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元スレまどか「付き合うならさやかちゃんだけど…」
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勘違いしたさやかちゃんがまどかに誤解されてる状況を気づかせてくれると信じている
まどか「なにしに来たんだろうね?」
ほむら「さあ……?」
ほむら(相変わらず、融通の利かない演技しかできない人…)
まどか「(割とすぐ引き下がってくれたし)まあいいや。それより連休中……」
杏子「お…よう、奇遇だな」
ほむら「杏子…今日は立て続けに誰かに会うわね」
まどか(また言えない……)
ほむら「さあ……?」
ほむら(相変わらず、融通の利かない演技しかできない人…)
まどか「(割とすぐ引き下がってくれたし)まあいいや。それより連休中……」
杏子「お…よう、奇遇だな」
ほむら「杏子…今日は立て続けに誰かに会うわね」
まどか(また言えない……)
杏子「相変わらず、連るんでるな。学校帰りか?」
ほむら「ええ、そうよ。あなたは…相変わらずブラブラしてるのね。暇人?」
杏子「うっせ。こっちはこっちでやる事があるんだよ」
ほむら「本当かしら。例えばどんな?」
まどか「ほむらちゃん、忙しいところ邪魔しちゃ悪いよ……行こうよ」
杏子「あー、いいんだよ。丁度お前らに用があったんだった」
ほむら「貴女から私たちに?珍しいわね」
杏子「えーっと、新聞屋のオッサンに○○パークのチケットを貰ったから、どっちか一緒に行かないかと思って誘いに来たんだ」
ほむら「○○パーク…ああ、向こうの方にある遊園地ね」
杏子「さやかはあの坊やに付きっきりだし、マミにも断られちゃってな。
明日から学校は休みなんだろ?このままだと勿体無いし、どっちか付き合えよ」
まどか「ふーん……」
ほむら「ええ、そうよ。あなたは…相変わらずブラブラしてるのね。暇人?」
杏子「うっせ。こっちはこっちでやる事があるんだよ」
ほむら「本当かしら。例えばどんな?」
まどか「ほむらちゃん、忙しいところ邪魔しちゃ悪いよ……行こうよ」
杏子「あー、いいんだよ。丁度お前らに用があったんだった」
ほむら「貴女から私たちに?珍しいわね」
杏子「えーっと、新聞屋のオッサンに○○パークのチケットを貰ったから、どっちか一緒に行かないかと思って誘いに来たんだ」
ほむら「○○パーク…ああ、向こうの方にある遊園地ね」
杏子「さやかはあの坊やに付きっきりだし、マミにも断られちゃってな。
明日から学校は休みなんだろ?このままだと勿体無いし、どっちか付き合えよ」
まどか「ふーん……」
まどか「杏子ちゃん、決まった住所が無いのに新聞取ってたんだ?」
杏子「え、取れないのか!?」
ほむら(バカッ!)
まどか「知らなかったの?じゃあどうやってそのチケット、貰ったのかな」
杏子「え…え~っと」
ほむら「…知り合いだったとか?」
杏子「そ、そうだ。そのオッサンが知り合いなんだよ!
だから新聞取ってるわけじゃないけど、よかったらどうだってな」
まどか「ふぅん……本当かな」
ほむら「まあ、この際それはどうでもいいじゃない。今はそのチケットの話でしょう?」
杏子「そ、そうそう。お前ら暇なら、どっちか付き合えよ」
杏子(ヤッベー…意外とまどかも鋭いな。っていうか、どうしてアタシがこんなこと……)
杏子「え、取れないのか!?」
ほむら(バカッ!)
まどか「知らなかったの?じゃあどうやってそのチケット、貰ったのかな」
杏子「え…え~っと」
ほむら「…知り合いだったとか?」
杏子「そ、そうだ。そのオッサンが知り合いなんだよ!
