

    セイバー「こんな……辛酸を舐めるなんて……」

    ギルガメシュ「仲間だ」

    セイバー「え?」

    ギルガメッシュ「今の貴様はなにもできん、赤子も同然だ。この世界では能力にロックがかかっているからな」

    セイバー「……」

    ギルガメッシュ「己の脆弱を補うだけの仲間を集めよ。幸い、この街には猛者が多い」

    セイバー「わかり……ました……」

    16 :

    魔法使いはキャス娘で確定だろ

    17 = 1 :



    セイバー「仲間……か」

    セイバー「確かに今の私ではこの街から出ることすらできない……」

    セイバー「背中を任せられる仲間が欲しいですね……」

    セイバー「……」キョロキョロ

    セイバー「ん?」

    立て札『仲間が必要なかたは 是非酒場へ』

    セイバー「酒場……」

    セイバー「向こうですね」

    セイバー「……」トテトテ

    20 :

    序盤のスライムポジにすら惨敗か

    21 = 1 :

    酒場

    慎二「いらっしゃーい!!マキリの酒場へ!!あーっはっはっは!!!」

    セイバー「すいません。仲間が欲しいのですが」

    慎二「んー?誰?」

    セイバー「申し遅れました。私はセイバーというものです」

    慎二「ああ、勇者の。聞いてるよ。大変だね」

    セイバー「ええ……」

    慎二「もう何回も死んだってみんがうわさしてるよ?」

    セイバー「……」

    慎二「勇者のくせに隣の街にもいけないとか、ちょーわらえるんですけどー!!!」

    セイバー「……黙れ、俗物」シャキン

    慎二「お……や、やめろ……剣を仕舞えよ……」

    セイバー「仲間をお願いします」

    慎二「はいはい……じゃあ、このリスト表から選んでくれ。おすすめは戦士、僧侶、魔法使いだな」

    セイバー「ほうほう……」

    22 = 14 :

    わかめ…

    23 = 1 :

    セイバー(未だにこの世界の仕組みがよくわからない……)

    セイバー(オススメがあるのでしたらそれに従うべきでしょう)

    セイバー「では、戦士、僧侶、魔法使いでお願いします」

    慎二「おっけー。じゃ、少し待ってろ」

    セイバー「分かりました」

    セイバー「一体、どんな人物でしょうか……」

    セイバー「信頼にたる人ならいいのですが……」

    「おまたせしました」

    セイバー「……貴女は?」

    バゼット「私の名はバゼット。職業は戦士です。ご指名していただき、感謝します」

    セイバー「よろしくお願いします、バゼット」

    バゼット「こちらこそ」

    セイバー(よかった。誠実そうな人だ)

    セイバー(これなら残る二人も安心でしょう)

    24 = 20 :

    僧侶…

    25 :

    何故不器用な人を…

    26 :

    >>25
    戦士としては十分だろ
    コトミネとかカレンとか琥珀がきたら破滅するぞ

    27 :

    僧侶は青ひげだな

    28 :

    武闘家じゃねえか

    29 = 1 :

    「あなたが、勇者さん?」

    セイバー「ええ。セイバーです。貴女は?」

    メディア「私はメディア。一応、僧侶をしているわ」

    セイバー「よろしくおねがいしま―――」

    メディア「ふーん……」サワサワ

    セイバー「ど、どこを触っているのですか!?」

    メディア「いいわ……長い旅になるでしょうけど、よろしく」

    セイバー「え……ええ」

    バゼット「よろしくお願いします」

    メディア「……貴女はお呼びじゃないわ」

    バゼット「それはいい。所詮は魔王を倒す間の絆だ。互いに深入りしないほうが賢明でしょう」

    メディア「あら、よくわかっているじゃない」

    バゼット「傭兵を長くやっているとそういう考えにもなります」

    メディア「ま、私とは絶対に仲良くなれないでしょうけどね」

    バゼット「同感です」

    30 :

    なんだこのドラクエは

    31 = 25 :

    セイバーの貞操が危ないッ!

    32 = 16 :

    ルールブレイカーで擬似ワンダーランド

    33 :

    バランス的にランサーアーチャーキャスターかと思った

    34 = 14 :

    ダメット…

    35 = 1 :

    セイバー「あの……仲良く……」

    「待たせたな」

    セイバー「あなたは……?」

    エミヤ「エミヤだ。魔法使いをしているが、剣術のほうが得意でな。主に前線で戦わせてもらう」

    セイバー「なにを勝手な……」

    バゼット「では、出発しましょうか」

    メディア「どうやら見かけ通り脳みそまで筋肉みたいね?」

    バゼット「どういう意味ですか?」

    メディア「旅をするにはまずは準備。基本じゃないの」

    バゼット「この拳さえあれば、何もいりません」

    メディア「あーやだやだ。すぐに腕力に訴える人はこれだから……」サワサワ

    セイバー「ひっ!!変なところを触らないでください!!」

    バゼット「弱気な発言ですね。自分の魔術に絶対の自信がないと見える」

    メディア「なんですって?」

    エミヤ「ふっ……どうにもチームワークはなさそうだな。だが、自由にできるという点では居心地がいい」

    36 = 26 :

