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元スレ響「闇のゲーム?」
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響・伊織・亜美・真美「…」ズーン
響(空気が重いぞ…)
真美「ね、ねえ…」
伊織「亜美、真美、行くわよ」
亜美「え?……で、でも…」
伊織「この後レッスン入ってるの忘れたの? 遅れちゃうじゃない!」
亜美「あぅぅ…分かったよぅ」
真美「……」チラッ
タッタッタッ…
響「…自分もいかなきゃ」
その後は散々だったぞ
あの写真の事が気になって、全然レッスンに集中できなくてミスを連発しちゃうし
プロデューサーにはやる気あるのかって怒られるし、他のみんなの視線が痛かったさぁ
伊織たちは自分と目を合わそうともしてくれない
誰かに相談しようにも、自分にはそんな相手いないってことに気が付いたよ
そんなこんなで何も解決策が思い浮かばないまま家に帰ってきちゃった……
響「うぅ…200万なんて急に言われても…」
響(伊織は家が大金持ちだし、亜美真美は親が医者らしいから何とかなるかもだけど)
響「自分そんなにお金持ってないぞ…」カチャカチャ
あの写真の事が気になって、全然レッスンに集中できなくてミスを連発しちゃうし
プロデューサーにはやる気あるのかって怒られるし、他のみんなの視線が痛かったさぁ
伊織たちは自分と目を合わそうともしてくれない
誰かに相談しようにも、自分にはそんな相手いないってことに気が付いたよ
そんなこんなで何も解決策が思い浮かばないまま家に帰ってきちゃった……
響「うぅ…200万なんて急に言われても…」
響(伊織は家が大金持ちだし、亜美真美は親が医者らしいから何とかなるかもだけど)
響「自分そんなにお金持ってないぞ…」カチャカチャ
響「って、また無意識にパズルいじってるよ自分。今はそんな場合じゃないのに」ポイッ
響「うがっー! どうすればいいのさー!」
響「…なにも思い浮かばないや」
響「……」
響「……」カチャカチャ
――――
響「ん……待てよ。ここをこうしてこうやって捻れば……」ガチャリ
響「や、やったぞ!半年ぶりにパズルが先に進んだ!」
響「あっ…ってことはこっちも同じようにすればはまるんじゃないか?」カチャカチャリ
響「あ、やっぱり!」
響(冴えてるっ…気分は最悪なのに、何故だか分からないけど今日の自分すっごく冴えてるぞ!)
響が札束をナイフで刺しあったり
爆薬でアイスホッケー始めるのかな
爆薬でアイスホッケー始めるのかな
小一時間後
ガチャリ
響「や…やった。とうとう完成だぞ…」
響(嘘みたいだ。今までずっと苦戦してたのが、たった一日でこんなスラスラと…)
響「あとは真ん中のピースをはめれば……ええっ!?」
箱『』スッカラカーン
響「最後のピースが無い? どうして…どこかに落としたのか!?」
響「嘘だろ~!? もうちょいで完成なのに…」ガサゴソ
響「みんな!この部屋のどこかにこれくらいのピース落ちてないか?」
バゥバゥヂュヂューニャンニャンブーブーナイサーナイサー
響「ここにはないだって? ……あっ、まさか!」
ガチャリ
響「や…やった。とうとう完成だぞ…」
響(嘘みたいだ。今までずっと苦戦してたのが、たった一日でこんなスラスラと…)
響「あとは真ん中のピースをはめれば……ええっ!?」
箱『』スッカラカーン
響「最後のピースが無い? どうして…どこかに落としたのか!?」
響「嘘だろ~!? もうちょいで完成なのに…」ガサゴソ
響「みんな!この部屋のどこかにこれくらいのピース落ちてないか?」
バゥバゥヂュヂューニャンニャンブーブーナイサーナイサー
響「ここにはないだって? ……あっ、まさか!」
【765プロ】
響「はぁはぁ……やっぱり、亜美たちにいたずらされた時に…」
響「だったら、この事務所のどこかに落ちてるはず…」
響(絶対、絶対見つけるぞ!あれは…おとぅがくれた大切な…)
それからはまさに事務所ごとひっくり返しそうな勢いで探しまくったさぁ
ソファやテーブルの下、床という床を這いずりまわって
事務所中の机の引き出しや冷蔵庫の中に普段は使わないロッカーも調べて調べて調べ尽くしてやった
それなのに……
響「はぁはぁ……やっぱり、亜美たちにいたずらされた時に…」
響「だったら、この事務所のどこかに落ちてるはず…」
響(絶対、絶対見つけるぞ!あれは…おとぅがくれた大切な…)
それからはまさに事務所ごとひっくり返しそうな勢いで探しまくったさぁ
ソファやテーブルの下、床という床を這いずりまわって
事務所中の机の引き出しや冷蔵庫の中に普段は使わないロッカーも調べて調べて調べ尽くしてやった
それなのに……
響「ない……ない……」ガサガサ
響「ここにも……そこにも……どこにもっ」ガサガサガサ
響「何で見つからないのさぁぁぁ!!」ガッシャーン
