私的良スレ書庫
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元スレ少女「や、やめてください!!」 男「犯すぞゴラァ!」
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男「家族に、ならないか……?」
少女「…………」
――男視点――
迷っているのかな……。
……でも、これじゃあダメだ。
ただのコミュニティとしての家族じゃ、法的には意味がない……。
……そうだ、僕は少女ちゃんを守るって決めたじゃないか。
だったら、出来ることは全てやらなきゃ、嘘だ。
だから、僕は――――法を犯す。
僕は、少女ちゃんを法で守るために……法を犯す。
なんと矛盾した考えだ……。
でも、今すぐに救うにはこれしかない……。
男「少女ちゃん……養子に、ならないか?」
少女「…………」
――男視点――
迷っているのかな……。
……でも、これじゃあダメだ。
ただのコミュニティとしての家族じゃ、法的には意味がない……。
……そうだ、僕は少女ちゃんを守るって決めたじゃないか。
だったら、出来ることは全てやらなきゃ、嘘だ。
だから、僕は――――法を犯す。
僕は、少女ちゃんを法で守るために……法を犯す。
なんと矛盾した考えだ……。
でも、今すぐに救うにはこれしかない……。
男「少女ちゃん……養子に、ならないか?」
――少女視点――
男「少女ちゃん……養子に、ならないか?」
少女「……え……?」
あまりに突然の事に、頭が、ついていかない。
少女「で、でも養子って……今日会ったばっかりだし……その、一応、私今の時点で籍は養子だし……」
男「……それを、無理矢理ちょろまかすんだ。書類の上でね。全て偽装する」
少女「そんな……」
男「ごちそうさま、美味しかったよ」
家政婦A/C「お粗末様です」
少女「……そんな、私のために、一生を棒に振るようなことしちゃダメ!」
男「大丈夫だ……僕は、しくじらないよ」
男「少女ちゃん……養子に、ならないか?」
少女「……え……?」
あまりに突然の事に、頭が、ついていかない。
少女「で、でも養子って……今日会ったばっかりだし……その、一応、私今の時点で籍は養子だし……」
男「……それを、無理矢理ちょろまかすんだ。書類の上でね。全て偽装する」
少女「そんな……」
男「ごちそうさま、美味しかったよ」
家政婦A/C「お粗末様です」
少女「……そんな、私のために、一生を棒に振るようなことしちゃダメ!」
男「大丈夫だ……僕は、しくじらないよ」
>>152
斉藤さんがとってたからとれるよ
斉藤さんがとってたからとれるよ
――男視点――
さて、 とりあえず現在の少女ちゃんの状況について確認しよう。
少女ちゃんは、特別養子だ。
特別養子縁組における離縁は、実父母が居ないと出来ない……。ここがまず問題。
養子にするためには、離縁して貰わないとダメだから、ここで確実に引っかかる。
これはいよいよ、一大事だ……。
せめて、法の穴でも付ければ、と思ったんだが、ここは流石に法治国家、中々見つからない。
ダメだ……。
あれだけ格好つけても、やっぱり法を犯すのは、怖い。
書類偽装なんて、罪重いんだろうな……。
いやいや、やる前からネガティブになってどうする。
やると決めたんだから、僕はやる。
明日だ。明日全ての工程を済ませる。
ばれるなよ……。
さて、 とりあえず現在の少女ちゃんの状況について確認しよう。
少女ちゃんは、特別養子だ。
特別養子縁組における離縁は、実父母が居ないと出来ない……。ここがまず問題。
養子にするためには、離縁して貰わないとダメだから、ここで確実に引っかかる。
これはいよいよ、一大事だ……。
せめて、法の穴でも付ければ、と思ったんだが、ここは流石に法治国家、中々見つからない。
ダメだ……。
あれだけ格好つけても、やっぱり法を犯すのは、怖い。
書類偽装なんて、罪重いんだろうな……。
いやいや、やる前からネガティブになってどうする。
やると決めたんだから、僕はやる。
明日だ。明日全ての工程を済ませる。
ばれるなよ……。
――少女視点――
馬鹿、みたい。
私を、愛してくれているのは、分かった。
だけど、そこまでするものなの……?
……分からない。
これが本来の人間……?