だから新聞取ってるわけじゃないけど、よかったらどうだってな」
まどか「ふぅん……本当かな」
ほむら「まあ、この際それはどうでもいいじゃない。今はそのチケットの話でしょう?」
杏子「そ、そうそう。お前ら暇なら、どっちか付き合えよ」
杏子(ヤッベー…意外とまどかも鋭いな。っていうか、どうしてアタシがこんなこと……)
ほむら「それにしても、遊園地ねぇ……暇は暇だけど、どうしようかしら」
ほむら(きっと、これも巴さんの差し金ね。さっきすんなりと退いたのには、こういう理由が…)
杏子「別にアタシはどっちでもいいよ。行ってみたいのは行ってみたいけど、相手は誰でもかまわねーさ」
杏子(とは言ったけど、まどかを誘えって言われてるしな…
でもこの空気でまどかだけを直接誘うのはおかしいし……頼むほむら、断れっ!)
まどか「わ、わたしは……」
まどか(どうしよう、わたしはほむらちゃんと行きたいよ…
でもでも、ほむらちゃんが杏子ちゃんと一緒に遊びに行くなんて、それって、デ…デートだよね!?)
まどか(ダメダメダメ!わたしもまだなのに杏子ちゃんとだなんて…
マミさんと違って杏子ちゃんとなら心配はないと思うけど、やっぱりダメだよ!)
まどか(…杏子ちゃんには悪いけど、やっぱり断るしかないのかなあ。
でもせっかく誘ってくれてるのに、こっちの都合で無理って言うのも悪いし…)
まどか「あの……」
ほむら「そういえばまどか、さっき遊園地がどうとか言い掛けてなかったかしら?」
まどか「!?」
ほむら(きっと、これも巴さんの差し金ね。さっきすんなりと退いたのには、こういう理由が…)
杏子「別にアタシはどっちでもいいよ。行ってみたいのは行ってみたいけど、相手は誰でもかまわねーさ」
杏子(とは言ったけど、まどかを誘えって言われてるしな…
でもこの空気でまどかだけを直接誘うのはおかしいし……頼むほむら、断れっ!)
まどか「わ、わたしは……」
まどか(どうしよう、わたしはほむらちゃんと行きたいよ…
でもでも、ほむらちゃんが杏子ちゃんと一緒に遊びに行くなんて、それって、デ…デートだよね!?)
まどか(ダメダメダメ!わたしもまだなのに杏子ちゃんとだなんて…
マミさんと違って杏子ちゃんとなら心配はないと思うけど、やっぱりダメだよ!)
まどか(…杏子ちゃんには悪いけど、やっぱり断るしかないのかなあ。
でもせっかく誘ってくれてるのに、こっちの都合で無理って言うのも悪いし…)
まどか「あの……」
ほむら「そういえばまどか、さっき遊園地がどうとか言い掛けてなかったかしら?」
まどか「!?」
杏子「へえ、そうなのか」
まどか「そ、そうだっけ?」
ほむら「ええ。確かについさっき言っていたわ。ついでに言えば、この連休中は暇だとも」
まどか「それは!……それは、ウソじゃないけど…」
まどか(ほむらちゃんを誘う口実が欲しかっただけなのに)
杏子「へえ、じゃあちょうどいいや。まどかでいいから一緒に行こうよ」
ほむら「『で』いいからとはなによ。まどかさえよければ、でしょ」
杏子「チケットはこっち持ちなんだし、いいじゃん別に。
…ったく。まどかサマさえよければ一緒に来てくれませんか~。ほら、これでいいか」
ほむら「ギリギリ合格ってことで許してあげるわ」
杏子「どうもありがとよ。 マミのやつ、こんな厄介事ばっか押し付けやがって。恨むぞ……」ボソッ
まどか「え、え…?」
まどか「そ、そうだっけ?」
ほむら「ええ。確かについさっき言っていたわ。ついでに言えば、この連休中は暇だとも」
まどか「それは!……それは、ウソじゃないけど…」
まどか(ほむらちゃんを誘う口実が欲しかっただけなのに)
杏子「へえ、じゃあちょうどいいや。まどかでいいから一緒に行こうよ」
ほむら「『で』いいからとはなによ。まどかさえよければ、でしょ」
杏子「チケットはこっち持ちなんだし、いいじゃん別に。
…ったく。まどかサマさえよければ一緒に来てくれませんか~。ほら、これでいいか」
ほむら「ギリギリ合格ってことで許してあげるわ」
杏子「どうもありがとよ。 マミのやつ、こんな厄介事ばっか押し付けやがって。恨むぞ……」ボソッ
まどか「え、え…?」
まどか「ちょ、ちょっと待って。わたし行けないよ! だって…」
ほむら「安心して。魔女退治は残った私たちで何とかするわ。巴さんもいるし、大丈夫よ」
まどか「全然大丈夫じゃないよ!?むしろ心配だよ!」
杏子「オイオイ、別に肩持つわけじゃないけど、マミはかなりのベテランだぞ?
