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    元スレ妹「おかえりお兄ちゃん!」

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    51 = 1 :

    ×でもん ○だもん

    52 = 21 :

    >>51
    気にすんな続けて

    53 = 1 :

    「……あー」 友「おーい。投げろよ」 兄「はいはい」

    ヒュッ カキーンッ

    「入るか、入るか! 入った~!! 満塁ホームラン!!」

    「……ど真ん中ストレートってヤル気あんのか?」 兄「ねーよ」

    「つーかよ、別に泊めるのはいいけどテンション低すぎんだろ」

    「……色々あんだよ。色々」 友「はぁ……」

    (……メールしても返信ねーし。放っといてくれとは言ったけどよ……)

    「全部俺が悪いと、マジで思ってんだろうな……あいつ、思い込み激しいし」

    「誰よ?」 兄「彼女」 友「リア充死ね」 兄「……はぁ」

    55 :

    NTRとかいらねーよ

    56 = 5 :

    まさか妹に女をNTRされるとは

    57 = 1 :

    ピンポーン

    「やっほ~。また来たよん……兄はまだ帰ってない?」

    「……うん。ごめんね、お姉ちゃん」

    「いいのいいの、別にあいつに会いに来たわけじゃないから。ついでに殴ろうと思っただけ」

    「あははっ。……お姉ちゃんってカッコイイよね」 女「よく性格きついって言われるけどね」

    「そういう人はお姉ちゃんの事がわかってないだけだと思うな」

    「ん~。いや~。褒められてる所悪いけど、やっぱあたし、自分でも性格きついと思うよ? 思った事はっきり言っちゃうし」

    「相手の事も考えて言ってるの、わかるもん。だって、今日も私のために来てくれたんでしょ?」

    (うっ……あ~。ダメだ、なんか調子狂う)

    「……?」

    (そういう真っ直ぐに憧れの目で見られると……照れが……。あたしのキャラじゃないのに……うぅ……)

    「と、とにかく、ほら、色々話してスッキリしちゃいなよ!」 妹「お姉ちゃんの話も聞きたいな」 女「あたし?」

    「うん! いっつも何してるのかとか、好きな食べ物とか、よく聴く音楽とか……なんでも!」 女「あ~……う、うん」

    58 = 1 :

    「お前帰れ」

    「……もう少しいちゃダメか?」

    「ダメだ。お前の顔を見飽きた。もう帰れ」

    「……飯くらいなら奢るからさ」

    「ダ・メ・だ! お前のせいで俺はオナ禁生活を強いられてるんだ、出てけ」

    「そりゃ俺だって同じだろ?」 友「彼女とやってろ」 兄「……やらねーよ」

    「んん? もしかして……」 兄「……」

    「彼女いるのに童貞とか! 童貞とか! 受ける! マジ受ける!」

    「出てくわ」 友「おう。じゃあな」 兄「あと死ね」 友「死なない」

    59 = 1 :

    「おかえりお兄ちゃん!」

    「あー……ただいま……」

    「……それだけ?」

    「悪かったな。その、勝手に出てって」

    「ん。許してあげる」

    「どうもです」

    「ご飯は?」

    「食べる」

    「うん。少し待っててね」

    (……思ったより元気だな。やっぱり、距離を置いて正解だったかもな)

    60 = 1 :

    「……はぁ」

    「あ~……」

    「……はぁ」

    ブゥゥゥゥゥン ブゥゥゥゥゥゥン

    「わっ!? ……兄からか……」

    「出づらいな~……」

    (なんであんな事になっちゃったかな~……)

    61 = 1 :

    「……で、まだ帰ってないわけ。もう一週間以上経つのに」

    「うん……」 女「ガキじゃあるまいし。もう怒鳴り込んでやろうかしら」

    「お姉ちゃん……」 ピトッ

    「よしよし、大丈夫だからね~。お姉ちゃんに任せなさい!」 ナデナデ

    「違うの……」 女「ん、何?」 妹「あのね……」 チュッ

    「ん……っ!?」

    「……お姉ちゃん……」 ギュッ 女「ちょ……ちょっと待ってっ!! 待って!!」

    「いや……」 チュッ チュゥッ チュッ 女「ひゃっ、ちょ、落ち着いてっ! くすぐったい、くすぐったいからっ!!」

    「お姉ちゃんは、私が嫌いなの?」 女「いいいや、嫌いとかじゃなくて! そういうのはまずいって!!」

    「……お姉ちゃんも……どっか行っちゃうの?」 女「あ……っと……ごめん!」 ツッタッタッタッ

    62 = 5 :

    徐々にヤンデレ化してるな

    63 = 54 :

    NTRキター!!!

