元スレ京子「ひま!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
京子「結衣は実家に用事があるって言うし」ゴロン
京子「あかりとちなつちゃんは二人でどっか行ってるし」ゴロン
京子「綾乃と千歳は勉強会……」
京子「むぁーっ、ひまだぁぁぁぁぁぁ」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ... 京子「オふっ!」ゴチン
京子「」チーン
京子「……はあ、ひま」グテー
京子「ひまー、ひまー」
京子「ひま、ひまん……」
京子「ひまん……わり……?」
京子「!」キュピーン
京子「そうだ、ひまっちゃんと遊ぼう!」
2 :
櫻子「わり!」
3 :
よろしくね
4 = 1 :
京子「そうと決まれば……」ピ、ポ、パ
prrガチャッ
綾乃『も、もひもひィ!?』
京子「あ、綾乃~?」
綾乃『とと、歳納京子ーッ!?』
京子「そうです、私が歳納京子ちゃんです」
綾乃『こ、こんな真昼間っから電話なんてどういうつもりよ!?』
京子「(え? 電話って昼にする方が普通じゃないの?)」
綾乃『ちょっと歳納京子、聞いてるの!?』
京子「あ、ごめんごめん。ちょっと綾乃に教えて欲しいことがあってさー」
綾乃『私に教えて欲しいこと……?』
5 = 1 :
京子「そーそー」
綾乃『……す、少し待ってて!』
京子「へ? まだ何を教えて欲しいのか言ってないんだけど」
電話<チ、チトセッ!ドウシマショウ! アヤノチャンオチツイテー、コレハチャンスヤデ? チャ、チャンス!?チャンスナノ!? セヤデー
京子「おーい、綾乃ー?」
電話<コノチャンスヲリヨウシテ、トシノウサンニアヤノチャンノコトヲモットシッテモラウンヨ ワ、ワタシノコトヲ!?トシノウキョウコニ!? セヤデー
京子「だめだこりゃ、千歳と話してんのかな」
電話<デモワタシ、ソンナハズカシイコト... ユウキヲダシテーナアヤノチャンー ユウキ... セヤデー
京子「おっおっおっおっ、おっおっ、おっおー♪」フンフン
綾乃『……と、歳納京子ーッ!』
京子「あ、もういい? そんで、こっちの用件なんだけどさー」
綾乃『わ、私の今日のパンツは白よ!!!』 / 京子「ひまっちゃんちの住所教えてくんない?」
綾乃『∵』
8 = 1 :
京子「ん、ごめんなんて? パンツって言った?」
綾乃『い、言ってない! なにそれそんなのぜんぜんぜんぜんぜんぜん言ってないわよ!!』
京子「そーぉ? じゃあ空耳だったのかな」ハテー
綾乃『そ、それでッ? ひまっちゃん……て、古谷さん? 古谷さんのお宅に行きたいの?』
京子「押忍、よろしくお願いしまっす」
綾乃『……どうして?』
京子「ぬ?」
綾乃『古谷さんに会いたいの? ……会って、どうするの?』
京子「……」
綾乃『……』
京子「こないだ娯楽部と生徒会で遊んだ時に撮った写真をプリントしたから早く渡してあげたいだけダヨー」シレッ
綾乃『なぁんだ、それなら納得徳島県ね!!』チョロッ
京子「(チョロい)」
9 = 1 :
綾乃『じゃあ、今から言うからちゃんと覚えなさいよねっ!』
京子「ほーい」
綾乃『えっと、まずは学校をスタート地点として考えた方がいいかしら。そこから~』
京子「(綾乃はいつか悪い女の人に騙されそうだなー)」
京子「(結衣とか)」
綾乃『~で、最後に突き当たりをギュワァンと曲がった所に見える一軒家が古谷さんのお宅よ。分かった?』
京子「へ、あぁうん、わかったわかった」
綾乃『……本当でしょうね?』
京子「だいじょぶだってー。一軒家でしょ?」
綾乃『そうよ』
京子「団地じゃなくて」
綾乃『一軒家よ』
京子「団地じゃなくて一軒家」
綾乃『くどいわよ歳納京子』
京子「はい、すみません」
10 = 7 :
団地じゃなくて一軒家ね
わかりましたんで
11 :
ほほう
12 :
これは誘導されてるな
13 = 1 :
京子「そんじゃーありがとね綾乃、また今度ー」
綾乃『あっ待ちなさい歳納きょ』
pi
京子「さてっ、目的地も判明したし……」
京子「あっ」
~古谷家近辺~
京子「と言う間にひまっちゃんちらへんなう!」キュピーン
京子「この炎天下に外をうろつく描写とか勘弁して欲しいもんね」
京子「」チラッ
シーン...
