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元スレ娘「セック――」 男「言わせねーよ!?」
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小説好きだけど
結構読むの楽しみに待ってる。
上手い下手は分からんが続きは気になるな
結構読むの楽しみに待ってる。
上手い下手は分からんが続きは気になるな
なんか似たようなラノベ読んだな
あなたが泣くまで踏むのを止めない!みたいなやつ
まぁ、面白いから読むけど
あなたが泣くまで踏むのを止めない!みたいなやつ
まぁ、面白いから読むけど
~映画館の外、混雑する交差点前~
人の声と足音。車の騒音と排気ガス。
その中に二人して黙り込んだまま立ち尽くす。
娘「悪かった。今日はなんだか調子が出なくてな」
男「……少し疲れが溜まってるんだろう。仕方ないさ、最近ちょっと遊びすぎてたからな、俺たち」
娘「ああ……そうかもしれないな」
娘がはにかむ。吹き付ける風に両のほほが赤くなっていた。
娘「……! どうしたんだ男?」
気が付いたら、娘を抱き寄せていた。過ぎゆく人の怪訝そうに視線を送ってくるが気にしない。
男「いや……何でだろう……? 何となく」
何となく現実に戻ってしまったからだ。
最近は娘と過ごすの楽しくて、色々な事を忘れていたから。目の前の問題を無視して、子供みたいにはしゃいでいたから。
だからだろうか。
ちょっとした変化の『兆し』におびえてしまった。
夢は終わって、また以前みたいな漠然とした不安がやってくるんじゃないか、と。
人の声と足音。車の騒音と排気ガス。
その中に二人して黙り込んだまま立ち尽くす。
娘「悪かった。今日はなんだか調子が出なくてな」
男「……少し疲れが溜まってるんだろう。仕方ないさ、最近ちょっと遊びすぎてたからな、俺たち」
娘「ああ……そうかもしれないな」
娘がはにかむ。吹き付ける風に両のほほが赤くなっていた。
娘「……! どうしたんだ男?」
気が付いたら、娘を抱き寄せていた。過ぎゆく人の怪訝そうに視線を送ってくるが気にしない。
男「いや……何でだろう……? 何となく」
何となく現実に戻ってしまったからだ。
最近は娘と過ごすの楽しくて、色々な事を忘れていたから。目の前の問題を無視して、子供みたいにはしゃいでいたから。
だからだろうか。
ちょっとした変化の『兆し』におびえてしまった。
夢は終わって、また以前みたいな漠然とした不安がやってくるんじゃないか、と。
男「俺、お前とずっと一緒に居たい。そう思ってる」
これが一体どういう種類の感情なのか分からないけど、その気持ちは明確だった。娘を抱きしめたまま動かないこの両腕が何よりも確かな証拠だ。
男「母親の所には戻らなくていいよ。学校も家の近くの所に転校してやり直そう。色々金がかかるだろうけど、そこは俺がどうにする」
娘「……」
その為なら、今度はきっぱりサッカーと縁を切れるのかもしれない。そんな事も思っていた。
男「お前が大人になるまで、俺がお前と一緒にいてやる。俺はお前を絶対に捨てたりしないから……!」
気持ちが高ぶり、声が大きくなる。
そしてより強く娘を抱き寄せる。
これが一体どういう種類の感情なのか分からないけど、その気持ちは明確だった。娘を抱きしめたまま動かないこの両腕が何よりも確かな証拠だ。
男「母親の所には戻らなくていいよ。学校も家の近くの所に転校してやり直そう。色々金がかかるだろうけど、そこは俺がどうにする」
娘「……」
その為なら、今度はきっぱりサッカーと縁を切れるのかもしれない。そんな事も思っていた。
男「お前が大人になるまで、俺がお前と一緒にいてやる。俺はお前を絶対に捨てたりしないから……!」
気持ちが高ぶり、声が大きくなる。
そしてより強く娘を抱き寄せる。
娘「痛いぞ……言動もハグも」
男「なっ!? こっちは真面目なんだよっ!」
一世一代の勇気を振り絞って言った言葉だったのに!