響「…なんでだよぅ」グスッ
響「う、うあ゛ぁぁぁぁ……じぶっ、じぶんどうぢてごんなめにばかり…」ポロポロ
ガチャ
亜美「ひびきん…?」
真美「何してんの?」
響「ま゛み…ぞれにあ゛みぼ…ぼばえだじごぞあんでごごに゛?」グスグスッ
亜美「うわっ…ちょっと何言ってるか分かりませんな~」
真美「まあいいじゃん探す手間がはぶけたんだし。ほら、これで涙拭きなYO」つぬのハンカチ
響「あ、あ゛りがど…」チーン
真美「真美たちね、その…あらためてひびきんに謝ろうと思ったんだよ」
亜美「亜美たちのことかばってくれたひびきんの姿見てたら、自分たちのこと恥ずかしくなっちゃってさ」
響「それは…もういいよ。写真取り返そうとしたけど結局駄目だったさぁ。あげく金まで要求されて…」
亜美「それでも!だよっ。このままじゃ亜美たちの気持ちが収まんないもん」
真美「昼間みたく強制されてするわけでもない、これは真美たち自身の意思だかんね」
亜美・真美「今までごめんなさいっひびきん!」
響「二人とも…」
真美「真美たちを許して…くれる?」
響「…うん。もちろんさぁ」ジワッ
駄目だ、自分また涙出ちゃいそうだ……
響「と、ところで二人とも、さっきから気になってたんだけど」ゴシゴシ
響「どうしてそんなに泥まみれなんだ?」
亜美「あ→これはですねぇ…」
真美「ちょっとお外で探し物をしておりまして~」
響「探し物?」
亜美「じゃじゃーん、はいこれっ! ひびきんのでしょ?」つパズルピース
響「あ……あ……」ワナワナ
響「あっりがとー!!!!だぞっ二人ともぉ~~!!!」ダキッ
亜美「うわわ!!くっ苦しいよひびき~ん!」
響「よく…よく見つけてくれたさぁ!」ギュウウウ
真美「だって…言いにくいけどそれ、元々は真美が盗んだやつだし」
響「そんなこともうどうだっていいさ!これでパズルが」
亜美「んっふっふ~♪ 驚くのはまだ早いよ」
真美「実を言いますと~それを見つけたのは真美たちじゃないんだよね~これが」
響「へ? それってどういう…」
ナーヤンデモ~シカタナイ♪
真美「おおっ噂をすれば」
亜美「うん…うん…ここにいるよ。今かわるかんね」
亜美「はい、ひびきん」つケータイ
響「電話? 誰からだ…?」
真美「でれば分かるよん」
響「もしもし…我那覇だけど」
『知ってるわよ。こっちがあんた宛てにかけてんだから』
響「その声…伊織か?」
『パズル、見つかったんでしょ?よかったじゃない』
響「そっか…これ見つけてくれたの伊織だったのか。ありがとな」
『なっ、なんでそのこと…こらぁ! 内緒にしろって言ったじゃない!』
亜美「だって~いおりんが一番泥だらけになって探してたじゃんか~」
響「というか、何で亜美の携帯に?」
『仕方ないでしょ!あんたのケータイ番号誰も知らないんだから!』
響「あ…いやそうじゃなくてさ、こんなことしなくても直接会って話せば」
『私は忙しいの!今日だって屋敷でお父様主催のパーティに参加しなくちゃいけなくて…』
真美「騙されちゃ駄目だよひびきん。いおりんはね~照れくさくて仕方ないんだよ本当は」
響「そ、そうなのか…?」
『っ~~~!!!何勝手なこと言ってんのよぉぉおお!!!!』
『もう…』
響(伊織のやつ、怒ってるのかな)
『……確かに、今はあんたと顔合わせられないわ。自分の不甲斐無さが恥ずかしくてね』
響「え? 不甲斐ないって…」
『昼間のことよ!いちいち言わせないでよね!』
響「あぅ…ごめんだぞ」
『……お金のことだけど、私がなんとかするから』
響「え?」
『アイドルとしての私のこれまでの収入と……それでも足りない分はお父様や…お兄様に頭下げてでも借りてみせるから』
『だからあんたは何も心配しなくていいのよ、響』
響「うう、伊織ぃ…」
響「その、自分なんて言ったらいいか……感謝しても感謝しきれないっていうか」
『はいストップ』
響「?」
『…あんたねえ、何か勘違いしてるみたいだから言っとくけど』
『いい? 私にありがとうなんて絶対に言わないでよね!? これは私の落ち度なのよ』
『こうでもしないと私、あんたに一生顔向けできないじゃない!』
響「伊織…」
『あーもう忙しいから切るわよ。じゃあね!』ブッ
亜美「あーあ、切れちった」
真美「いおりん、もうちょい素直になればいいのにね~」
響「…充分さぁ。今ので伊織の気持ちは自分にしっかり伝わったよ」
真美「あっ、真美たちもね~パパやママに内緒でこっそりお金持ってきたんだよ」
亜美「これで我らも飛行少女?ってやつの仲間入りですなぁ。金額的には全然足んないんだけどね…」
真美「まっ今悩んでも仕方ないって!明日また四人で考えればなんくるないさぁ~」
亜美「あははっ今の似てれぅ~」
響「ふふっ…」
ありがとう、みんな……
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