私的良スレ書庫
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元スレマミ「おいしい!おいしいわ!」
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マミ「あら、野菜の煮物!」
マミ「こうなったら汁ものも欲しいわね」
マミ「うーん、豚汁もいいけど……」
マミ「ここはナメコ汁できめましょう!」ガサ
マミ「ふふ、これはちょっとした夜食の定食コースだわ」
マミ「ん? 秋田こまち新米……なるほど、これをレジで温めてもらえばいいのね」
マミ「ここまできたら……当然デザートね!」
マミ「ケーキも、プリンも、あるんだよ」バサバサ
マミ「こうなったら汁ものも欲しいわね」
マミ「うーん、豚汁もいいけど……」
マミ「ここはナメコ汁できめましょう!」ガサ
マミ「ふふ、これはちょっとした夜食の定食コースだわ」
マミ「ん? 秋田こまち新米……なるほど、これをレジで温めてもらえばいいのね」
マミ「ここまできたら……当然デザートね!」
マミ「ケーキも、プリンも、あるんだよ」バサバサ
店員「こちら温めますか?」
マミ「ハイ」
店員「お会計先にお願いします、1892円になります」
マミ(ずいぶんいっちゃったわね……)
マミ(……!)
マミ「あ、あとおでん! タマゴとダイコンとシラタキください」
マミ「ハイ」
店員「お会計先にお願いします、1892円になります」
マミ(ずいぶんいっちゃったわね……)
マミ(……!)
マミ「あ、あとおでん! タマゴとダイコンとシラタキください」
QB「お帰りマミ……スーパーにでも行ったのかい?」
マミ「コンビニよ」ガサガサ
QB「うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ」
マミ「ああ、お腹すいたわ。いただきま……」
マミ「ん、何か音楽でもかけようかしら」カチャ
サールティー ロイヤーリー タマリーエ パースティアラヤー レースティングァー
マミ「コンビニよ」ガサガサ
QB「うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ」
マミ「ああ、お腹すいたわ。いただきま……」
マミ「ん、何か音楽でもかけようかしら」カチャ
サールティー ロイヤーリー タマリーエ パースティアラヤー レースティングァー
マミ「いただきます」
マミ「……」ズズ
マミ「あら、おいしい」
マミ「このおでんの汁があったらお味噌汁はいらなかったわね、失敗したわ」
マミ「……」モグモグ
マミ「ん……これがコンビーフなのね。ちょっと油っぽいけど歯応えもあって、不思議な味だわ」
マミ「……」ハフハフ ムシャムシャ
マミ「……」ズズ
マミ「あら、おいしい」
マミ「このおでんの汁があったらお味噌汁はいらなかったわね、失敗したわ」
マミ「……」モグモグ
マミ「ん……これがコンビーフなのね。ちょっと油っぽいけど歯応えもあって、不思議な味だわ」
マミ「……」ハフハフ ムシャムシャ
マミ「……」モグモグ
QB「おでんにうずら、卵焼き……どうして卵がこんなに重なってるんだい? わけがわからないよ」
マミ「……」モグ…
マミ「やっぱり少し買いすぎたかしらね……」
QB「……少し?」
マミ「……」ポリ
マミ「このキュウリ、おいしくないわ」
(ホァ) グーリーーターリーィヤ ピーラーリーフー サーファリーハー
マミ「私って、ほんとバカ……」
≪第10話・了≫
QB「おでんにうずら、卵焼き……どうして卵がこんなに重なってるんだい? わけがわからないよ」
マミ「……」モグ…
マミ「やっぱり少し買いすぎたかしらね……」
QB「……少し?」
マミ「……」ポリ
マミ「このキュウリ、おいしくないわ」
(ホァ) グーリーーターリーィヤ ピーラーリーフー サーファリーハー
マミ「私って、ほんとバカ……」
≪第10話・了≫
コンビニは油断してるとあっという間に1000円超えるから困る
マミ「ん……」
マミ(白い天井……)
マミ「あら……? ここ、どこかしら」
杏子「おはよう」
マミ「……佐倉さん? どうしてここに」
