元スレ男「休ませてください、人間適性検査なんです・・・」上司「えっ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 9 :
機械人間臭いな
52 = 1 :
男「し、就職できないんだろ?」
「はい、できません。」
男「まさか・・・就職できないだけで・・・以前からの仕事は続けられるとか?」
「いえ、人間の身分が無い人を雇うメリットはないでしょうから、貴方は解雇されると思います。退職金も出ませんし、不当解雇にもなりません」
男「じゃあどうやってアパートの家賃払うんだよ!!!」
「国が免除してくれます」
男「うっ!・・・おおぅ」
53 = 1 :
男「だ、だが・・・飯とか、どうするの?」
「知りません、ご自身で自炊するなり、外食するなり」
男「収入がないのにどうやって飯を喰うんだよ!!」
「補助金が出ます」
男「ああっ・・・そうなんすか・・・」
「その他、かかる費用は国により免除されますが、ケータイ電話料金などは御自身で支払ってください」
「後で、何が免除されて、何が対象外なのかをまとめた紙をお渡しいたします。そちらをよく熟読してください」
「何かありましたら、その紙に書いてある」
淡々とした機械の説明に何がなんなのか分からないまま
男は紙を渡され、退出するように命じられた。
55 :
これむしろ超快適じゃねーか
一生国の金で宿借りてタダ飯食って生きてけるんだろ?
56 :
不思議なナマぽじゃね?
57 = 1 :
男は放心状態のまま、自宅に辿り着いた。
先ほど言われたことが本当なら、男は人間という身分から外されたのだが
なんだか、伝えられたことはあんまし、今までと変わらない感じがした。
男は渡された紙をよく読んでみた
まず、まとめると
人間の身分は剥奪されたが、訓練校に通う資格は新たにいただけたようだ
そして、訓練校に通うと、学生という身分が国から与えられる
訓練校に通う間は国から15万円の補助金が支給され
家賃、水道光熱費、電気代は一定量免除、以前からのローンの支払いは剥奪された時点で、支払は停止
権利が戻った時点で、支払を再開する
税金、年金、医療保険は免除、しかし消費税は支払う
医療費は私立でなければ全額免除される
パスポートは停止されるが、権利が戻ればパスポートは最発行される。手続きと費用は無し。
他にもあるが、今の頭で整理できる部分はここまでだ
とりあえず、男は訓練校に通うために、紹介された訓練校に電話をかけた
58 :
そうなんすか・・・
でちょっとワロタ
59 :
てっきりソイレント・グリーンとかこどもブロイラーかと思っちゃったよ
60 :
投稿用ラノベ書いてるだけに、文章力高いって言われた時にはオードリーみたいに
「…へへへへへへwwwwww」
て声出た。
即興で、途中待たせちゃったけどありがとさにー
61 :
突っ込みたい所はたくさんあるけどとにかく誤字脱字多過ぎ
さすがに何かの伏線なんだと思いたい
62 :
「はい、人間適性訓練校、N県校です。」
男「あのー、できれば早急にそちらで訓練を受けたいのですが・・・」
「はい、分かりました、ではお名前とお電話番号を、それと、明日から説明会しますんで12時には来ていただけますか?」
男「あっ・・・はい・・・」
男は言われるがまま、訓練校の説明会の予約を取った
そして男は、布団にねころび、天井を見つめながら、明日からの仕事をどうすればいいんだろうと悩んだ。
しかし、男が不合格になったことは直ぐに、会社に伝えられていた。
この日、男の机は片付けられ、私物は後日宅配便で送られてきた。
63 = 62 :
男は約束の時間に訓練校のある場所についた
一見、ここが訓練校とは思えない、路地裏の雑居ビル
人間じゃない人が通う学校なので、こんな場所に追いやられたと思ったが
ここが、訓練校だと周りに思われないための配慮なのかもしれない
そう自分に言い聞かせて、訓練校のビルに入った
受付のある階までエレベーターで行くと
中は以外と綺麗で、女性の受付の人が迎えてくれた
男「昨日電話をしたものですが」
「お待ちしてました、どうぞこちらへ」
64 :
奈良県…
65 :
新潟と長野と長崎のことも忘れないであげてください
66 = 62 :
男が通されたのは、20人くらいが入れるような教室だった