私に言わせれば、とっくにそんな物逸脱してる。
私に、そんな価値なんて……。
家政婦B「今何考えてるか当ててあげよっか?」
少女「え?」
家政婦B「……私には、そんな価値はない。あの人は馬鹿だ。こんな感じでしょ?」
少女「え、うん……よく、わかったね」
家政婦B「私が少女ちゃんの立場だったらそう思うもん……。でも大丈夫。あの人なら、きっと……」
少女「……」
馬鹿、みたい。
私を、愛してくれているのは、分かった。
だけど、そこまでするものなの……?
……分からない。
これが本来の人間……?
私に言わせれば、とっくにそんな物逸脱してる。
私に、そんな価値なんて……。
家政婦B「今何考えてるか当ててあげよっか?」
少女「え?」
家政婦B「……私には、そんな価値はない。あの人は馬鹿だ。こんな感じでしょ?」
少女「え、うん……よく、わかったね」
家政婦B「私が少女ちゃんの立場だったらそう思うもん……。でも大丈夫。あの人なら、きっと……」
少女「……」
少女「きっと、か」
少女「きっと、きっと。今までずっとそう考えて生きてきた。きっと、お父さんお母さんは死んでない、きっと、いつか迎えに来てくれる」
少女「きっと、この人達も優しくなる。きっと、次の人たちは優しい。きっと、きっと」
家政婦B「…………」
少女「でも、ずっと裏切られてきた。でも、そのきっとを支えに生きてきたから、私」
少女「きっと、大丈夫だよね?」
笑って、家政婦Bさんに確認する。
家政婦B「ふふっ。アハハハ!」
少女「……なに?」
家政婦B「少女ちゃん笑うの下手すぎー!」
……確かに、そうかも。
笑う必要なんて、なかったから。
でも、これからは……きっと。
少女「きっと、きっと。今までずっとそう考えて生きてきた。きっと、お父さんお母さんは死んでない、きっと、いつか迎えに来てくれる」
少女「きっと、この人達も優しくなる。きっと、次の人たちは優しい。きっと、きっと」
家政婦B「…………」
少女「でも、ずっと裏切られてきた。でも、そのきっとを支えに生きてきたから、私」
少女「きっと、大丈夫だよね?」
笑って、家政婦Bさんに確認する。
家政婦B「ふふっ。アハハハ!」
少女「……なに?」
家政婦B「少女ちゃん笑うの下手すぎー!」
……確かに、そうかも。
笑う必要なんて、なかったから。
でも、これからは……きっと。
少女「……ん……」
地面が、柔らかい……?
いや、これ地面じゃない……ベッドだ……。
ベッドで寝るなんて、久しぶり……。
というか、ここで経験した殆どが……久しぶり……。
家政婦B「少女ちゃん起きたー?」
少女「うん……」
家政婦B「今日、全部やってくるってさ、ご主人様」
少女「一日で……?」
家政婦B「うん。ホント無茶するよね」
少女「そんな事しなくても、きっとあの人達は、こない」
少女「私なんて、いらないから」
家政婦B「きっと来るわよ、少女ちゃんをだしにして金をふんだくるなんていかにもやりそうじゃない」
あ、確かに、それやりそう。
少女「大丈夫、だよね」
家政婦B「うん、きっと大丈夫……」
地面が、柔らかい……?