新米のお前にそこまで心配されるほどヤワじゃないって。さやかもいるし大丈夫だよ」
まどか「そういうことじゃないの!わたしが心配してるのは…」
ほむら「ああ、ちょうどいいから、こっちはこっちで連携の確認でもしておくわ。
あなた達も少しぐらい、親睦を深めてきたらどうかしら」
まどか「聞いてよ!まだほむらちゃんとの親睦も大して深めてないのに……」
杏子「どいつもこいつも似たような事を…まあいいや。そういうことだから、暇なら付き合えよ」
まどか「……うん、わかった。もういいよ」
杏子「よっしゃ!」
杏子(よかったー、断られたらどうしようかと思った。メシの種がなくなるところだ)
ほむら(まどか、私達が作った折角のチャンスなんだから照れずに勇気を出すのよ。
杏子もキチンとまどかをエスコートして、一日共に過ごしてまどかの魅力に気付くがいいわ)
まどか(なんでこんなことに……)
ほむら「安心して。魔女退治は残った私たちで何とかするわ。巴さんもいるし、大丈夫よ」
まどか「全然大丈夫じゃないよ!?むしろ心配だよ!」
杏子「オイオイ、別に肩持つわけじゃないけど、マミはかなりのベテランだぞ?
新米のお前にそこまで心配されるほどヤワじゃないって。さやかもいるし大丈夫だよ」
まどか「そういうことじゃないの!わたしが心配してるのは…」
ほむら「ああ、ちょうどいいから、こっちはこっちで連携の確認でもしておくわ。
あなた達も少しぐらい、親睦を深めてきたらどうかしら」
まどか「聞いてよ!まだほむらちゃんとの親睦も大して深めてないのに……」
杏子「どいつもこいつも似たような事を…まあいいや。そういうことだから、暇なら付き合えよ」
まどか「……うん、わかった。もういいよ」
杏子「よっしゃ!」
杏子(よかったー、断られたらどうしようかと思った。メシの種がなくなるところだ)
ほむら(まどか、私達が作った折角のチャンスなんだから照れずに勇気を出すのよ。
杏子もキチンとまどかをエスコートして、一日共に過ごしてまどかの魅力に気付くがいいわ)
まどか(なんでこんなことに……)
~翌日~
杏子「よっ、待たせたかい?」
まどか「ううん、時間ピッタリだし、私もついさっき来たばっかりだから」
杏子「そっか、なら良いんだけど…まあいいか」
まどか(ほむらちゃんに、いま来たばっかりだよって言ってみたかったなあ…)
まどか「ううん、いけないいけない!」ブンブン
まどか(せっかく杏子ちゃんが誘ってくれたんだもん。今日は日頃の鬱憤を思いっきり発散しよう!)