    64 = 1 :

    (あたしに非があったとは思わないけど……ああいうことがあった後に、兄と会うのも気が引ける……)

    「大体、元はといえば兄が悪いんだし」

    (って言っても、このまま放っておくわけにも……あ~、こういうの悩むキャラじゃないって、あたし)

    ブゥゥゥゥゥン ブゥゥゥゥゥン

    「また兄……って……妹ちゃん? ……んっ」

    『もしもし?』 女「あ~、もしもし?」 妹『……女、さん、ですか?』

    「ま~、あたしの携帯に掛ければ出るのはあたしだよね~」

    『あの……この前のこと、謝りたくて……私』

    「……あ~。その前に。……女さんじゃなくて、お姉ちゃんでいいから」

    『……でも』 女「そういう風に態度変えられるのが一番嫌い」 妹『ごめんなさい』

    「わかってくれればいいから。あ~、それで。前の……アレは……」

    『……ごめんなさい』

    「もういいって! そうやって何度も謝られて変な感じなっても困るし、ね?」

    65 = 1 :

    『あの……お姉ちゃん』 女「ん?」

    『また、買い物に付き合って、くれますか?』

    「あ~。う~ん……」

    『昨日、お兄ちゃんが帰ってきて。一応、仲直りっていうか、元に戻ったんですけど』

    「……とりあえず、敬語。やめて」 妹『ご、ごめんね、お姉ちゃん』

    (……あたしが妹ちゃんを突き放して帰ったのが、相当、効いてるんだろうけど……)

    『それで、お兄ちゃんに何かプレゼントして、ちゃんと仲直りしたいの』

    「それ逆じゃない?」 妹『ダメかな』 女「ん~……」

    (……あたしの方も、兄と話す機会欲しいしね)

    「ん、おっけ~。付き合うよん」 妹『ありがと、お姉ちゃん!』 女「ん……」

    66 = 1 :

    「お兄ちゃん、今日は出かけるから晩御飯は……」

    「あー。適当に食っとく」 妹「ごめんね」 兄「いいって」

    「いってきまーす!」 兄「おう」

    (……平和だなー。昨日は声も聞こえなかったし)

    「……ふぁー……だりぃー……」

    67 :

    百合なら寝取られ苦手な奴でも美味しく読める不思議!!

    68 = 1 :

    「ん? もうこんな時間か。晩飯どうっすっかな~」

    「……外に行くか」

    ポチポチポチ

    「……おう、暇か?」 友『忙しい』 兄「何してんだ?」

    『息吸ってる』 兄「そうか。今から飯行くぞ」 友『どこよ』

    「決まってねえ」 友『ちっ』 兄「おごりだぞ」 友『よし今からそっち行くわ』 プツッ

    69 = 1 :

    「寒ぃー」 友「寒ぃー」

    「ん……どうする?」 友「ファミレス以上な。吉野家は却下」 兄「おごりの分際で」

    「……じゃそこらのファミレスで……ん?」

    「…………?」「……、…………?」「…………」

    「あれ……妹と女か?」 友「あん? どうかしたか?」 兄「いや、あれ……」

    「どれだよ?」 兄「いや……さっきあそこに……」 友「……? いいから早く飯行こうぜ」

    (……腕組んで歩いてるように見えたけど……結構遠かったし、見間違いか……?)

    70 = 1 :

    腹減ったんで休憩

    72 = 1 :

    「ただいまー」

    「おかえりお兄ちゃん!」 女「……おかえり」

    「……女、来てたのか。メールしてくれればいいのに」

    「やっ、うん。さっき立ち寄ったばっかだからさ」

    「そうなのか……?」

    「ん。それで……妹ちゃんが、渡したい物があるって」

    「これ……」 兄「腕時計?」 妹「うん。仲直りに……」

    「あー……っと……」 女「喧嘩なんてしてないんでしょ」 兄「ん……悪ぃ」

    「謝る相手が違う」 兄「ごめん、妹」

    「いいよ。……その時計、大事に使ってね」 兄「ん、ああ」

    73 = 67 :

    差し出がましいだろうけどハッピーエンドオナシャス
    兄の両手に花を添えて、君の心にハッピーターン

    74 = 1 :

    「あ~。じゃ、あたし帰るわ」 兄「え? もうか?」

    「あんまり遅くなると大変だしね」

    「あ、そうだ! 泊まっていこうよ!」 兄「……ああ、前に言ってたな。いんじゃねえの?」

    「でも……ほら……」

    「泊まってけよ。妹と話したいって言ってたろ。俺も、しばらく話してなかったしさ」

    「ねえ、お姉ちゃん……」 女「う……うん……」

    (お姉ちゃん……?)