杏子「オイオイ、ボケてんのか? ワルプルギスの夜で魔力使い果たしちまって、あたしたち入院中なんじゃねーか」
マミ「そう……だったわね」
マミ(白い天井……)
マミ「あら……? ここ、どこかしら」
杏子「おはよう」
マミ「……佐倉さん? どうしてここに」
杏子「オイオイ、ボケてんのか? ワルプルギスの夜で魔力使い果たしちまって、あたしたち入院中なんじゃねーか」
マミ「そう……だったわね」
杏子「情けねー話だよな。怪我の回復にあてる魔力も残ってなかったんだからさ」
杏子「おかげでせっかく治したのに、検査だなんだですぐには退院できねーんだから」
マミ「……そう言わないの、心配してくれてるのよ」
杏子「……まあ、わかってるけどさ」
マミ(……夢じゃないのね)
マミ(ワルプルギスの夜を越えて……また、佐倉さんと仲間になれたんだわ)
杏子「おかげでせっかく治したのに、検査だなんだですぐには退院できねーんだから」
マミ「……そう言わないの、心配してくれてるのよ」
杏子「……まあ、わかってるけどさ」
マミ(……夢じゃないのね)
マミ(ワルプルギスの夜を越えて……また、佐倉さんと仲間になれたんだわ)
看護師「巴さん佐倉さん、お食事でーす」
杏子「おおっ、待ってました!」
杏子「入院中だともうこれくらいしか楽しみないもんなー」
看護師「慌てないで……ハイ、どうぞ」
看護師「巴さんも、ハイ。お加減はいかかがですか?」
マミ「あ……ええ、ずいぶんいいですよ」
杏子「すぐにだって退院できるぞ」
看護師「また……佐倉さんは3箇所骨折してたのよ? せめて検査がすむまで待ってね」
杏子「ちぇー」
杏子「おおっ、待ってました!」
杏子「入院中だともうこれくらいしか楽しみないもんなー」
看護師「慌てないで……ハイ、どうぞ」
看護師「巴さんも、ハイ。お加減はいかかがですか?」
マミ「あ……ええ、ずいぶんいいですよ」
杏子「すぐにだって退院できるぞ」
看護師「また……佐倉さんは3箇所骨折してたのよ? せめて検査がすむまで待ってね」
杏子「ちぇー」
病院食か
…まさかこいつお茶漬け編やラーメン編、ピザ編まで…!?
…まさかこいつお茶漬け編やラーメン編、ピザ編まで…!?
マミ(わあ……)
マミ(まずはカレイの煮付けから)アム
マミ「うん、おいしい」モグモグ
マミ(なんだろう、食べ始めてるのになおさらお腹が減っていくみたいだわ)
マミ「こっちはおでんね」シャク
マミ「うん……染みてるわ」
マミ(まずはカレイの煮付けから)アム
マミ「うん、おいしい」モグモグ
マミ(なんだろう、食べ始めてるのになおさらお腹が減っていくみたいだわ)
マミ「こっちはおでんね」シャク
マミ「うん……染みてるわ」
>>176
ちょっと薄味なだけで普通に美味いぞ
ちょっと薄味なだけで普通に美味いぞ
>>177
そうなのか! 今度入院してみるわ
そうなのか! 今度入院してみるわ
マミ(わあ……)
マミ(まずはカレイの煮付けから)アム
マミ「うん、おいしい」モグモグ
マミ(なんだろう、食べ始めてるのになおさらお腹が減っていくみたいだわ)
マミ「こっちはおでんね」シャク
マミ「うん……染みてるわ」
マミ(まずはカレイの煮付けから)アム
マミ「うん、おいしい」モグモグ
マミ(なんだろう、食べ始めてるのになおさらお腹が減っていくみたいだわ)
マミ「こっちはおでんね」シャク
マミ「うん……染みてるわ」
マミ(こういう場所で食べると全然別物に感じるわね……)
マミ(魚にご飯、ジャガイモのお味噌汁……素晴らしい組み合わせだわ)ズズ
マミ(この野沢菜も、マジメな味)シャクシャク
マミ(ああ、ダメよダメよ。焦っちゃダメ……丁寧に丁寧に大切に、よく噛んで味わいましょう)
杏子「ごちそうさまっ!」
マミ「早っ!?」
マミ(魚にご飯、ジャガイモのお味噌汁……素晴らしい組み合わせだわ)ズズ
マミ(この野沢菜も、マジメな味)シャクシャク
マミ(ああ、ダメよダメよ。焦っちゃダメ……丁寧に丁寧に大切に、よく噛んで味わいましょう)
杏子「ごちそうさまっ!」
マミ「早っ!?」
「じゃあ、味噌汁にもとろみをつけますからね」「……ハイ」
マミ(ん……?)