杏子「じゃあ、行くか」
まどか「うん」
・
・
・
ほむら「なにやってるのよ杏子…こういう待ち合わせは最低5分前到着が常識でしょう」コソッ
マミ「佐倉さん妙に律儀だから、時間キッチリが正しいと思ってるんじゃないかしら」コソッ
ほむら「まどかはしっかり5分前に来てたというのに……」
杏子「よっ、待たせたかい?」
まどか「ううん、時間ピッタリだし、私もついさっき来たばっかりだから」
杏子「そっか、なら良いんだけど…まあいいか」
まどか(ほむらちゃんに、いま来たばっかりだよって言ってみたかったなあ…)
まどか「ううん、いけないいけない!」ブンブン
まどか(せっかく杏子ちゃんが誘ってくれたんだもん。今日は日頃の鬱憤を思いっきり発散しよう!)
杏子「じゃあ、行くか」
まどか「うん」
・
・
・
ほむら「なにやってるのよ杏子…こういう待ち合わせは最低5分前到着が常識でしょう」コソッ
マミ「佐倉さん妙に律儀だから、時間キッチリが正しいと思ってるんじゃないかしら」コソッ
ほむら「まどかはしっかり5分前に来てたというのに……」
マミ「というか、何故私たちはこんなところで、コソコソ佐倉さんたちの後を尾けているのかしら…?」
ほむら「恥ずかしがり屋のまどかが、上手くデートできるか心配なんです。
もしアクシデントが起きた場合、すばやくフォローに回って助けてあげないと」
マミ「ちょっと過保護すぎない?」
ほむら「仕方ないでしょう。だっておそらくは、これがまどかの初恋。初恋くらい実らせてあげたい……」
マミ「自分の初恋もまだなのにね」
ほむら「人のこと言えるんですか?」
マミ「…………ごめんね、無神経だった」
ほむら「いえ。それじゃ連休も寂しい者同士、早く行きましょう」
マミ「分かったからもう言わないで。口にされると余計に虚しくなるじゃない…」
ほむら「恥ずかしがり屋のまどかが、上手くデートできるか心配なんです。
もしアクシデントが起きた場合、すばやくフォローに回って助けてあげないと」
マミ「ちょっと過保護すぎない?」
ほむら「仕方ないでしょう。だっておそらくは、これがまどかの初恋。初恋くらい実らせてあげたい……」
マミ「自分の初恋もまだなのにね」
ほむら「人のこと言えるんですか?」
マミ「…………ごめんね、無神経だった」
ほむら「いえ。それじゃ連休も寂しい者同士、早く行きましょう」
マミ「分かったからもう言わないで。口にされると余計に虚しくなるじゃない…」
杏子「えーっと、こっちがお化け屋敷。メリーゴーランドにフリーフォール…
あとジェットコースターは定番らしいな。どこから回るか」
まどか「ジェットコースター」
杏子「うん?」
まどか「ジェットコースターがいい!」
杏子「そんなに好きなのか…?まあいいや。オッケー、そんじゃ行くか」
まどか「飽きるまで5回でも6回でも乗るんだから!」
杏子「はぁ!?」
マミ「まぁ…鹿目さんって、意外と引っ張っていくタイプなのかしら」
ほむら「ここ一番では勇気を出す子ですから。取り越し苦労なら、それが一番」
マミ「それにしても元気ね。あの佐倉さんが、ちょっと気後れしてるように見えるわ」
あとジェットコースターは定番らしいな。どこから回るか」
まどか「ジェットコースター」
杏子「うん?」
まどか「ジェットコースターがいい!」
杏子「そんなに好きなのか…?まあいいや。オッケー、そんじゃ行くか」
まどか「飽きるまで5回でも6回でも乗るんだから!」
杏子「はぁ!?」
マミ「まぁ…鹿目さんって、意外と引っ張っていくタイプなのかしら」
ほむら「ここ一番では勇気を出す子ですから。取り越し苦労なら、それが一番」
マミ「それにしても元気ね。あの佐倉さんが、ちょっと気後れしてるように見えるわ」
ガタンガタンガタン
杏子「ジェットコースターか。定番とは言ったけど、実は乗るの初めてなんだよな」
まどか「楽しいよー。スカッとするもん」
マミ「…ねえ、暁美さん。これは私たちも乗る必要があったのかしら。私ジェットコースターって初めてなんだけど」
ほむら「一応念のためです。あと初めてなのは私も一緒…あ、重力が―――」
ゴォォォォォォ!