    76 = 1 :

    「それで、あんたがいない間に相談に乗ってあげてたってわけ」

    「悪かったな……その……」

    「いいよ。お兄ちゃんも外で遊びたかったんでしょ?」

    「妹ちゃん、自分が悪いんじゃないかってへこんでたよ~?」

    「うっ……本当にすまん」

    「いいよ、もう。友くんと何してたの?」 兄「グダグダゲームしたり……」

    「ずっとグダグダしてたんでしょ。目に見えるわ~」 兄「うっせー」

    (……こうして女と妹と、他愛ないこと喋ってるだけでいいんだよな。うん。俺が変に意識しなければ……)

    77 = 1 :

    「話してる間にずいぶん時間経ったなぁ」

    「んー……」 女「妹ちゃん、眠そうだね~」 妹「お姉ちゃんは眠くないの……?」

    「まだまだ全然平気よ~。妹ちゃんより大人だかんね~!」

    「その、お姉ちゃんっての……いまいち慣れないなー」

    「私とお姉ちゃんの間には、お兄ちゃんの知らない時間があるんだよ?」

    「何だ、それ?」 女「ほら、ずっと相談に乗ってあげてたからね! あんたが家にいなかったせいで!」

    「あー、だから悪かったって」 妹「んー……私、部屋に帰るね」 兄「ん、そうか」

    「お姉ちゃんも行こ?」 兄「えっ?」

    「お姉ちゃん、女の子でしょ? こんな遅くにお兄ちゃんと二人っきりでいたら、お父さん達に怒られるよ?」

    「それは……まあ……」

    「行こ、お姉ちゃん。お兄ちゃんに襲われちゃうよ?」 兄「お、襲うかよ!」

    「ん……じゃ、おやすみ」 兄「おう」

    ガチャッ   バタンッ

    79 = 1 :

    「お姉ちゃん、私の部屋に入るの初めてだよね?」

    「……あ、うん……」 妹「どうぞー」 女「お邪魔します……」

    「……」 女「……あ、あの」 妹「なぁに、お姉ちゃん?」

    「布団あるかな?」 妹「どうして?」 女「ほら、あたしが眠る場所ないし……」

    「ベッドがあるよ」 女「……い、妹ちゃんは?」

    「……」 女「……あ……あたし、床で大丈夫だから」 妹「電気、消すね」

    カチッ

    「えっ、やっ、ちょっ」 妹「こっち」 グイッ 女「きゃっ!?」

    ポフッ ギシィッ

    「は、放し……っ!」

    「うちの壁って、そんなに厚くないの。部屋で大きな声を出すと、他の部屋まで聞こえちゃうんだよ?」

    「……っ」 妹「お姉ちゃん……もう一回だけ、聞くね。……私のこと、好き? 嫌い?」

    「…………ず、ずるいよ、その聞き方は……」 妹「ふふっ。それじゃ答えたのと一緒だよ?」

    チュッ

    80 = 1 :

    さて、百合のセクロスシーンなど書いたことがないのだが
    ついでに百合自体も書いたことがないのだが。キンクリしていいだろうか

    81 = 11 :

    兄視点で悶々とした声のみというのは?

    82 = 1 :

    >>81
    それでいいならそれで。つーか読んでる奴ほとんどおらんし細かいこと気にしなくていいか

    83 = 54 :

    うむ

    86 = 11 :

    >>82
    さるが居なくなったお陰で余分なしえんが要らなくなったからだろう。

    87 :

    ずっと見てる

    88 = 8 :

    >>82
    採用してくれた恩は忘れておらんよ。
    書ききってくれ。

    89 = 1 :

    「ん……ぅっ、ふぅ……ん……っ!」

    (……なに……か……遠くで…………聞こ……える……ような……)

    「ふぁ……あっ……ダメ……」

    (……夢……か…………んっ……)

    「やっ……やっ……んぅ、あ……あ……っ」

    「お……ちゃ……こえ……お……ないと……きこえ……うよ…………?」

    「……だ、だって……っ」

    「……」

    「……っ、…………ぁっ、ん……あ…………ふぁ……っ」

    (…………女に…………似て……るなぁ…………ん…………)

    「……あっ、あぁっ、無理ぃ、声っ、あっ、あぁ……っ!!」

    90 = 1 :

    「…………なっ!」 ガバッ

    (今、女の声が……本当に……っ!?)