京子「……ぅう、結衣の『なにに対するコメントだそれは』的なツッコミがないなんて……」
京子「ええい、気を取り直してひまっちゃんちを探すぞー!」オー
15 = 1 :
京子「って言っても、表札を順番に見てけば楽勝だよねー」トテトテ
京子「もしもひまっちゃんちが団地だったら郵便受けが密集してて更に楽勝だったんだろうけど」
京子「でも団地じゃないからなー! ひまっちゃんち団地じゃないからなー!」
京子「仕方ないなー! この苦労もやむなしだなー! 団地じゃないからなー!」
京子「」チラッ
シーン...
京子「……おのれぇ、閑静な住宅街め。真面目に探そ」トボトボ
~数分後~
京子「めっけたー!」
京子「このちょっと古めかしくも趣のある佇まい! まさに一軒家! まさに古谷家!」
京子「よーし、そんじゃーチャイムチャイムっと……」
ピンポーン♪
京子「」ワクワク
16 = 11 :
団地じゃないよー
17 :
団地って一軒家とはダンチ(段違い)だよな!
18 = 12 :
まさか古谷(ふるや)というオチじゃあるまいな
19 :
20 :
団地と一軒家じゃ全然違うからな
21 = 1 :
シーン...
京子「?」
...テッテッテッテッ
京子「!」
ガラッ
京子「!!」
楓「はぁい、どちらさまですか?」ピョコッ
京子「!!?」
22 = 14 :
あれほんとに普通に着くのか
24 = 1 :
楓「!?」ビクッ
京子「……」ジー
楓「あ、あの……?」
京子「」ジーーー
楓「どちらさ」
京子「ひまっちゃんが縮んだーーーーー!?」ガバァッ
楓「ふわぁっ!?」
京子「なんだ、どうした、組織の仕業か!?」ワタワタ
楓「えっ、えっ!?」ビクビク
タッタッタッタッ
向日葵「ちょっと櫻子、珍しくチャイムなんて鳴らしたと思ったら騒がし……歳納先輩!? なぜ歳納先輩が私の家の玄関先で楓を抱えあげてますの!?」
京子「おわっひまっちゃん! 縮んだんじゃなく分身してたのか!」
向日葵「分身!?」
楓「お、おろしてほしいの~っ」ジタジタ
25 :
楓かわいい
28 = 1 :
~古谷家(一軒家)・居間~
向日葵「粗茶ですが……」スッ
京子「かたじけのうござる」ズズッ
楓「」ジー
京子「お茶うめえ!」プハー
向日葵「そう言っていただけるとなによりですわ」ニコ
京子「八割方ワープしてきたとは言え、外は暑いからねー。冷たいお茶うめえ!」
向日葵「(ワープ……?)あの、それで歳納先輩、今日は突然何のご用で……」
京子「あ、ちょっちまっち」
向日葵「中学生。どうしました?」
京子「いやほら、この子って?」チラ
楓「!」
29 :
かわいいねぇ
30 :
何途中で歌ってんだよwwwww
31 = 20 :
向日葵ノリいいなw
32 = 1 :
向日葵「ああすみません、紹介がまだでしたわね。妹ですわ」
京子「妹!」
向日葵「ええ、名前は……」
京子「ちょっちまっち」
向日葵「中学生」
スッ
楓「!」ビクッ
京子「こんにちは妹ちゃん、私は歳納京子って言います。お名前言えるかな?」
楓「えと、えっと……古谷楓です、6さいですっ」アセアセ
京子「楓ちゃんか! 自己紹介できてえらいぞー」ナデクリナデクリ
楓「ぁ……えへへ~」ニコニコ
33 = 29 :