杏子「お、おぉぉぉぉ!?なんだこれ、速っ!怖っ!?」
まどか「きゃーーーーーー!あははははは!」
マミ「あわわわわわわ、なにこれ、なにこれ!」
ほむら「っきゃぁぁぁぁぁぁぁ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
マミ「暁美さん!?」
杏子「ジェットコースターか。定番とは言ったけど、実は乗るの初めてなんだよな」
まどか「楽しいよー。スカッとするもん」
マミ「…ねえ、暁美さん。これは私たちも乗る必要があったのかしら。私ジェットコースターって初めてなんだけど」
ほむら「一応念のためです。あと初めてなのは私も一緒…あ、重力が―――」
ゴォォォォォォ!
杏子「お、おぉぉぉぉ!?なんだこれ、速っ!怖っ!?」
まどか「きゃーーーーーー!あははははは!」
マミ「あわわわわわわ、なにこれ、なにこれ!」
ほむら「っきゃぁぁぁぁぁぁぁ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
マミ「暁美さん!?」
まえも遊園地で尾行でジェットコースターでっていうまどかSSがあったな、何だっけ?
とりあえず支援
とりあえず支援
杏子「う…も、もういいのか? …うっぷ」フラフラ
まどか「うん、とっても満足!」
杏子「なんか乗ってる途中、ほむらの悲鳴っぽいのが聞こえた気がするけど、幻聴かな……」
杏子「……気にするだけ無駄か。次は何に乗るんだ?」
まどか「えーっと…フリーフォール!」
杏子「」
マミ「まさか続けて四回も乗るなんて…もう軽く一年分は乗った気分だわ。……暁美さん?」
ほむら「」
マミ「ああ…真っ白に……」
まどか「うん、とっても満足!」
杏子「なんか乗ってる途中、ほむらの悲鳴っぽいのが聞こえた気がするけど、幻聴かな……」
杏子「……気にするだけ無駄か。次は何に乗るんだ?」
まどか「えーっと…フリーフォール!」
杏子「」
マミ「まさか続けて四回も乗るなんて…もう軽く一年分は乗った気分だわ。……暁美さん?」
ほむら「」
マミ「ああ…真っ白に……」
杏子「行くのはいいけど、ちょっと休まないか?
絶叫系が続くとアレだし、フリーフォールって高いしさ…」
まどか「なに言ってるの。まだ来たばっかりだよ?
それに普段からビルの屋上とかによく登ってるじゃない。平気平気」グイグイ
杏子「登ることはあっても飛び降りた事はねーんだよ! あっ、ちょっと待て、引っ張んなって!」
マミ「並んだわよ。追いかける?」
ほむら「…いえ。良く考えたら、近づきすぎるとバレる可能性があるわ。
アトラクションの同乗は危険だし、ここから監視しておきましょう」
マミ「そうね。上から見られても困るし、あそこに屋根付きのベンチがあるから休みましょう」
ほむら「それは良い考えね。………すいません」
マミ「ううん、流石に私もグロッキーだもの…」
絶叫系が続くとアレだし、フリーフォールって高いしさ…」
まどか「なに言ってるの。まだ来たばっかりだよ?