いや、これ地面じゃない……ベッドだ……。
ベッドで寝るなんて、久しぶり……。
というか、ここで経験した殆どが……久しぶり……。
家政婦B「少女ちゃん起きたー?」
少女「うん……」
家政婦B「今日、全部やってくるってさ、ご主人様」
少女「一日で……?」
家政婦B「うん。ホント無茶するよね」
少女「そんな事しなくても、きっとあの人達は、こない」
少女「私なんて、いらないから」
家政婦B「きっと来るわよ、少女ちゃんをだしにして金をふんだくるなんていかにもやりそうじゃない」
あ、確かに、それやりそう。
少女「大丈夫、だよね」
家政婦B「うん、きっと大丈夫……」
――男視点――
机の引き出しを、そっと開ける。
そこには、二枚の紙が厳重に仕舞われていた。
それは、生活苦を申し立てた人から買い取った戸籍情報。
大人二人に、子供一人。
これがあれば、大丈夫……。
きっと、ばれない。
――――震える手で、必要事項を埋めていく。
筆跡を使い分け、家政婦A・B・Cに指紋を付けて貰う。
念には念を入れなければ……。
これに、少女の運命が掛かってる……。
机の引き出しを、そっと開ける。
そこには、二枚の紙が厳重に仕舞われていた。
それは、生活苦を申し立てた人から買い取った戸籍情報。
大人二人に、子供一人。
これがあれば、大丈夫……。
きっと、ばれない。
――――震える手で、必要事項を埋めていく。
筆跡を使い分け、家政婦A・B・Cに指紋を付けて貰う。
念には念を入れなければ……。
これに、少女の運命が掛かってる……。
結局、書き終えるまでに3時間も掛かってしまった。
震える手が未だに止まらない。
これが、受理されてくれれば……。
執事A「役場まで、お送りいたしましょうか?」
男「執事A……良いタイミングだ」
いい、家族だ。
男「……執事A、僕は、最悪捕まるかも知れない」
執事A「ええ。そうですね」
男「その時は……僕の代わりに少女を助けてくれないか……?」
執事A「もちろん。こんな老いぼれですが、彼女は家族ですよ……さしずめ、おじいちゃんと言った所でしょうか」
男「おじいちゃんになつく孫は多いからね……きっとなついてくれるよ」
執事A「そうだといいですなぁ…………着きましたぞ」
男「行ってくるよ……」
執事A「自然に、ですよ。スマイルを忘れずに」
男「役場でスマイル振りまく方が不自然だと思うけどなぁ……」
震える手が未だに止まらない。
これが、受理されてくれれば……。
執事A「役場まで、お送りいたしましょうか?」
男「執事A……良いタイミングだ」
いい、家族だ。
男「……執事A、僕は、最悪捕まるかも知れない」
執事A「ええ。そうですね」
男「その時は……僕の代わりに少女を助けてくれないか……?」
執事A「もちろん。こんな老いぼれですが、彼女は家族ですよ……さしずめ、おじいちゃんと言った所でしょうか」
男「おじいちゃんになつく孫は多いからね……きっとなついてくれるよ」
執事A「そうだといいですなぁ…………着きましたぞ」
男「行ってくるよ……」
執事A「自然に、ですよ。スマイルを忘れずに」
男「役場でスマイル振りまく方が不自然だと思うけどなぁ……」
役場男「…………はい、問題ないですね。受理します」
男「……ありがとうございます」
通った……! よし! YES! Yeah! GJ!
男「これで、ようやく……」
感情が昂ぶり、双眸から涙が溢れ出る。
……ダメだ。ダメだ。男は泣いたら……。
執事A「お乗りください。早く報告したいでしょう……?」
男「あぁ……頼むよ……」
冷静に、冷静にだ……。
執事A「目が、赤いですぞ」
男「なに、気付かれやしないさ……」
執事A「良かったですな……」
男「あぁ、本当に……」
これで、少女ちゃんを守ってやることが出来る……。
これで……ようやく幸せにしてあげられる……。
男「……ありがとうございます」
通った……! よし! YES! Yeah! GJ!
男「これで、ようやく……」
感情が昂ぶり、双眸から涙が溢れ出る。
……ダメだ。ダメだ。男は泣いたら……。
執事A「お乗りください。早く報告したいでしょう……?」
男「あぁ……頼むよ……」
冷静に、冷静にだ……。
執事A「目が、赤いですぞ」
男「なに、気付かれやしないさ……」
執事A「良かったですな……」
男「あぁ、本当に……」
これで、少女ちゃんを守ってやることが出来る……。
これで……ようやく幸せにしてあげられる……。
執事A「着きましたぞ……ご報告をしてあげてください」
男「うん……ありがとう」
家の扉を、勢いよく開く。それこそ、大きな音が鳴るぐらいに。
男「帰ったぞ!! 成功だ! 受理された!」
少女「これで……ホントに……」
男「あぁ……そうだ……親子、だ」
少女「ありがとう……」
家政婦A・B・C「おめでとうございます!!」
男「ありがとう……」
少女「うん……ありがとう……」
男「少女ちゃん、いや、少女これからよろしく」
少女「こちらこそ……私、ずっとここにいて良いんだよね……? 幸せになっても……良いんだよね!?」
男「あぁ、それが――家族だ」
~Fin~
男「うん……ありがとう」
家の扉を、勢いよく開く。それこそ、大きな音が鳴るぐらいに。
男「帰ったぞ!! 成功だ! 受理された!」
少女「これで……ホントに……」
男「あぁ……そうだ……親子、だ」
少女「ありがとう……」
家政婦A・B・C「おめでとうございます!!」
男「ありがとう……」
少女「うん……ありがとう……」
男「少女ちゃん、いや、少女これからよろしく」
少女「こちらこそ……私、ずっとここにいて良いんだよね……? 幸せになっても……良いんだよね!?」
男「あぁ、それが――家族だ」
~Fin~
最後まで付き合ってくれた方お疲れさまでした。
遅筆だからイライラしたでしょうwwwwそうでしょうwwww
プロットも無しに書き始めたもんだからwww最後の方とかこれは酷いって感じにwwwwww
……後日談……いる……?