教室の中には、男の他に、昨日泣きわめいていた女と見知らぬ人が数名いた
男「あっ、どうも」
女は気まずそうに会釈をすると、窓の方を向いて、話しかけないでオーラを出していた
男も、なんとなく話しづらいので、教室の真ん中の席で、説明の時間が来るのを待っていた
やがて、教官の人が紙を持って入ってきた
「どうも、この訓練校の教官です、早速ですが紙を渡します、よく読んでくださいね」
67 = 61 :
文章から滲み出る頭の悪さ
わざとやっているのなら尊敬するわ
68 :
気になるから途中でやめないでくれよ
69 = 62 :
紙に目を通すと、教官は紙に書いてることをただ読むだけだった
この訓練校は人間適性検査の合格を目指す訓練校
ここでは一ヶ月に4時間の講義を受けてもらい、1年間通ってもらう
1っヶ月に4時間は受けてもらうが、この4時間は何時受けてもいい
連続で同じ日に受講してもいいし、一日置きだろうが週1だろうが間が開いてもいい
仮に、受講できる日が無くて1ヶ月に4時間受講できなくても次の月にまとめて受講できる
受講数が卒業に必要な分足りてなくても、別に人間適性検査は受けても良
すごくゆるい内容だった
男「あのー・・・どんな事を、ここで訓練するんですか?」
「人間として必要なことを訓練します。その都度講義で説明しますので、今ここでは言えません。」
70 = 62 :
男は納得がいかなかったが
まあ、聞いても答えてくれそうもなかったし、変に固くるしい場所でも嫌なので
この訓練校に通うことを決めた
早速、明日から通うことができたので、一気に4時間受講することに決めた
男は、訓練校の帰り道、自分の貯金がどうなってるのかが気になった
まさか、財産没収されているんじゃないかと思い、ATMを探し、残高を確認した
男「あれ・・・増えてる?」
確認すると、前日に15万円振り込まれていた
そして、今までの貯金と一緒に、引き下ろすことができた
71 = 62 :
臨時収入が入ったような気分だったので、少し食事でもして帰ろうかと思った
近くのファーストフード店に入ったときに、見慣れたカード読み込み口が目に入った
訓練校に通うことを決めた時、その場で学生証を貰ったのだ
もし、この学生証が、この店で使えるなら、男はドリンクが1杯無料になる。
男は恐る恐るカードを提示し
サンドイッチとドリンクを注文した。
店員は「こちらにカードをお当て下さい」と笑顔で対応してくれた
この学生証も、人間証明書と同じで、写真も文字も印刷されていない、色は少し赤いが
それでも、パッと見は分からない
カードを当てると、レジに学生サービスと表示されていた
72 = 62 :
この時点で、男の身分は学生として証明された。
しかし、普通の学生と違いパスポートは無い。
海外に行くことはできないが、正直今の状態で海外に行く気分ではない。
その他制約もある
会社も、クビになってるだろうし、これから訓練校に通う以外の予定がない。
途端に暇になってしまった
73 = 62 :
食事をすませ、家に戻ると、布団にごろんと横になった。
何もやることがない、普段なら昼食がとれるか取れないかの時間だ
でも、今は家で寝転がってる。
あんなに忙しく働いていたのが、まるで嘘みたいだ。
もうあの会社で働かなくていいんだ・・・と思えば気も楽だが
次の就職先どうしようと思うと途端に憂鬱になった。
74 :
羨ましな俺と代われ
75 = 62 :
気がつくと、テレビを見ていた
この時間帯はドラマとワイドショーがやっている
最近、ニュースすら見ていないので、世間で何が起きてるのかさっぱりだった
そして流れてる情報はすごく自分には関係なく、どうでもいいタレントの話題ばかり
凶悪なニュースはないが、政治家が汚職をしているだの、あんまし自分には興味がない話題だった
スポーツも、働いてから見なくなったし、今誰がどの球団の監督をしているのかも分からなかった。
男「へぇ・・・大ちゃん巨人の監督やってんだ・・・」
ドラマにチャンネルを移すと、なんか聞きなれない言葉で会話をしているドラマだった
ああ、主婦には大人気だけど、やってる中身が古臭い海外ドラマだな
男はとりあえずテレビを消した
76 :
書きためてから投稿しろよ
77 :
SSスレって決まって上から目線な厨房が沸くよな
78 = 62 :
することがない!!!