シャカシャカシャカ…
マミ(何かをかき混ぜる音……?)
カッ カッ カッ
杏子「隣のじーさん、スプーンで砕いたりしてもらわねーと食えねーんだな……」
シュコ… ジュル… ズズ…
マミ「……なんだか弱々しい音ね」
杏子「……」
マミ(ん……?)
シャカシャカシャカ…
マミ(何かをかき混ぜる音……?)
カッ カッ カッ
杏子「隣のじーさん、スプーンで砕いたりしてもらわねーと食えねーんだな……」
シュコ… ジュル… ズズ…
マミ「……なんだか弱々しい音ね」
杏子「……」
杏子「……それでもじーさん、一人で食ってるんだな」
マミ「……」
杏子「……なあ、マミ」スッ
マミ「どうしたのよ、ソウルジェムなんて出して」
杏子「あたしたちの本体ってこっちでさ、体は作り物みたいなモンなんだよな」
杏子「だったらさ、あたしたちって本当は食わなくていいんだよな」
マミ「……そうなるわね」
マミ「……」
杏子「……なあ、マミ」スッ
マミ「どうしたのよ、ソウルジェムなんて出して」
杏子「あたしたちの本体ってこっちでさ、体は作り物みたいなモンなんだよな」
杏子「だったらさ、あたしたちって本当は食わなくていいんだよな」
マミ「……そうなるわね」
杏子「ソウルジェムの穢れってのはさ、グリーフシードじゃねーと取れない」
杏子「でもさ……最近ちょっと、本当にちょっとだけ」
杏子「ものを食うとさ、ソウルジェムも綺麗になる気がするんだ」
杏子「なんていうか、救われてるっていうのかな……」
杏子「生きてるってのはさ、体にものを入れてくってことなんだな」
マミ「……」
杏子「あんたが前に言ってたのはさ、こういうことなのかな……?」
マミ「……」
マミ「ええ、きっとそう……そうだと思うわ」
杏子「でもさ……最近ちょっと、本当にちょっとだけ」
杏子「ものを食うとさ、ソウルジェムも綺麗になる気がするんだ」
杏子「なんていうか、救われてるっていうのかな……」
杏子「生きてるってのはさ、体にものを入れてくってことなんだな」
マミ「……」
杏子「あんたが前に言ってたのはさ、こういうことなのかな……?」
マミ「……」
マミ「ええ、きっとそう……そうだと思うわ」
マミ「……」
マミ「ん……ふわ」
マミ「病院だと夜は長いわね……お腹すいちゃうわ」
マミ「あら……佐倉さん?」
マミ「……トイレかしら」
マミ「ん……ふわ」
マミ「病院だと夜は長いわね……お腹すいちゃうわ」
マミ「あら……佐倉さん?」
マミ「……トイレかしら」
杏子「……」
杏子「ソウルジェム」
「グリーフシード」
杏子「デミ」
「マブ」
杏子「よしよし、例のものは持ってきたんだろうな?」
QB「大丈夫だけど……今のやり取りには何の意味があるんだい? わけがわからないよ」
杏子「バカお前、こういう時は合言葉って決まってんだろーが!」
マミ「へえ……その合言葉の意味するところを説明してもらえないかしら? 詳しく」
杏子「」
杏子「ソウルジェム」
「グリーフシード」
杏子「デミ」
「マブ」
杏子「よしよし、例のものは持ってきたんだろうな?」
QB「大丈夫だけど……今のやり取りには何の意味があるんだい? わけがわからないよ」
杏子「バカお前、こういう時は合言葉って決まってんだろーが!」
マミ「へえ……その合言葉の意味するところを説明してもらえないかしら? 詳しく」
杏子「」
マミ「……カレーパンに牛乳?」
杏子「ご、後生だマミ……それはあたしが苦労して手に入れたとっておきの」