それに普段からビルの屋上とかによく登ってるじゃない。平気平気」グイグイ
杏子「登ることはあっても飛び降りた事はねーんだよ! あっ、ちょっと待て、引っ張んなって!」
マミ「並んだわよ。追いかける?」
ほむら「…いえ。良く考えたら、近づきすぎるとバレる可能性があるわ。
アトラクションの同乗は危険だし、ここから監視しておきましょう」
マミ「そうね。上から見られても困るし、あそこに屋根付きのベンチがあるから休みましょう」
ほむら「それは良い考えね。………すいません」
マミ「ううん、流石に私もグロッキーだもの…」
魔女のいない世界を余裕でやるまどか様なら、人一人いない世界なんて余裕だな
さて、誰が消えるのか
さて、誰が消えるのか
その後も、まどかのはしゃぎ様は凄いものでした。
まどか「あはははは!ほら、ここ下ったら写真取られるんだよ、杏子ちゃんピースピース!」
杏子「はぁ!?いや、そんなこと急に言われたって―――ぶわっ!冷たっ!?」
フリーフォールを二回乗った後に、嫌がる杏子を引っ張って急流滑りに乗り
まどか「見て見て、もっと速くできるよ、ほら、ほら、ほら!」
杏子「お、お、おぉぉぉぉ!?どうなってんだこれ、景色が回って見えねーぞ!ストップ、ストーップ!」
合羽で身を庇い損ねて全身ビショ濡れの杏子とコーヒーカップに乗ったかと思えば
まどか「ちょっとおとなしいのが続いたし、もう一回ジェットコースター乗りに行こっか」
杏子「お……ちょ…ちょっと、待っ……」
まどか「さあ、どんどん行こー」
目が回って若干気分が悪そうな杏子をトドメとばかりにもう一度ジェットコースターに連れて行く、イジメと錯覚するような徹底ぶり。
全て回り終えた杏子は、見ていただけの私たちには想像もできない、筆舌しがたい表情になっていました。
まどか「あはははは!ほら、ここ下ったら写真取られるんだよ、杏子ちゃんピースピース!」
杏子「はぁ!?いや、そんなこと急に言われたって―――ぶわっ!冷たっ!?」
フリーフォールを二回乗った後に、嫌がる杏子を引っ張って急流滑りに乗り
まどか「見て見て、もっと速くできるよ、ほら、ほら、ほら!」
杏子「お、お、おぉぉぉぉ!?どうなってんだこれ、景色が回って見えねーぞ!ストップ、ストーップ!」
合羽で身を庇い損ねて全身ビショ濡れの杏子とコーヒーカップに乗ったかと思えば
まどか「ちょっとおとなしいのが続いたし、もう一回ジェットコースター乗りに行こっか」
杏子「お……ちょ…ちょっと、待っ……」
まどか「さあ、どんどん行こー」
目が回って若干気分が悪そうな杏子をトドメとばかりにもう一度ジェットコースターに連れて行く、イジメと錯覚するような徹底ぶり。
全て回り終えた杏子は、見ていただけの私たちには想像もできない、筆舌しがたい表情になっていました。
それにしても、普段は虫も殺さぬような性格のまどかは何処へ行ったのでしょう。
遊園地に行くと性格が変わる人だったのか、もしくは相当ストレスが溜まっていたのか―――
いずれにせよ、こう言っては薄情というか可哀想な気もするけど……正直、巻き込まれなくてよかったなあと思いました。
マミ「……監視は休んで、売店に行ってお茶でも飲む?」
ほむら「………はい。あれは止めようが無いですから」
高らかに笑い声を上げるまどかを見て不覚にもドン引きしてしまったのは、誰にも言えない内緒の話です。
遊園地に行くと性格が変わる人だったのか、もしくは相当ストレスが溜まっていたのか―――
いずれにせよ、こう言っては薄情というか可哀想な気もするけど……正直、巻き込まれなくてよかったなあと思いました。
マミ「……監視は休んで、売店に行ってお茶でも飲む?」
ほむら「………はい。あれは止めようが無いですから」
高らかに笑い声を上げるまどかを見て不覚にもドン引きしてしまったのは、誰にも言えない内緒の話です。
まどっち以外は全員ノンケなのかな?
