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元スレ貴音「接吻とはどのようなものなのでしょうか?」
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P「……」
貴音「? あなた様、聞いておりますか?」
P「……これだけは言っておくぞ。練習台には絶対にならない」
貴音「なんと!?それでは私はどうすれば……」
P「響に聞いたけど、今度のドラマではキスするふりなんだろ?」
貴音「そのとおりですが、役を演じる上で経験というのは大きな武器となりえます」
貴音「つまり、きす?をすることで今回はもちろん、今後の役の演じ方にも幅が広がると思うのです」
P「だとしても俺は絶対にダメだからな」
貴音「しかし、このようなことを頼める殿方はあなた様以外におりません」
P「女の子同士でも練習にはなるだろ?響に頼め」
貴音「響はきっと、初めては殿方の方がよいと思います」
P「じゃあ、真」
貴音「……真に失礼ですよ」
P「(響とまったく同じこと言ってるよ)」
P「俺は絶対にしないからな」
貴音「……してくれなければ、帰りません」
P「……かえr貴音「絶対に帰りません」
P「……」
駐車場
P「(結局、マンションまで帰ってきちゃったよ)」
P「なぁ、他に方法はないのか?」
貴音「ありません。経験とは体験することによって得られるものですから」
P「う~ん……」
P「(家に入っちゃえば、貴音だって諦めるだろ)」
P「(車の鍵を閉めたら走って逃げるか)」ガチャ
貴音「今宵はあなた様の家にお泊まりですね」ガチャ
P「今なら、家まで送ってやれるぞ」ガチャリ
貴音「そうはいきません。あなた様が決心なさるまで私は待ちます」
P「それは残念だ」ダッ
貴音「あなた様!?」
P「(突然のことで対応できてないな。これなら!)」ガチャリ
貴音「あなた様!待ってください!」タッタッタ
P「(少し胸が痛いが強引にでも離れないといつまでもこのままだからな)」ガチャ
バタン、ガチャリ
『開けてください!あなた様!』ドンドン
P「(許せ、お前のためなんだ)」
『あなた様……うぅ……開けてください……』
P「(貴音、泣かないでくれ……)」
『あなた……ヒック……様……』ペタッ
P「(座り込んじゃったよ……)」
『ヒック……ぅう……』
P「……」
『あなたさまぁ……あなたさまぁ……』
P「……もう、分かったよ」ガチャ
P「ほら、夜は冷えるからな。入れよ」
貴音「それでは、失礼します」スタスタ
P「え?」
貴音「どうかしましたか?」
P「泣いてたんじゃなかったの?」
貴音「ふふっ、今の私は役者ですよ、あなた様」
P「まんまと騙されたということか……」
貴音「これもあなた様の指導の賜物ということですよ」
P「釈然としねぇ……」
P「で、だ」
貴音「はい」
P「アイドルが一人暮らしの男の部屋に入ることがどういうことか、分かってるんだろうな」
貴音「きすしてくれるということです」
P「ちげぇよ!スキャンダルがあるかもしれないってことだよ!」
貴音「そんなことですか」
P「そんなことって、お前なぁ……」
貴音「あなた様の言うことも分かります。しかし、この状況はあなた様が作ったと言っても過言ではないはずです」
P「……」
貴音「どうですか?きすしてくださる気になりましたか?」
P「……しない、と言ったら?」
貴音「今日だけではなく、明日もあなた様のそばにいます」
P「……分かったよ」
貴音「では!」
P「一回だけだぞ。これ以降は絶対にやらないからな」
貴音「そうですか……。でしたら少し長めにきすしてくれませんか?」
P「いや、それは……」
貴音「私が知るきすというものは軽く触れるものです」
貴音「しかし、私はその一瞬できすというものを理解する自信がないのです」
P「でもな……」
貴音「お願いです、あなた様……」
P「はぁ……本当に次はないからな」
貴音「はい!」
>>16
うるせえ黙ってろクソコテ
うるせえ黙ってろクソコテ
結構前に同じようなもの見たような
それはキスシーン省かせるって解決法取ってたけど
それはキスシーン省かせるって解決法取ってたけど
P「一応聞いておく。キスして後悔するなよ」
貴音「これは私が望んだこと。後悔などするはずがありません」
P「そうか。……えっと、俺からすればいいのか?」
貴音「はい」
P「じゃあ、十秒程度で離れるからな」
貴音「あなた様、お願いします」
P「い、いくぞ」チュッ
貴音「んっ……」
P「(1……2……)」
貴音「はぁ……ぁん……」
P「(え、エロいな……)」
貴音「んふぅ……」
P「(や、やばい、俺の理性が持たない!)」バッ
貴音「はぁ……んはぁ……」トロン
P「た、貴音、今日はもう疲れただろ?風呂入ってきていいぞ?」
貴音「あなたさまぁ……も、もう……一度、おねがい、します」グイッ
P「だ、ダメだって!」
貴音「まだ……七秒ほどしか、経って……いません」
貴音「あと、三秒……んっ……」チュッ
P「っ!?」
貴音「ぅん……はぁ……」
バッ
P「ふ、風呂入ってくる!」タッタッタ
貴音「あっ……」
貴音「まだ……二秒……」
貴音「何か……プロデューサーの代わりになるものは」キョロキョロ
ガチャ
貴音「寝室……プロデューサーの布団……」バサッ
貴音「……」クンクン
貴音「……プロデューサーの匂いがします」
貴音「……どうしてでしょうか、胸が……とても苦しいです」
貴音「あなた様……」ギュウ
チャポン
P「あんなの反則だろ……あぁ、ムスコも成長しきってる……」
P「高校生ぐらいなら余裕だと思ってたけど、貴音は別格だな……」
P「くそ、静まれ静まれ静まれ静まれ」
P「こういうときは関係ないことを考えるが一番だよな、うん」
P「関係ないこと関係ないこと」
P「……そういえば、今日卓球やったな」
P「強いとか響に言っちゃったけど、コテンパンにやられたのはきつかったな……」
P「まぁ、三年間ちゃんと部活でやってきたやつと勝負しても勝てるわけ無いのは分かってたけど」
P「つか、響もずるいんだよ。暑いからって薄着でやるわ、それなのに激しく動き回るわ」
P「目のやり場に困るんだよ。身体が小さいくせに出るとこ出てるし……ってこれはだめだ」
P「……あー風呂から出たくない」
P「去り際にまだ二秒って声が聞こえたし」
P「……どうすっかな」
>>39
お前はわかってない!何もわかっていない!
お前はわかってない!何もわかっていない!
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