娘「……でも、そう言われて嬉しい……人生で一番の幸せを今感じてる」
からかう様だった笑みを、少女はにかみに変えて娘が言う。
娘のおでこが俺の胸にこつんと当たる。
娘「大好きだ、男。心からそう思った」
男「……っ!」
言われた瞬間、心臓がバカになったみたいに早鐘を打ち始めた。
あわてて娘を俺の体から遠ざける。
男「はっはは……! 俺は結構モテるかならな! こんな感じでいっつも女を落として回ってるんだ!」
娘「彼女が出来た経験は無し、と友が言っていたが!」
男「あのボケッ! じゃなくて落とすだけ落としてポイしてきたんだよ!」
娘「ふーん……じゃあ私も落とされるだけ落とされて、後はポイされるのか?」
娘はピョン、と一歩後ろに飛び退いて、いたずらな笑みを浮かべながら首をかしげる。
その仕草に、また鼓動が高鳴る
男「なっ!? こっちは真面目なんだよっ!」
一世一代の勇気を振り絞って言った言葉だったのに!
娘「……でも、そう言われて嬉しい……人生で一番の幸せを今感じてる」
からかう様だった笑みを、少女はにかみに変えて娘が言う。
娘のおでこが俺の胸にこつんと当たる。
娘「大好きだ、男。心からそう思った」
男「……っ!」
言われた瞬間、心臓がバカになったみたいに早鐘を打ち始めた。
あわてて娘を俺の体から遠ざける。
男「はっはは……! 俺は結構モテるかならな! こんな感じでいっつも女を落として回ってるんだ!」
娘「彼女が出来た経験は無し、と友が言っていたが!」
男「あのボケッ! じゃなくて落とすだけ落としてポイしてきたんだよ!」
娘「ふーん……じゃあ私も落とされるだけ落とされて、後はポイされるのか?」
娘はピョン、と一歩後ろに飛び退いて、いたずらな笑みを浮かべながら首をかしげる。
その仕草に、また鼓動が高鳴る
>>379
だよな
だよな
男「お、お前なぁ……」
本当によく分からない奴だ。こっちが年上だって事を忘れてしまう程。
娘「ははっ! 少し意地悪し過ぎたかもしれないな。だけど嬉しかったのは本当だし、男がどんな意味で私の事を大切にしてくれているのか、理解しているつもりだ」
娘「だから、ありがとう、今はただそう言いたい」
明るい、いつもの娘の笑顔だった。
娘「そして……」
娘「そう思ったから、私は私の話をしなければらならないと思う」
大きな目が、力強い意志を持って俺を射貫くように見つめた。
本当によく分からない奴だ。こっちが年上だって事を忘れてしまう程。
娘「ははっ! 少し意地悪し過ぎたかもしれないな。だけど嬉しかったのは本当だし、男がどんな意味で私の事を大切にしてくれているのか、理解しているつもりだ」
娘「だから、ありがとう、今はただそう言いたい」
明るい、いつもの娘の笑顔だった。
娘「そして……」
娘「そう思ったから、私は私の話をしなければらならないと思う」
大きな目が、力強い意志を持って俺を射貫くように見つめた。
娘『ここじゃ話もし辛い。どこか適当に店を開こう』
男『いや、適当に開業してどうするつもりだよ。それを言うなら店に入ろうだろう』
なんていつもみたいなバカな雰囲気を持ちかえして、俺たちはファミレスにやってきていた。
男「もうちょい洒落た店でもよかったんだけどな、せっかく渋谷まで出てきたんだし」
当ても金も無いけどそんな事を言ってみる。
娘「別に洒落た店に用は無いよ。お互い忘れがちだが私はまだ小学生なのだしな」
男「それもそうか」
店員「和風ハンバーグ定食とオムライス、お待たせいたしましたー」
頼んでいた料理がテーブルに届く。時間は既に六時。
晩ご飯はここで済ませていこう、という話になったのだ。
男『いや、適当に開業してどうするつもりだよ。それを言うなら店に入ろうだろう』
なんていつもみたいなバカな雰囲気を持ちかえして、俺たちはファミレスにやってきていた。
男「もうちょい洒落た店でもよかったんだけどな、せっかく渋谷まで出てきたんだし」
当ても金も無いけどそんな事を言ってみる。
娘「別に洒落た店に用は無いよ。お互い忘れがちだが私はまだ小学生なのだしな」
男「それもそうか」
店員「和風ハンバーグ定食とオムライス、お待たせいたしましたー」
頼んでいた料理がテーブルに届く。時間は既に六時。
