元スレ京子「ペルソナ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
京子「ちょっと、綾乃、どうしたのいきなり抱きついてきて///」
綾乃『歳納京子は、私に抱きつかれるの、いや?』
京子「え、嫌じゃないけど…あの、恥ずかしいよ、皆見てるし///」
綾乃『じゃあ、誰も居ないところへ行きましょう、生徒会室とか』
京子「え、ええ!?い、いや、今から授業始まるんだけど///」
綾乃『……放課後、生徒会室に行きましょう』
綾乃『約束よ』
京子「う、うう、判ったから離して///」
53 = 1 :
京子(ど、どうしたんだろ、綾乃、いきなりあんな事///)
京子(ま、まだ綾乃の体温が身体に残ってて、凄くドキドキする///)
京子「……」チラッ
綾乃『……』ジー
京子(うわあ、綾乃、授業始まってるのに、じっと私の事を見てる///)
京子(というか、さっきは気付かなかったけど……綾乃、ちょっと瞳が赤い?)
京子(カラコンでも入れてるのかな……)
54 = 1 :
~お昼休み~
~廊下~
京子「う、うう……あれからずっと、綾乃に見つめられてたから、何か疲れた……」グッタリ
京子「結衣の携帯に電話しても出ないし、綾乃は変だし……どうなってんだろ……」
キャッ
京子「ん、何処かから、悲鳴が聞こえたような……」
京子「屋上へ続く、階段から……?」
55 = 12 :
本物の綾乃はもう死んでるとかないよね?
56 = 1 :
結衣『……』
千鶴「けほっ……けほっ……」
京子「あ、あれ、結衣じゃん、学校来てたんならどうして教室に……って」
京子「ど、どうしたの、千鶴!く、苦しそうだよ!?」
結衣『ほら、千鶴、京子に言う事があるだろ……?』
京子「え……?」
千鶴「……」
57 :
なぜ、綾乃と結衣は二重カッコなのか
58 = 1 :
結衣『千鶴、まだ、判ってくれないの?なら、もう一度……』
千鶴「わ、判った、判ったから……と、歳納」
千鶴「あ、あの、今まで、冷たくして、すまん……暴力とかも……すまなかった……」
京子「え、え、ど、どうしたの、千鶴、結衣も……何か様子が変だよ?」
千鶴「そ、それは……」
結衣『千鶴……』ガシッ
千鶴「ぐっ……」
京子「ゆ、結衣!?な、なんで千鶴の首絞めてるの!?やめてよ!」
59 = 12 :
>>57
そりゃあ、まあ…
60 = 1 :
結衣『すまん、じゃないだろ、ごめんなさい、だろ……』
結衣『お前が京子に冷たく接したせいで、京子がどれだけ苦しんでたか判ってるの……?』
結衣『京子、泣いてたんだよ……それなのに、お前は』
結衣『お前は何も考えずにずっとずっと京子を拒絶して……』グググ
結衣『京子はお前の友達になりたかっただけなのに……!友達に……!』ググググ
千鶴「……!」バタバタ
京子「ゆ、結衣!だ、だめ、千鶴死んじゃう!や、やめて!」ドンッ
61 = 1 :
千鶴「……」グッタリ
京子「ち、千鶴!?大丈夫!?千鶴!?」
結衣『京子は優しいなあ……そんな女とまで友達になろうとして……』
結衣『大丈夫だよ、私が、手伝ってあげるから』
結衣『当然だよね、私は、京子の王子様なんだし……』
京子「ゆ、結衣、どうしちゃったの……?」
63 = 1 :
結衣『ねえ、京子、千鶴の事なんてもうう放っておいてさ……いちゃいちゃしようよ……』グイッ
京子「え、ちょ、結衣?」
結衣『京子……きょうこぉ……』スリスリ
京子「ゆ、結衣、どうしたの、ほ、ほんとに様子おかしいよ!?」
京子「そ、それに、瞳が、瞳が赤い……?」
結衣『何も無いよ…ただ、ただ自分の本当の気持ちに気づいただけ……』
京子「本当の……気持ち?」
64 = 12 :
ちょっとドキッとした
65 = 1 :
結衣『うん、私、ずっとこうしてみたかったの』スリスリ
京子「ちょ、ゆい///」
結衣『京子を抱きしめて、髪に顔を埋めて、匂いを嗅いで……』
結衣『私の匂いを京子につけてあげたかったの……』
結衣『ずっと京子を守り続けて……独り占めしたかったの……』