    ガチャッ バタバタッ

    「……おい、妹! 入るぞ!」

    ガチャッ

    「……んー……なぁに……?」

    「女は……」 妹「……女さん、女さん……」

    「ん……? な、なに? 何かあったの?」

    「何か……って…………お前ら、なんで一緒の布団で寝てるんだ?」

    「ふふっ、仲良しでしょ?」 兄「いや……」

    「妹ちゃんにせがまれて、つい……」

    91 = 1 :

    「…………さっき、何かしてなかったか?」 妹「何かって?」

    「それは……その……」 女「……こんな時間に起こしておいて、その態度はないでしょ」

    「…………悪い。寝惚けてたみたいだ」 妹「ううん、いいよ。おやすみ、お兄ちゃん」 兄「……おやすみ」

    ガチャッ バタンッ

    「……良かったね、ばれなくて」 女「……っ」 妹「続き、しよっか。今度は声出さないように頑張ろうね」

    92 = 11 :

    いい、いいじゃないかぁ

    93 = 1 :

    「おはようお兄ちゃん!」

    「ん……おはよ」 女「ふぁ……あ~」

    「……眠そうだな」 女「誰かさんが夜中に叩き起こしてくれたおかげでね」

    「ん……悪ぃ」 女「気を付けてよね」

    「朝ご飯できてるから二人とも先に座ってて」

    「……」 女「……」 兄「珍しいな」 女「……何が?」 兄「お前が黙ってるの」

    「……低血圧なのよ」 兄「そうか」

    「女さんってパンとご飯、どっちが好き?」 女「ん~、パンかな」

    「お兄ちゃんはいつも通りご飯でいい?」 兄「ああ、うん」

    (……普通、だよな? おかしい所なんてないよな? ……そのはず、だよな)

    94 :

    まーた妹が強いSSか
    そっとじ

    96 = 11 :

    夜中体力の限りを尽くした訳か……

    97 = 1 :

    「それじゃあたし、そろそろ帰るね」

    「おう。またな」 妹「また来てね、お姉ちゃん」

    「うん……また来るね。じゃ~ね」

    ガチャッ バタンッ

    「……昨日の夜、本当に何もなかったんだよな」

    「……? 何もって?」

    「だから……」 妹「お兄ちゃん、何か変だよ? どうしたの?」

    「……あー、もういい。俺が悪かった」

    「ふふっ、お兄ちゃんは悪くないよ? 変なの」

    (……変なのは俺か。そうだよな……)

    98 = 1 :

    「でさ、友が店員に『このメニューおかしくね?』って言ってさ」 女「……うん」

    「……聞いてるか?」 女「聞いてるよ」 兄「……そっか。それで、その店員……」

    「ごめん。今日具合悪いから帰っていい?」 兄「あ……うん……」

    99 = 1 :

    「おかえりお兄ちゃん!」

    「……ただいま……あの、さ……」 妹「なぁに?」

    「お前、女とメールしたりする?」 妹「たまにするよ」

    「……何か、話聞いてないか? 最近変わったこととか、そういうの」

    「ないと思うけど」 兄「……そっか」 妹「何かあったの?」

    「何かあった、ってわけじゃない……でも……」 妹「うん」

    「……お前にこんな事話しても仕方ないか」 妹「えー!」 兄「忘れろ」

    「……私はいつでもお兄ちゃんの味方だよ。何でも相談してくれていいからね」

    100 = 1 :

    「……兄、あのさ」 兄「ん……?」

    「あたし達、別れよ」 兄「……理由、聞いていいか?」

    「あたしの中で兄が一番じゃなくなったから、かな」

    「……」 女「別に兄が嫌いになったわけじゃないけど、なんか、冷めちゃった」

    「冷めた、か」 女「うん、ごめん」 兄「……もう無理か?」 女「うん」

    「……わかったよ。じゃあな」


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