男はすごくソワソワしていた
ここしばらく、まとまった休みがなかったため、休日の過ごし方などとうに忘れていた
こんな時はパソコンでもしようかと思ったが、ノートパソコンは会社においてある
取りに行くのバツが悪い。
男は、ここしばらく忘れていた欲求を思い出した
男「最近・・・オナニーしてないな・・・」
なんだか妙な胸の高鳴りを感じて
男は、ゴソゴソとビデオラックを漁り、捨てるのを忘れていた古雑誌を取り出した
なんか、ワクワクしてきたぞ
81 = 62 :
男は古雑誌をめくると、誰得だよという熟女ヌードを見つけた
夕日芸能は本当に誰が喜ぶんだという黒くてデカイ乳輪のババアの袋とじを着けてくる
男はコイツは役に立たなそうだと思いながら、古雑誌を一通り見た後
ビデオラックで漁った、5枚で500円のDVDを見つめていた
男「こんな時だからこそ・・・洋ピンに行ってみるか」
正直、男の性癖からすれば、金髪爆乳、クリピアスのネーちゃんは
あんまし好きではないが、こんな時だからこそテンションを上げたい
なんかそんな気持ちになっていたので
普段ならたべない回転寿司の金の皿を取るように、積みゲーならぬ積みAVに手を出していた
82 = 62 :
なんだこのテンションは!
異様にドキドキとワクワクが止まらない
パッケージの絵だけでは大して興奮しないAVなのに、今の男が置かれている雰囲気
この状況。なんだか中学生、高校生時代を思い出す。
鼻息を荒くし、AVを再生する
最初から見るつもりはない、チャプターの真ん中らへんを再生すると
パツ金ネーちゃんがでかい声で喘いでいた
こんなの、日本人が見たら萎えるだろ、もっとお淑やかにつつましく喘ぐから
興奮するんだろ!!とテレビに向かってつぶやくも
男の竿はオギンギンらんどだった
もう、ここしばらくぶりのエナジーを解放するしか無い!
そういう思い出、ズボンを脱ぎ、握ろうとした瞬間
ピンポーーーン
83 = 62 :
男は慌てて、ズボンを履き、テレビを消した
そして、ちょっと取り込んでて、と言った感じを装い
宅配便を受け取った。
送り主は、会社だった。
この重さからして、ノートPCやら自分の私物だろう
男は急に現実に引き戻され
なんだかそんな気分じゃなくなり、布団の上に寝転んだ
そして惰眠を貪っていた
84 = 62 :
気がつくと夜
時計を見ると、本来ならまだ会社で働いている時間だ
しかし、家に居る
更に、さっきまで寝ていた
本当にこんな事をしていいのだろうか、なんだか自分が途端に贅沢なことをしている気分になった。
普段睡眠がとれてない分、今日一日でずいぶん睡眠がとれたので
目が冴えてしまった、こんな時はオナ・・・という気分ではない
明日からどうしようという気持ちが徐々にこみ上げ、ご飯を食べるということさえ忘れていた
男は今までの激務で空腹など慣れていた
もう晩ご飯をたべないでの生活など慣れていた
85 :
しえんしえん
86 :
しえんあ
87 :
なんか前に見た気がする
88 = 62 :
布団の上でゴロゴロしていたら深夜の3時だった。
そういえば、今日から訓練校に行くんだった。
男はその事を思い出し、こんなに夜更かししてどうするんだと自分を責めた
しかし、訓練校も10時から始まり17時に終わるというすごく短い時間にやっている
本当に、こんな所で人間の適性が取れるのだろうか?