結衣『そして、えっちな事をしてみたかったの……』
京子「ゆ、ゆい?」
66 = 1 :
結衣『ずっと自分を押えて偽って、友達の仮面を被ってきたけど……』
結衣『……もうそんな必要は無いから』
結衣『だから、ね?京子、いいでしょ……』
結衣『まずは、ちゅーしよ?ね?』グイッ
京子「や、ちょっと、待ってよ!結衣!」
結衣『もう、力じゃ私に勝てないって、知ってるでしょ、京子……』ギュッ
京子「ん、や、やぁっ///」
??「やめろ!」
ドーン
67 = 35 :
ほっしゅほっしゅ
68 = 1 :
結衣「はぁ……はぁ……や、止めろ、京子を傷つけるな……」
京子「え、え、結衣が、もう1人……?」
結衣「京子、騙されないで、こいつは……」
『どうして、邪魔するの、私』
『昨日、願ったじゃない、京子と愛し合えますようにって、願ったじゃない』
『それが私の本音でしょう』
結衣「ち、違う!私は、こんな形を望んだわけじゃない!」
69 = 2 :
なるほど
70 = 1 :
『あはははは、私は影、貴女の影』
『私に隠し事は出来ないよ』
『私は確かに願っている……無理やりにであっても、京子と愛し合いたいと』
『だから、私は鏡の中から出てきてあげた……』
『貴女に代わって私が願いを叶えてあげる為に……』
『願いを叶える為の障害は、全て取り除く』
『全部全部全部取り除く』
『だから、京子、愛し合おう?ね?』
71 = 1 :
京子「か、鏡の中から?願い?ひょっとして、結衣、例の合わせ鏡、試したの!?」
結衣「う、うん、昨日、試しに願いを唱えてみた……け、けど!」
結衣「……けど嘘だ、こんな事、望んでない……京子、信じて……」
京子「ゆ、ゆい……」
『京子、ねえ、早く、愛し合おうよ、きょうこぉ……』
結衣「こんな、こんなのは、私じゃない………」
結衣「お前は、私じゃない…!」
72 = 44 :
てことは綾乃も合わせ鏡試したのか
73 :
ゆるゆりがこんなに熱くなるなんて……
74 = 57 :
なるほどそういうことか
……本物の綾乃は?
75 = 12 :
さしずめアルカナは「恋愛」ってところか
76 = 1 :
『あはははは、否定するんだ、自分の本性なのに』
『じゃあ、もういいや……私は、貴女じゃなくてもいい……』
『貴女とは違う私に、なってやる……』
京子「さ、さむっ!な、なに、もう1人の結衣の身体から冷気が……!」
ユイ「……我は影、真なる我」
ユイ「氷の王ユイ……」
ユイ「私は、私自身の望みを叶える……」
ユイ「さあ、京子、こっちに来て……」
ユイ「そんな結衣は放っておいて、私といい事、しよう?」
結衣「や、やめろ……やめろぉ!」
ユイ「邪魔しないで」
結衣「う、あ、な、なに、身体が、凍りつく……」
77 = 1 :
京子(ち、違う、このユイは、さっきまでのユイじゃない……!)
京子(何か、人間以上の能力を使ってる……!)
京子「や、やめて!結衣に酷いことしないで!」
ユイ「京子、ユイは私だよ……私の力があれば、ずっと京子を守ってあげられるから……」
ユイ「京子も、それを望んでるでしょ?守られたいって、思ってるでしょ?」
ユイ「京子は、何時も王子様を必要としてるもんね……」
ユイ「だから、ね?こっちに来て……」
京子「け、けど、結衣が……」
ユイ「大丈夫、私は、京子さえいてくれれば、誰も傷つけないから」
京子「ほ、本当?」
ユイ「うん」ニコ
78 = 2 :
熱い
79 = 1 :
京子「わ、判った……」スッ
結衣「きょ、京子、だめ、行かないで……」
京子「結衣……ごめんね……」
結衣「きょうこ……」
ユイ「ああ、京子、京子京子京子!」ギュッ
ユイ「やっと、やっと私のものに、私だけのものになってくれた……」
京子「ひゃっ、ゆ、ユイ、冷たいよ……」
ユイ「ごめんね、大丈夫、すぐに眠くなって、寒さを感じないようになるから……」ピキ
ユイ「私の腕の中で、ゆっくり眠ってよ……」ピキピキ
京子「ゆ、ゆい……」
京子「本当……だ、凄く、眠く……」ピキ
京子「というか、私の身体、凍って……」ピキピキピキ
80 :
京京きてたのか!