それともどっちもイケる的な?
それともどっちもイケる的な?
マミ「はあ…疲れたわね」
ほむら「確かに…まだジェットコースターにしか乗ってないはずなんですけど」
マミ「鹿目さんが待望のデートに、はしゃぐ気持ちは解るけど、あそこまでとはね。正直ついていけないわ」
ほむら「そうですね。でも…まどかはとっても楽しそうだったし、それなら私は十分です」
マミ「一途ね…尊敬しちゃうわ。にしても……はぁ」
ほむら「どうかしました?」
マミ「どうしたもこうしたも無いわ。周り、見てみなさい」
ほむら「周り……?」
カップルA『イチャイチャ』
カップルB『イチャイチャ』
カップルC『イチャイチャ』
以下省略
マミ「周囲も気にせずイチャイチャしちゃって……!こんな幸せオーラ全開な場所、魔女も寄り付くもんですか」
ほむら「…仕方ないわ。そういうシーズンなんですもの」
ほむら「確かに…まだジェットコースターにしか乗ってないはずなんですけど」
マミ「鹿目さんが待望のデートに、はしゃぐ気持ちは解るけど、あそこまでとはね。正直ついていけないわ」
ほむら「そうですね。でも…まどかはとっても楽しそうだったし、それなら私は十分です」
マミ「一途ね…尊敬しちゃうわ。にしても……はぁ」
ほむら「どうかしました?」
マミ「どうしたもこうしたも無いわ。周り、見てみなさい」
ほむら「周り……?」
カップルA『イチャイチャ』
カップルB『イチャイチャ』
カップルC『イチャイチャ』
以下省略
マミ「周囲も気にせずイチャイチャしちゃって……!こんな幸せオーラ全開な場所、魔女も寄り付くもんですか」
ほむら「…仕方ないわ。そういうシーズンなんですもの」
ほむら「そもそも私達の年齢じゃ、まだ恋愛って早すぎる気もしますけど」
マミ「ダメよ、暁美さん。そんなこと言ってるうちにどんどん時間は過ぎてるんだから。
あなたの学年はどうなのか知らないけど、三年じゃ結構居るのよ。男の子と付き合ってる子」
ほむら「居ますか」
マミ「居ますとも。私の友達にも何人か居るわよ。もう惚気話が鬱陶しくって」
ほむら「まあ、自慢したくなる物ですものね…」
マミ「彼氏を優先するだけならともかく、皆で遊んでる時までずっとその話ばっかりっていうのは……はぁ」
ほむら「その恋人が居る友達から、他の男の子を紹介して貰ったりはしないんですか?よく話に聞きますけど」
マミ「何度かそれは言われたんだけど……いきなりこの子と付き合ってみれば?って言われて、
ハイどうぞよろしくっていうのはちょっと違うんじゃないかと思っちゃって」
ほむら「ああ、わかります。上手く言葉にできないんですけど、何かが違うんですよね」
マミ「皆は試すつもりで遊んでみればいいって言うけど…そんないい加減な気持ちで付き合うのも失礼じゃない?」
ほむら「自惚れてるわけじゃないけど、向こうは真剣じゃないかと思うと中々割り切れませんよね」
マミ「一緒の時間を過ごすにも、そう都合もつかないし。せめて魔法少女でさえ無ければね……」
ほむら「結局は、その結論に行き着くのね…」
マミ「ダメよ、暁美さん。そんなこと言ってるうちにどんどん時間は過ぎてるんだから。
あなたの学年はどうなのか知らないけど、三年じゃ結構居るのよ。男の子と付き合ってる子」
ほむら「居ますか」
マミ「居ますとも。私の友達にも何人か居るわよ。もう惚気話が鬱陶しくって」
ほむら「まあ、自慢したくなる物ですものね…」
マミ「彼氏を優先するだけならともかく、皆で遊んでる時までずっとその話ばっかりっていうのは……はぁ」