    そこは青子かゼルレッチだろ型月的に

    37 = 1 :



    メディア「ほら、セイバー。お買い物をしましょう?」

    セイバー「え、ええ」

    バゼット「では、先に出発しています」

    エミヤ「ゆっくりでいいぞ」

    セイバー「待ってください!!仲間なら行動をともにするべきです!!」

    メディア「あんなやつどうでもいいじゃない」

    セイバー「よくありません!!」

    エミヤ「セイバー?君は一人では旅立つこともできないそうだな?」

    セイバー「え、ええ……」

    エミヤ「だから必死なのか?」

    セイバー「悔しいですが……そうです」

    エミヤ「ふむ……」

    バゼット「……5分で準備を」

    メディア「はいはい」

    39 = 1 :

    街道

    セイバー「では、行きましょうか」

    エミヤ「……次の街までは北に20、東に10といったところだ」

    セイバー「分かるのですか?」

    エミヤ「ああ」

    バゼット「本当に魔術師ですか?」

    エミヤ「どう思ってくれてもかまわないよ?」

    バゼット「……」

    メディア「ちょっと……誰か……にもつ、もちなさいよ……」ヨロヨロ

    バゼット「殆ど貴女の私物だ。なに甘ったれたことを言っていますか」

    メディア「く……」

    セイバー「あの……仲良く……」

    『モンスターが あらわれた!」

    セイバー「!?」

    刻印蟲「きしゃー!!!」

    40 :

    エミヤさん優しい

    41 = 33 :

    アーチャーが武器や金を投影すれば最強じゃね

    42 = 1 :

    エミヤ「きたか……!!」シャキン

    セイバー「気をつけてください。物理的なダメージを与えると分裂し増殖を―――」

    バゼット「はぁぁぁ!!!!」ドゴォォ!!

    セイバー「バゼット!?!」

    刻印蟲「「きしゃー!!!」」

    バゼット「増えた……」

    セイバー「私の説明を―――」

    バゼット「ならば……分裂が追いつかない速度で殴り続けるのみ……!!!」

    セイバー「え……」

    バゼット「はぁぁぁぁぁ!!!!」ドゴゴゴゴ!!!

    刻印蟲「「「「「「「「「「「「「きしゃー!!!!」」」」」」」」」」」」」」

    メディア「増えてるわよ。どうするの?」

    バゼット「予想外ですね……。魔王の手先も中々手ごわい……」

    セイバー「あぁ……」

    エミヤ「ふっ、いきなり全滅の危機か」

    43 = 19 :

    >>41
    チートすぐるわww

    44 :

    >>41
    聖杯出せばよくね?

    45 = 26 :

    >>44
    見たことないもの出せない

    46 = 1 :

    刻印蟲×30「きしゃー!!!!」

    メディア「グロテスクな容姿……。私の美的感覚からは大幅に逸脱しているわね」

    エミヤ「あれを好む女性がいるとは思えんがね」

    バゼット「そうですか?個人的な嗜好は千差万別でしょう?」

    メディア「あなた、アレがかわいいとでもいうの?そんな眼球、くりぬいたほうがマシよ?」

    バゼット「客観的な意見を述べたにすぎません」

    エミヤ「どうだろうな。君はかなり好みの偏向がみられそうだ」

    バゼット「出会って間もないのにそれは偏見です」

    エミヤ「そうか。謝罪しよう」

    セイバー「あの……どうしてそんなに落ち着いているのですか……?」

    エミヤ「死ぬときは意外と冷静になるものだよ」

    セイバー「しかし!!」

    エミヤ「だが、余裕なときはもっと冷静にいられる」

    セイバー「え?」

    エミヤ「たがか30匹だ。我々の敵ではないだろう?」

    47 = 19 :

    セイバー「え!?」

    48 = 1 :

    セイバー「ですが……攻撃を加えると」

    エミヤ「いや、あれ以上は増えんだろう」

    セイバー「え?」

    バゼット「はっ!!」ドゴォ

    刻印蟲「ぶしゃ?!」

    バゼット「分裂できる回数が限られているようです。無限ではなくて助かりました」

    エミヤ「バゼットのおかげでカラクリが解けたな」

    セイバー「まさか……それを知って……?」

    バゼット「……はい」

    メディア「嘘ばっかりね」

    エミヤ「さ、害蟲駆除といこうか」

    メディア「スリッパでいいんじゃないの?」

    バゼット「死肉が飛散し、大変なことになります」

    エミヤ「ふっ……確かに。衣服についたら目も当てられない」

    セイバー「……いきます!!!」ザンッ!!

    49 :



    エミヤ「ようやくたどり着けたな」

    バゼット「では、宿の手配をしてきます」

    エミヤ「そのまま寝るのかな?」

    バゼット「食事をして寝ます。それ以外に起きているメリットがなさそうなので」

    エミヤ「合理主義もここまでくると芸術かもしれないな」

    メディア「さ、セイバー。新しい服でも買いにいきましょー♪」

    セイバー「……」

    エミヤ「どうした?」

    セイバー「いえ……なんでもありません」

    エミヤ「そうか」

    メディア「さ、こっちよー!!」

    セイバー「はい」

    エミヤ「ふむ……」

    50 :

    しえんしえ!!!!


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