支援
81 = 1 :
ユイ「邪魔されないように、学校も全部全部凍らせてしまおっか……」
京子「え……ゆ、ゆい、やめて……誰も傷つけないって……言ったじゃない……」
ユイ「傷つけないよ、ただ、永遠に眠ってもらうだけ……」
京子「そんな……そんなの……」
京子(どうしよう、私では、私ではユイを止められない……)
京子(どうしたら……)
京子(誰か、誰か助けて……)
≪京子≫
京子「……え?」
83 = 1 :
≪私を、呼んで≫
京子「だ、誰……?」
≪私は貴女、貴女は私……≫
≪私は何時でも、貴女を見守っているわ……≫
京子「私……もう1人の、私……」
京子「……そうか、思い出したよ」
84 = 12 :
雪の女王編入ったことないんだよね
支援
85 = 1 :
京子「ペ………」
ユイ「さあ、全部、凍らせちゃおう……」
京子「…ル……」
ユイ「綾乃も、千鶴も、千歳も、ちなつちゃんも……」
京子「……ソ…」
ユイ「……これだったら、京子も寂しくないよね……」
京子「………ナ」
ユイ「京子?」
86 = 2 :
きたか
87 = 12 :
おい、あかりナチュラルにハブんな
88 :
あかり・・・
89 = 1 :
京子「歳納さん!」
パリーン
90 = 1 :
アムリタッ
パキーン
ユイ「な、なに?氷が全部吹き飛んじゃった……!?」
結衣「あ、あれは……京子が、2人、いる……?」
京子「と、歳納さん……?」
歳納「京子……」
91 = 1 :
歳納「京子……京子!」ダキッ
京子「ちょ、と、歳納さん!?」
ユイ「え」
歳納「ああ、もう、こんな、直接抱きつける日が来るなんて思ってもみなかった…!」
歳納「京子、好き、好きよ、大好き……」チュッ
京子「ひゃっ///」
歳納「もう、照れなくてもいいじゃない、私は貴女なんだから……」チュッ
京子「え、け、けど、あの、結衣達が見てるし///」
92 = 1 :
歳納「いいじゃない、見せ付けてあげましょうよ……」サワサワ
京子「ふ、ふぁっ///と、歳納さん、そ、そんな所に手を入れないでよ///」
結衣「きょ、京子……?」
ユイ「や、やめろ……」
歳納「ふふふ、京子の感じるところは、私、全部知ってるわよ……」サワッ
京子「あっあんっ///」
ユイ「やめろ!」
93 = 12 :
痴女だー!?
95 = 1 :
ユイ「京子は、私のなんだ、京子、私とキスしてよ!私の所に来てよ!」
歳納「駄目よ、京子は私のなの……」チュッ
京子「と、としのうさん、キス、上手すぎだよぉ……」ポー
ユイ「く、くそっ!止めて!」
結衣「そ、そうだ……止めろ!」
結衣「京子は、京子は……!」
ユイ「私だけのものなんだ!他の誰にも……」
結衣「誰にも!」
ユイ結衣「「誰にも渡したくない!」」
97 = 1 :
歳納「それが、結衣の本音よね?」
結衣「……」
ユイ「……」
歳納「正直に言わないと、京子にもっとえっちな事するけど……」
結衣「……」ビクンッ
ユイ「……」ビクンッ
98 = 1 :
結衣「そ、そうだ……私は、私は、京子を好きなんだ……」
結衣「今まで隠してきたけど、嫌なんだ、京子が他の子とキスするのが……」
結衣「誰にも、誰にも渡したくないんだ……ずっと京子の王子様で、いたいんだ……」
結衣「けど、けど、もし告白して、フラれたら……」グスン
結衣「それが理由で、友達ですら居られなくなったらと思うと……」ヒック
結衣「もし、京子がもう二度と私の部屋に来なくなったらと思うと……恐くて……」ヒックヒック
99 :
さすが主人公、モテモテだな
100 = 1 :
結衣「京子は、こんな、こんな臆病な、私、嫌いになったよね……」グスン
結衣「全然、王子様じゃないもんね……」ヒック
京子「……嫌いになんてならないよ、結衣」
結衣「え……」
京子「王子様かどうかなんて、関係ない……」
京子「私は、私は王子様じゃなくて、結衣のことが好きだもん」
結衣「京子……」ゴシゴシ
京子「この≪好き≫が、結衣が期待してる≪好き≫なのか、私にもわかんないけど……」
京子「結衣とは、ずっと一緒にいたいと思ってるよ!」
結衣「きょうこ……」
みんなの評価 : ☆
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