晩ご飯はここで済ませていこう、という話になったのだ。
娘「……思えば色々な事をしたな。たった数週間の出来事とは信じられない」
男「本当だよ。なんだか昔からの友達みたいだよな、俺たちって」
娘「はは。違いない……そうだ」
そう言うと、娘は思い出した様にポシェットから例の手帳を取り出し、ページをめくり始める。
そして目当てのページを見つけたのか、手帳をテーブルに置いてボールペンを走らせる。
男「今度は何の願いが叶ったんだ?」
娘「友達を作る、だよ。今更だけど、一応記しておこうと思ってな」
娘「ついでにセック――」
男「してねーよ!」
公共の場で何てこと言おうとしてるんだこの小学生。俺の世間体が危ういだろうが。
男「本当だよ。なんだか昔からの友達みたいだよな、俺たちって」
娘「はは。違いない……そうだ」
そう言うと、娘は思い出した様にポシェットから例の手帳を取り出し、ページをめくり始める。
そして目当てのページを見つけたのか、手帳をテーブルに置いてボールペンを走らせる。
男「今度は何の願いが叶ったんだ?」
娘「友達を作る、だよ。今更だけど、一応記しておこうと思ってな」
娘「ついでにセック――」
男「してねーよ!」
公共の場で何てこと言おうとしてるんだこの小学生。俺の世間体が危ういだろうが。
男「はぁ……というかその手帳に書いてある願い事を全部叶えるのにはどれぐらい時間が掛かるんだろうな。そのページを見た限りでも、チェックが付いてない願い事が殆どだし」
娘「まあ、全部を埋めなくてもいいんだよ」
男「そう言うなって、時間は余ってるんだから。その内埋まって次の願い事考える事になるかもしれないぜ?」
娘「……」
反応が無かった。
なんだか朝の時の雰囲気がまた漂い始めたような気がして、胸がざわつく。
娘「この願い事リストの事は忘れてくれていい。もう、必要なくなったから」
男「おいおい、そんな遠慮しなくたっていいんだぜ……? お前あんまりでっかい事お願いしないから俺だってそこまで苦労しないし、俺みたいにバカじゃないから『アメリカ人になる』とか無茶言わないだろ?」
娘「そうじゃなくて……」
娘「まあ、全部を埋めなくてもいいんだよ」
男「そう言うなって、時間は余ってるんだから。その内埋まって次の願い事考える事になるかもしれないぜ?」
娘「……」
反応が無かった。
なんだか朝の時の雰囲気がまた漂い始めたような気がして、胸がざわつく。
娘「この願い事リストの事は忘れてくれていい。もう、必要なくなったから」
男「おいおい、そんな遠慮しなくたっていいんだぜ……? お前あんまりでっかい事お願いしないから俺だってそこまで苦労しないし、俺みたいにバカじゃないから『アメリカ人になる』とか無茶言わないだろ?」
娘「そうじゃなくて……」
娘「正直、この生活にはもう無理があると思う」
娘「男は私のために色々な事をしてくれるが私は何も返せない。そして男は自分の生活を犠牲にしてまで私に付き合ってくれているから、それが嬉しくもあり、心苦しい」
娘「そして――」
娘「私はずっと嘘を吐いていた。酷い嘘を」
娘は視線を窓の向こうの景色にやりながらそう言う。
男「嘘? 嘘ってなんだよ? お前は叔母さんに捨てられて、ただ為す術もなく、仕方なく俺と――」
娘「だから、それがもう嘘なのだ……」
それが嘘?
どういう事だよ? そこにどんな嘘を吐く余地があるって言うんだ。意図が汲み取れない。
娘「男は私のために色々な事をしてくれるが私は何も返せない。そして男は自分の生活を犠牲にしてまで私に付き合ってくれているから、それが嬉しくもあり、心苦しい」
娘「そして――」
娘「私はずっと嘘を吐いていた。酷い嘘を」
娘は視線を窓の向こうの景色にやりながらそう言う。
男「嘘? 嘘ってなんだよ? お前は叔母さんに捨てられて、ただ為す術もなく、仕方なく俺と――」
娘「だから、それがもう嘘なのだ……」
それが嘘?
どういう事だよ? そこにどんな嘘を吐く余地があるって言うんだ。意図が汲み取れない。
>>445
ダメじゃねえか
ダメじゃねえか
>>445
おい
おい
>>445惜しかったな~
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