QB「持ってきたのは僕じゃないか。それに買ってきたのはまどかだよ」
マミ「病院にこんな油ものを持ち込むなんていい度胸ね……」
杏子「だってさ、病院のメシって少ないじゃねーか! あたしが生きてるのを実感するには少ないんだよ!」
マミ「そうやって生を求めて人は退院するのよ」
杏子「そんなの絶対おかしいよ!」
マミ「そういうわけだからキュゥべえ。それは退院後に受け取ることにするから、鹿目さんの家に戻りなさい」
QB「それは構わないけど、僕の報酬のチーかまは誰がくれるんだい?」
マミ「聞こえなかったの? 戻 り な さ い ?」
QB「きゅっぷい」
杏子「ご、後生だマミ……それはあたしが苦労して手に入れたとっておきの」
QB「持ってきたのは僕じゃないか。それに買ってきたのはまどかだよ」
マミ「病院にこんな油ものを持ち込むなんていい度胸ね……」
杏子「だってさ、病院のメシって少ないじゃねーか! あたしが生きてるのを実感するには少ないんだよ!」
マミ「そうやって生を求めて人は退院するのよ」
杏子「そんなの絶対おかしいよ!」
マミ「そういうわけだからキュゥべえ。それは退院後に受け取ることにするから、鹿目さんの家に戻りなさい」
QB「それは構わないけど、僕の報酬のチーかまは誰がくれるんだい?」
マミ「聞こえなかったの? 戻 り な さ い ?」
QB「きゅっぷい」
杏子「……」
マミ「佐倉さん、おはよう」
杏子「……」
マミ「佐倉さん?」
杏子「……ハラヘッタ」
マミ「……ちゃんとゆっくり味わって食べないからよ。これに懲りたら朝ごはんは大事に」
看護師「巴さん佐倉さん、お食事でーす」
杏子「待ってました!」ガバッ
マミ「佐倉さん、おはよう」
杏子「……」
マミ「佐倉さん?」
杏子「……ハラヘッタ」
マミ「……ちゃんとゆっくり味わって食べないからよ。これに懲りたら朝ごはんは大事に」
看護師「巴さん佐倉さん、お食事でーす」
杏子「待ってました!」ガバッ
>>195
それ来月からなんですよ
それ来月からなんですよ
杏子「おおお! 今朝はパンか……あたしの気分わかってるな!」
マミ「もう……まるで犬ね」
マミ「……」キュルルル
マミ「人のことは言えないかしら」
マミ「……」モグモグ
マミ(ん……バナナと牛乳を口の中でよく噛んだらバナナジュースになるかしら)
マミ(デザートにやってみましょう)
≪第11話・了≫
マミ「もう……まるで犬ね」
マミ「……」キュルルル
マミ「人のことは言えないかしら」
マミ「……」モグモグ
マミ(ん……バナナと牛乳を口の中でよく噛んだらバナナジュースになるかしら)
マミ(デザートにやってみましょう)
≪第11話・了≫
マミ「……寒っ」ブルルッ
マミ「年も暮れると見滝原も冷えるわね……」
マミ「大晦日の夜って嫌ね、どのお店も閉まっちゃって」
マミ「開いてるのはお酒を飲む店ばっかりだわ」
マミ「立ち食いそばのお店でも開いてれば、そこで年越しそばが食べられるのに」
マミ「……早く帰りましょう」
マミ「年も暮れると見滝原も冷えるわね……」
マミ「大晦日の夜って嫌ね、どのお店も閉まっちゃって」
マミ「開いてるのはお酒を飲む店ばっかりだわ」
マミ「立ち食いそばのお店でも開いてれば、そこで年越しそばが食べられるのに」
マミ「……早く帰りましょう」
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