遅筆だからイライラしたでしょうwwwwそうでしょうwwww
プロットも無しに書き始めたもんだからwww最後の方とかこれは酷いって感じにwwwwww
……後日談……いる……?
あれから2年……。
少女は、随分と明るくなった。
しゃべり方も、随分と流暢になり、学校でも友達は多いようだ。
環境が、人を変える。それは真理だと思う。
……しかし、この頃どうも少女から変な目でみられてる気が……。
今日、帰ってきたら聞いてみよう……。
そんな事を考えながら、家でうとうとしていると、不意にインターフォンの音が鳴った。
そういえば、今僕しか家にいないのか……。
めんどうだが、玄関まで行くしかないな……。
少女は、随分と明るくなった。
しゃべり方も、随分と流暢になり、学校でも友達は多いようだ。
環境が、人を変える。それは真理だと思う。
……しかし、この頃どうも少女から変な目でみられてる気が……。
今日、帰ってきたら聞いてみよう……。
そんな事を考えながら、家でうとうとしていると、不意にインターフォンの音が鳴った。
そういえば、今僕しか家にいないのか……。
めんどうだが、玄関まで行くしかないな……。
男「はーい」
軽く声を出しながら、玄関のドアを開け放つと、そこには強面の男が二人、立っていた。
男「どちら様で……?」
警官A「警察です。男……さんですね?」
警官B「すこし、お話を聞きたいのですが……」
……イヤな予感がする。
僕が警察にお世話になるなんて、心当たりは一つしかない。
戸籍売買、書類偽装、つまり、少女絡みのこと。
軽く声を出しながら、玄関のドアを開け放つと、そこには強面の男が二人、立っていた。
男「どちら様で……?」
警官A「警察です。男……さんですね?」
警官B「すこし、お話を聞きたいのですが……」
……イヤな予感がする。
僕が警察にお世話になるなんて、心当たりは一つしかない。
戸籍売買、書類偽装、つまり、少女絡みのこと。
警官A「宜しいですか? 男さん」
男「え、えぇ……どうぞ」
警官A「……何故来たか、分かります?」
男「……戸籍、ですか?」
警官B「察しが良い。こりゃ楽ですね」
警官A「少し黙ってろ。まあ、ぶっちゃけてしまえばそうなんですけどね」
男「……どこから……?」
おや
警官A「まあ、警察のネットワークは侮れませんよ。それで、あなたの養子……つまり少女さんの本当の養親から通報がありましてねぇ」
警官A「まあ、早い話がうちに帰して欲しいってわけですわ……あちらは、裁判も辞さない、といっていますがどうします?」
男「……ダメだ。帰さない。あの子は帰さない。俺の娘だ」
警官A「と、言ってもねぇ……」
男「……僕の罪は、どのぐらいですか? 闘えますか……?」
警官A「……戸籍売買と書類偽装、それと、略取となりますかねえ」
警官B「闘えないことはないですが、厳しいですよ」
男「え、えぇ……どうぞ」
警官A「……何故来たか、分かります?」
男「……戸籍、ですか?」
警官B「察しが良い。こりゃ楽ですね」
警官A「少し黙ってろ。まあ、ぶっちゃけてしまえばそうなんですけどね」
男「……どこから……?」
おや
警官A「まあ、警察のネットワークは侮れませんよ。それで、あなたの養子……つまり少女さんの本当の養親から通報がありましてねぇ」
警官A「まあ、早い話がうちに帰して欲しいってわけですわ……あちらは、裁判も辞さない、といっていますがどうします?」
男「……ダメだ。帰さない。あの子は帰さない。俺の娘だ」
警官A「と、言ってもねぇ……」
男「……僕の罪は、どのぐらいですか? 闘えますか……?」
警官A「……戸籍売買と書類偽装、それと、略取となりますかねえ」
警官B「闘えないことはないですが、厳しいですよ」
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