ほむら「その恋人が居る友達から、他の男の子を紹介して貰ったりはしないんですか?よく話に聞きますけど」
マミ「何度かそれは言われたんだけど……いきなりこの子と付き合ってみれば?って言われて、
ハイどうぞよろしくっていうのはちょっと違うんじゃないかと思っちゃって」
ほむら「ああ、わかります。上手く言葉にできないんですけど、何かが違うんですよね」
マミ「皆は試すつもりで遊んでみればいいって言うけど…そんないい加減な気持ちで付き合うのも失礼じゃない?」
ほむら「自惚れてるわけじゃないけど、向こうは真剣じゃないかと思うと中々割り切れませんよね」
マミ「一緒の時間を過ごすにも、そう都合もつかないし。せめて魔法少女でさえ無ければね……」
ほむら「結局は、その結論に行き着くのね…」
ねそう
頑張ってくれ>>1
頑張ってくれ>>1
ほむら「そういえば、ラブレターとかは貰わないんですか?」
マミ「貰った事ないわねえ。暁美さんは?」
ほむら「無いです」
マミ「そう……まあ転校生だからまだ、よく人と成りも知られてないし、暁美さんは仕方ないかもしれないけど」
ほむら「そうですか?私は別に欲しいと思ったことは無いけど、何かの切っ掛けにはなるかなあって」
マミ「というか、こっちの場合男の子と接すること自体があんまり無いのよ。クラスメイトもよ?」
ほむら「それは……不思議ですね。私もですけど」
マミ「貰った事ないわねえ。暁美さんは?」
ほむら「無いです」
マミ「そう……まあ転校生だからまだ、よく人と成りも知られてないし、暁美さんは仕方ないかもしれないけど」
ほむら「そうですか?私は別に欲しいと思ったことは無いけど、何かの切っ掛けにはなるかなあって」
マミ「というか、こっちの場合男の子と接すること自体があんまり無いのよ。クラスメイトもよ?」
ほむら「それは……不思議ですね。私もですけど」
マミ「なんでだろうって冗談半分で友達に訊いてみたら、『マミは近寄りにくいから』って言われちゃったの。
どういうことよ!私、普段からできる限り誰にでも愛想良くしてるのに……何が悪いのかしら」
ほむら(それは、単に高嶺の花っていう意味じゃないかしら)
マミ「まあいいわ。お仲間もいることだし……暁美さんもなんでしょう?」
ほむら「ええ。さやかが仕入れた噂によると、『暁美はスゲー美人だけど男子に興味が無い』って言われてるらしくて。
確かにそこまで食いつくほど興味は無いけど、私だって年頃の女の子なのに……」
マミ(それって多分、鹿目さんにベッタリなせいで同性愛者だと思われてるんじゃ…?)
ほむら「ホント、別にいいんですけど……」
マミ「…………」
ほむら「…………」
マミほむ((この人、勘違いされて不憫……))
どういうことよ!私、普段からできる限り誰にでも愛想良くしてるのに……何が悪いのかしら」
ほむら(それは、単に高嶺の花っていう意味じゃないかしら)
マミ「まあいいわ。お仲間もいることだし……暁美さんもなんでしょう?」
ほむら「ええ。さやかが仕入れた噂によると、『暁美はスゲー美人だけど男子に興味が無い』って言われてるらしくて。
確かにそこまで食いつくほど興味は無いけど、私だって年頃の女の子なのに……」
マミ(それって多分、鹿目さんにベッタリなせいで同性愛者だと思われてるんじゃ…?)
ほむら「ホント、別にいいんですけど……」
マミ「…………」
ほむら「…………」
マミほむ((この人、勘違いされて不憫……))
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