そんな事を考えていたら、頭がぼーっとして来て、再び眠りへと落ちていた。
目が冷め、時計を見ると10時を過ぎていた
寝坊した
89 = 62 :
急いで顔を洗い、簡単な身支度を整え
駆け足で訓練校に向かう。
もう既に講義は始まっている、男が訓練校に到着したときは
11時になっていた。
恐る恐る講義室のドアを開けると
誰も居なかった。
ロビーの所のスケジュール表を見るとちゃんと講義があるはずなのだが
男は申し訳なさそうに自分が遅刻したことを伝えると
「では、11時からの講義ではなく12時からお受け下さい」
とだけ伝えられた。男は12時の抗議が始まるのを、講義室で待っていた
90 :
推敲してから書き込もうぜ
91 = 62 :
12時になる、しかし、誰も現れない
自分以外の学生も居ない。もしかして部屋を間違えた!?などとも思ったが
狭い雑居ビルの講義室は3つだけで、他の部屋も誰も居なかった
不安になりながら待っていると
昨日説明をしてくれた教官が入ってきた
「はい、ではこれより講義を始めます」
自分位が誰もいない講義室、まさか教官と1対1でやることになるとは
「ええ、では・・・質問です、一日は何時間でしょう?」
教官の質問に、何いってるんだこいつと思いながらも24時間と答える男
「正解です」
と教官は答えて、部屋を出ていった
92 = 62 :
男「えっ」
男はまた一人部屋に取り残された
流石にそれはないだろうと思い、講義室を出て
どこかに向かう教官に問いただした
男「ちょっと待ってください、あのー講義は?」
「今終わりましたよ」
男「いやいや・・・」
流石にあのやり取りだけで終わりはないだろう
しかも、11時に来て、1時間待って、一言会話をしただけで
もう終わり?男は、あと3時間講義を受けるという趣旨を伝えると
とりあえず、次は1時からだからとだけ言われた。
93 = 85 :
えっ
94 :
かまいたちの夜の金のしおりを読んでる気分だ
95 = 62 :
男は講義室に戻っていた
次は1時から、そんな事を言われても、すること無いんですけど
とは言えずに、ただ講義室でケータイをいじっていた
なんだこれ・・・なんだか、すごくヌルくないか?
というか、なんだよ人間適性訓練って・・・あんなアホなやりとりで十分なのかよ
じゃあなんで1時間も時間が必要なんだよ!!
色々と怒りも吹き出してきたが
だが、発散する方法も、ここはそういう場所でもないため
ただケーターをいじって時がすぎるのを待っていた
そして1時の講義が始まった
「はい、ではこれより講義を始めます」
96 = 62 :
「では問題です、24時間は長い?短い?」
男「えっ、言ってる意味がよくわからないんですが・・・何と比較してですか?」
「では2時までに考えてください」
男「ええっ!?」
「考えは出ましたか」
男「は、はい・・・たぶん、長いとおもい」
「はい、ではそういうことです」
「あと1時間は自習しててください。」
97 :
しぇん
98 = 62 :
結局男は、ただ4時間を無駄に過ごしただけだった
自習しろと言われてもすることが無いので、男はケータイをいじりながら
馬鹿正直に15時まで残っていた
男「なんだったんだよ!!クソ!!」
男は、苛立ちながらファーストフード店で朝ごはん&昼ごはんを食べていた
結局時間だけを無駄にして過ごしてしまった。
家に帰ってもすることがないので、男は何か暇つぶしでもしようと
駅の周りをブラブラすることにした
99 :
しえんた
100 :
よく分からんが続きが気になるな
みんなの評価 : ☆
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