だから歌うなw
34 = 7 :
楓ちゃんかわええ
35 :
ふむ
36 = 11 :
楓京…なるほどなるほど
37 :
かわいい京子ちゃんの謎リボンはみゅはみゅ
38 :
京子×古谷姉妹ですか
39 = 1 :
向日葵「歳納先輩、小さい子がお好きなんですか?」
京子「うん好きー。楓ちゃん可愛いしね!」ナデリナデリ
楓「えへへへへ~」ニパー
京子「ところでひまっちゃん、今までなにしてた?」
向日葵「え、洗濯物を干してたところですけど……」
京子「そっか、じゃあ続きしてきていいよ」
向日葵「えっ!? でも、お客様を放っといてそんな」
京子「気にしなくていいって。私は楓ちゃんと遊んでるからさー!」ヒョーイッ
楓「きゃーっ♪」
向日葵「そ、そうですか……? でしたらすみません、すぐ終わらせますから、その間だけ」
京子「ごゆっくりー」
楓「おねえちゃんがんばってー」
向日葵「……ええ、わかりましたわ」クス
40 = 7 :
やべえ楓ちゃんかわええ
41 = 11 :
平和で良い感じ
42 = 7 :
しえん
43 = 1 :
~10分後~
向日葵「歳納先輩、楓、お待たせしました」
京子「あ、おっかれー」ヒラヒラ
楓「おねえちゃーん」ダキッ
向日葵「あらあら……楓、ちゃんといい子にしてました?」
京子「すげーいい子だったよ! さすがひまっちゃんの妹だね」ウンウン
楓「あのね、京子お姉ちゃんね、とーってもお絵かきが上手なのっ」
向日葵「まあ、お絵かきして遊んでましたのね」
楓「うんっ!」
京子「ほら見てひまっちゃん、ミラクるーん!」
向日葵「わぁ……とても綺麗。これを歳納先輩が?」
京子「ちょっと張り切ってみました。西京極ラム子のサイン入りで楓ちゃんにプレゼント!」
楓「京子お姉ちゃんありがとう~」ペコッ
京子「どういたしましてーっ」ギュー
向日葵「と、歳納先輩っ!? 楓ごと私まで抱き締めてますわよ!?」
44 :
ほほう、両方抱きしめてるとな
支援
45 = 7 :
すばらしいと思います
支援
46 = 29 :
いいねぇ
支援
47 = 1 :
京子「あ、めんご」パッ
向日葵「いえ……あの、お礼と言ってはなんですがクッキーと紅茶を用意しましたの。よろしければどうぞ」
京子「おおっ、食べる食べるー♪ ほら、楓ちゃんもこっちおいで!」カムカム
楓「はぁい」トテトテ...ストン
向日葵「(え、足の間に座りますの?)」ギョッ
京子「ぬわーなんだこのクッキーうま! 楓ちゃんも食べてみ、あーん」
楓「あーん」パクッ
京子「どう? やばうま?」
楓「えへへ、おねえちゃんのクッキーはいつもおいしいの」
京子「だよねー!」
向日葵「楓ったら……よっぽど歳納先輩のことが気に入りましたのね」
楓「うんっ。楓、京子お姉ちゃん好き~」
京子「ふふ、楓ちゃんが私をお義姉ちゃんと呼ぶ日も近いかもしれないね」キリッ
向日葵「ちょっ!?」
楓「!」ピクッ
48 = 44 :
俺ら「ピクピクッ!」
49 :
楓が悟ってる風な設定って無かった事になったんだっけ
50 :
違和感ばりばりだったからな
みんなの評価 : ☆
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