私的良スレ書庫
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元スレ貴音「接吻とはどのようなものなのでしょうか?」
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P「貴音ー?あがったぞー」
P「あれ、どこいったかな」
ガチャ
貴音「……zzz」スゥー
P「……寝ちゃってたのか」
P「ちゃんと布団被らないと風邪引くぞ?」スッ
P「ふわぁ……俺も眠くなってきたな」
P「同じ布団で寝るわけにもいかないし、ソファーで寝るかな」
P「ん……朝か」
トントントントン
P「包丁の音?」
貴音「おや、おはようございます、あなた様」
P「おはよう、貴音」
貴音「昨夜は少し取り乱してしまい申し訳ありませんでした」
P「いや、気にしてないよ」
貴音「せめてもの償いとして朝餉を作らせていただいています。もうすぐ出来ますから、少し待っていてください」
P「あぁ、ありがとな」
貴音「それと真に勝手ながらしゃわーと洗濯機、乾燥機をお借りしました」
P「うん、分かった」
P「(よかった。いつもの貴音だな)」
>>16
相変わらず貴音好きで安心した
相変わらず貴音好きで安心した
P「いただきまーす」
貴音「いただきます」
P「このあと、一回、帰るだろ?」モグモグ
貴音「そうですね、洗ったとはいえ二日続けて同じ服では嫌ですから」
P「それと今日は午前に撮影だったよな?」
貴音「えぇ、それから午後に違う仕事が入っています」
P「それじゃあ、貴音の家に寄ってから、スタジオに向かうってことで」
貴音「承知しました」
P「ここが貴音の家か……」キョロキョロ
貴音「恥ずかしいので、あまり見ないでください」
P「あぁ、悪い」
貴音「では、私は着替えて参りますのでしばしお待ちを」
P「うん」
P「……貴音の家って何もないな」
P「千早の家も何もなかったけどこっちも同じぐらいだな」
P「唯一違うのはこの本棚か」
P「……歴史の本がたくさんあるな」
P「日本史、世界史、時代ごとに色々」
P「……」パラパラ
貴音「歴史に興味があるのですか?」
P「うおっ、いつの間に!?」
貴音「ふふっ、今さっきですよ」
P「声ぐらいかけてくれよな……」
貴音「申し訳ありません。……それで、あなた様は歴史に興味があるのですか?」
P「いや、俺はそれほどないな」
貴音「そうですか……」
P「貴音は興味あるのか?歴史」
貴音「えぇ、歴史とは人類の歩み。とても興味深いです」
P「そうだったのか。にしても貴音のことはまだまだ知らないことだらけだな」
貴音「ふふっ、もっと私を知りたいですか?あなた様」
P「そうだな。もっと貴音のこと知れば、仕事だって選びやすくなるからな」
貴音「……仕事、ですか」ボソッ
P「なんか言ったか?」
貴音「いえ、何も。それより、早く行きましょう」
P「あぁ、そうだな」
ブロロロロロロ
P「貴音は歴史が好きなんだな」
貴音「えぇ、自宅ではよくその手の書物を読んでいるのでそう言えるでしょう」
P「じゃあ、貴音の趣味は歴史と天体観測か」
貴音「天体観測?」
P「あれ、違ったか?夜になると月を見てるからそうなのかなって思ってたんだけど」
貴音「趣味……といえるでしょうか。気がついたら空を見上げているので」
P「でも好きなんだろ?月を眺めてるの」
貴音「えぇ、なにやら懐かしい気分になりますから」
P「……そうだ、今度一緒に見に行かないか?」
貴音「あなた様と二人で、ですか?」
P「あぁ、二人でもいいし、響や春香たちを呼んだっていいぞ」
貴音「……いえ、あなた様と二人で行きたいです」
P「うん、分かった。今の季節は星も綺麗だからな、きっとビックリするぞ」
貴音「ふふっ、楽しみにしていますよ」
P「まかせとけ」
貴音「――――?」
男「――――――!」
貴音「――――――――――!」
カット、オーケーデス
貴音「ありがとうございました」
男「貴音ちゃん、昨日もすごかったけど、今日も一段とすごい演技だったよ」
監督「確かにな。俺の理想と合致していた見事な演技だった」
貴音「お褒めにあずかり光栄です」
男「そうだ、今日もこれからみんなでご飯食べに行くけど貴音ちゃんも来るよね?」
貴音「申し訳ありませんが、次の仕事があるので今回は辞退させていただきます」
男「そっか、それならしょうがないな」
監督「気をつけて帰れよ」
貴音「はい」
貴音「(今日は監督殿や共演者の方々に褒められてしまいました。これもプロデューサーのおかげですね)」
貴音「(昼餉にはプロデューサーをお誘いしましょう)」
ガチャ
貴音「ただいま戻りました」
P「おかえり、貴音」
響「貴音おかえりー。それから、はいさーい」
貴音「……えぇ、おはようございます、響」
響「なぁーご飯食べに行こうよー」
P「もうすぐ終わるから、ちょい待ってくれ。それから、いい加減離れろ」
響「なんくるないさー!」
P「まったく……」
貴音「……響、プロデューサーが嫌がっています。離れなさい」
響「えー。別にいいよね、プロデューサー」
P「まぁ、べt貴音「離れなさい!」
響「わっ!?」ビクッ
P「ど、どうした?貴音」
貴音「……えっ?わ、私は何を……?」
響「た、貴音……じ、自分……」
貴音「響……その、私は……」
P「貴音、向こうで何かあったのか?」
貴音「あ、あなた様……くっ」ダッ
P「お、おい!どこいくんだよ!」
響「プロデューサー、自分、貴音を怒らせることしちゃったかな……」
P「いや、そんなことはないと思う。とりあえず俺は貴音のあとを追うよ」
響「自分も行くぞ!」
P「お前はここで待ってろ。何が原因か分からない以上、俺一人で行った方が話しやすい」
響「……うん、わかったぞ」
P「そんな不安そうな顔するな。必ず連れ戻してくるし、貴音だってちょっと声がでかくなっただけだよ」ナデナデ
響「……うん」
P「それじゃ、行ってくる」
>>88
どっちにとってだよ……
どっちにとってだよ……
>>89
ファックさんちーっす
ファックさんちーっす
貴音「はぁ……はぁ……」タッタッタ
貴音「(私は最低です……響に当たり散らすなんて……)」タッタッタ
貴音「(今すぐに謝りたい……でも、今の私には響にもプロデューサーにも会わす顔がない……)」タッタッタ
貴音「はぁ……はぁ……」
貴音「私は……なぜ、あのようなことを……」
P「貴音!」タッタッタ
貴音「あなた様……こ、来ないでください!」
P「貴音……」
貴音「今は私にかまわないでください……」
P「そんなわけにもいかない。お前が悩んでいるなら、それをプロデューサーの俺が無視するわけにはいかないんだよ」
貴音「……」
P「何があったんだ?もし、仕事で嫌なことがあったなら遠慮無く俺に言ってくれよ」
貴音「……」
P「……俺じゃ、信頼できないか?」
貴音「そ、そんなことはありません!」
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